木星軍所属遊人隊。彼等は主戦場が宇宙に移った後も地球に残り、木星兵器の失敗作の破壊任務を遂行していた。
しかし、ここで疑問がひとつ湧いてくる、彼等は補給をどうしていたのだろうか?地球上に彼等を手助けする勢力は今のところ無い(クリムゾンとも戦火を交えている)
これはその疑問を解き明かす物語である。
三軍神参上!
外伝1〜一枚のディスク〜
「「失礼しました。」」
ナデシコの一室から男性が二人出てくる、一人は優人部隊の白い制服を着こなした黒髪短髪の男、もう一人はそれと反逆するような黒い制服を着た巨人だ。
「・・・・何で強盗なんて働いたんスか?」
黒髪短髪の男、優人部隊所属の三郎太が脇に立つ巨人に呆れた口調で話しかける。
「いや・・・そこに物資があったから・・・」
黒い制服を着た巨人、遊人隊所属の富士が涙ながらに呟いた。
それは舞歌の一言から始まった。
「依頼があった補給の件だけど・・・ネルガルに頼んでおいたから。」
「はい?」
「だって、私達も宇宙に行くし・・クリムゾンに頼むと何要求されるかわかんないし・・というわけで治安維持の名目でネルガルに貴方たちの補給物資の件、頼んでおいたから。」
「いや、いいんですか?俺らがきっかけでナデシコとのラインがばれても。」
「いいのよ、ばれなきゃ。」
「いいんですか!?」
「ま、それは置いといて・・今ナデシコが宇宙出発直前の準備をしてるから、そこに行って責任者と直接、物資量とか交渉してね。」
「ナデシコに?本社とかじゃなくてですか?」
「いや、ドサクサ紛れにあの戦艦、会社上層部の人たちがたくさん乗っててね。それに貴方たち、あちらに多大な迷惑かけたらしいし
手打ちの意味も込めて直接行ってきてほしいのよ。ちょうど北斗や優華部隊+オマケも乗ってることだし・・・」
この時点で舞歌が言った迷惑の意味は、二回にわたっての交戦のことを言っていたのだろう。
しかしそれ以上に彼等はネルガルに対して負い目があった。
彼等は地球到達時に目の前にあったネルガルの物資を盗んでいる、しかもそれに気付いた警備兵を鎖で縛ってだ。
これは俗に強盗といわれる行為である。
このアキレス腱を金銭の鬼プロスペクターが見逃すわけが無かった。
「・・・・というわけだ。」
「・・つまり・・・補給が欲しければ・・・この間盗んだ・・・物資を返還して・・・・誠意を見せろと・・・?」
「え〜、修理やその他諸々いろんなことに使っちまってほとんど残ってないぜ?」
机を囲み、富士の説明を大島、諏訪が受けている。
この二人は交渉には参加せず艦内を見学していた、
なおその間にも二人は多々の事件を残したがそれについては筆を改めたい、っていうか文章にするのも悲しいぐらいの事件ばっかです(笑)
それはさておき三人はそれなりに悩んでいた、
「う〜む・・使ったものは返せんし。だいたい、あちらさんの会長は千沙さんの秘蔵写真セットでどうにかできるって聞いてたのに・・」
「んなことばっかやってるから・・会長、会談の席からはずされたらしいな。それはともかく、またバイト生活か?」
「・・・・任務中に・・・そんなことは出来ない・・・」
「どうするか・・」
話が膠着状態に陥ったとき、
「特盛火星丼、ランチB、パエリアと小サラダお待たせしました!」
三人に向かい、若い女性の声が投げかけられた。
「お!来た!」
「ま、とりあえず飯食ってからにしますか。」
「・・・・腹が減っては・・戦は出来ぬ・・・」
三人がいる場所はナデシコの食堂だった、こんなとこで飯待ちの間に話し合ってる時点で、こいつ等にとっての深刻のレベルが見て取れる。
「ん・・飲み物が無えな。」
「誰が持ってくんだよ?」
「・・・・ジャンケン・・」
もはや議題の中心は、ジュースを誰が買ってくるかに移ったらしい。前言撤回、深刻さの欠片も無い。
「大島、俺、烏龍茶な。」
「・・・・牛乳・・・」
二十回にわたるアイコで無駄なチームワークを見せつけた後、大島が一人負けを喫したらしい。
「ちくしょう・・・・この右手が・・・なんでグー出したかな?」
ぶつくさ言いながらも、自動販売機に向かって大島はジュースを買いに行った。
「やれやれ、無駄な時間を食ったな、飯が冷めちまうぜ。」
「・・・・一足先に・・・いただこう・・・」
二人がそれぞれ目の前の飯に箸をつけようとしたとき、
「ちょっといいですか?」
優華部隊隊長、各務千沙が二人に声をかけてきた。
「「駄目」」
顔も向けずに飯を食べながら二人が即答する。
「・・言い方が悪かったですね。・・こっち向いてください。」
なんかやけに声に怒気がこもっていた為、箸を止め顔を上げる。
――――青筋寸前なほどに怒気を放つ千沙がいた。
「えっ・・・いや、何でそんなに怒ってるんだ?」
富士が気おされながらも質問する。
「わからないんですか?」
やけに怖いものを言葉裏に隠しながらも千沙が冷静に答える。
「・・・・・あれか?・・到着早々・・大島とディアとか言うAIが・・・喧嘩して・・・その余波で格納庫の一部が・・・吹っ飛んだことか・・?」
「いや〜今まで散々ジャリガキ呼ばわりされた怒りが爆発したんだろうな。」
「ちがいます。」
「んじゃあ、あれだ!強引にジュウジン分解しようとした整備班のオッサンを諏訪がいきなり足元にあった蛍光灯でぶん殴って整備員と大乱闘!」
「・・・・あれは・・あいつが悪い・・俺は一応口で止めた・・・・」
「『触るとヤバイぞ』の一言だけじゃあ口で止めたことにはなりません。それでもないです。」
「・・・・泣きべそで・・・突っ込んできた子供を・・富士が十八文キックで吹っ飛ばして・・・壁にめり込んだ子供を・・・放置してきたことか?」
「ありゃあ医務室に運ぼうとしたら、大島が『このガキはほっといても大丈夫だ。むしろそっちのほうが幸せだ。』って力説するからおいてきたんだぜ。」
「そんなどうでもいい事ではありません。もっと重大なことです。」
「あ、万葉といちゃついてたヤマダとか言う男を大島が白鳥だと勘違いして『この腐れ浮気者が!!』って言っていきなり殴りかかったことだ!」
「・・・・ついに三人目に手を出したのかと思ったらしいな・・・・・・」
「そんなこともやったんですか・・・っていうかなんで白鳥さんとヤマダさんを間違えるんですか?」
「そっくりじゃねえか。」
「・・・・・瓜二つ・・・・」
「(怒)・・・・まあそのことは後でゆっくりと話しましょう。もういいです、言います。例の窃盗のことについてです。」
何か話がダメな方向に脱線しそうになったため、千沙が話を切り上げるが、
「何だそんなことか。」
「・・飯を中断させるぐらいだから・・何かと思ったら・・・・・」
その結論を聞き二人は興味を失ったのか、再び飯を食べ始めた。
ぷちっ
・・・・・・・・・・・・・・・・・直後、食堂に般若が誕生した。
「・・・別に誇りで生きろと言っているわけではありません、ただ木星軍人としてのモラルの最低ラインが・・・」
「はい。」
「・・・・・すいません・・・」
流石にこれ以上はまずいと感じたのか、箸を止め、千沙の説教を二人は俯いて聞いてたが、
そこに空気が読めない馬鹿が来た。
「何やってるんすか?千沙さん?だめですよ、んな顔しちゃ〜。シワ増えますよ?」
大島がジュース両手に、やけにハイテンションに帰ってきた。
『シワ』の一言で動きが止まった千沙がやけに怖い、もろ正面の富士、諏訪は明らかに怯えている。
バカが言葉を続ける、
「そんなオーラ出してるから、九十九争奪戦の掛け率が3対7に・・・」
ガシッ!!ブン!ガキ!!グチャ!!!
「・・・・もういいです。また今度で・・」
ため息交じりのセリフをはきながら、千沙は三人の目の前から去っていった。
「・・・助かったのか・・・」
「いや、なんか見捨てられたような気がするが・・・・」
諏訪、富士が安堵の視線で千沙を見送る。
その足元には机に叩きつけられ、うつ伏せになり、血を流し軽く痙攣している大島が居た―
いや、机にというのは正確ではない、机はへし割れて地面に直に叩きつけられている。
「ありがとう、スケープゴート。」
「・・・・お前の事は一生・・・忘れない・・・」
二人は大島に別れの言葉をかけ、別の席で間一髪救助した料理を食べ始めた。
ちなみに破損したテーブル代も払わされたのは、あくまで余談だ。
「助けろや!!」
五分後復活した大島が突っ込みを入れた頃には、二人はそれぞれ完食していた。
「お前なんでそんなにハイテンションだったんだ?なんかいいことあったのか?」
富士が茶を飲みながら本題から話をずらす。
「ふふふ・・・良くぞ聞いてくれました!!」
叫ぶや否や大島は机の上へと駆け上がり、一枚のディスクを掲げポーズをとった。
食堂からかなり迷惑そうな視線で睨まれているが、そんな事を気にするほど繊細な男ではない。
「俺がつり銭あさりをしていたその時!ボックスの裏にこんなものが厳重に貼り付けてあった!ここに書かれている『秘』の文字からしてお宝である事は明白!!」
確かにディスクには御丁寧に『秘』と書いてあったが・・・
((怪しすぎるだろ!?))
下で見つめる二人の意見見事なほどにシンクロしていた。
「多分俺の勘じゃあ、宝の地図といったところだな。」
「いや、戦艦発の宝の地図って聞いた事ねえし。」
「すみません、それ私たちの物なんですが。」
「「?」」
大島と富士が漫才を始めようとしたが、女性の声がそれを止める。
気が付くと三人の席の周りはホウメイガールズの五人に囲まれていた。
「返していただけますでしょうか?」
リーダー格のサユリが丁寧な口調で聞いてくるが、その裏には妥協も許さない意思が見て取れた。
「ただで?」
大島が拾い物のくせに値段をつけようとする。
「食券五枚分払います」
間髪いれずサユリが答えたのを聞き、
「「!」」
脇で聞いていた富士、諏訪の顔色が変わった。
(五枚分・・・即答で言ったという事はこのディスクには少なくともソレの三倍以上の価値が・・・惜しすぎる!)
(・・・・・・しかし断れば・・・どんな目にあうか・・・となると・・・・・奴の次の行動は・・・・・)
二人が目をやった次の瞬間、
大島はジャンプ一閃、一気に入り口へと跳んでいき――
そのまま外へと逃げ出した。
((持ち逃げだ))
大島の行動に追いつかなかったが、またも二人の考えはシンクロした。
「!逃げた!」
「すぐ追わないと!」
「あれが外部にでも流れたら・・」
「緊急事態です!他の構成員にも連絡を!」
「待て〜〜!」
ホウメイガールズの五人はきれいにセリフを分けながら、大島を追っていった。
「ちょっとあんた達!・・・・まったく、これから昼時だって言うのに・・・」
ホウメイの呟きを聞いた二人は、
「あの〜ちょっとすいません・・」
「・・・少々・・・お願いが・・・」
何かを思いついたのか、腰を低くしてホウメイの方に擦り寄っていった。
「アキト・・・」
ナオが厨房に入っているアキトに話しかける。
「?なんですかナオさん?」
「ちょっとあっちを見てみろ。本来ホウメイガールズの誰かが入っているはずのカウンターに見慣れないゴツイ奴が居るんだが・・・
目が悪くなったのかな、俺。」
ナオの視線の先では富士がカウンターで食券をさばいていた。
「いや、あの人たちは・・・・」
アキトが何かを言おうとしたが。
「・・そんな・・・怪しい・・サングラスをしていたら・・・目も悪くなるだろう・・・」
背後で皿洗いをしていた諏訪が話に割り込んでくる。
「・・・あんたが・・・ヤガミ=ナオか・・・まさに話通りの人物・・・」
「誰だお前?」
「木星遊人隊の諏訪さんです、あっちで働いている大柄な人が富士さんだそうで・・なんでも資金難だからバイトして帰ると。」
アキトがナオに大体の概要を説明する。
「ふ〜ん木星出身のわりに器用だな。?・・ところで、そちらさんで伝わっている俺の話って?」
「優華部隊の・・・百華発だ・・・周りに・・身体的特長・・名前に生年月日・・・趣味まで触れ回っていた・・・何でも・・・運命の人だとか・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
ナオの顔から冷や汗がこぼれる。
「・・・・そう言えば・・この恋を・・・邪魔するものは・・・どんな障害でも叩き潰すと・・・幸せだな・・・お前」
「俺は無実だー!!!」
諏訪がセリフを言い終わった直後、ナオは駆け出して何処かへ行ってしまった。
「・・・なんだ?・・あれは・・・?」
「まあ、近頃ナオさんもいろいろあって。それより、本当にそういったんですか?」
アキトが訝しげにきく。
「いや・・・・嘘だ・・・・本当は・・・神でも殺す・・・と言っていた・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
アキトが無言になったため、諏訪が仕事に戻ろうとしたとき、
ピーピーピー
諏訪の通信機が鳴り響いた。
『真剣はヤバイって!!死ぬから!普通に!おい!諏訪聞こえてんなら助けに・・・・』
プツ
諏訪は無言で通信機を切り皿洗いへと戻った。
「これお願いします。」
整備員の一人が食券を差し出す、心なしか声が戸惑っているが。
「分かりました!ホウメイさん、ランチ2に火星丼1です!」
富士が元気に厨房へと叫ぶ、
「はいよ!カレー三つにカツ丼、あがったよ!!」
「わかりました!いや〜やっぱこういう仕事してると生きてる!って感じがするな〜♪」
上機嫌で料理を取って席へと運んでいこうとした直後、
ピーピーピー
富士の通信機が鳴り響いた。
『何で消火器持ってんだ!ってそのスパナは・・・まさかこの間乗ったときの格納庫での惨劇は・・おい!富士!お前ハードコア好きだろ!?』
「今忙しいんだから後にしろ!」
プツ
速攻で通信機を切り富士は仕事へ戻っていった。
(ふっ、友情なんて・・はかない物だ。やはり最後に信用できるのは己のみ・・・)
トレーニングルームの天井に張り付きながら、やけに哲学的なことを大島は考えていた。
こんな蜘蛛人間並みの野郎の心配するだけ、脳内容量の無駄だと思うが。
「なにしてんの?そんなトコで?」
「!」
いきなり声が聞こえたので、下を覗き込んでみると、赤毛の少女が無邪気そうな顔でこちらを見ていた。後ろには例のごとく零夜がついている。
「なんだ、北斗か。」
安心して大島が天井から降りて北斗に近づくが、
「・・お前しばらく見ないうちに雰囲気変わったな〜。」
見ると北斗はやけに女らしい洒落た格好をしていた、前回の優人部隊の制服を着ていたときとはえらい違いだ。
「わたし北ちゃんじゃないよ?枝織だよ♪」
北斗ではなく枝織に人格がチェンジしていたが・・・・
「?ああ、姉妹か。」
大島は事情を知らないのか、状況がいまいち理解できないらしい。
「いや姉妹じゃなくて。なんて言ったらいいのかな?わたしは北ちゃんじゃないけど北ちゃんで・・」
「わけわからん。もしかして従兄弟か?」
「だからそうじゃなくて・・」
話は平行線をたどっていたが、
「大島さん、わたしが説明しますのでちょっと・・枝織ちゃん、少しの間ここで待っててくれる?」
零夜が暗い口調で大島を部屋の外へ連れて行った。
廊下で大島と零夜が深刻な口調で話しこんでいる。
「なるほどね・・枝織ちゃんは北辰が自分の御しやすいように造った人格だって言う事か。」
珍しく深刻な口調で大島が呟く。
「ええ・・・って大島さん?大丈夫ですか?」
零夜が目をやると、大島は今まで見たことのないような真面目な表情で何かを考えていた。
「ああ、大丈夫だ。枝織ちゃん、あんなところに一人残されて心細いだろ?早く行ってやってくれ・・」
そう言うと俯いたまま廊下の長椅子に腰掛け、そのまま黙り込んでしまった。
零夜も声をかけることが出来ず、そのまま枝織の元へと戻っていく、
短いようで長い―――静寂が周りを包んだ。
「原初の罪は許されること無く、新たな業を作り出す・・・」
シリアスに呟きその場を去ろうとしたが、
「いやがったな!さっさとそのディスクを渡しやがれ!」
大島を探していた、TA同盟の一員リョ−コに見つかり、
「わー!真剣野郎!くんなー!!」
「誰が野郎だ!まちやがれ!」
いつも通りのテンションに戻りその場を逃げ出していった。
・・・・・つくづくシリアスな雰囲気が似合わない男だ。
半日後
所変わって陰月のブリッジ
「あ、お帰りなさい。どうでした?」
留守番していた市川が三人を出迎える。
「んなことどーでもいい!いっちゃん、このディスクを再生してくれ!」
大島が懐からディスクを取り出す、どうやら何とか同盟の手から守りきったようだ。
「なんですかこのディスク?」
「宝のありかが示してあるんだ!」
大島の中ではすでにこれは宝の地図と言う事で脳内完結したらしい。
「いや、そんなんじゃねえだろ?」
「・・・ありえん」
富士と諏訪が思わず突っ込む。
「うるせえ!薄情ものども!分け前やんねーからな!いっちゃん、再生を!」
「はい、わかりました。」
直後モニターにディスクの中身が再生された。
「これはいったいなんですか?」
「・・・・なぜこんなものが?・・・」
「富士、これ借金返済に使えねえか?」
「ああ、マスターテープのようだしな。しかし気をつけないと。失敗は死につながるな。」
四人の呟きが陰月ブリッジに響き渡った。
人をそこまで驚愕させた、ディスクの中身は一体なんだったのだろうか?四人はディスクについて頑として口を割らない。
今だ真相は闇の中である・・・・・
追伸
遊人隊の借金の返済は予定の五倍のスピードで完了した。
追伸2
戦時中に市場に「激撮!ナデシコ一番星コンテスト!」という名前のテープが出回った、
品質の良さをウリに裏で莫大な売り上げを確保したらしい。
追伸3
ある日、同盟に摘発されたウリバタケのパソコンの中に、なぜか優華部隊や北斗の秘蔵写真が入っていた。
どうやら、木星側に内通者が出来たらしい。
追伸4
破損したテーブルの弁償は富士、諏訪のバイト代と相殺された。
追伸5
戦後、これらの行為は明るみに出てえらい事になった。
〜おしまい〜
後書き
中途半端に軽い話です。コメディって書くの難しいですね。異伝はダーク、外伝は軽くと言うポジションで書いていきますので。
個人的に気になったウリバタケたちが命がけで作成した『一番星コンテスト』のテープの顛末について書いてみました。
同盟の手を逃れテープは市場流出・・人の執念見せてもらった(笑)
次回は久々の三軍神本編です。それでは失礼します。
最後の追伸
後書き?は作者の相方の某解説野郎、制裁後の重体のため今日はお休みです。
解説スパット(以下S)「まてーえ!!」
ふじいさん(以下F)「ぬ!?生きてたのか?」
S「当たり前だ!まだ本編は終戦してないんだから生きてるに決まってんだろうが!」
F「いや〜ごめん、もう一作の方と間違えてたわ。」
S「超人大戦の方か?確かにあれは終戦後だが。でも、あれとなんで間違えるかな・・・」
F「大島だけギャグキャラとして特別に・・・・」
S「?・・なんか言ったか?」
F「いやなにも?第一、お前に来られてもネタないぞ?まさかお遊び半分の外伝で機体紹介するわけにもいかないだろうし・・・
キャラ紹介はまだ伸ばしたいし・・・」
S「裏設定とかないのかよ!?」
F「あ、作中で富士と諏訪が食堂で働いていますが、彼等はバイト暮らしの生活が長いためそれなりに何でもこなせます。」
S「そこはかとなくどーでもいいな。」
F(無視)「遊人隊の三人の生活力はたぶん木星屈指かと。」
S「そんな能力いらねー!!」
F「次回をお楽しみに〜」
S「あ、勝手にしめやがった!・・・それじゃあ次回もヨロシク!!」
代理人の感想
・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱ犯罪行為?
つーか軍人としてとは言わないまでも人としてのモラルはどこへ行ったw