「ああっ!」「何ぃっ!?」
金色の光が膨れ上がり、まばゆく輝く「気」が周囲の土くれを吹き上げる。
先程まで土砂に埋もれた石ころの様に動かなかったゴッドナデシコが、
金色の輝きをまとって立ちあがっていた。
「ゴッドナデシコ、ハイパーモード・・・!」
金色のオーラを纏い、智拳印を結んだアキトがメティに語りかける。
「メティちゃん・・・・!思い出すんだ!
俺達が望んでいたのは・・・こんな戦いじゃなかった筈だ!
そう・・・俺達ファイターは自分の心を拳で伝えるより他に術がない!
だからメティちゃん・・・魂を失った今の君と戦う事に、俺は何の興味も湧かない・・・退屈なだけなんだよ!」
悲しそうに、アキトがハイパーモードを解く。
金色の輝きが雲散霧消し、悲しげなまなざしがメティを見つめる。
「アキト!?」
「馬鹿な!危険過ぎる!」
「いいや、今だ!バーサーカーモード・フルパワー!」
クサカベの命令に従って、システムが植え付けられた狂気を限界まで強める。
「う・・・うぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
狂気に突き動かされるメティは右手に禍禍しい赤光を集中させ、必殺の剣としてアキトへ撃ち放つ。
「メティィィィィィィッ!」
アキトが右手に纏わせた熱い闘気でそれを防いだ。
メティが狂気の咆哮を響かせつつ、更に押しこむ。
「えぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「シャッフルの証よ・・・願わくばメティちゃんの、熱き魂の拳を呼び戻してくれぇっ!」
アキトの絶叫。赤光を防ぎ続ける右手に輝く紋章が浮かび上がった。
ゴッドナデシコの背の六枚の翼が開き、再び輝く日輪を形作る。
「頼むぅっ!」
胸のエネルギーマルチプライヤーが展開し、キング・オブ・ハートの紋章を浮かび上がらせる。
全身が再び金色の輝きに包まれ、ゴッドナデシコはその秘めたる力を顕現させた。
「爆熱・・・ゴォッド!フィンガァァァァ!」
ゴッドの右手から放たれる、熱き魂の闘気が禍禍しい光を押し返す。
それは、躱す暇もなくノーベルナデシコを直撃した。
メティの肉体と、そして心をアキトの熱い炎、アキトの心が包む。
「メティ・・・メティィィィィッ!」
(そう・・・そうだよねお兄ちゃん・・・こんな戦いはいけない・・)
メティの目に燃えていた殺意の輝きが消える。
「いけないよね・・・・」
そのまま彼女の肉体と意識は熱く、暖かい炎の中に呑み込まれていった。
ノーベルナデシコの赤い輝きが消えた。
同時にコックピットの催眠システムとクルーデッキの誘導システムが火を吹く。
「うおっ!?」
クサカベが悲鳴を上げ、飛鈴が呆然と呟く。
「誘導装置が・・・焼き切れて・・・」
二体のナデシコを中心に、光が爆発した。
「アキト!」
「メティッ!」
「大丈夫・・・大丈夫だ。あの二人が・・アキトがあんな事でどうにかなる訳がない!」
駆け出そうとするミリアを押しとどめ、抱きしめながら自分に言い聞かせるかのように呟くナオ。
群集が騒ぎ始める。
「どうなったんだ?」
「見ろ、両方とも倒れているぞ!」
「ダブルノックダウンか!?」
「いや・・ゴッドナデシコが立っている!」
「見ろ!ノーベルナデシコもだ!」
ふらつきながらもゴッドが立ち、それを追うようにノーベルナデシコも立ち上がる。
バーサーカーシステムの後遺症(人間の限界を無理矢理引き出すのだから当然だ)に
メティの目は霞み脚はふらついていたが、それでも彼女は立った。
「まだ・・終われない・・こんなんじゃ終われないよ・・・!」
「やっと・・元のメティちゃんに戻ったね・・」
優しく語りかけるアキト。
「御免ね・・・折角のファイトだったのに・・・」
「いいや、これからじゃないか、俺達の戦いは!」
「・・じゃあ、まだメティと戦ってくれるの?」
「もちろんだよ、メティちゃん!」
「なら・・・」
「「勝負!」」
再び二人の顔にあの楽しそうな微笑みが浮かぶ。
「俺のこの手が真っ赤に燃える!」 「私のこの手が真っ赤に燃える!」
アキトの言葉にメティが唱和する。
「勝利を掴めと!」
メティが返し。
「轟き叫ぶ!」
アキトが締める。
二人の拳が正面からぶつかり合う。
ゆっくりと、ノーベルナデシコが倒れた。
観衆から大きな、とても大きな歓声が上がる。
歓声と、二人の健闘を称える声にに包まれながらゴッドナデシコがノーベルナデシコを抱き起こす。
「大丈夫かい、メティちゃん・・・?」
「うん、でも、あたしとっても疲れちゃった・・・少し寝るね・・・」
「ああ・・・ゆっくりお休み、メティちゃん・・」
そのまま糸が切れたように眠り込んでしまうメティ。
キトは腕の中のメティの、そんな寝顔を優しく見つめていた。
「ふふふ・・前言撤回。メティス=テア、なるほど磨けば光るかもしれないね・・・
また一つ楽しみが増えたよ・・・ふふふ・・はあっはっはっはっはっは!」
大歓声に包まれる試合場とは裏腹に、ネオスウェーデンのクルーデッキは酷く静かだった。
メティを見つめ、一言一言飛鈴が言葉を紡ぎ始める。
「クサカベ閣下。今やメティは私たちの思惑を超え、人間として成長し始めたのです。
もう私達には、彼女を縛る事は出来ませんよ。こんな機械は・・・」
オブザーバー席のクサカベが立ちあがった。
彼女にすら底冷えを覚えさせるほど、恐ろしく冷たいクサカベの目が飛鈴の言葉を中断させる。
「空飛鈴技術少佐。君は何か・・そう、何かを勘違いしているようだな。
メティスの存在意義は国家の為に戦い、勝つ事、ただそれだけだ。それ以外にあれの価値はない。」
(!)
「・・・・メティは、ただナデシコファイターとして戦う為だけにのみ存在する、と?」
微妙に変化した飛鈴の口調にも気がつかず、熱論を振るいつづけるクサカベ。
「無論だ。その為に軍は彼女を養ってきたのだからな!考えても見たまえ。
システムの維持や試作品たるメティスを選抜するだけでも随分と“コスト”がかかっている。
効率と言う点からすれば当初の試算に比べ大幅に低い水準にとどまっている。
優勝・・・少なくともそれなりの実績を残さなくてはこのプロジェクト自体の意義も危ういものになりかねない。
大体あれの命令違反を許さず、最初からバーサーカーシステムを使用していれば勝てた筈だ!
我々に必要なのはメティスの肉体と戦闘能力であって、それ以外の・・・・うぅっ!?」
突然、クサカベが胸をかきむしって苦しみ始めた。
額には脂汗が浮かび、立ち続けることも出来ないのかデッキの外壁によりかかってそのまま座りこむ。
対照的に、飛鈴は酷く冷静だった。
「大丈夫ですか?クサカベ中将閣下・・・。」
「む・・胸が・・・」
「興奮しすぎたのでしょう。ゆっくりお休み下さい。」
「ふぇ・・いり・・・ん・・」
(もう、取り返しのつかない事もありますけれど・・埋め合わせはしなくてはいけません。貴方も、そして私も。)
だが飛鈴の、そのかすかな呟きがクサカベの耳に届くことはもうなかった。
目を閉じたまま、メティは意識を取り戻した。
バーサーカーシステムを使った副作用・・全身の筋肉痛がゆっくりと意識を覚醒させてゆく。
だが、いつものような頭痛と胸のむかつきはなく、
心地良い倦怠感と疲労感がそれに取って代わっていた。
そして、右手がほのかなぬくもりに包まれている。
(そっか・・・アキトお兄ちゃんのおかげだよね・・。)
うっすらとまぶたを開く。
メティ専用の「控え室」・・。だが、今そこにいるのは自分を物のように見る医療スタッフではなく、
暖かいまなざしを向けてくる数人の男女であった。
知らない・・けれども何故か懐かしい印象を与える女性が自分の手を握っている。
なぜか、メティはその女性から目を離せなくなっていた。
落ちた水滴が水面に波紋を描くように、メティの脳裏にあるイメージが唐突に喚起される。
メティは目の前の女性を自分が知っている事に気が付いた。
「お姉・・・・ちゃん?」
急に身を起こそうとしたメティが立ちくらみを起こし、ベッドから落ちかけたメティをミリアが支える形になる。
顔を上げたメティとミリアが、息の掛かるほど近くで見詰め合う。
メティの目から大粒の涙がこぼれた。
そのままミリアの胸に顔をうずめ、激しく泣きじゃくるメティ。
ミリアはようやく会えた妹を抱きしめながら静かに泣いていた。
オマケ
教会の鐘の音が重々しく響く中、巨大な樫の木の扉が僅かな軋み音を立ててゆっくりと開いた。
薄暗い聖堂の中を照らすのは無数の蝋燭のみ。
少し離れれば顔かたちも定かには判らない。
石造りの堂内は夏だと言うのにひんやりとして、英貴族趣味の礼服を纏った参席者達が身震いするほどだった。
痛いほどの静寂の中、純白のウェディングドレスを身に纏った花嫁が黒の礼装を着た花婿に従い、
開いた大扉から祭壇の前まで紅く繋がるバージンロードを静々と進んでゆく。
緊張しているのか、俯いた花嫁の顔はヴェールに覆われて表情を読み取る事は出来ない。
息詰まるような緊張の中、遂に花嫁と花婿が祭壇の前に到達した。
婿が花嫁のヴェールをそっと上げた。色白の清楚な顔立ちが露になる。
ごく薄く化粧を施しただけだが、細く形の整った眉と今にも零れ落ちそうな大きな瞳、
朱を引いた作りの小さい唇は今やむしろ蟲惑的とさえ言えた。
全体的にスレンダーな肢体を包むのは宝石をちりばめた、純白の花のように可憐なウェディングドレス。
手に掲げ持つブーケも、小振りながら手の込んだ作りなのが見て取れる。
だがどこか空ろなその目は茫洋として、焦点が合っていなかった。
その表情を見た花婿が、満足げに口元を歪める。
祭壇の前で待っていた耶蘇教の司祭により、遂に式が始まった。
「古よりの慣わしに従い、ここに劉家の婚姻を執り行う・・・・
汝は劉青雲を夫とし、病める時も健やかなる時も変わらず愛し続けることを誓うか?
・・・・・・・異議無き時は沈黙を以って答えよ。」
「異議あり!」
沈黙を保つ花嫁を横目に見て、花婿が再び満足げに口元を歪めた瞬間、その声は響いた。
ぴくり、と無表情のまま花嫁の頬が動く。
聖堂の中がざわめく。
参席者の中には立ちあがるものもいた。
祭壇から煙が立ち昇り、もやが立ちこめる。
「この婚礼は、偽りと穢れに満ちているぞぉぉぉぉ・・・・・・」
ぼんやりと光るもやの中にゆらり、と包帯まみれの人影が浮かび上がる。
「地下牢の亡者を代表して花嫁を取り戻しに参上した・・・・」
幽鬼の如きその影が花嫁の名を囁き、再び花嫁の体が震えた。
のろのろと手を上げ、言葉にならない言葉を洩らす。
「あ・・・あ・・・。」
「可哀相に、薬を使われているんだね・・・でも大丈夫、治してあげる・・・さあ、こっちへ・・」
「こ、これは・・・式を中止しましょう、青雲様・・・・!」
「黙っていろ!」
おどおどと慌てふためく司教に向かって花嫁を突き飛ばし、花婿が怒り叫ぶ。
「殺せ!殺せ!殺せ!やってしまえ!」
辛うじて花嫁を受けとめた司祭を尻目に、礼服に矛を構えた護衛達が包帯の影に殺到する。
瞬時に十数本の穂先が包帯を貫き、田楽刺しに持ち上げた。
「ゆ・・・ユリカァァァァッ!」
ウェディングドレスの花嫁・・アオイ・ジュンが今度こそ表情を歪め、絶叫する。
駆け出そうとするその肩を司教が抱きかかえ、押しとどめた。
「く・・・くくくくく。ナデシコファイターだかなんだか知らんが、このネオホンコンで我が劉家に・・・」
半狂乱のジュンを横目で見て青雲・・『佳肴酒家』では「岩清水」と名乗っていた男・・が
顔を歪めながら串刺しにされた包帯に近づく。
びよよよよよよよん。
いきなり包帯に包まれた首がバネで飛んだ。
青雲の鼻っ柱を強打した後、色とりどりの紙吹雪とテープを撒き散らして破裂する。
目の前にひらひらと落ちてきた紙切れを平手で叩きつけるようにして青雲が引っつかむ。
「ジュン君は返してもらったよ〜! ミスマル・ユリカ」
「あん・・・何ィッ!?」
振りかえった青雲の目の前で、片手でジュンの肩を抱いた大司教がもう片方の手で顔面の皮をむしりとる。
その下から現れたユリカの顔が、にっ、と笑った。
頭に血を昇らせた青雲が護衛たちに命令するより一瞬早く、ユリカが跳躍する。
ジュンを抱きかかえたままで青雲たちの頭の上をと飛び越し、ユリカがふわり、と祭壇の上に着地する。
ジュンを横抱きにしたまま祭壇の上に仁王立ちになる。
「・・・・ミスマルユリカ、まずは見事と褒めておこう!だが結婚式にそのような格好で現れるとは、
上流階級の出身という割に礼儀作法はなっていないようだな!?」
無理矢理に自分の感情を押さえつけた青雲の気障ったらしいセリフにユリカは微笑で返した。
「礼儀は、心得ているつもりだよ!」
微笑を不敵な笑みに変えたユリカが法衣を翻し、それを一瞬で脱ぎ捨てる。
ごん、という鈍い音と共にその下から現れたのは・・。
海軍の礼装を貴族趣味に仕立てた、と表現すれば良いのだろうか。
あるいはブルボン王朝の士官礼装のような、と言えば良いか。
金モールその他の飾りでふんだんに、だが上品に装飾された白と青の上着。
同色のぴったりしたズボン、腰に下げた剣帯にはレイピアを佩いている。
確かに軍人の礼装としては申し分なかった。
ただ、問題はその礼装を見ていた人間もユリカの啖呵を聞いていた人間も
この場にはいなかった、と言う事である。
参席者たちはあんぐりと口をあけ、劉青雲はおろかプロフェッショナルである筈の護衛達すら目を丸くしていた。
たまにユリカに向ける視線はどう見ても恐ろしげなものを見るそれである。
放心していた青雲が、我に返った途端激昂する。
「き、貴様、よくもマイスイートハートを!」
「あ、あれ・・・?」
視線を横にずらしたユリカが見たのは、投げ捨てられて石の柱に頭から突っ込んだジュンだった。
上から大司教の法衣がかぶさっている為様子はわからないが、裾から突き出た手足が時々痙攣している。
「ああっ!ジュン君!一体誰がこんなひどい事を!」
「「「「「「「お前だ!」」」」」」」
「ふ、ふみぃ・・・。」
ツッコミの集中砲火を受けたユリカが、涙目になって沈黙する。
次の瞬間、聖堂内に今度は高周波の高笑いが響いた。
動揺した護衛と参席者達が揃ってきょろきょろし始める。
「どこだ?」
「どこだ!」
「どこだ!?」
「あっ!あそこだ!」
声の源に、祭壇の後ろ上方、壁のステンドグラスの部分に光が向けられる。
「なっちゃいませんわね、ユリカさん!」
ステンドグラスをバックにライトを浴び、レイピアで大見得を切るカグヤ。
こちらは更に大時代な、三銃士かシラノ・ド・ベルジュラックかといった格好である。
「見栄と言うのはこうやって切るのですわ!」
「・・・貴方達ね、二人とも本来の目的を忘れていない?」
痙攣を続けるジュンのそばで呆れたように言ったのは舞歌だった。
さすがに彼女は普段の服装であった。
この手の服とレイピアを持っていなかったからである。
青雲は怒り狂っていた。
愛し合う二人が永遠に結ばれるべき神聖な結婚式を邪魔し、
あまつさえ暴力を振るったこいつらを生かしてなるものか。
「ええい、だが愛の炎は障害があってこそますます燃え盛るのだ!お前達、奴らを排除しろ!」
三人の反応はある意味一致していた。
「笑止!ですわね!」
カグヤ。
「ナデシコファイター三人を相手にこの数で勝てると?」
舞歌。
「う〜ん、ちょっと戦力計算が甘いんじゃないかな?」
ユリカ。
「お、おのれおのれ、舐めおってぇ!やれ!やってしまえ!」
青雲の号令一下、数十人の護衛達が再びユリカ達に殺到する。
むろん、戦力計算に関してはユリカ達の方が正しかったのは言うまでも無い。
「ところでなんなの、『地下牢の亡者』って。」
「さあ?」
「昔から、奪われた花嫁を救い出す時にはそう名乗る事に決まってるのよ・・・誰が言ったか知らないけれど。」
ちなみにジュンはまだウェディングドレスのままで痙攣していた。
そのころ。
「なあ、九十九。」
「なんだ、元一郎。」
「一体、俺達は何をやっているんだ?」
「言うな、元一郎。・・・・これも試練と思って耐えるのだ!」
「下町の中華料理屋で調理と配膳をするのが試練か!試練なのか!?」
いつもの僧衣ではなく、袖なしのハイネックシャツにエプロンを身につけた元一郎が調理場で。
そして同じく赤いシャツを着た九十九が店側で睨み合い、一瞬の後がっくり、と同時にうなだれた。
「舞歌殿の命令さえ無ければ・・」
「嘆くな元一郎。」
「されど九十九・・」
見詰め合った二人がひしと互いの手を握りあう。
「元一郎。」
「九十九。」
「「よよよよよよよよ・・・・・」」
一分後、痺れを切らせた酔っ払いの投げた皿が頭に当たり、二人を店の床に沈めた。
合掌。
次回予告
皆さん、お待ちかねぇ!
舞歌の次の相手は倫理無き地獄の道化師操るジェスターナデシコ!
精神攻撃と卑劣な手段で舞歌を追い詰めます!
しかし、アキトの励ましが舞歌に勇気を与え、
その怒りが忌まわしき幻を打ち砕くのです!
機動武闘伝Gナデシコ、
レディィィ!Go!
あとがき
はああああああああああ。
復旧に苦労したなぁ〜。
最後まで書き上げた途端、綺麗さっぱり消滅するんだもんなぁ(T-T)
と、ゆー訳で一から再生し直した三十話です。
念の為、再生はワードパッドで行ないました。
今度から慣れるまでは「バックアップ」取っておこうかな(苦笑)。
・・・と思ったらまた消えたぁっ!
何故だ、桃色の破壊神よ!私が何か気に触るような事をしたのかぁっ(涙)!?
まさか策士の差し金か!?
と、連続降臨記録を更新してしまった事もあり、実はしばらくヤバイ精神状態が続いていました(苦笑)。
ヤケクソ気味にオマケの方を書いてから本編を書いたらきちんと完成したり(実話)。
おお破壊神よ、貴女はこれが読みたかったのですか(爆)?
それはさておき。
再生した事もあって、Kの描写とかいまいち納得が行っていないシーンもありますが・・・。
もっと苦しみ抜いて死んでもらわなければ、と思われるくらいの悪党に書きたかったんですけどね。
私は「目的は手段を正当化しない」という考えの持ち主なので、
いかに世の為人の為であろうと、ああいう手段をとる人間には絶対に好感は持てません。
少なくとも「人間の尊厳」に敬意を払っていない時点でおしまいです。
ついでに言うと、「言っている事がいかにも建て前臭く聞こえた」(これに関してはスタッフの技量の問題かも)
というのも嫌いな一因かな。
原作に引きずられて今回はちょっと重くなってしまったかもしれませんが、
次回からはまたお気楽に戻ります(笑)。
・・・ひょっとしたら次次回かも。
管理人の感想
鋼の城さんから連載第三十弾の投稿です!!
メティ・・・この世界では幸せになりそうですね。
いや、何か近頃風当たりがきついんで、俺(苦笑)
まあ、その事はおいといて〜
そうか、ミリアはメティちゃんお姉ちゃんだったんだ!!
いや〜忘れてましたよ(核爆)
あ、一瞬「このダークネス野郎!!」と思った人、絶対いるでしょう(苦笑)
でも、最後は草壁さんも心臓発作で倒れたし、一種のハッピーエンデイングですよね。
オマケは大笑いさせてもらいました(笑)
ジュン、そこまで惚れられていたんかい!!
しかし、カリオストロの城でくるとはね・・・ジュンがクラリス(核爆)
では、鋼の城さん!! 投稿有難うございました!!
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