電波小説

北ちゃん

 

「くそっ」

何故だ

何故、奴の事を考えただけで胸が苦しくなる。

何故、奴の名を思い出しただけで鼓動が早くなるのだ。

「テンカワ アキト・・・」

「それはすなわち恋よ」

「・・・舞歌か

それより恋とはどう言う事だ」

「聞いての通りよ

もう一度アキト君に会いに行ってみたら?

そうすれば分かるかもよ?」

・・・確かに一理あるな

よし

「出かけてくる」

「いってらっしゃい」



「ダリアを借りるぞ?」

「は?しかし・・・」

初めから聞く耳など無い

無視してダリアに乗りこむ

「目標、機動戦艦ナデシコ」


ゴォォォォォ




「アキトさん、ダリアが近づいてますが」

「ダリア?北斗か」

そう言えば最近北斗にあってないしな

相手をするか

「分かった、ブローディアで出る」

「分かりました

気を付けてください、アキトさん」

「ありがとうルリちゃん」

「ブローディア、出る」

ゴォォォォ


・・・・来たか

モニターにはブローディアと言う機体が目に映る

この胸の鼓動の正体を見極めて見せよう


「どうしたんだ?北斗」








「我が名は北辰、

人にして人の道を外れし外道

テンカワアキト、

我の胸の鼓動を確かめる為の礎となるがよい」

 

 

 

 

 

 

後書き



・・・・・やってしまった

頭の良い皆さんならすぐに分かったでしょうね

・・・・もはや何も言いません

苦情等、甘んじて受けます

 

 

おまけ

「確かに、外道ですね」

モニターに浮かぶダリアとブローディアを見て呟くルリ

「・・・・ユリカ、ルリちゃん、ラピス

あれを使う」

「分かりました」


その後、ダリアはフルバーストのブローディアによって消滅した。

 

 

 

 

代理人の感想

 

・・・・わざわざアレ使ったんかい(笑)。

ちなみに、これで外道扱いされるならアキトは外道以下なんじゃないかとふと思ったり(爆)