<アキト極楽大作戦!!>
プロローグ
『俺が帰るべき場所は・・・ナデシコだ!! 皆が揃っているナデシコだ!! 何処に跳ばされ様と、俺は絶対に帰って来る!! 例え、遥かな距離だろうと、時を超えても―――』
そう言って俺はブローディアと一緒に飛ばされた。 ・・・さてここで一つ断っておくがこの遺跡とのランダムジャンプは俺の意思で行なっている。 なぜならここは俺にとって地獄でしかないからだ!! ここでは俺が求めた平凡な幸せは絶対に見つからないだろう・・・ なぜそんなことがわかるかと言うとそんなの簡単だ・・・ 俺には自由がないからだ(涙) 彼女達に毎日監視されながら艦で過ごし・・・ 彼女達以外の女性と少しでも喋ればお仕置き!! 今、艦であったことを思い出しても・・・・・・・・・・・(思い出し中)・・・・・・・・・・・
ビクビクッ!!ブルルルルルル!!
・・・・・モウイヤダ(涙) そんな俺の心を気ずかってか。 数分前、俺が遺跡に触れたとき遺跡からの言葉が直に頭の中に聞こえてきた。 少し同情した感じで・・・ (天川アキトよ。少しお前に質問がある。) (誰だ。俺に何が聞きたい?) (私か?私は遺跡だ・・・ こんなことを言うのもなんだが、お前が望むのならば何処か違う世界に送ってやろう。) (・・・それは本当か・・・だがなぜそんな事をするんだ?) (・・・お前が不幸だからだ。悪いがお前のような不幸な人間は見たことがない。 木連との和平をお前は必死になって行なおうとした。それなのにお前には少しも自由がない。 そんなお前を見ていて私のほうが悲しくなってきたのだ。 だからお前に別の世界でもう一度人生・・・いや時間をやろうと思ったのだ。) (・・・遺跡、お前すごくいい奴だな。お前だけだよ。俺のことをそういうふうに見てくれるのは。 ありがとう!!) (気にするな。それよりどんな世界に生きたい?) (そうだな・・・・・・よし!!俺が前の人生で読んだことがある漫画に「G○美○極楽大作戦」って いうのがあるんだが、できればその世界に行きたいな。できるか?) (少し待て探してみる・・・・・・よかったな。探してみた結果その世界なら存在するぞ。) (・・・・・・マジか?) (あぁ、大マジだ。こんなときにボケてどうする。) (そうだな。少し驚いたから聞いてみただけだ。本当にあるとは思わなかったからな。) (そうか。おっと忘れるところだった。そういえばその機体は持っていくのか?) (えっ、そうだな・・・持っていかないことにするよ。あっちに持っていっても困るだけだからさ。) (そうか、了解した。それじゃAIはどうするのだ?) (う〜ん。連れて行けないか?お前があいつらに体を与えてくれればうれしいのだが・・・) (ふむ。わかったいいだろう。このことはAIにも伝えておくからな。それとジャンプするときは あの艦の連中の前でしっかり演技をしろよ。あとあっちに行ったらもう戻れないからな。) (わかった。何から何まで本当にありがとう!!) (あぁ、気にするな。ではそろそろ行くぞ。元気でな。) (あぁ。なんか変かもしれんが、お前もな。) っとこのようなやり取りがあったのだ。 そしてみんなの前での別れのあいさつ(永遠の!)をすませた俺は意気揚揚とこれから始まる 新しい人生に期待し、ある目的を胸に抱いて・・・GSの世界に跳んだのだった。 (第一話に続く) あとがき どうも初めまして、ジュンって言います。こんにちわ。 初めてSSを書いてみたのですがどうでしたでしょうか? 自分としてはまだまだだとは思うのですが・・・ あはり読まれた皆さんもそう思うのかな? まあ少しずつ少しずつ上達していきたいと思うので 暖かい目で見守っててください。お願いしますm(__)m それでは第一話でまたお会いしましょう!!
管理人の感想
ジュンさんからの初投稿です。
いや〜、随分とポジティブなアキトですね(笑)
私もGSは大好きなので、あの世界でアキトがどう暴れるか楽しみです。
ついでに言えば、逃げ出した先でも・・・現状は変わらないんじゃないのか?
だって横○役でしょ、アキト(苦笑)
やたらとフレンドリーな遺跡の再登場を望みます(笑)