連合軍第11艦隊指令、マイク・ハルゼー(56)は大変不機嫌だった。
五年前から放置していた虫歯が痛むし、息子も娘も300年前の偉大な軍人であるご先祖様を尊敬しようとしない。
かたや、
「『猛将』だの『ブル』だの言っても目の前の敵に噛みつく以外できない猪だろ? ハンターの引きたて役じゃん」
かたや、
「戦争しか知らない指揮官なんてクズよクズ。
少なくとも高級指揮官なら戦略・戦術は勿論政略や経済にも精通してなくちゃ。
あのテンカワアキトみたいに」
そう言えばテンカワアキトが正体不明と言われるのも腹立たしい。
彼ほどの英雄なら我がアメリカ出身に決まっているのに。
だがそんな事はどうでもいい。この現状こそが最大の要因なのだ。
ドグァ!
彼の部下の乗る艦がまた一隻、宇宙のチリとなってゆく。
「戦艦ガーベラ爆沈!」
「重巡サイサリス、機関停止! 『サヨナラ』を連打しています」
ガッデム! 非常灯で真っ赤なブリッジを見渡し、床に叩きつけられたオペレーターを抱き上げる。
何故こんな事になったのだろう・・・椅子に座ったままのオペレーターの下半身を見ながら考える。
「そもそもヤツらは何者なんだあ!!!」
終末の宴 第一幕
さて、今日のハーリー君は、いつものように軍のデータベースにハッキングしてました。
「おや・・・これは・・・これが本当なら大変だ! すぐルリさんに知らせなきゃ!」
一目散に愛しのルリの部屋へひた走る。彼女ならさっき交代したから今頃自室にいるはずだ。そら急げ!
と、いうわけでここは彼の主の部屋。すぐ用件を伝えねば。
こんな面白いネタ知ってて知らせなかったら後でどんな目に会わされるやら。
それに焦った彼は何故コミュニケが着信拒否になっていたのか、と言う事も考えず、
無意識の内に電子キーを解除した。
マシンチャイルドである彼にとってはそんなもの、ドアノブを回すに等しい。すぐさまドアを開ける。
「ルリさんよろしいですか!? 実は今・・・・・・!」
そんな彼の目に飛びこんできたのは「電子の妖精」の着替え姿。
上着は勿論シャツやスカート、そして(必要とは思えない)ブラまで外し、
猫マークの可愛らしいパンツも半分ずり下げていた。向こうを向いていたのがせめてもの救いと言えるかどうか。
そのまま両者、数時間ほど固まっていた。いやひょっとして数秒にも満たなかったかもしれない。
「うどげわひゃひろへぇ〜〜〜〜〜!!」
いきなり意味不明の絶叫を上げたハーリー君が廊下の壁に背中からタックルをかます。
眼前で閉まったドアに次々と錠が下りる音がする。
ガチャガチャガシャグシャメキピキン!
どうやら南京錠までかけてるらしい。
「あうあうはらひゃう」
必死に部屋から離れようとするハーリー君の眼前に開くコミュニケのウィンドウ。
ちなみに「SOUND ONLY」である。
「ハーリー君」
ひどく穏やかな声だ。きっと画面の向こうの彼女の表情も声にふさわしく穏やかに違いない。
そう思わねば、彼は今すぐ自分の命を絶つ誘惑に耐える事が出来そうになかった。
「用事があるので一寸そこで待ってて下さいね」
シュン!
個室のドアが開き、中から一人の少女―ホシノ・ルリが姿を表す。ゆっくりと右を見て左を見る。
「ハーリー君」
「はっはいぃぃぃぃ・・・・・・・・・・・」
「? どうかしました? わたしの顔をじろじろと」
「あ・・・・あの・・・怒ってないんですか?」
「事故でしょう。それともわざとですか?」
「いえいえいえいえ、冗談じゃないです!でもひょっとして
『あ、うわ〜れぇこぉそぉはぁ〜
あ、玉○がぁ、おん〜りょおぉ〜』
てな感じで怒ってるかと思いまして」
うんうん、ありゃ怖かった。影竜のトラウマの一つだよ。
「ま、それはともかく、一寸力を貸して欲しいのですが」
「? 力を? 貸す?」
「はい。実は」
ぎらりと、氷の刃の如き眼でハーリーを睨むルリ。
「ハーリー君も知ってるように私の『ホシノ流暗殺術』は『打』『極』『縄』『斬』『陣』『弾』に分かれていますが
それらに含まれないものが幾つかあるのです。
移動技の『烈瞬転移』、防御技の『死神の盾』と言った技ですが、中には『絶』に分類される技があるのです」
「『絶』・・・・・ですか?」
「ええ。あまりにも強力だったり威力がありすぎたりして、アキトさんを傷つけたりアキトさんの笑顔を曇らせたりする
輩に対してすらこの私が使うのをためらう、そんな技です。
しかし、所詮訓練。シミュレーション上でのみ強かったり、生身の人間には通じないかもしれません。
そこでちょっと実戦を通じて試してみたいのですよ。いいですね」
「やっぱり怒ってるうぅぅぅ〜〜〜〜」
「あなたによって破られれば万物必滅のこの技も取るに足らぬ技法の一つと成り下がりましょう。
では行きますよ。『武技言語発動』」
「武技言語って何ですかぁ!」
「『わが愛は無敵なり』『我が想いにかなうものなし』」
「うひぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「『神・力・発・動』
ホシノ流暗殺術絶技 『竜牙』!」
ほてほてほてと廊下を歩いているのは、おやミナトさん。どちらへ?
「プロスさんに頼まれてルリルリを呼びにね。なんか連絡つかないらしいのよ。
で、女の子の部屋無理矢理覗くわけにもいかないってんでわたしに呼んで来てくれって」
流石は気配りの人プロスさんですな。などとやっていたら曲がり角の向こうが「カッ」と輝いた。
あっちは・・・彼女の妹とでも言うべき少女の部屋だ。
「なっ何?」
慌てて駆け込んだ彼女が見たのは『いい仕事しちゃったわ』ってな感じで汗を拭う少女、ホシノルリだった。
・・・・・他にはなにも無かった・・・・・いや、よく見ると周りには赤だの白だのピンクだのと言った、
最近妙に見慣れてきてしまったような色合いの物体のカケラらしきモノが飛び散っていた。
それが一体なんなのか少し悩んだが、簡単に答えにたどり着いてしまいそうだったのでミナトは慌てて考えるのをやめた。
「ミナトさん、どうかしました?」
「い・・・いや・・・・プロスさんに頼まれてルリルリ呼びに来たんだけど」
「それじゃ行きましょうミナトさん」
「え、ええ・・・そうね」
二人が去ったあと飛び散っていた「何か」がもぞもぞとはいずり、一つ所へと集まろうとしているのに誰も気がつかなかった・・・・。
「宇宙怪獣ぅ〜〜!?」
「ですな」 懐から取り出したハンカチで眼鏡をふく。
「詳しくは用意した資料を見ていただくとしまして、簡単にご説明を・・・・
はいはいわかりましたよ、お願いしますドクター」
物欲しそうな表情をするイネスに後を任せるプロス。
「それじゃあ説明するわね。
今から二ヶ月前、外宇宙から全長二十km、全幅二kmの未知の涙滴型物体が飛来してきたわ。
『それ』は太陽系内に侵入すると同時に速度を落としてるのよね」
「?」「なんだそりゃ?」「へーんなの」
「調査のために照射した電波望遠鏡の電波に反応したらしいのね。で、軍は調査隊を二度に渡り派遣したわ。
しかしどちらも全滅。第二調査団の最後の連絡から『アレ』を宇宙怪獣と判断したわ。
その後、第十九、次に第七の二個艦隊が送りこまれたけど全滅してるわね。
第十九は71分、第七に至っては十八分ね
木連側も数度に渡って調査隊を送り、軍を送ったようよ。結果も同じだったみたいだけど」
「じゃあ、ちょっと前の軍令部からの通信って・・・」
「ポイントM114839へ向かえってヤツね。『アレ』の一部が剥がれてこちらへ向かってくるらしいの。
あたしら
で、調査と厄介払いをかねてナデシコに当たれってコト。
ちなみに接敵――敵って言っていいのかしらね――は二時間後よ。
まあ、どんな存在であれ人類に敵意を持ってるのは間違い無さそうね。
そして、『敵』は地球の側を通った後、太陽の傍らを通りすぎて木星へ向かうルートを通るわ。
それを危険と判断した両軍の首脳は今回に限り共同作戦をとる事を決意しました」
「共同・・作戦・・・本当ですか、イネスさん」
「ええ」
極上と言っても差し支えない笑顔を向けるイネス。
「完全な和平になりはしないでしょうけど・・・きっかけにはなるかもしれないわ。
私たちの目指すものへの、僅かではあるけど確実な一歩でしょうね」
「それでは総員戦闘はいびー!
第二種ね。パイロットは待機室に、ホウメイさんたちは戦闘食作ってくださいな。
アキトは艦長室に来てね、二人っきりで話を「艦長!」・・・・はーい、わかりましたぁ」
一斉に動き出そうとする一同。
「あ、イネスさん、そーいや第十九艦隊所属の部隊って・・・」
「ええ、M195機甲大隊よ」
それを聞いて真っ青になる三人娘。特にリョーコの表情は黒ずんですら見える。
「あ・・・あ・・・うああああああ―――――!」
突然に卒倒するリョーコ。
「?」 きょとんとする一同。そんな中、アキト君に詰め寄るヒカル。
「アキト君お願い!」 抱き上げたリョーコをアキト君に渡す。世に言う「お姫様だっこ」というヤツだ。
「へ? なんで?」
「いいから早く!」
慌てて医務室へ向かうアキト君。イネスを含めた女性陣が後を追おうとするがヒカルとイズミが立ち塞がる。
「二人ともどかないと・・・死ぬって言うか殺しますよ」
「どうしてもいこうって言うなら・・・・コレ受け取ってもらうよ」
手にしたカードには「マキ=イズミ オールナイトディナーショウご招待券」と書かれていた。
さすがに引く一同。
「どうあっても・・・通さない・・・と?」
「いや、だからさ、通ってもいいんだよ。ちなみにキャンセルもすっぽかしも駄目だかんね」
睨み合う両者・・・・・
あたたかい・・・・・
絶望的なほどの冷たさに体中が覆い尽くされる中、右手のみにちいさな、しかし確かな温もりが宿っていた。
やがて温もりは全身へと広がっていく。目を開けたリョーコが見たものは
「知らない天井だ」
当然であろう。他人(特に某組織の構成員)を送りこむ事はあっても自分が医務室のベッドへいく事など考えもしなかったのだから。
ふと気付くと、右手がまだ温かい。
見るとテンカワアキトが、彼女が強く深く激しく愛した男が右手を握ってくれている。
「目が覚めたかい」
「オレは・・・いったい・・」
「いきなり倒れたんだよ。M195機甲大隊という名を聞いた途端」
またもや真っ青になるリョーコ。
「よければ、何があったのか聞かせてくれないか」
蒼ざめた顔で押し黙るリョーコ。しばらくしておずおずとアキトを見る。
「嫌ならいいんだよ」
「いや、言うよ・・・お願いだから聞いてくれ。聞いて欲しいんだ・・・お前に」
「一年ほど前かな。オレ達三人は軍に所属してたんだ。
そして、東欧方面のチューリップ攻撃に駆り出された。
デストラクションメンバーズ
そのとき一緒に作戦に参加したのが・・・M195機甲大隊・・通称『殲 滅 部 隊』だった。
「殲滅部隊?」
「ああ・・・『敵のスパイ』と称して民間人に暴行・殺害を繰り返したキチガイ共だ」
「なんでそんな連中が野放しに?」
「チームで動けばエステでチューリップを破壊できる腕を持ってた。
お前と違って金だの罪を見て見ぬ振りをするだのと言ったそこそこのエサをやれば言う事を聞くモンだから
結構重宝してたんだ、上の連中は。
戦闘力に関しては文句の言いようがなかった。撃破率192%」
「192%?・・・あ、余計なものまで壊すのか」
「ああ。で、続きだ。バッタやジョロと言った小物を潰してたアタシらは燃えてる村を発見した。
てっきり木星トカゲの攻撃だと思って掛けつけたんだ。
そこで見たモノは、村を焼いて子供らを殺し、女性に・・・女性にひどい事をしている奴らの姿だった。
頭に超特急で血ィ昇ってね。すぐさまエステ飛び下りると、一番手近にいた男――若い女性の
・・・その、なんだ・・・・・上に乗っかってた――の側頭部に軍用ブーツのつま先叩っ込んでやったんだ」
「無茶するねぇ」
「血ぃ昇ってたし、実際殺す気だったかんな。・・・でもアイツは微動だにしなかった。
そして、ふいとこちらを見たんだ。まるで・・・ガラス玉のようだった。
怒りも憎しみも、本当に何の感情もこもってなかったんだ。あの目は。今思い出しても・・・・・」
自分を抱きしめ恐れおののくかのごとく震えるリョーコ。
「全身全霊の気力を振り絞って、それでも立ってるのがやっとだった。
あいつから吹きつけてくる・・・死臭と言うか瘴気と言うか・・・そんなモン浴びてよく気が狂わなかったと、
自分に感動したくなるほどだったよ。 そしたらあいつは『ほう』と何かに感心するような顔つきをして
―ちなみに初めて見せる人間らしい顔だった―アタイに吹きつける瘴気を、より一層強めたんだ。
それは、後ろでエステに乗ったままのヒカルとイズミを金縛りにするほど
後五秒もそのままでいたらその場に座りこんで泣き出していたよ。
『ごめんなさい』『なんでもするから許してぇ』ってね。
後であいつがボスのニック・リック・ヴォークスだと聞いた。でもその時助けが現れた」
「助け?」
「近くにいた『月面の黒豹』ジョニー・マツナガが割って入ってくれたんだ。
彼があのゲス共と対峙してくれてるあいだにエステに飛び乗ったアタイは
二人と共に尻に帆かけて逃げ出した。すぐ軍を辞めたよ」
「すぐかい? よく辞めさせてくれたね」
「殲滅部隊とモメ事起こしたと言や一発だった。喜んでおっぽり出してくれたよ。
で、軍令部を出たトコに待ち構えていたMr.プロスのさそいにのったんだ。
とにかく地球から離れられるならなんでも良かった。そして宇宙へ行き・・・」
「俺達と出会ったって訳だ」
「ああ。でもアレ以来ずうっと怯えてた。ついこないだまで三日、いや二日に一度は奴らの夢を見てうなされて飛び起きたもんさ。
今だって・・・思い出すたび・・・・イヤだ・・・怖いよ・・・あたしは戦えない・・・」
「リョーコちゃん・・・・」
「だってそうだろ・・・奴らを一時間ちょっとで潰すようなのが・・・・『敵』のカケラに過ぎないんだぜ」
「リョーコちゃん」
「怖い・・怖い・・・もうイヤだ・・・、イヤだぁ!」
「リョーコちゃん!」
一瞬、自分に何が起きてるのかわからなかった。
やがて暖かい・・・安らぎに包まれてる自分に気付く。
眼前の男が自分を抱きしめてくれているのに気付くと、体中を貫いていた恐怖と不安が見る間に消えていく。
「テンカワ・・・・」
「あ、ご、御免!」
「待って! 今だけでいい・・・今だけでいいから・・・あと少しでいいから・・・・このままでいてくれ・・・・頼む・・・」
(あの夢を・・・・見なくなったのはお前に会ってから、お前の目を見てからなんだぜ・・・・。
多分お前がそばにいてくれれば、どんな敵にもどんな恐怖にも立ち向かえる。
今のオレにとって・・・・お前こそが『一番星』なんだ・・・・)
一方、その頃とある場所では・・・
「フッフッフッフ・・・・・なかなかに良い度胸です、アキトさん」
一人の少女が怒りに打ち震えていた。
「これは、それ相応の罰を与えねばなりませんねぇ」
(ちょっとブロス、アンタ何とかしなさいよ)
(え〜、何でボクがぁ)
(グダグダ言わずにサッサとやんの、男でしょ!)
(こんな時ばっか・・・)
「何をぶつぶつ言ってるんです二人とも。皆に召集を。この映像を見せます」
『あの〜ルリ姉・・・・それはやめた方が・・・よくない?』
「ほう、ブロス。あなたが私に口答えするとは。で・・・何故です?答え次第では」
『あ、あ・・あの・・えと・・そうそう、アキト兄に見せてさ、黙ってて欲しかったら同じことしてくれってのはどうかな?』
「ブロス!」
『わあ! ごめんなさいごめんなさい〜』
「ナイスです! 早速実行しましょう! さ〜てそれでは・・・・」
(ど〜すんのよアンタ! 焚き付けただけじゃない!)
(しょーがないじゃないか! 他に方法ないだろ!)
(ま、確かにしょーがないわね。責任はアキト兄にとってもらいましょ)
「ルンルンフンフ〜ン。さてさてお化粧して、香水かけて、あ、それから新しい下着も着ちゃいましょ。
うふふふふぅ」
何期待しとんだ?
『僕知〜らない!』
『あたしも!』
後書き
向こうを向いて何やら書いている影竜の所にやってきたのはマキビ・ハリ君。
「何やってんです? ルリさんが来ちゃいますよ。早く逃げなきゃ」
「今回ノ感想ハドウダイ?」
「いや、眼福でした・・・って、眼の下のクマはなんです? なんで頭に変なアンテナ立ててんですか?」
「真理に目覚めたんですよ」
「ル・・・ルリさん・・・」
「ちょっとした処置をしたんですよ。御蔭で彼は某議長さんの0.89倍くらいの私への忠誠に目覚めました」
「そそそそそそそそ・・・その妙な数字は一体・・・・」
「あの人の忠誠は強すぎて、どんな方法でも上回る事は出来なかったんです。
これ以上は『私への愛』に目覚めさせるしかないのですが、私を愛するのはアキトさんだけでいいんです」
「ハイ、ルリサマノゴ意志ノママニ」
「ではハーリー君お仕置です。Aコース:伝説の名機『MZ=700』でスーパー巨人を倒す」
「だからあ! んなわかりづらいマニアックなネタはやめてくださいよぉ」
「Bコース:古本屋で山○ミ○子の『ハルマゲドンシリーズ』ののってる雑誌を全部探す
――検索は使っちゃダメ――どちらがいいです」
「ど・・・・どっちも・・・・」
「わかりました。両方ともやってもらいましょう!
では貴方は続きを書きなさい」
「い〜や〜あ〜」
「ルリサマノゴ命令ノママニ」
ズリズリズリ
書き書き
「『ルリちゃん!』 少女を強く、熱く抱きしめる」 カチャ そお〜っと。
「『ア、アキトさん』・・・アキト君の手が下へ伸び、少女の白い太股をなでさする。
『あ・・恥ずかしい・・です・・』少しづつ上へ進んだ手がついに少女の」
「させるかあ!」 スポン!
「は・・・・なんじゃこりゃあ!・・・・おおリョーコ君助けてくれたのか」
「な〜に、イイ目見せてくれた礼さ」
「で、今回のモトネタだがこやま基夫先生の『Gの影忍』と『東映まんがまつりVSシリーズ』からだ。
だからはじめて出会う存在を詳しく調べもせずにツブそうとするとか、
一般兵木星トカゲの正体バレるの覚悟で共同作戦するだの言ったツッコミはなしね」
「ところで連載がやたら増えてっけど、オマエはやらないのか?」
「自分としては『見るかもしれないこんな夢』シリーズが連載みたいなもんだと思っている」
それに長いの作るネタがないのだ」
「前ちらっと書いたGロボは?」
「考えとく。ま、取り敢えず次は・・・」
「コレの第二幕だな」
「ハリーの災難」をみながら
代理人の感想
影竜さんの作品が最近、どんどんアキト×ルリから離れてきてるのは気のせいでしょうか(笑)。
特に今回はルリが「意地悪なお姉さん」役になってしまっていますし(爆)。
絶対嫌われるぞ、ブロスの提案を実行したら(苦笑)。
・・・・と思ったらインプラントされてるっ!?
まだ何か埋まってる、絶対埋まってるよ影竜さん(笑)。
追伸
「ディア&ブロス」が「ラピス&ハーリー」化してるのは気のせいだろうか(笑)。