< レイナの想い >
「キト・・・アキ・・・ト・・」
私 レイナ・キンジョウ・ウォンは
西欧方面駐屯軍に新型エステバリスのメカニックとして
ネルガル本社から派遣メカニックとして西欧方面駐屯地に向かっている途中である
派遣されたと言うより私が志願したと言って良いだろう
そこに あの私の姉さん
仕事の鬼との異名をも持っていたエリナ姉さんが惚れた男
そして 新型の受け渡しの時私が惚れてしまった
テンカワ アキトがいるからだ
私が 彼を知ったのは2ヶ月ほど前些細な噂からたった
サツキミドリが木星トカゲに襲撃されてネルガル本社に派遣されて
10ヶ月
社内である噂が流れた
「速報 あの エリナ女史に黄色い影!」
「仕事の鬼 泣く子も黙る 規則秘書
エリナ・キンジョウ・ウォン 対に崩落か?」
「相手は あのナデシコ
噂のエースパイロットらしい」
「いや 遂にアカツキ会長が落としたらしい」
などなど
姉さんに関してあるはずの無い男関係 の噂が広まっていた。
姉さんが男にうつつを抜かすわけが無いと思っていたが、ナデシコが軍の要望で極東方面における
作戦任務に就くと聞き、久しぶりに姉さんに連絡を取った。
「はい、エリナです」
「ああ、姉さん 私 レイナよ」
「あら レイナじゃない 珍しいわね
貴方から連絡くれるなんて」
「良いじゃない 偶には姉さんの声
聞きたかったんだから」
「そう レイナ
私も聞きたかったわ」・・・・・・・・・
それから 10分ほど話して 私は本題にはいった
「ねえ 姉さん
会社で姉さんの噂が流れているんだけど
彼と何処までいったの?」
すると姉さんは
小さい頃からの癖(TV版のユキナとアキトの脱走参照)
涙目をした何か色っぽい表情をして否定していた
「そんなわけないでしょ
私がアキトく・・・・・うぅ 」
「えぇぇぇぇ
姉さんの意中の相手ってアキトって言うんだ
会社の噂じゃ 名前まで出てこなっかたから
何にも解らなかったんだよねーーーーーー!」
「で
姉さん、そのアキトって言う御方はどうして
姉さんの御眼鏡にかなったのかなぁーーー」
と久しぶりに姉さんをからかってその日は楽しんだ
それからしばらくたって
ナデシコのメインOSのオモイカネが軍と木星トカゲの双方を敵と認識してしまう暴走を起こし
軍に損害を与えたとして テンカワ アキトが
軍属に就くと言う事が起こった
そこで 私に 姉さんとアカツキ会長から
ナデシコでエステに使われている
バーストモードとDFSを 常時使用しても耐えれる機体を作ってくれと依頼が来た
私は 会長と姉さんの依頼で 現在
実戦でも耐えれる新型合金を使い従来のエステの1.4倍の防御力と
新型のジェネレーターを使いエネルギー効率を1.6倍に伸ばした最高の機体を作りテンカワ
アキトが来るのを待っていた
機体を作ってから 三日たって テンカワ
アキトが私の 元に訪れた
どう言う訳がテンカワ
アキトの画像データは取り出せず
あんな戦闘力を持っているから
大男でゴッツイやつを、そう
ゴートさんのような男を想像していた
そんな 男をなんで姉さんが 惚れたのだろうか?
と唸っていた所で 私は声を掛けられた
「あの こっちで
俺のエステが貰えるって聞いてきたんだけど?」
私に声をかけてきたのは 175cmぐらいの童顔で笑うと可愛いだろうなぁー
と思える 私好みの男性が 立っていた
「え ここにエステは有るけど これは テンカワ
アキト専用機だから 貴方のじゃないわ
でも なんで 貴方がここに来たの 此処にわ
今日はテンカワさんしか来ないはずなんだけど」
「えっと 俺がテンカワ アキトなんだけど
これがIDだよ」
と 私にIDカードを渡した。
IDには その男性の写真が有り テンカワ
アキトとかかれってあった
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ貴方が
あのナデシコのエース テンカワ ア
キトさんなんですか? バーストモードや DFSなんかも考えた」
「うん バーストモードや DFSは
瓜畑さんやイネスさんに頼んで作成してもらったから俺が考えた訳じゃないし
エースなんかより
コックをやっていたほうが良いんだけどね
でもナデシコのみんなを守れるなら がんば
るしかないしね」
と 私の想像していた通りの
笑顔を私に向けて私に話してくれた
ああ こんな笑顔を向けられ話されたらもう一つの噂(テンカワ アキトはプレーボーイ)
と言うのもあながち嘘じゃない
私も姉さんも好みが似ているからこの笑顔に惚れたんだなぁ
それとナデシコ他の女性クルーもこの笑顔と話している口調が
何か 優しく包んでくれるような雰囲気
を持っていて それを一人占めしたくて
争っているんだなぁと私は感じた
「ああ すいませんでした
私はこの新型エステのメカニック
レイナ・キンジョウ・ウォンと言います」
「ああ 改めまして
俺はナデシコのコック兼パイロットのテンカワ
アキトです
ええっと キンジョウ・ウォンって
エリナさんの?」
「はい エリナは私の姉です それと私の事
レイナと呼んで下さい テンカワさん」
「はあ それなら アキトで良いです 早速
エステの調整をしましょうか?
明日には 西欧方面駐屯軍に向かわなければ
なら無いから」
「はい それでは
コックピットまわり・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・」
とそれから 数時間かけて 整備
調整をおこなった
その時アキトが料理を作ってくれた
ナデシコでコックをやっていただけはあって本当においしかった
それから
私はもうアキトに会う事はないんだろうなぁーーー
と、それから
毎日毎日考えて些細なミスをするようになった
それを見かねた私の上司、と言っても私の上司は
数えるくらいしかいないけど
「おい レイナ メカニック長
最近ミスばかりすると
君の部下から報告が来ている
君がミスをする様になったのが
あのテンカワと会った後からとのこと
それにこのままでは危なっかしいと君の部下からどうにかしてくれと要望でも有るんだが
そこでだ
君にそのテンカワの元に派遣メカニックとして
出向しないかね」
と私には願ってもない 話が降ってきた
何でも
アキトの行った軍の駐屯地は激戦地らしくよい実戦データが取れるから
データの習得とエステの 整備をかけた
メカニックを二 三人ほど送ろうか?
と会議の議題として出たのだったが激戦地と言う事も有り誰が行くかと言う所で難航していたのだった
その事を聞いた私はすぐさま
承諾してそのメンバーを選びその三日後に出発したのだった
「ナさ・・・レイ・・ん・・レイナさんおきてください
もうすぐ着きますよ
後30分もすると駐屯地が見えてきます離陸の用意をしておいて下さい」
「あ はい 準備します
着陸地での敵の行動はありませんか?」
「いや いや レイナさんの想い人のおかげで
そんなに危険では無くなったので心配ありませんよ」
「もう
なにを言ってるんですかそんな事を言う暇が有ったらしっかり作業してください」
きっと私は顔を真っ赤にして言っているのだろう
アキトのことを知ってからこの場所に来るまでの事を夢で見てた後にあんな事を言われたら誰だって
赤くなってしまうだろう
それに いくらアキトが
がんばっていてもここは木星トカゲが多くいる地域
アキトに会う前に死んでしまう
ことは避けたい
よーーし アキトまっててね 私が
アキトを幸せにしてあげるから
絶対 姉さんや
ナデシコの女性クルーにわたさない
絶対にわたさないんだからーーーーーーー!!!!!
だから アキト待っててね!!!!
END
〜〜〜後書き〜〜〜
こんにちわ 神威です 今回 初めて
小説を書きました
この レイナは
私が産みの親でBenさんに育てて貰ってます
どうか 可愛がってください 今度は ラピス か
ルリの小説を書きたいと思います
でわ 次回をおたのしみにしていて下さい
管理人登場(笑)
神威さん投稿有難うございました!!
いやいや、レイナの生みの親から小説が貰えるとは(笑)
嬉しい事ですね。
しかも、神威さんにはヤガミ ナオ君の名前の相談にも乗ってもらってます。
・・・ストーリーは思い付くんですけどね。
人の名前を考えるのは苦手なんですよBenは(爆)
では、神威さん素敵な小説有難うございました!!
この小説を読まれた皆さん!!
是非、神威さんに感想のメールを送って下さいね!!
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