漆黒の戦神アナザー 春麗の場合
>「どうも、御仕事の御忙しい中、私どものインタビューにお応えくださって有り難うございます。」
物凄く、丁寧にそれも嬉しそうにお辞儀する記者。
_「いえいえ、私なんかにインタビューなんかしていいんですか?」
と困惑気味に、受け答えする春麗。
>「そんな事はありませんよ。何せ、あの極悪なシャドルーを壊滅した英雄で、
それも担当したのがICPOの紅一点である、春麗さんとイギリスのキャミーさんなんですから、
これは
インタビューを得なければ行けないと。再三にわたって、アポを獲っていたんです。
ですから、今回このインタビューをお受け頂いて本当に、有り難うございました。
なにせ、キャミーさんは、断固として拒否すると言って断られてしまいましたので・・・・・・はあ」
何やらキャミーとの交渉で物凄い事が、あったような哀愁を誘うため息を吐いてこたえる記者。
_「そんな、私たちなんか、何もしてないんですよ。
実際は、もうこれは言っていい事なんで言いますが、ある男性が手伝ってくれたんです。
私とキャミーは、其の手柄を貰ったような物なんです。」
>「へ?
それでは、春麗さんとキャミーさんはシャドルーの壊滅に参加されてなかたんですか?」
_「いえ、そんな訳ではないんですが、世間に出ている様な私たちだけで行ったと言う訳ではなく。
ある男性が、私たちの手伝いを買って出てくれまして、それで何とかシャドルーの壊滅に
こぎつけたんです。
ですが、其の彼が何やら訳有りの方で伏せて世間に発表したのですが、
今回、あなた方のインタビューによってはっきりさせるべきだと言う事になったので、
お受けしたのです。こんな事なので本当に申し訳有りません。」
と申し分けなさそうな表情で、頭をたれる春麗。
>「そうなんですか。
それはそれで、スクープなので私どもは、一向に構いませんが。
もしかして、其の男性はリュウと言う方なのではないのでしょうか?
私どものリサーチでは、確かその方と春麗さんがいい仲との情報を得ていたのですが。」
と記者が春麗に尋ねると春麗は慌てふためいてこたえた。
_「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんで、私とリュウがいい仲なんて事になるんですか?
あんな格闘オタクで《俺より強い奴に会いに行く》とか何とかいってアチラコチラに神出鬼没
私たち協力してほしい時にはいないし私と初めて会った時なんて、《勝負してくれ》ですから、
それに、私は好きな人がいるんですから、変な事言わないでください。
リュウなんて、私から願い下げだわ・・・・ゴニョゴニョゴニョ・・・・・・・・」
春麗は、慌てふためいて自分が、何をしゃべっているのか解らなくなっている様である。
>「(あれ?
当てがはずれたな、てっきりリュウって格闘家が春麗さんの良い人だと思ったし協力者って
言う人も同じと思ったんだけどね・・・・・・・・・・・・・・あ
もしかして!!)
それでは協力者になった方の事が好きなんですか?
春麗さん(ニヤリ)」
と誰に言い訳している様に独り言を言っている春麗にカマをかける記者。
_「いえ、アキトさんになんて私には勿体無い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
かすごすげすがす
バキボキベキバキ
キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン」
真っ赤な顔手を当ててイヤンイヤンイヤンをしている春麗
と其の足元に股間に手を当て泡を吹いている記者だけであった。
インタビュー シャドルー壊滅の真相 〜完〜
記者がインタビュー不可能になった為にこのインタビューは中止とさせてもらいます。
詳しくは貴方の思うがままです。
私どもの詳しい調査の結果キャミーさんのインタビュー拒否はテンカワ氏の事をもらしたくない為の事だった
と言う事でした。
又、イギリスのキャミーファンクラブ≪翠のレオタ≫とICPOの春麗ファンクラブ≪空飛ぶ天女≫が
某組織と同盟を結ぶと言う事です。
〜後書き〜
神威です。
アナザー格闘ゲーム物と言う事が掲示板にあったので
リハビリがてら書いたのですが、どうでしたでしょうか?
まだまだ、書き切れてないのですがこれが今の精一杯です。
それでは、また。
代理人の感想
おお、懐かしの神威さん(核爆)がカムバック!
まだリハビリ中との事ですが、続いての執筆活動を期待したいものです。