【遠い記憶の笑顔】
地球 宇宙港 ロビー
そこには サリーちゃんのお父さんのヒゲをした男性と 何やら可憐な女の子
そして 連合宇宙軍の佐官が話していた
「ミスマル准将 火星では大変だった様で 無事で何よりです」
「いやいや ありがとう アオイ中佐 だが テンカワ夫妻に悪い事をしてしまった
私達の見送りに来なければ・・・・・・・・・・・」
「そうですか 私も テンカワ博士には 大変 お世話になりました 悲しい限りです
そのテロなんですが ミスマル提督 ちょっとよろしいでしょうか?
あの空港テロ テンカワ夫妻に関係があったよういで 私事で調べてみまして 重要な事が解ったんです 」
「ああ そうか 此処ではなんだ ちょっと 飲みにいこうか お〜い ユリカ」
「何に おとうさま」
「おとうさんは アオイ君とお話をしないといけないから アイスでも食べてまっててくれないか?」
「は〜〜〜〜〜い おとうさま ユリカ おぎょうぎよく まってるアイス屋さんに行ってるね!!」
と嬉しそうにいや不安をごまかすように 駆けて行く ユリカ・・・
「アオイ君 それではいこうか」
「はい ミスマル准将
でしたら 私の一人息子も連れてきているんで お嬢さんの遊び相手をさせましょう」
「おお ジュン君か ユリカと同い年だったな 大きくなったかね?」
「まあ 普通ですか 妻にで 華奢なのがたまにキズですが ジュンこっちにおいで」
喫茶店でお父さんを見ていた 幼い頃のジュンがテクテクと父親によってきた
「ジュン こちらが お父さんのお世話になっている ミスマルさんだ 挨拶しなさい」
「はい お父さん こんにちは ミスマルのおじさん 僕は アオイ・ジュンです
こんにちは(ペコリ)」
「ははは ジュン君は 挨拶が上手だね アオイ君 中々の息子さんだね ジュン君 私の娘も紹介しよう
ユリカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 こっちに来なさい 紹介したい子がいる」
とささっと アイスクリームを頬張って 嬉しそうにしているユリカ口の周りを汚して 父親の元にやってきた
「なに お父様 アオイの叔父様とお話おわったの?」
「いや まだこれからお話するんだが その前にお前に紹介したい子がいるんだ
この子が アオイ君の息子 アオイ・ジュンくんだ 仲良くしなさい」
とジュンにユリカを紹介する
「こんいちは ぼ・僕 アオイ・ジュンです」
ジュンは 顔を真っ赤にして 自己紹介する
「ふ〜〜〜〜〜ん ジュン君って言うんだ 私 ミスマル・ユリカだよ
ジュン君 アイスクリーム 好き? 一緒に食べよう!!」
とジュンの手を握って 連れて行くユリカ免疫の無いジュンはもう真っ赤にして
引きずられていくままであった・・・・・
「はあ ユリカちゃんは元気ですね ミスマル准将 それにしても家のジュンの春が来たようだな
ミスマル准将 すいませんが お宅のお嬢さんに一目ぼれしたみたいですよ家のジュンは」
「ははははははははははははははははははははははははははははは そうかそうか ユリカは 家内にで
美人だかな〜〜〜 ジュン君も見る目がある はははははははははははははは
まあ 先の話だ アオイ中佐 さっきの話 詳しく聞かせてくれんかね?」
「は それはですね なんでも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
と二人は 話ながら声も小さくなって消えていった・・・・
「もう 話してよ 自分で歩けるから 引っ張らないでよ!!」
「え ジュン君 ユリカと手を繋ぐの嫌い(グス)」
涙目で ジュンに訴えかけているユリカ そして それ見てまたもや見惚れてしまうジュン
「え そ そ そんな事ないよ ちょっと 恥ずかしいだけなんだけど・・・・・・・・・・・」
「あはははは ジュン君 紅くなってるよ 風邪? ポンポン痛いの? アイスやめようか?」
「ち ち 違うよ た ただ 暑かっただけだから 早くアイス食べに行こうか? ゆ ゆ ユリカちゃん」
「うん 早く行こう ジュン君 あそこのアイス さっき食べた時おいしかったんだから ジュン君も
きっと 気に入るよ!! ねえ 早く行こう ジュン君」
「あ 待ってよ ユリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんで こんな昔の事を見ているんだ なんで・・・・・・・・
たしか 僕は アヤノを・・・・・・・・・・・守って・・・・・・・・・・・
そして・・・・・・・・・・・・・
「なんで なんで なんで なんで 私なんか かばったりするの?」
「私は貴方達の敵なのよ そんな私を 庇うなんて 貴方 本当にお人好しなんだから 本当に・・・」
と涙を零して ジュンにしがみ付き 応急手当をする チハヤ
「なんで そんなに・・・・・・・そんなに あいつみたいに他人の事で本気になれるの なんで
他人の事を気にかけるの? どうして 私なんかを助けたりするの?」
とそんな事をしているチハヤをジュンは薄れ逝く意識の中で・・・・・・・・・・・
「君・・・は・・・・・・似ているんだ・・・・・・僕が守り・・・・たい・・・・と思った・・・
女の子・・・と・・・・始めてあった・・・・・時の・・・・・その子の瞳と・・・・・・」
とそこまで言って完全に意識を失った ジュン チハヤは
「うううううう ジュンさん・・・・・・ 貴方とは別な形であいたかった・・・・・・・・
そしたら 貴方と一緒にいられたのに・・・・・・」
ジュンとチハヤは一つのシルエットとなった
そして 別れ 一つはどこかに消えていった
目を覚ますと・・・白い天井が・・・・・・
「チハ・・・いや、彼女の名前はアヤノ アヤノは? 」
「どうやら、お目覚めのようね。
意識もはっきりしてるし、記憶も大丈夫みたいよ。」
僕に話し掛けてきたのは、黄色いワンピースを着たサラちゃんだった
そして 事件の内容を聞いた・・・・・
ナオさん エレナさん サラちゃん達がいなくなり 僕一人となった医務室
アヤノの事を考えていた
君は寂しそうで辛そうな顔で僕を見ていた
僕の話を聞いて笑い 羨ましいと言ってた
そのか細い笑顔だけは 僕の記憶から消えない
君のあの笑顔をもう一度みたい
アヤノいま 君は何処にいるんだい
君の笑顔をテンカワみたいに僕が守れるのだろうか?
僕が気になっていた ユリカと会った時の あの笑顔をする君を
そして君にもう一度会いたいよ アヤノ・・・・・・・・・・・
END
〜〜〜〜後書き〜〜〜〜〜〜
神威です 今回は チハヤ×ジュンが見たかったんで書いてみました
ジュンが見つかって経緯をエリナ達から聞き出している間のチハヤとジュンがこんな感じであったら
いいな〜〜〜〜〜ぁと思っています
まあ そんなわけですし ああ それと今回はユリカはテンカワ親子が空港であったテロを宇宙船で見ています
そしてその後にジュンと会ったと言う事にしています
まあ その後は 記憶の改竄で その事を忘れているユリカ ナデシコでアキトと会って・・・・・・
と考えています
でわ ハーリー物を書き上げていないで道草食っている神威でした
管理人の感想〜
神威さん投稿第八弾有難う!!
意外なカップルの話でしたね。
まあ、この二人はね(ニヤリ)
一つ言えば、管理人は捻くれた男です。
そう簡単にハッピーエンドにしません。
実例コイツ・・・(ナオ×ミリア)
いや〜、現在こじれてるもんな、この二人(爆)
さてさて、ジュンとチハヤはどうなるでしょうね?
では、神威さん投稿有り難うございました!!
では、小説を読まれた皆さん!!
是非、神威さんに感想のメールを送って下さいね!!
それと、メールが駄目ならば掲示板に感想を書いてもらってもOKです!!
この掲示板に感想を書き込んで下さいね!!