機動戦艦ナデシコIF
〜 黒の涙 〜
第四話:逃亡
木連の所有する訓練施設の一角に立つ道場。
そこで今、二人の男が向かい合っている。
片や艶のある黒髪を腰まで伸ばした、白い優人部隊の制服を着た男。
腰には鞘に納められた訓練用の模擬刀が下げられている。
腰を落とし、自然な形で柄に左手を添えた形で居合の構えをとっている。
片や黒いバイザーに目元を隠された、黒く染められた優人部隊の制服を着た男。
一見してなんの武器も持っておらず、自然体で相手に向き合っている。
そして二人をやや離れてた場所から眺めている男達。
白鳥九十九、秋山源八郎を始めとしたこの道場の門下生達だ。
「元一朗の方がやや分が悪いか……」
「勝負は一瞬だ。最初の一手で先手を取れば、まだ元一朗にも勝機はある」
模擬刀を構えた月臣元一朗。
無手の構えを取るテンカワアキト。
二人の中間、九十九達の正面には神棚に「激我心」の文字。
「だが……元一朗に動くことが出来るかどうか……」
「むう……」
ぽたり、ぽたりと顎を伝って冷や汗が滴り落ちる。
横で見ている自分たちがこれなのだ。正面から殺気を叩きつけられている元一朗は果た
してどれほどのプレッシャーを受けていることか。
殺気。
まるで血に餓えた獣が獲物を求めるような、どろどろとしたモノ。
鬼気とすら呼べるレベルかもしれない。
(これで未だ本調子ではないとは……どれほどの才能をその身に宿しているのだ)
アキトの体は未だ本調子ではない。未だに上半身の感覚は無く、見当をつけて勘で動か
しているに過ぎない。
もしアキトの体が全快すれば、木連優人部隊最強と噂される三羽烏である自分たちが束
になっても勝てやしないだろう。
「来い、元一朗」
ニイィ、と口元を歪めて挑発するアキト。だが元一朗はあえてこの挑発に乗った。
「うおぉぉぉぉぉぉ!」
ヒュン!
だが必殺の間合いから水平に振られた刀は空を斬り、驚くほどの前傾姿勢を取ったアキ
トの頭上を通り過ぎた。
アキトの唇が怪しく歪む。
殺気が膨れ上がる。
まるで濃縮された闇が弾ける様にして――
ズバン!
伸脚から繰り出される掌底は双方の体が密着するほどの零距離から放たれ、その威力を
損なうことなく元一朗の胸部へと炸裂させた。
「ぐう!」
吹き飛ばされた元一朗はそのまま転がるようにして受身を取り、道場の壁にぶつかって
その動きを止めた。
「そこまで!」
「なあ、本当にこれで良かったんだろうか……?」
アキトが道場を出て行ってから少し後、九十九が口を開いた。
「分らん。しかし、アキトの復讐を我々が利用しようとしている事は間違いない……」
と、元一朗。
「復讐の為に求めた力、か。もっと他のものにあの力を傾けることもできただろうに……」
腕を組み、渋面の源八郎。
彼らは皆一様に苦悩していた。
アキトが復讐を誓ったあの時、彼に力を与える道を選んだ事を。
それは2年前の事だった。
「それで、生存者の容態はどうなったのだ」
木連軍属第一病院、特殊病棟。
二人の男が廊下を歩いている。
すれ違う者はごくたまにしかおらず、それも一般の見舞い客や入院患者はいない。
ここは特殊な患者の収容される、関係者以外立ち入り禁止の病棟だった。
木連優人部隊の制服を着た男が一人。
白衣を着、片手にカルテを持った男が一人。
月臣元一朗とこの病棟に住む数少ない患者の主治医だった。
「結論から言えば、命の危険は脱しました。意識も回復しております」
白い、白い病棟の床を歩く。
清掃は行き届いているのか、廊下の角には埃一つすらない。
しかし、この病棟そのものには生気がまるでなかった。
収容患者の数しかり。
そしてその患者の種類もまたしかり。
この病棟は関係者ですら必要以上に立ち入ろうとしない「何か」があった。
「具体的には?」
たずねる元一朗。
暫し、ふたりの間にはニノリウムの床を叩く音のみが満ちた。
「率直にもうしあげれば、最早死体同然、とはいきませんがそれに近い状態でしょう。
彼の体には現在、過剰なまでのナノマシンが投与されています。緊急手術等に使用され
ているメディカルタイプから、果ては用途不明の未知の物まで。その内の何種類かを採取、
分解してみましたが一体何なのかは未だ不明です。
そしてそれらのナノマシンは現在彼の体において、擬似的な神経ネットワークを展開し
ています。ですが彼の増設された補助脳が脳を圧迫、結果脳の何%かが壊死を起こしてい
ます。ネノマシンの神経ネットワークもまともに機能しきっていません。ですがこの問題
に関しては、同研究上より救出された生存者の一名に投入されたナノマシンと共鳴、リン
クし、現在彼は擬似的ながらも外界を認識しています。視覚、聴覚等にも著しい減退が見
られますが、これは補助機器を用いれば何とかなるでしょう。
はっきりと言いまして、ぼろぼろです。何故生きているのか、正直私にも不思議ですが……」
また暫く、お互いに無言で床を歩く。
やがて医師がある病室の前で立ち止まり、元一朗もそれにあわせて立ち止まる。
「面会は、可能なんだな?」
再度口を開く源一郎。そこには医師の説明を聞いていたときから何一つ変らない、軍人
としての顔があった。
「はい。現在、補聴器だけは使用していますので、双方のコミュニケーションは成立する
はずです」
「で……尋問は?」
「……難しいでしょう。」
「そうか」
「彼には現在、少々の記憶の混乱が認められます。これは私の推測ですが、補助脳の容量
が膨大なのは、もしかしたら仮の人格をコンピュータの、それこそOSのように無理矢理
植え付けられていた可能性もあります」
そこまで言うと医師は神妙な表情でドアプレートに「テンカワアキト」と書かれた病室
の扉を開けた。
「どうぞ、お入りください」
元一朗が病室に入ると、ベットには上半身を起こし、だが何処を見るとも無く視線を漂
わせている青年がいた。その整った横顔に付けられたごつい補聴器が元一朗にはとても無
粋に見えた。
そして窓が開けられ、薄いカーテンのみの明るい病室の窓際には、桃色の長い髪をした
幼い少女が椅子に座り、ゆっくりと船をこいでいた。
「佐崎さん……」
青年が名前を呼んだ。恐らくは医師の名前なのだろう。医師もすぐに返事を返した。
「やあテンカワ君。調子はどうだい?」
「今日は……良い感じです」
青年、アキトは医師の方を見ず、やはり視線を漂わせたまま答えた。
「今日は喋れる方なんだね?」
そんなアキトの様子に医師は頓着せずに話を進める。恐らくこれがいつもの彼らの会話
なのだろう。
「はい。すいません。ご迷惑かけて……」
「いやなに。それより今日はお客さんがいらっしゃってるんだよ」
「客?」
「ああ、君たちを保護した木連のエリート、優人部隊の方だ」
そこまで言うと医師は一歩下がって元一朗に場所を譲る。
「初めまして、テンカワアキト君。自分は木連優人部隊の一人、月臣元一朗だ。以前一度
様子を見にきた事もあるのだが、そのころに比べて元気そうで何よりだ」
一歩前に進み出て、自己紹介も含めて声をかける元一朗。
それに初めて、アキトの顔がそちらを向く。だがその血色の瞳には元一朗の姿は映って
いなかった。
ゆっくりと、アキトの口が開かれた。
「お久しぶりです、月臣さん」
「うむ。テンカワ君も調子がよさそうで何よりだ」
今のアキトには最初の頃のようなゴツイ補聴器もなく、視覚補助と聴力補助を兼ねたバ
イザーをかけている。そのために表情を窺えるのは口元だけのなのだが、その口元は穏や
かだった。
アキトの月臣の二度目の出会いから数ヶ月。月臣は折りを見てはアキトの病室を訪ねていた。
たまに病室を訪れてはアキトと数分話をして帰っていく。そしてそれをラピスはいつも
ベッド脇の椅子に腰掛けてただ話を聞いていた。
「今日は君自身の事も聞いてみようと思ってね。他の生存者達の証言から君たちの大半が
地球か火星の出身なのは聞いている。確か、君も地球に住んでいたんだよね?」
ベッドからやや離れた位置に椅子を引っ張って着て座る元一朗。あまりベッドの近くに
座ると小さなお姫様の機嫌が悪くなることを、彼はこの数ヶ月間で学んでいた。
「俺自身の話……ですか。いつもは月臣さんから木連の事とか聞いてばっかりだったから、
あまり話した事なかったっすね。
俺は……攫われた時こそ地球に住んでいましたが、元は火星生まれなんですよ。幼い頃
に親の仕事の関係で地球に移り住んで、そこで新しい生活が始まって……。
月臣さんに聞いた話だと、木連の食料プラントで作られた野菜って、あまり旨くないん
でしょ?火星でもそうだったんです。テラフォーミングの為にまかれたナノマシンのせい
で火星の土は痩せてて、作物は酷い有様で……。でも、まだ火星にいた頃に一度だけ親と
一緒にレストランに行った事があるんです。そこで食べた料理が凄く旨くて。
酷い味のはずの作物が、コックの手にかかるとまるで魔法みたいに旨くなって……それ
で俺、地球に移り住んでからもコックに憧れて、調理師学校に通ってたんです」
「そうか……。君はコックになりたかったのか……。
木連でも、食料プラントで生産される合成食は正直、あまり旨く無くてな。だが、確か
に一流のコックの手に掛かれば旨い物になる。木連では女性が家事を行うことは殆ど義務
付けら得れているが、それでもコックを目指す女性は少なくは無いな」
「そうなんですか……」
こうやって二人はいつもの様に世間話を交わす。僅かな時間ではあるが、二人にとって
楽しい一時ではあった。
「む。もうこんな時間か……。ではアキト君、また来るよ。
ああ、そうそう。すっかり忘れていたが良い知らせだ。君は今日から普通の病院食に切
り替わるよ。これまでみたいな栄養点滴ではなく、久しぶりの料理を味わうと良い。……
まあ、あまり旨いとは言わんがな」
そういい残して月臣は去っていった。
あとに残されたのはベッドに横たわるアキトと、側の椅子に座るラピス。
「アキト、何だか嬉しそう」
病院食とは言え、ひさびさび料理を口に出来る事を知って喜ぶアキトに、ラピスも釣ら
れて嬉しそうにアキトに訪ねる。
この病院で目を覚まして以来、久しぶりに心の底からの喜びをアキトは感じていた。
これまで、弱った消化器官の治療に勤めていたため、アキトはずっと栄養剤を点滴して
いたのだ。コックを目指していて、食べることに喜びを感じているアキトにとって、これ
はとても辛いことだった。
「ああ、久しぶりの料理だからね……。ああ、早く昼御飯の時間にならないかな……」
やがて正午過ぎとなり、待望の食事が運ばれてきた。普段アキトの世話をする看護婦は、
普段無表情な患者が運ばれてきたトレーを見て顔を輝かせる様に軽い驚きを覚えたく
らいだった。
それほどアキトは浮かれていたのである。
「では、食事が終ったらコールを鳴らしてください。下げにきますので」
「ありがとうございます」
ベッドの補助テーブルにアキトの食事を、脇のサイドテーブルにラピスの食事を用意し
た看護婦もそう言って病室を出て行った。
「いただきます」
「いただきます」
箸を手に両手を合わせるアキトを真似るようにしてラピスも手を合わせ、二人の食事は
始まった。普段ラピスは自分の病室で食事をとっていたのだが、今日は月臣かそれとも主
治医の配慮か、この部屋に用意された。
「良い匂い」
トレーに乗せられた食事は御飯と味噌汁、魚の焼いた切り身とお新香。魚の切り身と言
っても本当の魚ではなく、淡白質の塊を魚の切り身に見せ、味と匂いを似せているに過ぎ
ない。それでも魚から立ち上る香ばしい香りを、ラピスは感じていた。
熱い料理をはふはふと平らげていくラピスだったが、アキトが最初に箸をとって以来、
それぞれ一品ずつを一口食べただけで箸を止め、憤怒の形相で俯いていることには気づか
なかった。
「……してだよ」
「アキト?」
アキトの小さな呟き。ほとんど聞こえなかったが、それ以上にラピスはアキトからリン
クを通して漏れてくる黒い波動に驚いた。
「どうしてなんだよ!!」
パキリ、と彼の手の中で樹脂製の箸が折れる。
そこには先程まで食事を待ち遠しそうにしていた青年はいなかった。
「どうして!どうしてアイツ等は俺から……!!」
アキトは声無き声をただひたすらに叫び続けた。
そしてラピスは先ほどまで感じていた幸せな波動から一転、精神的に繋がっている自分
が押しつぶされてしまうのではと思う程の黒い、絶望した波動に完全にうろたえていた。
「アキト!アキト、落ち着いて!アキト!」
ただおろおろと呼びかけるだけ。
彼女には知り得る事ではなかった。例え感覚をリンクによって擬似的に回復しても、失
ってしまった神経は確実にアキトの五感の一部――それも料理人の命たる味覚までは蘇ら
なかったことなど。
この日から彼、テンカワアキトの心には暗い復讐の念が住み着いた。
アキトは道場から出るとその足でラピスと伴い、軍施設の一角に設けられた自身の部屋
ではなく、軍施設の直ぐ側に作られた収容施設を訪れた。
この施設はアキトと同じ境遇の者、即ち木連過激派の人間に地球や火星から連れてこら
れた者達である。
とは言っても実質的に身体を弄繰り回されたのはアキトとラピスの二人だけであり、ア
キト達が軍の研究施設で何度にも渡る検査や実験(これはアキト達の合意の上、協力と言
う形で行われている)を繰り返す中、ここに収容された人物達はほとんど放置されている
と言っても良かった。
「お兄ちゃん!」
アキトが施設の中庭に来ると、たたた、と走り寄って来る子供達が数人。復讐を心に誓った
アキトであったが、それでも子供達はアキトの優しさを敏感に理解し、良く懐いていた。
「お帰り、お兄ちゃん」
「お兄ちゃん、遊ぼう!」
「お兄ちゃん!」
「お兄ちゃん……」
子供達の輪の中、光の中でアキトはただ何をするでもなく、ただ穏やかに微笑んでいた。
そう、アキトが木連に身を寄せてから、この施設の中でしか浮かべなくなってしまった
心からの、本当の笑みを。
アキトが完全に復讐鬼になりきれないのは、こういった「日常」の暖かさによる所が大
きかった。
色々な意味で、ここはアキトの心にとって最後の砦であった。
だが、その最後の砦も呆気なく砕け散ってしまった。
時に西暦2195年。
後に地球、木連の両方から第一次火星会戦と呼ばれる事柄が全ての発端だった。
「納得できません!第一、そんな事をして何になると言うのですか!」
激情に駆られ、デスクを拳で叩き怒声を張り上げる九十九。
「自分も白鳥に同感です。第一、そんな事は我等木連のやり方に反しています」
静かにではあるが、確かな激情を含ませた元一朗。
「根拠にかけますな。その程度の事で木連は揺るぎません」
一人、落ち着いた声色の源八郎。だが眼光の発する威圧感は誰よりも強い。
「だがこれは最早決定したことだ。既に草壁中将の承諾も得ておる」
狭い執務室で一人椅子に座り、デスクに肘をつける男。
その肩の徽章が示す階級は、大佐。
「我々木星圏ガニメデ・カリスト・エウロパ及び他衛星小惑星国家間反地球共同連合体は
その名の示す通り、地球圏とは敵対している。更に先日の火星には戦端は開かれた。もう
戦争は始まっているのだ。それを捕虜でもない地球の人間を我々木連、それも最精鋭たる
優人部隊が保護しているのは些かまずいのだ。今は良いが激戦になるにつれ世論が黙って
いないだろう。そうなっては君達の名誉まで泥を被りかねない。
それに今は大人しくしているが、いつ反抗するかも知れん。所詮彼等は地球の人間、信
用はできはせん。不安の種は早い内に摘み取るに限る」
「ですが大佐、特に彼は我々の親友です。それに彼は木連に大変友好的であり、生体跳躍
の実験にも進んで参加しています。彼のお陰で我等優人部隊の参戦は確実に早まる事にな
りました」
「だが、彼は格闘訓練の折に何人もの人間を病院送りにしているのも事実だ。事故にして
は余りにも明確な数字でな。所詮は薄汚い地球の人間に変りならん」
「そんな事は以前から変わらんでしょう。今更そんな事を持ち出されても、こじつけにし
か思えませんな。邪魔になったから消すと、はっきり言えばいいでしょう」
と源八郎。表面上は穏やかだが、彼も少なからず強い憤りを抱いているようだ。
「とにかく。諸君等三人にはここにいたまえ。もうすぐ全てカタがつく」
「まさか、もう部隊を……!!」
愕然とする面々。
すぐさま部屋を出ようと踵を返すが、それよりも早く執務室の扉が開き、そこに常時配
備されている本来は警護の役目を持った人間が申し訳無さそうに拳銃を構えていた。
「本来、これまで地球の屑供を木連で保護していたことすら信じられん事なのだ。大人し
くしていたまえ」
どうする事もできない三人は、ただアキトやその他の地球から無理矢理に連れてこられ
た人間の不遇を心の中で嘆くしか出来なかった。
そして、一人でも逃げ切ってくれる事を痛切に願うしかできなかった。
同時刻。
木連の管理するとある収容施設で大規模な火災が起こった。
原因は若手将兵の暴走。
火星での戦果に気をよくし、昼間からアルコール類を大量に摂取した兵が地球人の収容
されている建物に火を放ち、銃器まで持ち出して施設に収容された人間を襲撃した。
後の調べでは施設のほとんどの人間が虐殺され、何人かが行方不明になった事が分った。
行方不明者はテンカワアキト、ラピスラズリ、アイ・ランフォードの三名。いずれも
「事件」の際、施設を出ていたと発表された者達だった。
懲戒免職となった元木連兵の一人が「突然目の前で光って消えた」と証言していたと言
う話もあったが、その事実は上層部の手によって握りつぶされた。
「テンカワ君……どうか無事、逃げ延びてくれ……」
□■□後書き□■□
ルリ:今回は間が開きましたね。
カラス:ぬう、確かに。
ルリ:シリアス物は時間が勝負ですよ。軌道に乗る前にペースダウンしてどうするんですか。
カラス:く……いや、風邪引いちゃってね……。
それに、今回みたいなダーク路線に入ってるようで内情描写の少ない物って実は凄く書きづらいのよ。
ルリ:言い訳は結構です。
誰からも期待されなくなったらお仕舞いなんですからね。
カラス:精進します……。
ルリ:で、今後の展開は?
カラス:取りあえず次の話しでナデシコは出航する予定です。ていうか出航します。
ルリ:そうですか。ついに私の出番ですね。
……そう言えば、今回私が出るような話を前回しませんでしたか?
カラス:ああ、アレ?本当はルリのスカウトのシーンでも書こうかと思ったけど、削った。
ルリ:(怒)!
カラス:だって意味無いんだもん。それに下手な事をこの時点で書くと後々矛盾しそうだし。
ルリ:……まあ、今回は許してあげましょう。同時投稿の「アレ」もありますし。
カラス:うん。まあ、次回に期待してよね。
ルリ:そうですね……。では、今回はこのへんで
カラス&ルリ:さようなら〜♪
代理人の感想
取り合えず私は期待してますので続きをプリーズ♪
まぁ、本当に面白ければ半年間が空いても読者は付いて来ますけど…
そう言いきれるだけの自信を持った人はそうそういないでしょう(苦笑)。