機動戦艦ナデシコ
大切な人たちを守るために
第1章 古代の火星へ
「こっ、ここは・・・・・・」
俺は気がつくと薄暗い部屋でベッドに横になっていた。
「ここは・・・・・・いったい・・・・・・」
「気がついたようだね、テンカワ・アキト君」
声を掛けられて辺りを見回していると、男が椅子に座りながらこちらを見ていた。
「身体に異常はないのに3日も眠っていたからね。心配したよ」
そう言いながら男は椅子から立ち上がるとこちらに歩いてきた。
「どうだい、気分は。一応身体の異常は取り除いたけど、君の意見も聞きたいからね」
「身体の異常を取り除いたって、いったいどういう事なんだ?」
「まずは自分の体を見てみなよ」
そう言いながら男は部屋の明かりを付けた。
男は黒くて長い髪を後ろで束ねていた。
男の姿を確認した後、言われたとおり俺は自分の姿を見てみた。
「自分の体がどうしたって・・・・・・!?」
俺は自分の体を見て驚いた。
俺の体はどう見ても高校の時に戻っている。
「いったいどういう事なんだ!なんで俺は昔の体に戻っているんだ!!それにここはどこなんだ!!!」
俺は怒鳴りながら立ち上がって男の着ている白衣を掴んだ。
「まあまあ、落ち着きなよ。詳しく話すからさ」
男はそう言うと俺を寝ていたベッドに座らせた。
「じゃあ始めから話すよ。僕の名前はレイス・クロイツ、ここは君たちで言う古代の火星にある第2都市レイドだよ」
レイスと名乗る男の話を聞いて俺は愕然とした。
「古代の火星だって!そんなバカな!!」
「そう言われても事実だよ。君は僕の実験場にいきなり転送されてきたんだよ。まあ君たちの時代で言うとボソンジャンプかな」
「どういうことなんだ?」
「僕にもよくわからないよ。たぶん僕の実験に未来で君が何らかの影響を与えたんだと思うよ」
「なんで未来での出来事が過去に影響があるんだ?」
「さあ、僕にもさっぱりだよ」
レイスにも、なぜ俺が古代の火星にボソンジャンプされたのか、全くわからないようだった。
「まあそれはいいとして、なんで俺の体が昔の俺の体に戻っているんだ?」
ボソンジャンプについては偶然起こった物だとしても、この体が昔の体に戻っている事については何か知っているような話し方をしていたからな。
「ここにボソンジャンプされてきてから、君の体をいろいろ調べてみたんだけどね。君の体はぼろぼろで五感もほとんど機能しなくなっていたから、少し体を退化させたんだよ」
「退化っていったいなんなんだ?」
俺は聞き慣れない言葉を聞いて、レイスに聞き返した。
「簡単に言うと若返らせたんだよ」
「体を若返らせるのはそんなに簡単なのか?」
「簡単だよ。まあ、僕じゃないと少し難しいけどね。でも、君の体に大量に注入されているナノマシンはどうしようもなかったからね。取り除けるだけ取り除いて、後はパイロット用とオペレーター用、残りは医療用に変化させておいたから。」
「俺の時代じゃ、夢物語だな」
まさか古代火星の技術でそんな事までできるとは思っておらず、俺は感心した。
「そうかもね。でも、どんな事でもって言う訳じゃないよ。もし僕じゃなかったらそこまでできないからね。アキト君は運がいいよ」
話している内容からすると、どうやらこのレイスという男はかなり腕のいい医者か科学者のようだ。
「そう言えばどうして言葉が通じるんだ、それにどうやって俺の事や俺の時代の事を知ったんだ?」
「言葉に関しては別に気にする事はないよ。体を治すときにこの時代の言葉を君の脳に覚えさせたんだよ。それに副作用なんてないから何も心配いらないよ」
寝ている間に教えられていたなんて、すごい技術だ。
「君の事や君の時代の事を知っているのは君の記憶を見せてもらったからだよ。悪いと思ったんだけど、君の体を元に戻すには仕方がなかったんだ。君の時代や知識もそれでわかったんだよ」
「そうだったのか・・・・・・まあ別にかまわないさ、そのおかげで俺は元に戻れたんだからな。感謝するよ」
もう二度と元には戻れないと思っていたのに、いくら感謝しても感謝したりないぐらいだ。
「別に感謝なんてしなくて良いよ。元々僕たちの作った装置が原因でこうなったんだからね。こっちが謝らないといけないくらいだよ」
「別にあんたが謝る事はないさ。それにあんたのおかげで元気になれたんだしな」
「そう言ってもらえるとうれしいよ」
そう言うとレイスは嬉しいのか、手で頭を掻いた。
「そう言えば俺はこれからいったいどうなるんだ?」
ふとそんな事を思いついた俺は、その疑問をレイスに聞いてみた。
「アキト君には元の時代に帰ってもらうよ。もしよかったら君が乗っていた機体も修理するよ」
「俺の機体・・・・・・ブラックサレナもこの時代にあるのか!?」
まさかブラックサレナがこの時代にあるとは思っても見なかった。
「当たり前だよ、君はそれに乗ってここに来たんだから」
「そうか・・・・・・」
この時代にくる原因となった戦闘の時、ミサイルが当たる直前にボソンジャンプしたという事で納得した。
「それで修理するのかい?」
「ああ、頼む。それと少し改造はしてくれないか。このままでも良いんだけど、性能は少しでも良い方がいいからな」
「別に良いよ。少し時間が掛かるかもしれないけどいいかい?」
「別にかまわないさ。こっちが頼んでるんだ、時間が掛かっても仕方ないさ」
「じゃあ、明日からでも作業に取りかかるよ」
「悪いな、こんな事頼んで」
「気にしなくて良いよ。あんな物を修理するのは初めてだからどんな造りか見てみたいからね。そうそう、ここにいる間はこの部屋を使っていいよ。たいした物はないけどね」
「何から何まですまないな」
「別に良いよ。じゃあ、まずこの施設から案内するよ。それと後で良い所に案内してあげるね、修理している間は暇だろうから」
「俺は別に暇でもかまわないけど」
「遠慮しなくて良いよ。あっ、それと1つ言っておくけど、アキト君の事は僕の親戚って事になってるから。もしアキト君が未来から来た事が僕以外の人に知られたら、大変な事になるからね。それじゃ行こうか」
レイスに言われて俺は話をしていた部屋から外に出た。
俺はレイスの後をついて行くと前の方からレイスと同じ白衣を着ている女性が歩いてきた。
「あら、起きたのね」
「うん、さっき起きたばかりだよ。安心して良いよ、彼女にはもう話してあるから。アキト君、紹介するね。彼女の名前は・・・・・・」
「レイス、自己紹介ぐらい自分でするわ」
白衣を着た女性はレイスの話を遮りながら言った。
「はじめまして。私の名前はローラ・ファイナスよ。あなたは寝てたから知らないかもしれないけど、2日前に会ってるんだけどね」
ローラと名乗った女性は茶色の髪の毛をした大人っぽい雰囲気をした女性だ。
「そうだったんですか。俺の名前はテンカワ・アキトです。よろしくお願いします、ローラさん」
俺はローラさんと握手しながら言った。
「ローラで良いわ、それと敬語も結構よ」
「わかった、そうさせてもらうよ」
「今度、ゆっくり話をしましょう。あなたの時代の事に興味があるからね」
「ああ、別にかまわないが、話せない事はいくつかあると思うぞ」
「別に話してくれて結構よ。話を聞いたからといって、やってる事を変えるつもりは全くないから」
「わかった」
俺は少し微笑みながらうなずいた。
「そろそろ時間だから失礼するわ。アキト君、また今度。それとレイス、クレアにもちゃんと紹介してあげなさいよ」
「わかってるよ」
「わかってるならいいわ。じゃあ、また会いましょう」
そう言うとローラは立ち去っていった。
「それじゃ、行こうか。ローラに言われたとおり、クレアにも紹介したいからね」
「少し聞くけど、クレアっていったい誰なんだ」
「僕の妹だよ。優しくて面倒見がよくてね、僕の代わりに家事をしてくれてるんだよ」
「そうか、良い妹なんだな」
「そうだね。たぶん、クレアがいなかったら僕は生きてないだろうからね。本当にクレアには感謝してるよ」
「どんな子なんだ?」
俺はレイスの妹がいったいどんな子なのか気になった。
「会ってもらった方が早いだろうからね。案内するよ」
レイスにクレアのいる部屋に案内された。
「ここだよ」
そう言うとレイスは1つの扉の前で立ち止まった。
コンッ、コンッ
「クレア、ちょっといいかい?」
「はい。今開けますから、ちょっと待ってください」
女の子の声が聞こえた後、扉が開き、1人の女の子が出てきた。
「兄さん、何かご用ですか?」
「彼の目が覚めたから、クレアにも紹介しようと思ってね」
俺はレイスに言われてクレアの前に出た。
「テンカワ・アキトです。少しの間だけど、よろしく」
「テンカワ・アキトさんですね、私はレイス兄さんの妹のクレアです。こちらこそよろしくお願いします」
軽く自己紹介を済ませた後、俺はクレアという名の女の子を見た。
クレアは見た所、身長は俺より10センチくらい小さく、レイスと同じで黒い髪をしていた。
違う所と言えばクレアはレイスと違って髪を束ねず、腰あたりまで伸ばしている所だ。
「クレア、自己紹介が済んだ所で悪いんだけど、何か食べるものはないかい?アキト君は3日間何も食べてないからね」
「俺は別に平気なんだが・・・・・・」
「君は平気でも僕は空いてるんだよ。3日間君の面倒を見ていてほとんど食べてないからね」
「そうか・・・・・・すまなかったな」
「別に良いよ。それでクレア、用意できるかな?」
「はい、少し待っててくださいね。すぐに用意しますから。兄さん達は椅子に座って待っててください」
そう言われて俺とレイスは部屋に入り、椅子に座るとクレアは台所の方に歩いていった。
「さて、クレアの料理ができるまでこの時代の事を話そうか」
「そうだな、修理が終わるまでこの時代にいるんだからな」
「じゃあ話すよ。まず、ここ火星には5つの都市があるんだ」
「5つしかないのか?」
「5つと言ってもそれぞれが結構大きいからね、それで話を続けて良いかい?」
「ああ」
「まずは第1都市オメガ。そして僕とクレアの生まれ故郷でもあり、今僕たちがいるここ第2都市レイド。ローラの故郷の第3都市シグマ。第4都市ヴァリス。ボソンジャンプのコントロールユニットがあり、君たちの時代では火星極冠遺跡になる第5都市ゼノンの5つだよ」
「じゃあ、ここ火星のどのあたりになるだ?」
「未来ではここは君の故郷のユートピアコロニーのある場所だよ」
「ここがっ!?」
まさか自分が過去であるとはいえ故郷のあったユートピアコロニーにいるとは思ってもいなかった。
「そうだよ。それと生活の仕方は今も未来も対して変わらないよ。料理に関してもほとんど変わらないからね」
「つまり食材や調味料は俺の時代とさほど変わらないのか?」
「うん。だから、アキト君が料理を作る事もできるよ。味覚も直ってるからね」
「そうだな・・・・・・機会があったら作ってみよう」
もう二度と料理は作れないと思っていたんだけどな。
「そうだね、そうするといいよ」
「お待たせしました」
レイスといろいろと話をしていると台所からクレアが料理を持って出てきた。
「どうやら料理ができたようだね」
「はい。アキトさんのお口に合えば良いんですが・・・・・・」
そう言いながらクレアはテーブルに料理を並べていった。
レイスが言っていたとおり、見た事のある食材がいくつかあった。
料理を食べてみた所、クレアはなかなか料理が上手のようだ。
「「いただきます」」
俺とレイスは料理を食べ始めた。
「あの・・・お口に合うでしょうか?」
俺は声を掛けられてそちらの方を見てみると、クレアが心配そうにこちらを見ていた。
「大丈夫だ。味覚が直ったばかりでよくわからないけど、俺はおいしいと思うよ」
「ありがとうございます」
俺がそう言うと、クレアは嬉しそうにお礼を言ってきた。
「礼を言われるほどの事じゃないよ。俺は本当の事を言っただけだから」
「僕もクレアの料理はおいしいと思うよ」
「兄さんはいつもそれしか言ってくれないじゃないですか」
クレアはレイスの言葉に少し呆れた顔をした。
「そう言えば兄さん、これからどうするんですか?」
「そう言えばそうだな、これからどこに行くんだ?」
「老師の所に行こうと思ってるんだ」
「老師?」
「武術の老師でね。ライゼンって言う名前の恐ろしく強い人だよ」
「その老師の所に行くのが、さっき言っていた良い所なのか?」
「そうだよ、修理ができるまで老師のところで修行すればいいよ」
「そうだな、体が若返った所為で今まで鍛えていたのが元に戻ってしまったからな」
「あのアキトさん、私もついて行って良いですか?」
どうやらクレアも一緒に行きたいようだ
「ああ、別にかまわないよ」
「ありがとうございます、すぐに用意しますね」
そう言うとクレアは嬉しそうに走っていった。
「そう言えばレイス、俺の体の事で1つ聞いておきたいんだが?」
「なんだい?」
「なぜここまで若返らせたんだ?20歳くらいでもいいと思うんだが?」
「ああ、そのことね。別にナノマシンを注入される少し前の体でもよかったんだけど、そっちの体の方が体を鍛えるんだったら便利だと思ってね」
「そうだったのか」
「お待たせしました」
レイスとの話が終わるとちょうどクレアが戻ってきた。
「準備ができたようだね。じゃあ行こうか」
「ああ」
食事を終えた俺はレイスとクレアの後をついて行った。
俺達はレイスの研究所を出た後、第2都市レイドのはずれにある大きな建物の前にやってきた。
「ここがライゼン老師の道場だよ」
レイスの言葉を聞きながら俺は建物の中に入って行った。2人に案内されて俺は道場のある場所に向かった。
その道場の中央で1人の老人が正座していた。
「だれだ」
俺達が中に入ろうとすると道場の中央に座っていた老人がこちらを見ずに喋り掛けてきた。
「レイスです。お久しぶりです、ライゼン老師。」
「レイスか。それで、何のようだ」
「実は鍛えていただきたい人がいまして」
レイスがそう言うのを聞くと俺は道場に入った。
「はじめまして、テンカワ・アキトです」
俺が名を名乗ると老師はこちらを向き、鋭い目で俺の方を見てきた。
俺も老師の正面に座ると老師の目をじっと見た。
「テンカワ・アキトと言ったな。それでお前は今まで何人、人を殺した?」
「えっ!?」
俺は老師の質問に驚きを隠せなかった。
「どうしてそんな事を聞くんですか?」
「何人殺したと聞いている」
どうやら素直に答えるしかないようだな。
「わかりません。でも1万は越えていると思います」
俺の愛機であるブラックサレナに乗ってターミナルコロニーを4つ、アマテラスを入れて5つも破壊した。
「では、生身で何人殺した?」
「百人は殺しました」
ネルガルシークレットサービスとともにクリムゾングループの研究所やクリムゾンと繋がっていたネルガルの研究所を襲撃していた。
「なぜ、それほどの人を殺した?」
「復讐のため、それと大切な人を取り戻すためです。でも、結局は取り戻せませんでした」
あれだけ人を殺して、巻き込みたくなかった大切な人達を巻き込んだのに、結局は自分の手でユリカを取り返せなかった。
「今でも復讐のために力を使いたいか?」
「いえ、できる事なら大切な人たちを守るために使いたいと思っています」
「その言葉に偽りはないな?」
「はい」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
沈黙が続く中、老師はじっと俺の目を見てきた。
「今のお前の言葉に偽りはないようだな・・・・・・。いいだろう、どこまで強くできるかわからんがな」
「老師、感謝します」
俺はそう言いながら頭を下げた。
「だが、その前にお前がどれほどの腕か見せてもらう」
老師は立ち上がり、構え始めた。
「わかりました」
俺も立ち上がると木連式柔の構えを取った。
「構えたのなら、さっさとかかってこい」
老師に言われ俺は攻撃に移った。
「いきます!!」
そう言いながら、俺は老師に向かって攻撃した。
「うっ・・・・・・・・・」
俺は激しい痛みで目が覚めた。
「アキトさん、大丈夫ですか?」
ゆっくり目を開けてみると、クレアが心配そうに俺の顔を覗き込んでいた。
「まだ痛みますか?」
「俺は・・・・・・いったい・・・・・・」
「老師の技を受けて、気を失ってしまったんです」
「くっ、そうだったな。あの時・・・・・・・・・」
俺が老師に攻撃をしていて、老師の姿が消えたかと思った瞬間、ものすごい一撃を受けて、壁まで吹き飛ばされたんだ。
「大丈夫かい、アキト君?本当にすごい勢いで壁まで吹き飛ばされてたからね」
「大丈夫だ。体が痺れてうまく動けない事以外はな」
「安心しろ、しばらくすれば動けるようになる」
声の聞こえた方を見てみると老師が立ってこちらを見ていた。
「老師、すみません。気を失って」
「気にするな、受け身を取れただけまだマシなほうだ。だが、もう少し体を鍛えろ。このままでは話にならん」
「そうですね。昔の体に戻った所為で、鍛えてあった体が元に戻ってしまいましたから。それのいくら反応できても、体がついてこなければ意味がないですから」
「まずは体を鍛える所から始めるぞ」
「はい」
俺は寝ながらうなずいた。
「だが1つ言っておく事がある」
「なんでしょうか」
俺は老師の言った言葉に聞き返した。
「私は強くしてやると言ったが技まで教えるつもりはない」
「えっ、それは・・・いったい・・・・・・」
「基本の型は教えてやる。だが、強くなりたければ私から技を盗む事だ」
「そう言うことですか・・・・・・わかりました。遠慮なく盗ましてもらいます」
「やってみろ・・・・・・できるのならな」
「はい」
老師の技を盗むか・・・・・・。
これから恐ろしいほど忙しくなりそうだな。
でも、体は元に戻ったし、こんなにいい人達ばかりに会えたんだから、死ぬ気で修行しないとな。
あとがき
さてさてアキト君が古代の火星に行ってしまいました。
これから元の時代に戻った後の事も一応考えているんですが、なにぶん私は考えるのは得意なんですが、それを表現するのは苦手なもんでして、次はいつになるかまったく分かりません。
まあ出来る限りがんばって書かせていただきます。
下手な文章でしょうが一応読んでください。
サブタイトルが思いつかない・・・・・・どうしよう・・・・・・。
では、また・・・・・・
2001/7/9 完成
代理人の感想
う〜む、古代火星でも武術の道場では正座するのか(笑)
案外古代火星人の生き残りが日本人の先祖だったりして(ンなアホな)。
それはともかく、古代火星と言う事はアイちゃんがいる可能性がある訳で、
え〜と、極冠遺跡都市にでもいるのかな?
しかしこのレイスという男、「僕じゃなければ」を連発する当たり、
意外と自己顕示欲の強いタイプと見た。
もしやこれはアキトに周囲の注目が集まった時、
レイスが嫉妬の余りアキトを刺し殺してしまう事件の、その伏線(違)!?
ところで都市の名前・・・・『ソード・○ールド』っすか(笑)?