『レェェェッツ!
ゲキガイィィィィィィンッ!!』



「オォ!!」


現在午前五時、近所迷惑な北辰の声が影護家に響きわたった。

ちなみに、北辰の声にエコーが掛かっていて、ちょっと龍神○に似ていたとは隣に住む元一朗の弁。

ちなみに、龍神○(伏せ字になって無い)とは某元粘土人形のロボットの事だ。

作者的にはワ*ルは、1より2の方が好きなのは秘密だ。








ナデシコIF〜明るい未来へ〜
Ver:時ナデ

黒と白の舞踏会





外伝:「燃える漢」の日常!!





「あなた!何度言ったらわかるんですか!!??
ゲキガン目覚ましは、近所迷惑だから止めてくださいと言ったでしょう!!」


むぅ、玲子・・・・・・・お前の声の方が近所迷惑だぞ?
とは、言いたくても言えないところが我の悲しき性だな・・・・・・・・。


「お前には判らぬのか?あの、熱き魂の叫びの素晴らしさが」


「判りません!!」


むぅ、ユキナの奴がゲキガンガーを見ないのは玲子の影響なのか?

我ら夫婦は、親の居ないあの二人を我が子のように可愛がっているからな・・・・・・

もちろん我も、あの二人の事は我ら夫婦の子供だと思っている。

だが・・・・・、ユキナが性格まで玲子に似てきたのは問題だ。

・・・・・・・認めたくないが、我と九十九は既にユキナには頭が上がらないしな。


「いい年をして、未だにアニメですか?貴方はもっと・・・・(以下略)」


「・・・・・・・・・・・・・・・・(汗)」


何故だ!!何故勝てん!!
おのれ・・・・玲子め・・・・・・今に見てろ。


「大体あなたはね・・・・・・・聞いてるんですか!?」





フッ、我がそのような怒気で怯むとでも・・・・・





「あ・な・た(怒)」







「ごめんなさい(T−T)」













−木連本部 鍛錬場−


我は我と同じように、疲れ切った九十九と対峙している。


「九十九・・・・・・お前もか?」

「はい・・・・・」


九十九も我と同じ「ゲキガン目覚まし」の愛用者なのだ。
何故我と同じように疲れているかは・・・・・・・・想像に任せよう。

ヒントとして、ユキナが絡んでるとだけ言っておこう。


「鍛錬・・・・・・・やります?」


「いや・・・・・、もう少し休んでからにしよう」


我としても、こんな状態では鍛錬はしたくない。


「そうですね」


九十九も同じ様だ。

だが、玲子よ・・・・・・・出勤前に説教2時間は勘弁してくれ・・・・・・・・・・。

流石に我でも厳しいぞ。














「ですが・・・・・・・平和ですね」


「ああ、もうすぐ戦争が始まるのが嘘の様にな・・・・・・」


地球人に復讐すること自体は、我も反対ではない。

だが、咎無き民まで巻き込んだ復讐等、何処に正義が存在する?



草壁、我が貴様の目を覚まさせてやる。

我らが正義は・・・・・・熱血は一つだ。





だが、今はだけは一時の平穏を楽しもう。












プロローグ3に続く









あとがき

ども、カズやんです。

ワ*ル・・・好きだったんですよね(爆)

それはともかく、今回はほのぼののつもりで書きました。

初めてこの小説の感想が来て、有頂天になって勢いで作ったので、出来の方は・・・・・・・・

気にしたらダメです・・・・・(泣)

ではでは。

 

 

 

代理人の感想

一応時ナデ設定では北辰の妻は「さな子」です。

 

それはそれとして。

 

北辰、全然外道じゃないなぁ(笑)