時の流れに・if 「ナデシコ学園」
第2話「アキト、初の戦闘!?・・・こんな戦い理不尽だ!!」
ゲートをくぐると・・・そこは戦場だった・・・いや、本気(マジ)で!!
死屍累々・・・まさにその一言・・・日本語って便利だなと思えたよ・・・
この4番ゲートから校舎まで約50メートルの道のり・・・果てしなく遠く思えるな・・・
あ・・・何も知ってないような新入生までいる・・・入学早々不幸だな・・・
「もう終わりか?この程度で私を倒そうなど片腹痛いわ!!」
と、まだ50人ぐらい残っている相手に挑発している・・・しかも楽しそうだし・・・
やっぱり異様だな・・・あの先生は・・・
・・・なぜ、このような事態になっているのか?皆さん疑問だろう・・・
事の始まりは、ある女生徒達の一言に始まった・・・すなわち、
「私達に告白したいのなら、まず北辰先生に勝ってから来てください」
その次の日から、北辰先生が通勤に利用するこの第4番ゲートは戦場と化した・・・
最初の日などは何も知らない生徒、教師共々かなりの数が巻き込まれ休校になったほどだ。
イネス先生は喜んでいた。・・・「新薬の実験サンプルがこんなに・・・」
・・・俺は聞かなかった事にした・・・
「ううっ・・・すまねぇ、ナナコさん・・・海には行けそうもない・・・」がくっ
「ジョーーーー!!」
あそこで盛り上がっている奴ら、木連の人たちだな・・・
・・・ナナコさんって誰だ??
「・・・あの可憐な妖精達に・・・」
「リョーコお姉さま・・・申し訳ありません・・・」
「今日こそは・・・あの麗しいお声で・・・名前を呼ばれたかった・・・」
「ああっ、彼女が遠ざかって行く・・・」
告白相手が同じ人たちはまとまっているから分かりやすいな。
今残っているのは・・・北斗、枝織ちゃんの告白組か・・・
「北辰先生!!貴方を倒して俺(私)は枝織さん(北斗さん)をゲットする!!」
「「「「「「「「おおー!!!」」」」」」」」
ここで気をつけなくてはいけないのが、あくまで告白の権利であり、
ゲットできるというのは勘違いであるということだ・・・
と、そうこう考えている間に全滅したな・・・冥福を祈ってやろう。
なんて事考えている場合じゃないんだ!!早く退避を・・・
「憎かろう、悔しかろう、未熟者達よ・・・
どんなに努力しようとも・・・貴様らは我が娘とは付き合えぬのだ!!」
でた・・・北辰先生の決め台詞。
「・・・ん?まだ残っておったか!!・・・??、貴様は!!
くくくっ・・・ふははははは!!・・・ついにこの場に来おったか!!・・・
娘をたぶらかす男、テンカワ・アキト・・・この場で引導を渡してくれるわ!!」
「思いっきり誤解だ!!!」
「問答無用!!」
「人の話を聞けぇぇぇぇっ!!」
この学園、戦闘術・格闘術指南の最高責任者・草壁北辰。
はっきり言って人間凶器だ!!しかも娘のことで見境無くしているし!!
授業で学んだ程度の格闘術じゃ瞬殺される!!
・・・あれっ?
「ぬうぅぅぅぅ・・・貴様、いつの間に腕を上げた?」
「いや〜、一番自分がびっくりしています・・・」
そう、俺は北辰先生の流れるような攻撃をしのぐことができた。
あまつさえ、反撃のタイミングさえ見つけることができた。
動きが見える?いや、読めるんだ!!
「ならば!!我が極めし木連式抜刀術の秘技の数々、とくと味わえ!!」
どこからともなく(本当にどこに持っていたんだ?)刀を取り出す・・・
「喜べ夜天光!久々に血が吸えるぞ!!」
・・・さっき反撃して倒しておくべきだった・・・
それに久々ってなんだ、久々って・・・
今朝見た夢のせいか、あの顔が妙に気にさわるし(怒!!)
「ゆくぞ!!」
「くるなっ!!」
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン・・・
「ん?始業式に遅れる・・・ふはははははは命拾いしたな!!また会おう、テンカワ・アキト」
いきなり光ったと思ったら姿が消えた・・・何者だ?あの教師・・・
・・・っというか、あんなの教師にて大丈夫か?この学園。
そんなこと考えると、大抵の教師の当てはまるな。
今朝から変なことばっかり・・・今日は厄日か?それとも仏滅か??
「・・・しまった!!俺も始業式に遅れる!!」
(第3話に続く・・・?)
あとがき
どうも!!ケインです。
う〜ん・・・戦闘シーン・・・書けない。どうかいたらいいのでしょうか?
誰か良い書き方のこつ知りませんかね〜・・・
授業はだいたい5話目からです。始業式、クラス紹介、次の日になって授業の予定です。
あと・・・北辰の名字は草壁家に婿養子に行ったという設定です。
リクエストあれば送ってください。考慮します。
代理人の戦闘シーン書き方講座(嘘)
ども、代理人です。私も戦闘シーンはよく書きますが(つーか毎回書いてますが(^^;)
人間同士の戦闘シーンを書く際に私が気をつけていることは二つです。
一、どういう戦闘シーンを頭の中でイメージするか
二、それを読者にどう伝えるか
・・・・いや、至極当たり前の事と言われればそれまでなんですが(苦笑)
具体的にはまず太刀筋や蹴り足の軌道、パンチを繰り出す時の姿勢や足の位置まで、
出来るだけはっきりと頭の中に戦闘シーンをイメージ(映像化)します。
そして、それを文章に起こします。
この時重要なのはその詳細なイメージをそのまま書いても迫力ある戦闘シーンになるとは限らないと言う事。
人間同士の戦い、特に格闘・白兵戦の場合は「間」(言い換えれば「張り詰めた緊張が破れるタイミング」)
という物がありますから、だらだら書いていくとその緊張感や瞬間の動きを追いきれない。
そこらへん偉そうに言えるほど私も上手いものを書けるわけじゃないですが・・・(苦笑)。
取り敢えず、格闘技、或いはアクション物や時代劇などの中継、映画、漫画などを見て
「イメージ」を固め、後はぶっちゃけた話「文章力」と「慣れ」の勝負になると思います。
文章のお手本ならお勧めは隆慶一郎(白兵戦に限る)かな。
機動兵器の戦闘シーン?
ロボットアニメのビデオを借りるだけ借りてきて徹夜で見るとか・・・・(爆)。
・・・・・・・・・・・・・そ、それではこれでっ(とんずらっ)!
管理人の感想
ケインさんからの投稿です!!
言うだけ言って逃げたな、あの代理人め(苦笑)
しかし、北辰・・・お前ほど教師が似合わない奴もいないだろう?
どう考えても道徳観念が欠如してるもんな(笑)
・・・まあ、昨今の教師にそれがあるかどうかは疑問だけど(汗)
裁判官が未成年猥褻罪で捕まる時代だからな〜
取りあえず、アキトの暴走を歯止めする人物は存在していそうですね(笑)
ではケインさん、投稿有り難う御座いました!!
次の投稿を楽しみに待ってますね!!
感想のメールを出す時には、この ケインさん の名前をクリックして下さいね!!
後、もしメールが事情により出せ無い方は、掲示板にでも感想をお願いします!!
出来れば、この掲示板に感想を書き込んで下さいね!!