司狼…そして瑞穂と清十郎が、己の武器を構えつつ、十数メートルの空間を挟んで睨みあう。

 

『一触即発』

 

少しでも触れば、即刻爆発しかねない!

まさに、そのような状態であった。

 

 

離れた場所で見ているパティ、そしてその傍まで下がってきた深雪は、固唾を飲んで司狼を見守っている。

そしてアキトは…その三人を視ながら、冷静に実力差を計算していた。

 

 

(この三人の内、最も実力があるのは司狼だ。無論、本来の戦闘力も…

しかし、今この状況下だと、戦闘力は一番下。最強なのはあの神威っていう人だろう。

だが、ここまで来るとそれは二の次だ。真に勝負を決めるのは己が信念の強さだ。

強い意志を持って、前に一歩踏み出せるか?司狼……)

 

 

アキト達の心配の視線を受けつつも、司狼は何の動きもみせない。

抜刀術の構えのまま、ピクリとも動いていない。

 

同じく、瑞穂達も動いていない…いや、動けない。

気配、闘気ともに消している司狼の出方が、まったく判断がつかないからだ。

 

後の先なのか、それとも先の先なのか…その判断を見誤れば、敗北するのは自分達かも知れない。

 

そう考えた瞬間、瑞穂の頭の中から迷いが消えた!

 

(この私が敗北を考えた?負けると思った?この私が?あの落ちこぼれの京志郎如きに!?

冗談じゃない!白虎をも従えたこの私が、神代家次期宗主たる私が!!京志郎如きに!!)

 

 

瑞穂の顔が怒りと屈辱で真っ赤に染まる!!

それに応じて、闘気も際限なく高まり、刃に纏う重力場も強くなり、空間を大きく歪ませる!!

 

それが、この場の緊張を崩したきっかけとなった!!

 

 

瑞穂が一歩を踏みだし、長刀なぎなたを大上段に振りかぶりながら襲いかかる!

それと同時に、清十郎も刃を纏う紅蓮の炎を強めながら、瑞穂と同じタイミングで司狼に飛びかかる!!

 

そんな二人を、司狼は微動だせず、極限まで集中力を高める!!

 

 

(己が肉体は刀の一部…己の意思は刃の鋭さ。

何も考えるな!己の迷いは太刀筋を迷わせ、意思の淀みは刃を淀ませる!

無念無想で心に刻んだこの一文字を一撃に乗せ、己の意思で全てを斬る!!)

 

 

二人との距離は約一メートル!

刀、長刀なぎなたの武器の差はあるが、この状況下では大した差ではない!

自分の間合いに二人が入った瞬間、司狼は刀の鯉口を切る!!

 

 

 

「相羽流・抜刀術 奥伝『斬』!!」

 

 

 

一瞬!まさに一瞬で、刀は抜き放たれ、空間に一筋の銀色の線を描く!!

その線は襲いかかる刀と長刀なぎなたの柄を強烈に打ち据え、

その持ち手たる清十郎と瑞穂ごと、強烈な衝撃で弾き飛ばした!!

 

弾かれた清十郎と瑞穂は宙を舞い、大地に叩きつけられ、

武器は、直接叩かれた影響か、二人とは反対の方に飛んで行き、大地に突き刺さった。

 

 

「やった!司狼が勝った!」

「ああ。しかし、『肉を切らせて骨を断つ』にしては、ちょっと肉を切らせすぎたな」

「え?」

 

 

アキトのいう意味が解らず、パティは司狼の方を見ると・・・その意味がようやく解った。

司狼が、刀を取り落としつつ、大地に膝をついていたのだ。

その左腕は骨が見えるほどの酷い骨折、右腕はほとんど炭化するほどの凄まじい火傷を負っていたのだ。

 

 

「くっ、やべぇな…腕の感覚がまったくねぇ。本気マジで俺の腕はくっついてんのか?」

 

 

司狼が自分の両腕を見ながら平然と呟く。

あまりの怪我に、感覚自体が麻痺してしまっているのだ。

 

 

「まったく。私の加護も無しでそんな事をやるなんて…無茶のしすぎです!!」

「すまねぇ」

 

 

傍まで来た深雪に治療してもらいながら、苦笑を浮かべる司狼。

二人に繋がっている絆がある限り、深雪の力で司狼の傷はすぐさま癒される。

だが、それでも今回の傷は深すぎるのか、完治までかなり時間がかかりそうだった。

 

 

「その腕では、もう刀は握れまい…勝負あったな」

 

 

特に怪我をした様子もなく立ち上がる清十郎。隣にいる瑞穂も同じように立ち上がっている。

そんな二人を目を向けることもなく、深雪は冷たい声音で言い放った。

 

 

「ええ、決着はつきました。司狼の勝ちです」

 

「ほざけ。勝者とは、最後まで立っていた者…

京志郎、敗者たる貴様はそうやって地面に足をつけているのがお似合いだ」

 

「確かに、勝者の定義はあんたの言っているとおりだな。

しかし、俺からすれば、自分の信念を貫いた司狼の勝ちだ」

 

 

司狼達の元へと歩み寄りながら断言するアキト。

その言葉に、瑞穂は噛みつかんばかりにくってかかる!!

 

 

「何が信念よ!そんなの貫いたって、実際に勝てなきゃ意味ないじゃない!!」

「そうだな…だが、この場合はどうかな?」

 

 

アキトは大地に突き立ったままの二つの武器…『朱雀』と『白虎』に手をかけ、引き抜く。

 

 

「貴様!!汚い手でそれに触るな!!」

「これが、その証拠だ」

 

 

アキトは清十郎の言葉を無視し、二人に武器がよく見えるように持つ。

訝しげに見る清十郎と瑞穂―――――その時!!

 

ピシッ!!

 

小さな破壊音と共に、二つの武器に填め込まれていた神隷珠に、大きな亀裂が走る!

そして、その大きな亀裂より小さな亀裂が幾重にも走り、最後には粉々となって崩れ去った!!

 

 

「ば、馬鹿な!!」

ヒヒイロカネ伝説の物質で作り上げたとされる神隷珠が!!」

 

 

清十郎達は信じられないという表情で、神隷珠と呼ばれていた宝珠の欠片を見ていた。

そんな二人に、深雪は冷たい視線で見ながら、

 

 

「いいのですか?貴方達にそのような暇はありませんけど?」

「何を……」

 

 

清十郎の言葉を遮るように響き渡る鳥の鳴き声!

その発生源は…清十郎を憎悪の眼で睨む、対空を舞う炎を纏いし真紅の神獣『朱雀』だった!!

 

 

「す、朱雀!!」

 

 

朱雀は翼を大きく広げると、嘴を大きく広げ、清十郎に向かって急降下する!!

突如の事で反応が遅れたが、咄嗟に横に跳んで避けようとする!!

 

しかし、一足遅く、右腕を喰い千切られた!!

 

 

「―――――ッ!!」

 

 

痛みによる絶叫を意志力で抑える清十郎!

腕の断面は、朱雀の炎で焼かれた為か、血が噴き出すことがなかったが、

逆に、それが周囲にその痛々しさを知らしめていた。

 

 

「清十郎さん!!」

「余所見している暇があるんですか?貴方とて例外ではありませんよ」

「えっ!?!」

 

 

深雪に指摘されて、慌てて白虎の居る方向を見る瑞穂。

そこには、口内に集束させた重力波を解き放とうとしている白虎の姿があった!!

 

 

「止めなさい、白虎!!」

 

 

瑞穂は白虎に静止するよう呼びかけるが、神隷珠束縛する呪具が無くなった以上、それが通用することは絶対にない。

それを理解した瑞穂は、解き放たれた黒い閃光グラビティー・ブラストを否定するように、硬く目を瞑って身を縮こまらせた!

 

 

「―――――ッ!!」

 

 

黒い閃光グラビティー・ブラストが瑞穂を無へと帰そうとする―――――寸前!!

瑞穂の前に黒い何かが立ちふさがり、赤い閃光と共に黒い閃光グラビティー・ブラストを真っ二つに裂いた!!

 

 

「え、何!?」

 

 

襲いかかってくるはずの衝撃が来なかったことを不審に思った瑞穂が、恐る恐る目を開けると、

そこには、真紅に輝く剣を持った、アキトの姿があった!!

 

 

『邪魔をするな!!』

「悪いが、断らせてもらう」

 

 

声帯の関係か、妙にくぐもった声で人語を話す白虎に、いつも通りの口調で返事をするアキト。

その背後にいる瑞穂や清十郎など、『白虎が喋る』ことが信じられないといった感じで呆然としていた。

 

 

『なぜ邪魔をする!そなたには関係のないことだ、そこを退け、異界の神よ!!』

 

「(正確には、異界の神の一部を宿しただけなんだがな…)

断る。事情はどうあれ、人が死ぬところを見過ごすことはできない」

 

『事情だと!?貴様には解るまい!あの忌々しい呪による束縛を!!

我の存在そのものを消滅させかねないほどの苦痛を!!』

 

「確かに、俺には解らない。解るのは同じ苦痛を味わった者のみだ。それでも、俺はあなた達を止める…

もし、あなた達が封印した者達に直接…というなら、俺もそれだけは見過ごしたかも知れない。

だが、何も知らず、ただ受け継いできた者まで殺す事まで見過ごせない。

俺自身、あなた達に偉そうに言えた立場じゃないが…頼む」

 

「アキトの言う通りだ。それにあんた達は神だ。その誇りを、こんな下らない奴等のために捨てる必要はない。

朱雀もだ。先の一撃は、わざと外したから何も言わなかったが…頼む」

 

 

アキトと司狼の頼みに、朱雀と白虎は暫く口を閉ざす…その心内では、様々な葛藤があるのだろう。

二人は、二神が結果を出す時をただ黙って待っていた。

 

そして…朱雀がその口を開いた。

 

 

『いいだろう。我等を解放せし者と、異界の神たっての願い。確かに聞いた』

『しかし、人を殺しはせぬが、それ以外は容赦せぬ。良いか?』

 

「ああ、無理を言ってすまない」

「感謝する。朱雀、白虎」

 

『では、我らは仲間の元へ行く…さらばだ』

『怒りに捕らわれた我らの目を覚ましてくれたこと、感謝する』

 

 

そう言うと、朱雀と白虎はその場から忽然と姿を消した。

アキトと司狼、そして深雪は、空間転移により遙か遠方へと移動したことに気がついた。

 

 

「なぜだ!なぜ、私達を助けた。恩を売っているつもりか!」

 

 

右腕を失った部分を押さえながら、司狼に怒鳴る清十郎。

さんざん馬鹿にして、無能と蔑んだ者に助けられたのが、我慢できなかったのだろう。

 

 

「恩を売ったつもりはまったくねぇよ。俺はただ、自分のやった事の後始末をしただけだ。

もし、あのまま朱雀達が負の感情怒りや憎しみに身を任せて人を殺せば、四神相応が崩れるかも知れないからな。

元々、四神相応の地は、四つの力による絶妙なバランスによって成り立っている陣。

それが負の力で狂えば、あの国は未曾有の災害か、大きな戦争が起きかねないからな」

 

 

司狼はそう言っているが、二人を助けようとしていたことを、アキトとパティはなんとなく感じていた。

何だかんだ言っても、司狼の心根は優しい。その事を、深雪は誰よりも理解している。

故に、あの瞬間、アキトが瑞穂を助けなければ、深雪が助けていた。司狼をよく知っている故に…

 

しかし、それを理解しないのは、かつての父だった清十郎、

そして、神代家の与えた情報を頭から信じている瑞穂だった。

 

瑞穂はともかく、十数年も育てた親が、子をまったく理解しようとしないのは、悲しきことなのかも知れない…

司狼を睨む清十郎を見ながら、アキトは悲しそうにそう思った。

 

そんな清十郎の視線を真正面から受け止めながら、司狼は静かに嘆息する。

 

 

「まぁ、信じる信じないのはそっちの勝手だがな。いいのか?いつまでもこんな所で油売ってて?」

「………??一体どう言う事よ」

 

「朱雀達の言葉を聞いてなかったのか?仲間の元へ行くって言ったんだぞ。

今頃、神代は朱雀達に襲われているだろうな。いや、もう壊滅してるかもな」

 

「なっ!!何であんたはそう平然としているのよ!あんたの家でもあるでしょうが!!」

 

「俺には関係ねぇ。もう、神威じゃねぇし。それに、心配しなくても大丈夫だ。

朱雀達は人を殺さないって言ったしな。死んでないって状態の奴もいるかも知れねぇがな・・・

それより、これからが大変だな。もう神の力はないし、他に封印されている存在も解放されただろうし。

四神も怒らせたんだ、十数年…下手すりゃ百年近くは国がガタガタになるだろうな」

 

「んなっ!!」

 

 

絶句する瑞穂…国の首都を守護をする四神の怒りなのだ、確かにその可能性は大きい。

もし、それが神代がきっかけだと知られれば……

 

そこまで想像し、瑞穂は顔を真っ青にした!

 

 

「せめてもの情けだ。深雪、国まで跳ばしてやってくれ」

「はいはい、属性違いであんまり得意じゃないんですけどね……なんとか跳ばしてあげます」

 

 

そう言うと深雪は前方に手をかざす。

すると、一定の空間がまるでガラスのように砕け散り、漆黒の穴が開いた。

おそらくは、深雪が空間の一部を凍結、破砕し、半ば無理矢理に空間に穴を空けたのだろう。

 

 

「準備は整いました。ではさようなら」

 

 

深雪は清十郎の襟首を掴むと、まるでゴミをダスト・シュートに入れるみたいに、

ぞんざいな扱いで空間の穴に放り込んだ。

 

 

「さて次は……」

「わ、私は自分の足でやるわ」

 

 

さすがにゴミみたいな扱いは勘弁してほしいのか、瑞穂は自らの足で空間の穴に近づいた。

そして、瑞穂は恐る恐る穴を覗き込み、いざ入る―――――というときに、司狼は瑞穂に話しかける。

 

 

「おい、瑞穂」

「な、何よ……」

 

「少しは外に目を向けて見ろ。神代という籠の鳥で終わるな。

与えられた情報で踊ることなく、自分で調べて、歩いてみろ。そして…神代を良い方に変えろよ」

 

「…………わ」

 

 

司狼からかけられた言葉にきょとんとした瑞穂は、

何かを言おうと口を開け…ようとしたが、空間の穴に吸い込まれた。

 

そして、空間の穴は元通りに復元し、痕跡残さず元通りに戻った。

吸い込まれたのは、空間の復元する前兆か何かだったのだろう。

 

 

瑞穂が最後に言いたかったのは『わかった』なのか、それとも他の何かだったのか…

司狼はそのどちらでもかまわないと思った。

良い方に向かうも、悪い方に向かうも、全ては俺の関与する事じゃない…そう思ったのだ。

 

司狼は軽く溜め息を吐くと、今さらながら疼き始めた腕に顔を顰めながら、アキト達に向き直った。

 

 

「さて、帰るとするか」

「そうだな。しかし、腕は大丈夫なのか?」

「あ?大丈夫だ、今回は紅月の時と違って深雪の加護があるからな。明日には治ってるさ」

「そうか、なら良かった」

「そうね…でさ、これどうするの?」

 

 

パティは両手に持った刀と長刀なぎなたを持ち上げる。

アキトが持っていたのだが、瑞穂を助ける際、パティに渡していたのだ。

 

 

「どうしようか?司狼」

 

「刀はアレフに、長刀なぎなたはクレアにプレゼントだ。

アレフの奴、金がないから新しいのが買えないって言ってたしな。

クレアの長刀も、この前壊れて注文してるって言ってたし」

 

 

アレフの場合は、以前のカジノでの金欠が未だに響いており、新しい剣を買えなかったのだ。

クレアに到っては、携帯できる長刀なぎなたなど、ほとんど個人注文に近く、時間がかかっているのだ。

 

そんな二人だから、この贈り物は喜んで貰うだろう…が、

 

 

「良いのか?司狼の元・実家の家宝みたいなもの何だろう?」

 

「かまいやしねぇよ。どうせ、中身は入ってねぇんだ。今はただの頑丈な武器にすぎねぇよ。

アレフが剣みたいに力任せに振るっても、人間の力程度じゃ折れねぇし、刃も欠けやしねぇさ。

それに、神代の連中あいつらに返してもろくな事には使わないだろうしな。

武器も、ちゃんと使ってくれる奴に手元にあった方が幸せってもんだ」

 

「そうだな。まぁ、アレフには刀の扱いを徹底的に教えればいいか」

「そいつはアキトの判断に任せる。さぁ、今日は疲れたからとっとと帰ろうぜ」

「そうだな」

 

アキトはアレフの訓練メニューを考えながら、エンフィールドに向かって歩き始めた。

パティも、そんなアキトの横に並んで帰って行く。

 

 

 

「司狼。なんだか、ホッとしたような顔していますね」

「そうか?」

「ええ」

 

「……そうだな。ようやく、肩の荷が一つ下りた感じだよ。

深雪も、もうずっとの中に居る必要もなくなったし」

 

「そうですね。でも、結構寝心地は良いんですよ?それに、いつでも司狼と共にいられますし」

 

「ははは、そう言ってくれると嬉しいな」

 

 

そう言ってひとしきり笑うと、東の空を見た。

はたして、その視線は空を見ているのか、それとも遠くにある何かを見ていたのか……

 

 

「司狼?」

「ん?何でもない。じゃぁ、帰ってせっかく買った缶詰でも食うか」

「そうですね…でも、その手では食べられませんよ?」

「うっ……」

 

 

司狼は傷ついた自分の腕を見る…既に見た目にはほとんど完治しているが、中身はまだまだ。

少なくとも、明日までは満足に動かせないだろう。

 

 

「……食べさせてください、深雪さん」

「夕飯ですか?それとも缶詰ですか?」

「できれば両方…」

「はいはい」

 

 

本当にすまなさそうに言う司狼に、深雪はクスッと笑って了解した。

司狼も、その深雪の笑顔につられ、自然に笑顔が浮かんだ。

 

 

(いつか、美雪の墓参りに行かないとな…深雪を連れて)

 

深雪と微笑みつつ、そう考えていると……

 

 

 

(楽しみにしているわね・・・・京)

 

 

 

司狼の耳に、もう二度と聞くことができない、愛しかった人の声が聞こえたような気がした…

それを聞いた司狼は、小さな声でしっかりと「必ずな…」と、呟いた。

 

 

 

 

(二十五話に続く・・・)

 

 

 

 

―――――あとがき―――――

 

 

どうも、ケインです。

今回の話は、全部まるまる司狼の話です。

話の流れとか、どこかで見たり感じたりするでしょうけど、細かいことはあまり気にしないでください。

 

しかし、司狼の登場初期から、こういう話を考えていたのですが…なかなかですね。

話が思ったように進みませんでした。戦闘も長くなったし…

 

次回からは元の話しに戻り、今度の元ネタはマリアのイベントです。

知っている人は、この時期ならあれか!と、ピーンと来る人もいるかも知れませんね。

 

 

 

それでは、次回もよろしければ読んでやってくださいませ…ケインでした。

 

 

 

代理人の感想

うーん。毎度のことですがメリハリがないです。

緊張感の上下が無いとか、静と動の対比がないと言い換えても可。

文章がエクスクラメーションマークばかりですし、なにより「溜め」がありません。

例えて言うなら、何もかけないキャベツの千切りを延々と食ってるような感じですね(爆死)。

或いは逆に脂ぎったトンカツだけを延々と食っているのか。

読んでるほうとしてはキャベツの千切りと、トンカツと、白い御飯を交互に食わせて欲しいかなと。