枝織推進機関「Angel Blood」の仁義なき戦い
地球圏極東地区某所枝織推進機関「Angel Blood」本部
そこでは、枝織嬢の萌えについて論議が行われていた。
「さて、本会の議題は枝織嬢をより人気を出すためにまずは萌えについて論議を交わしたいのだが
何かよい意見がないだろうか?」
獅子をかたどった仮面をつけた男が議題を切り出す。
この男の名は枝織推進機関の長を務め、ナデシコSS界で最強を誇る組織「某同盟」に対抗する戦
闘部隊長にして枝織推進機関最高議会「円卓」の獅子宮の男、混沌の覇王(つまり我)。
そんな自己紹介をしてる間に論議は進んでいく。
「やはり、メイド服ははずせんだろう。」
「いや、ア○ミラも捨てがたいよ。」
「否!巫女装束だ、それ以外になにがあろう!」
「…ナースを忘れてはいかんよ、君達。」
「服装以上に忘れてはいかんものがあるではないか。」
「そう!動物のパーツだよ。私は犬耳をお勧めするがね。」
「ならば、猫耳もお勧めだな。」
「既存のアニメキャラのコスプレもよいな。カー○キャ○ターさ○らとか。」
「ならば、格ゲーのコスプレはどうかね?ギ○ティギアXのディ○ィーなどお勧めだよ。」
ドガァァーンッ
白熱する議論を突如爆音がさえぎる。
「!!何事だ!」
我「皆落ち着け!すぐに我が斥候が状況を伝えにくる。」
スタッ。
天井から一人の覆面の男が降り立つ。
「何者かね?」
我「ご安心を神威議長。この男は我が友にして子飼いの忍び、Mr,Tです。…今は紹介よりも状況
のほうを…。何だと!」
「如何したのです?」
「…ARX−7殿、そして皆の衆落ち着いて聞いてください。奴らがここを嗅ぎつけたようです。」
「奴らだと…?…まさか!」
我「そう…、我らの天敵にして数多の投稿作家達の恐怖の的…「某同盟」です。」
「…なんという事だ…。このままでは「お仕置き」を受けることに…」
我「…死中に活あり…。ただ逃げるより打って出たほうが良いかも知れぬ。」
「…そうですな、せめて死に花を咲かせましょう。」
我「…勘違いなさるな皆の衆…、我が止めておる間に逃げてくだされ。」
「ふ、今更それはないでしょう?局長。お供しますよ。」
「「「「「「「「「「そうそう。」」」」」」」」」」
我「そうか…、ならば皆それぞれの技を持って応戦せよ。」
「「「「「「「「「「了解!!」」」」」」」」」」
我「では往くぞ。一つ言っておく…皆、散るなよ。そして、隙あらば離脱せよ!」
「「「「「「「「「「応!!」」」」」」」」」」」
そして戦いが始まる
我「某同盟め…、某組織の戦闘員を操り人海戦術をとるか…だが無駄だ!
我流体術秘儀・覇王乱舞!!」
ドガガガガガガガガガガガッ
我「これで雑魚は消えた。流離殿、彰吾殿、開夢殿、Katana殿、ザ・世界殿は我に続き
前線にて近接戦闘をとるぞ!智殿、FOOL殿、風流殿は後方より支援及び狙撃を!
神威議長は対エステ用に改造人間爆弾「ムネ茸」部隊を準備!総員配置につけ!」
「「「「「「「「「「了解(応)!!」」」」」」」」」」
そんなこんなで某組織幹部を瞬殺しつつ某同盟の元へとたどり着いた。
「「「「俺(僕)らの出番これだけかー!」」」」
「ふふ、現れましたね。ではさよならです。オモイカネ、グラビティブラスト発射!」
ホシノ・ル…もとい妖精がナデシコのグラビティブラストを打ち出す。
我「無駄だ!我のこの手が真っ赤に燃える!勝利をつかめと轟き叫ぶ!ぶわぁくねつ!ゴオォッド
フィンガァァァー!石破天驚けえぇぇぇんっ!」
バシュゥゥゥゥゥッ
石破天驚拳とグラビティブラストがぶつかり相殺する。
我「ふん、効かぬ!ここで退けばこれ以上手荒な真似はせぬ!下がれ妖精よ!」
「やりますね。情報以上です。でも貴方以外ならどうでしょう?出撃です皆さん!
そして貴方には特別な相手と戦ってもらいますよ。」
妖精が言うと同時に白銀と赤のエステバリスが出撃し、巨大スパナを持つ女性、巨大消火器を持つ女性
、そして某ナデシコ惨大料理に科学者が手を加えたと思われる生物兵器が現れる。
我「エステと整備士、金の糸は兎も角、その生物兵器は厄介だな焼き尽くしてやる!石破天驚拳!」
そして放たれたエネルギー弾を某シスの暗○卿の格好をした男にはじかれる。
我「なっ!あれを弾いた。…まさか貴様は、我が強敵(とも)Sか!」
S「その通りだ!混沌の覇王よ!妖精の頼みゆえ貴様を倒す!」
我「何を言う!どうせ色香に惑わされただけだろう!この底なし女好きが!」
S「ふん、可愛い女の子の頼みと友情では女の子が勝るのだ!」
我「貴様ぁ!引導を渡してくれる来るがよい!」
S「その前にこれを聞け!ミュージックスタート!」
そして曲が流れ出すその曲は…
ランラーララランランラン ランランラーラララー…
我「ぐ、貴様!この曲は…」
S「そう!貴様の弱点、ナウ○カの挿入歌(?)よ!どうだ、力が入らぬだろう。降参するなら今の
うちだぞ?」
我「なめるな!たとえ力が落ちようと我にも意地がある!覇王は退かぬ!媚びぬ!顧みぬ!」
S「ならば滅びよ!ゆくぞ!」
長引くので場面を変える
ARX−7「ばらけて戦っても勝ち目はない!各個撃破でいくぞ!まず銀の糸を落とす!」
「「「「「「「「応!」」」」」」」」」
「「「くらえー!」」」
ドガガガッ
風流の爆雷、智のハルコンネン、FOOLのマスケットライフルが火を吹く!
「当たりません!」
銀の糸操る白銀のエステが回避行動を取るが…
ザ・世界「させるか!ザ・世界(ワールド)時よ止まれ!」
白銀のエステの周囲1mの時が止まる
ザ・世界「今です議長!ムネ茸爆弾で止めを!」
神威「行けえ!ムネ茸爆弾部隊!」
キノコキノコと言いながら突撃するムネ茸部隊
そして爆発
チュドオオオォォン!
後にはアフロになって程よくこげた銀の糸が気を失って倒れていた。
神威「よし!赤い獅子と交戦中の開夢さん達の応援にむかうぞ!」
赤い獅子との戦闘中の開夢達のほうでは…
開夢「いくぜ!四方功○君!」
開夢の気を込めた一撃が赤い獅子のエステに炸裂する!
赤い獅子「へっ!んなもん効くか!いくぜ一の太刀「飛燕」!」
開夢「くっ!」
「「させるかー!」」
二人の人影がその一撃を手にした刀と仕込み刀で受け止める!
開夢「助かった!恩に着る!」
Katana「礼は後でいい!まず攻撃を封じよう!流離さん腕を狙うぞ!」
流離「了解!我が居合にて切れぬものなし!」
Katana「ゆけい!妖刀村正よ!」
斬ッ
赤い獅子「んな馬鹿な!刀でエステの腕を?!」
開夢「腕は奪ったが決定打に欠けるな。踏み潰されただけでこちらは終わりだ。」
とそこへ駆けつけるムネ茸爆弾部隊&神威議長たち
神威「止めはこいつらに任せて!いけムネ茸!」
チュドオオオンッ
銀の糸と同じくアフロで目を回す赤い獅子
神威「何とか勝てた…。問題はアレだな。」
風流「ええ。あの三体の魔獣をどうにかしなければ…。」
智「そういえば、整備士と金の糸にあってませんね。」
FOOL「案外あの3匹と同士討ちしてるかもよ。」
神威「ははは、ありうる。では今のうちに離脱するとしよう。」
「「「「「「「「「応!」」」」」」」」」
その頃金の糸と整備士
「「きゃあああっ、なんであたしたちがこんな目にー!」」
「「「キシャアアアアアァッ!!」」」
案の定惨大生物兵器に追っかけられていた。
場所は戻ってSとの戦いの場
S「どうした!技に切れがないぞ!さっさと降参しろ!」
我「くっ!あの曲のせいで我がスピリチアが消えていく!負けぬにしても時間がたてばどんどん不利に
なっていく。こうなったら…」
S「ようやく観念したか!」
我「曲により力が消えるならそれを打ち消せばいいだけのこと!出でよ、時空を超え我が元へきたれ!
熱気バサラよ!」
S「何ィ!」
そして空間を裂き現れる赤いVF−19
バサラ「俺の歌を聞けー!!」
S「なっ!本当にでやがった!」
我「歌えバサラよ!歌エネルギーを我に注ぐのだ!」
シュウウウウウウッ
エネルギーがどんどん回復している我に対しナデシコ内の某同盟はその非常識さに意識をアッチの世界
へと飛ばしていた。ついでにバサラも帰っていった。
我「力も戻った本気でいくぞ!」
S「馬鹿め!俺もこの曲によって力が増した!勝てると思うな!」
我「おりゃあ!覇王激烈乱舞!」
ドガガガガガガガガガガガッ
S「その技は俺とともに編み出した技!通用するか!こちらから行くぞ無影連脚!」
我「全て見切った!散眼廻し受け!」
バシッ バシバシバシバシッ
S「腕を上げたな!」
我「ふん!貴様こそ!」
そこへ邪魔しに割り込むは金の糸達を追っかけていた惨大生物兵器。
「「てめえら邪魔じゃ!消えうせろ!」」
「「「キシャアアアアアッ!」」」
それでもなお襲い掛かろうとする生物兵器達。
「「吹き飛べえっ!ダブル超級覇王電影弾!!」」
「「「グギャアアアアアア!!!」」」
断末魔とともに消滅する惨大生物兵器。
S「邪魔者は消えた。そろそろケリをつけるか?いくぞ魔神降臨!!」
我「良かろう!覇王来臨!」
「「ゲム・ギル・ガンコークホ…!ヘル・アアァンド・ヘブンッ!!」」
凄まじいエネルギーが竜巻となり周囲のものを吹き飛ばす!
…ついでにナデシコも。
「わたし達の立場ってなんだったのぉぉ!」
天真爛漫が持ち前の大声で叫んでいるがフェードアウトしていく。
そんな間も熱血馬鹿二人のぶつかり合いは続く。
我「逝ったれ!この外道女好き野郎!」
S「死にさらせ!極道時代劇馬鹿!」
チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオンンッ!!!
大爆発。後に残るはこんがり焦げた馬鹿二人。
もちろんその髪型は見事なアフロだ。
神威「なあ、あれって本部のほうだよな。」
ARX−7「ああ、そういや局長がいないけどもしかして…。」
ザ・世界「まだ戦ってたのか、あの人。」
開夢「風流さん、貴方の物見で何か見える?」
風流「ちょっと待って。…あ!」
智「どうしたのですか?」
風流「本部が吹っ飛んで、その廃墟に局長らしいものともう一人分戦ってた相手みたいなのがいる。」
FOOL「某同盟のほうは?」
風流「もう撤退したみたいだよ。」
彰吾「と、いうことは俺達あの某同盟を退けたのか…?」
Katana「よーし、祝勝記念にぱあっと宴会でもしよう!」
「「「「「「「「「賛成!」」」」」」」」」
そしてその宴会は三日三晩続いた。その間混沌の覇王はというと
我「…何故我を助けにこないのだ?」
S「いや、こんだけ派手に吹き飛んだんだ。無事だと思われてないんだろ。」
我「……そうか。」
S「まあ、あれだ。久々にすっきりしたことだし、どっかに飯でも食いに行くか!」
我「ふ…、たまには良いかもな。」
そして時間は経っていく
後日談
「先日はよくもやってくれましたね。改めてお仕置きです。」
我「…妖精よ、そちらから仕掛けておいて何を言う。」
「問答無用です。貴方の仲間は既に各個撃破されお仕置きを受けましたよ。最後は貴方だけです。」
「皆になんと言うことを…、ならばあやつ…Sにもすべきだろう?」
「Sさんはまだ捕まってません。まあ先に地獄で待っててください。」
「…そうか、ってちょと待てい。なんだその皿に盛られた物体は?」
「これですか?ナデシコ惨大料理にあのみさとかれえを絶妙にミックスし、貴方の妹さんの料理を
加えたものですが?」
「で、それをまさか我に食えと?」
「当たりです。ぐいっといっちゃってください。」
「ま、待て…やめ、ぐ、ぐおおおおおおおおっ(気絶)」
「ふ、わたし達に逆らうからですよ。」
退けたものの、ひとりずつ捕まりお仕置きを受けた。
首領である混沌の覇王へのお仕置きは苛烈を極めたと言う
後書き
どうも、混沌の覇王です。
我はもはや只の混沌の覇王にあらず!
枝織推進機関「Angel Blood」局長にして某同盟戦闘部隊長兼円卓議員「獅子宮」の
混沌の覇王なり!!
…やっぱ一息じゃいえないなこの肩書き。
今回の作品はSSを考えていてなんとなく思い浮かんだんで書いてみました。
なんというか無茶苦茶な作品ですが電波と言うことで勘弁してください。
そして、作品に登場していただいた枝織推進機関の皆様、非常に感謝しております。
ありがとうございました。
追伸:この作品は実在の人物、キャラクターとは関係ありません
代理人の感想
せーの。
ダメだこりゃ!