葉と身を化せ、枯葉でも良い、風に流るる物と化せばよい。さすれば風に乱れる也。
我の敵を強風とせよ、悪鬼羅刹が放つ南風と捉えても、良い。それに流れるのも又、自分即ち葉であれと。
乱るる物を見極めるのは、かくも難い。





隙臥 七つ幕.「烈火の暗夜」





たんたんとリズム良く大地を蹴る。ステップしながら体を揺らし、相手を挑発する様に動く。
ナオは焦っていた。今日闘った健三郎もそうだが、まったくこちらの誘いに乗ってこないのだ。
自分の格闘スタイルは、まず相手を呑み込んで、じっくりと自分の調子に合わせていき、そして揉んで揉んで叩きつぶす。
心を呑み込めば、相手は自分の闘い方を忘れる。それは即ち敗北を意味し、地面と仲良しになるコツでもあった。
強者であればあるほど、自分の闘い方は忘れない。何千、何万と言う修練が刻み込んだ動作を、無意識でも放つ。
そして、何より自分の調子を決して崩そうとしない。外谷健三郎もそうだった。そして、この男も。
夜討ちを考えるくらいの男だから、大した男では無いだろう。そうタカをくくっていた部分もあった。

勿論挑発に乗ってこないから一流の格闘家とは言えない。それは手を、武器を合わせなければ解らないのだ。
ナオは地を蹴った。ロクモンは右手を少し前、左手を軽く引く、オーソドックスなスタイルで構えている。
と、なれば、引いている左を繰り出す。予想通り、左のトンファをナオの顔面にぶち当てんばかりに真横に振った。
それをしゃがみ、かわす。懐に飛び込み、ナオは一瞬迷った。ここで普通ならば膝を咄嗟に突き出す物、だが来なかった。
もし膝を出していれば、即座にその足をすくい上げ倒し、寝技に持ち込みそのまま。と行く筈だった。
来ない、ならばこちらから。ナオは棒をロクモンの膝後ろに回した。そのまま両端を持てば、後は引くだけ。それで倒せる。
棒の両端を掴み、引き寄せる。ロクモンの体が宙に浮いた。それに合わせ、自分の体も浮かし、ロクモンの足を押さえながら倒れる。
このまま地面に倒れるか、と言った時、ナオの視界が歪んだ。ロクモンの膝が突き出されていた事に気付くのに、数秒要した。

思わず棒を離す。それが片手で済んだのが、不幸中の幸いだったか。顎を蹴り上げられて意識が在るのも、運がよい。
ロクモンの膝裏に短杖を回し、引いた。その時きっちり膝に棒が納まっていれば、こちらの体が足と密着している分、動きは取れない。
ずれた、いやずらしたのか。ナオはよろめきながら立ち上がり、地面に寝ながらこちらを向き笑っているロクモンを見た。

あの一瞬で、そこまで細かい動作を取る事は難しい。と言うよりも、最初から狙いがこれだったと考えると、冷や汗が流れ落ちる。
相手が獲物持ちならば、慎重に闘い、隙を狙い澄ましながら急所を打つ。それがほとんどの定石なのだ。
ただ短杖となると、握りが浅い分威力が弱まる。元々捕縛用の短杖に「打って」倒す技はほとんど無い。「倒す」技なのだ。
だからあえて挙動を多く、両足を刈る、と言う短杖の技には無い技法で攻めた。
それを見透かされていたとなると、およそ通常の技法なぞ通用しないのでは、と思ってしまう。
ロクモンがゆっくりと立ち上がった。背面に付いた土を払おうともせず、再び構えた。

「ラアッ!」

一喝、静かな公園に叫声が響き渡る。それを気にせず、ナオは呼気を整えた。一拍、二拍と深い呼吸をし、自分を落ち着ける。
短杖を握りしめる手に力を込め、前に突き出す様に構えた。
今度はロクモンが地を蹴った。飛び出してくる、右、左、右とナオは判断し、上体を逸らした。
実際の所、トンファの軌道は肘を当てるように真横に振り抜くしか無く、それ意外の行動ではトンファを相手に当てる事が出来ない。
いや、もう一つ。下から上に振り上げる攻撃があった。交差する様に左手を上に振り上げる。
ナオの鼻先をトンファが掠る。
体勢を立て直しながら、掌で短杖を回し、突き出す。喉元を狙う必殺の一撃、だがそれはロクモンのトンファが阻む。
かつん、と木と木がぶつかり合う音がふと、静かな真夜中の公園に響く。
もう一度。ナオは呼気をし、杖ごと上方に弾かれた腕を強引に下に戻し、ロクモンの肩を打った。
ロクモンの口からうめきが漏れた。ナオの腹部に衝撃が走り、胃の内容物がせり上がって来るのを確かに感じた。
右正拳、トンファごとナオの体に吸い込まれた。右頬に嫌な空気を感じる。意識も途切れ途切れだが、咄嗟に杖を顔の横に構える。
がぎりと鳴り、構えた杖ごと、トンファが振り抜かれた。顔面にも衝撃が走る。
もう一撃、ロクモンのトンファがナオの眼前を通過する。それをバックステップしながらかわす。
一発、二発、三発、四発目を打った所で、脇腹に些細な隙が出来た。そこを、左拳で打つ。
ロクモンの体がくの字に折れ曲がる。ナオの体が風の様に動く、向かって正面、ロクモンの右手側に移動する。
移動しながら、右腕を掴んだ。胸元に引く、ロクモンの体が少し立ち上がった。右手に持っていた短杖を、ロクモンの首の前に出す。
そこでまた、ナオが素早く動いた。右手を左手と交差させる。ロクモンの背後に回り、杖の左を右手、右を左手で握る。
柔術は短棒術の技、交叉締、又は短棒左手逆と呼ばれる締め技の一種である。
気管ごと締めている為、捕り物術ながら致死性が高い。少し力を込めれば骨ごと折ることすら可能なのだ。

「が…は、は」

ロクモンが苦しげに息を吐く。喉元の杖をどうにかして取ろうとするが、ナオは離すまいとしっかり握っている為か、取れない。
ナオはそれを意外そうな表情で見ていた。背後を取り、尚かつ首を締めているのだ、自分の勝ち、これはほぼ決定した事項だった。
この比嘉六紋と言う男、初めの印象では、どこか知的な印象もあった。冷静には冷静だったが、いざと言う時の冷静さに欠けていた。
一瞬の判断においては、背筋に冷たい物すら感じる程だった。
だが、健三郎ほどでは無かった。

「あぁあああぁああああ!」

ロクモンが咆吼した。トンファは既に地面に落ちている。
多少とは言えど、締められている。言葉を口にする事さえ難儀だと言うのに、ロクモンは大量の呼気を発している。
ナオが力を強めた。

「降参しな、お前の負け、だぜ」

ロクモンの首元からギリギリと音が聞こえた。
ロクモンは地面に座り込み、どうにか杖を外そうともがいている。ナオは膝立ちになり、棒を交叉させ、締めている。
顔が変色し始めている。もがいているせいか、心無し頸動脈が締まってきているようだ。これ以上は命に関わる。

「おい、いい加減抵抗するのは止めろ、お前に勝ち目はねぇよ」

しかし、正直ナオは焦っていた。
ロクモンの抵抗が段々と強まってきている。杖をこれ以上締めれば、ロクモンは死ぬかも知れない。
だが、ロクモンは徐々に外さんとしている。

「てめぇ」

ナオが呻いた。焦りの色が濃い。汗も多少ながら浮かんでいる。

「死ぬのが怖く無いのか!」

「ああああああああああああああああああ!!」

ロクモンが前のめりになりながら、体を起こしていく。ナオの体が引きずられる。
既にほぼ本気で締めているが、ロクモンの体に変調は無い。時折咆吼しながら、体を起こしている。
……化け物が。ナオは心の中で毒づきながら、杖を首から離した。そして、そのまま背中を杖で突かんとする。
地面に一瞬身を伏せ、ロクモンが体を捻る、捻りながら、裏拳の要領で腕を回す。咄嗟にナオが腕を交差させ、それを防ぐ。
トンファ、一瞬身を伏せたのはこれか、とナオは痛感していた。痛みが腕を中心に拡がっていく。
ふっと息を吐き出し、ナオは再びロクモンを見据えた。
肩を激しく上下させている。首を何度かさすりながら、呼気を荒げている。眼球がナオを捉えている。
先程の様な、涼しげな態度は、一片も見あたらない。獣の様な、荒く猛々しい獣、今はそう、ナオは感じていた。
自分に限りなく近い、そうも感じていた。
ロクモンが深呼吸をし、激しかった呼吸を止めた。平常心が戻ってきているのが見ても解った。

「死ぬ、かと、思いました、よ」

気管が多少潰れたか、声は上擦るように、掠れている。

「普通の人間なら、とっくのとうにあの世行きだ」

「でしょうね」

言いながら、ロクモンが構えた。致命傷になる程の「締め」を受けたのにも関わらず、それを感じさせない体運びで。
ナオも構える。短杖を腰の後ろに当て、構えた。左手を開き、指の先からロクモンを見る。
再び、ロクモンの顔に笑みが戻っていた、多少は苦しげだが、それは今は影響しないだろうと、ナオは決めていた。
油断はしない。特にこの男には。

「正攻法じゃ、負けちゃいますか」

ナオが顔を顰めた。
ロクモンの顔が笑みを形作る。

瞬間

ナオの左手に痛烈な痛みが走った。何か当たった、この闇夜で、詳しくは解らなかったが、ロクモンは何かを投げた。
石、それは違う、そんな動作があったら、自分はすかさず攻撃している、ナオは痛む左手を下げ、ロクモンの方に視線を戻す。
いない、ロクモンは先程まで居た場所に、既に居なかった走る音も聞こえなかった。
視界がぶれた。視点が地上へと落下していく。左側頭部に衝撃、それを感知するのにすら、時間を要した。
倒れながら、ナオの視界にある物が映った。トンファ、木製のトンファが地面に横たわっていた。

…二つあるからって、そりゃねぇだろ…

短杖が手から零れた。かろうじて、膝で地面に着地する。首にひやりとした感触がした。
息が急速に詰まっていく、先程まで行き渡っていた血液が止まった。頭に圧迫感を感じる。

「交叉締って言うんですよね?これ」

背後から声が聞こえた。嬉しそうで無邪気なロクモンの声が。

「苦しかったですよ、さっきは」

ぎり、と首とトンファの間で音が漏れた。
殺す気だ、ナオは瞬間的に感じ取った。その証拠に、力を入れる手を休めようとしない。
このまま気管を潰し、首を折る気だ。ナオの中に焦りが生まれた、が、同時に冷静さも生まれていた。
キリタニをふと、思い出した。マウントと言う絶対不利のポジションを、キリタニは覆したのだ。そして、ロクモンも。
なら、自分に出来ない筈が無い。それは道理では無い。ナオは自分に強くそう、言い聞かせた。
首に力を込め、必死に重圧に耐える。首元に手を持っていく、それでこの締めが解けるとは思っていない。

「さあ、壊れて下さい!」

ロクモンが先程より一層、力を込めた。

「冗談じゃ、ねぇ!」

ナオが首元に当てていた手を、背後に回す様に振り下ろした。
ロクモンの足、その甲、甲利と呼ばれる人体急所の一つである。ここを突くと、単純に激痛が走る。
打たれたロクモンの足が、ふわりと浮かんだ。あまりの激痛に、足を地面に着けている事すら出来なくなったんだろう。
小さい悲鳴が聞こえ、首からトンファが抜けていった。瞬間的にナオは浮かんだロクモンの足を掴み、座ったまま上体を後ろに反らした。
ロクモンが地面に倒れ、地面に震動が響いた。咳き込みながら、ナオが立ち上がった。
地面に落ちていた杖を拾おうとはしなかった。呼吸を整えながら、ロクモンが立ち上がるのを待った。
ゆっくりと立ち上がるロクモン。

「武器、拾わないんですか?」

体に付いた土を払いながら、どこか暢気そうにロクモンが呟いた。

「お前は拾わないのか?」

「いいんです、もう、いりません」

「なら俺も必要無い、元々素手専門なんだからな、棒は趣味だ」

「僕もです」

ナオとロクモン、同時に構えを取った。
ナオは拳を前に出し、急所の密集する正中線を守る様に右手を、左手を腰に据え、一撃の準備とした。
ロクモンは拳にあまり集中はせず、出している右足を、従来よりも少し引いていた。それは、蹴りの構えだった。

「いい加減、人が来る」

「真夜中に大声出せば、当然でしょうね」

「ケリを付けよう」

「勿論です」

ロクモンが地を蹴った。ナオも前に飛び出した。
ロクモンが左足をナオの顔面を狙って蹴り上げる。それを素早く腕で止めるナオ、だがしかし、ロクモンの足は撥ねられていなかった。
そのまま軟体動物の様に、ガードしたナオの右腕を滑るように足を突き出した。足がナオの眼前に飛び出し、おもわず顔を引くナオ。
ふいに右腕を捕まれた感触がした、と思ったら、体が宙を浮いていた。右足が刈られた、ロクモンの足は顔にのし掛かる様に存在する。
地面にしたたかに背中を打ち付ける。胴にも衝撃が走った。息が詰まり、吐き出された。
飛び込み腕ひしぎ十字固め、奇しくも昼間、外谷健三郎に自分が掛けた技と同一の物だった。
変則十字固め、とでも言った方が良いのだろうか、勢いが死んだ筈の足をもう一度右足の挙動だけで突き出し、そのまま飛び込みの形にした。
顔を引いた所、右足を刈られ、地面に叩き伏せられる。まったくながら、見事としか言いようが無かった。
しかし、このまま終わるナオでは、当然無かった。
骨がきしみを上げる右腕に力を込める、顔を押さえている左足に、ナオは歯を突き立てた。
声にならない声が、自分の口から漏れているのが解る。それでもナオは全身に力を込めた。

「なっ…!」

ロクモンの驚きの声が漏れる。
右腕が持ち上がり、上体も持ち上がっていった。腕一本の力で、ロクモンを支えている。
だがロクモンは、それでもナオの腕を折ろうとしている。しかし、宙に浮いたままの間接技に、伏時の様な威力は無い。
ナオはそのまま右腕を曲げ、ロクモンの顔面を左で当てた。手が離れ、ロクモンが落ちていく。
が、落ち様にナオの顔面に蹴りを入れていった。ナオがもんどり打った。よろめきながら後退し、数歩下がった所で止まった。
冷たい物を感じ、ナオは右手を振り上げ、直ぐ様振り下ろした。ロクモンの足に当たる、脛を打ったが、効き目は無かったようだ。
見合う、お互いに鼻から血を流していた。
ナオが不敵に笑った。ロクモンもいつもの笑顔を浮かべていた。
ナオが拳を固く握りしめる。ロクモンの足が、地面を擦る。
今踏み出さんと、お互い前傾姿勢になった。

しかし

「お前ら!そこで何をやっている!」

強烈な光がロクモンの目を焼いた。
腕で遮光し、声の人物を確かめる。帽子をかぶり、自転車に乗っている。
警察か、ナオとロクモン、ほぼ同時に舌打ちをした。

「いつも怠慢な公僕が、やけに仕事熱心だな!」

ナオが小馬鹿にした口調で叫んだ。
警官の空気が変わり、明らかに憤慨している様子が見て取れた。

「貴様!そこで何をして居るんだ!」

「俺達見ても解らないのか?喧嘩だよ、喧嘩」

ナオの足がナオの頭上まで上がった。
公園の砂が蹴り上げられる。それは警官の所にまで届いた。

「ぐあっ!」

警官が顔を押さえた瞬間、ナオの体が後方に身を躍らせた。
ロクモンと目を合わせる、ロクモンは一つ頷き、ナオとは逆の方向に身を躍らせた。
ナオはそのまま走り抜け、闇夜の中へ消えていった。ロクモンも同様に、わざと警官に見えるように逃げていた。

「こ、こら!貴様ら、待たんか!」

背後から聞こえてくる声を意にも介さず、ロクモンは走り抜けた。
先程までナオと激戦を繰り広げていた人物とは思えないほどの、無表情で、街灯の道を走り抜けていった。












かくて二匹の獣、相まみえたり。
されば出会わん、最後の獣と。
その内に凶暴なまでの野獣を秘めた、迷う男と。








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どうも、どうにも景気の悪い胡車児です。こんにちは。
ナデシコキャラが出ないナデシコ二次小説第二弾、お送りいたしました。
いかがでしたでしょうか?
ちなみに書いた本人は絶句しています。絶句。

毎回テーマを決めて書いている。

訳では無いんですが、今回は決めて書きました。
「戦闘だけで10kb越え」
はい、何とか達成できました。
やっぱりサイメイみたいな一撃必殺キャラじゃないと、描写に手間取りますね。

また夜の公園かよ!って言うのは無しです、はい、無しです。
ナオ様大活躍。今回は負けたか勝ったかよく解りませんが。
大体先のストーリーが考えついたので、なんとか指を止めずに書きたい所存です。

あれです、勢いオンリーって最初にも言いましたしね。



では又。





武器の件に関して

峨眉刺、角手(鉄製の指輪に棘をつけて握り込む暗器)、鉄甲鈎(そのまんま鉄の爪)や千鳥鉄(鉄の管に分銅を付けた長さ90cm程の鎖)
マニアックな所で言えばバグ・ナウやジュルなどを使わせて、暗器使いみたいなのにしましょうか。
と、思ったらそれじゃ格闘になるのか?と思いましたが、「なんとかならぁ」と「馬鹿になれ」と天啓が来たので大決定。
峨眉刺は良かったです。代理人さん、どうも有り難う御座いました。

>さすがに狼牙棒とか蛇矛ってのも何ですし
確かに……ですね。長物は良くて長刀か槍、棒まででしょう。
狼牙棒とか蛇矛を使ってる小説は見たことがありませんしね、まあ、三国志ぐらいでしょうか?
もう蜀の五虎大将の如く、槍、弓、戟、蛇矛、偃月刀とか使う人達出しちゃいましょうか。(悪のり)







感想メールとか頂けると、胡車児は狂喜乱舞するので、皆様餌をお与えください。

ポリエスチレン・テクニカルズ外伝『竜の胆』
http://polytech.loops.jp/ktop.html


 

 

代理人の感想

いや〜、これだけ濃い格闘を書き続けるのは大変な事ですよ、本当。

全く頭が下がります。

 

ちなみに「水滸伝」では蛇矛とか狼牙棒みたいな長柄の武器を使うのは

あらかた正規軍からドロップアウトした人たちなのでやっぱり「格闘家の武器」と言うイメージが無いんですね。

戦場の武器、小手先の技ではなく力と早さで相手を叩き伏せるという感じで。

(まぁ、馬上の一騎打ちみたいのはありますけどやっぱり「戦場の武器」ですよねぇ)