…どうも、社名が変わりましたのでそれに伴って「漆黒の戦神・その軌跡」は「逃亡者の行く末」という別冊が出ることになりました。
今までは「漆黒の戦神」ことテンカワアキトさんの情報だけでしたが、これからは共に逃げていた方々の目撃談も一緒に聞いていきたいと思います。…準備ができたようですね。では、インタビューを始めたいと思います。
漆黒の戦神アナザー異伝・屋敷俊の場合
別冊になっての記念すべきインタビュー第1号はこの方です、お名前をどうぞ。
―屋敷俊ていいます、よろしゅうお願いします。
(女の方では無かったか…外れクジ引いたな〜)えぇ〜と、事前にいただいた資料によりますと…テンカワ氏ではなく…南雲慶一郎氏とお会いになられたんですか?
―テンカワアキトも見たことには見たで?
えぇ〜とあれは…3ヶ月くらい前やったかな?ストリートファイトやってる時に、急に落ちてきたんや
落ちてきたって…空からですが?人間が?
―まぁ、うち等ランカーの間では人が飛ぶなんて事、それこそ日常茶飯事やから別段驚きもせーせんかったんやけどな。
人が飛ぶのが日常的って…ん?ランカー?もしかして屋敷さん、深道ランカーですか?…あー!思い出した、剄波動使いの屋敷俊!
―なんや、知ってるなら話は早いわ。それに名前も覚えててくれるなんてな〜うれしい限りやわ
この間の賞金8000万の戦い!ネット中継で見てましたよ、名勝負でした。あとでサインください!
―ん?…あぁ、それはええけど…インタビューはどないすんねん?
あ…そうでした。すいません、取り乱したりして…では話を戻します、その後の詳しい状況を聞かせてください
―あれは…確か、絡んできたゴロツキをぶちのめした後でエアマスターを探してた時やったかな?見た目からして筋肉の塊やん?あの人、そんで「こいつはなんか格闘技やってるな」っていうのがすぐに分かったからな。ストリートファイターとしては強そうな奴とは戦いたくなるもんやから、それで戦いを挑んで…
で、どうなりました?
―負けも負け!大負けや。神飛拳いうたかな?あの気の一撃は…あれはいわば飛び道具やからな〜反則やでホンマ…
でも、屋敷さんも剄の使い手でしたよね?化剄…でしたっけ?あれで受け流せなかったんですか?
―無理無理!普通の打撃ならまだしも目に見えないんやからな。目算じゃ流石にできんわ
屋敷さんはできないんですか?その…神飛拳?
―俗にいう百歩神拳って奴やからな、あれは。達人の域に達してもそうそうできるもんやない…多分、ジョンス・リーや坂本ジュリエッタにもできないんやないかな?
しかし、なんで南雲氏は空から降ってきたんでしょうかね?
―あぁ、それなら気絶する前に漏れ聞いた感じやと逃げとる途中で異空間から落ちたらしいで。
テンカワアキトが迎えに来て「まったくなにやってるんですか!!落ちるなんて…変なところでドジな事をする人ですね!」っていうてるのが最後に聞こえたんや…
はぁ〜、そうですか。あ、そろそろ終了時間みたいです。最後に一言、どうぞ。
南雲さん、今度再戦希望や!まぁ、今以上に化剄の修行を集中的にせんとあかんがな今度はワイが勝たせてもらうで!
後日談
この本を読んだ某サムライガールは一言
「…静馬みたいね、この人。しかし、先生…どこに行ったのかと思えば…」
などと苦笑していたそうな。
某平和の国
バン!!
「アキトさん!この後書きの「ここだけの話やし、ついでに言うとな。テンカワアキト、来る途中で女助けたらしくてな〜、後でさっきの全身真っ黒な人はどこにいったのか?って聞かれて大変やったんや」ってなん…なん…」
某お姫様の声は途中で途切れてしまった…なぜか?…答えは簡単、部屋の主がいなくなっていたのだ…そしてそこには手紙が一つ…文面は
もう疲れました…旅に出ます
だったという…奥さんとしてはすぐにでも追いかけたいのだが今回はそれはできない!…なぜならお腹が大きいから…(ちなみに妊婦さんじゃない人は現在、他の奥様連合にも数えるほどしかいない)今回は完全に出し抜かれた奥様方でした。
…逃亡編へ続く
後書き
どうも、黒鳳凰っていいます。はぁ〜初投稿なもので緊張しますね。この間、いろいろマンガやら小説やら読み漁っていたら「この二人ならからませれそうだな〜」なんて思ったので書いてみました。これから、ちょくちょくこんな感じで書いていきたいと思ってますのでどうぞ、よろしく
最後まで読んでいただきありがとうございます
代理人の個人的な感想
う〜ん、元ネタ知らないですねぇ。
それはともかく、全然漆黒の戦神アナザーちゃいますやン(爆)。