時ナデ・if <逆行の艦隊> 第12話 妖精たちの『策動』・その1 ナデシコが消息を絶ってから4ヶ月経過。 ―― ネルガル遺伝子研究所 「ハーリー、ごめんね」 「…………は?」 思いっきり間の抜けた声を上げてしまった。 今、彼女はなんと言った? 『ごめんね』? マキビ・ハリ ――― 通称ハーリーは画面の前で硬直した。 ルリには劣るとは言え、彼もマシンチャイルドだ。 映像や音声に細工がしてあるなら見破る事はできる。 たとえそれが同じマシンチャイルドが仕掛けたものであっても、どこかに“嘘っぽさ”を感じられる。 だから余計に彼は戸惑った。 怪しいところがまったくない。 ゆえに思いっきり怪しい。 「ワタシ、ハーリーに酷いこと言ってた」 「えっ? えっ?」 考えろ、ハリ! これは罠だ! たぶん罠っぽい罠だ! 自分に言い聞かせながら全力で発信源と映像を検査。 結果は両方とも擬装の可能性はないと言い切れるほど小さい。 「ハーリーはワタシを元気付けようとして声をかけてくれたのに、 『うるさい』とか『黙って』とか言っちゃった」 そうか、映像に細工がないなら、これはきっと彼女の方に細工があるんだ。 ああ、なんて事だろう。 ハーリーはこれほど自分の無力を呪った事はない。 敬愛するルリに彼女のことを任されながらそれを果たせなかったのだ。 きっと彼女は薬物を使ったマインドコントロールかなんかで従順な性格に“調教”しなおされてしまったんだ。 なんて畜生にも劣ることを! 「……ああ、ラピスが壊れちゃったよ」 一瞬、画面の向こうの彼女がピクリと反応したような気がする。 もしかしたら、まだ望みあり!? 「ラピス、洗脳なんかに負けちゃダメだ! ルリさんと……ついでにテンカワさんに会うときまで頑張らなきゃ!」 「…………ハーリー、なに言ってるの?」 「ごめんよ、ラピス。 僕が無力なばっかりに君を救えなくって。 でも、僕だけでもちゃんとルリさんに会って、君のことは伝えるから」 いつもとは違った涙が頬を伝う。 挫けちゃダメだ。 僕が挫けたら誰がラピスのことを伝えるのか。 そう、僕だけでも生き延びるんだ! 「…………うう、ラピス。 意地悪で、時々凶暴で、何考えてるかわからなくて、僕を罵っていたいつものラピスに戻ってよ!」 「………………………………」 「大人しくて、素直で、そんな女の子らしいラピスなんて僕は、僕は ―――― って、あれ?」 顔を上げると夜叉がいた。 齢六歳にしてここまで凄絶な表情をつくれるものなんだ、と場違いな感想を抱く。 「ハーリー、ワタシのことそんな風に見てたんだ」 地獄の底から湧き上がって来るような声。 鬼、否、その鬼を喰らう羅刹ですら裸足で逃げ出すような。 「………待っててね、すぐにそっちへ行くから」 大昔に流行った画面の中から出てくる髪の長い女の幽霊の怪談を思い出す。 確かそれを見た人間は一週間以内に死ぬとか。 「今すぐにでも殺されそうだよぉ」 ブツンと一方的に回線が切断。 何が何だか分からないうちにハーリーは自分で死刑執行の書類にサインをしていた。 ただ、この時はまだ楽観する心がどこかにあった。 ラピスとは別々の研究所に居るからこうして画面越しに話すだけなのだ。 ナデシコはまだ帰還していないから、助け出しに来てくれるにしろもう少しかかるだろう。 ラピスの良くわからない怒りもその頃には収まっているだろうと。 ハーリーは間違っていた。 そのことは3日後に養父母からにこやかに微笑むラピスを紹介されると言うかたちで証明された。 ハーリーは“事故”による全治1週間の怪我と引き換えに養父母の言うところの“新しい友達”を得る事になる。 ○ ● ○ ● ○ ● 痛みと共にいくつか再確認と再発見したことがある。 痛みは生きている証拠。 口は災いの門。 ――― 真理だ。 「……よかった、いつものラピスだ」 全身を覆う痛みに地面に伏しながらハーリーは涙した。 喜び半分、痛み3割、自分の不幸に関するもの1割。 ラピス曰く『残りはクリリンの分』。 自分には意味不明だった。 「ハーリー、だんだんタフになってきてない?」 「動けなくなるまで人を殴っておいてそれ?」 とは言っても、手加減はしているらしい。 痛くはあるが、骨などには異常なし。 しょせんは6歳の女の子の力とも言える。 「ひょっとして、尻尾とか生えてない?」 「まさか」 ラピスなら悪魔の尻尾が生えてそうだけど。 思っても声には出さない。 学習能力と言うやつだ。 「その戦闘民族は死の淵から生き返ると飛躍的に戦闘力が上がるとか」 「…………マンガの読みすぎだよ」 むくりと起き上がった自分に生ける屍でも見るかのような視線を向けてくるラピスに告げる。 確かに情操教育の一環としてアニメやマンガを勧めたのは自分だが、ここまで影響されやすいとは思わなかった。 「でも、どうしたのさ。 ラピスがいきなり謝るなんて」 以前までの彼女は無表情・無感動・無感情の三拍子みごとにそろった存在だった。 唯一心を開いているのは彼の恋敵でもあるテンカワ・アキトに対してのみ。 ハーリーが話しかけても『うるさい』で一蹴されていた。 「ダッシュに叱られた」 「ダッシュに?」 てっきりアキトあたりに何か諭されたのかと思ったのだが、ラピスの口から出たのは意外な名前だった。 ダッシュは正式名称を『オモイカネ・ダッシュ』と言う。 元はナデシコのオモイカネからユーチャリスへ“株分け”されたAIの愛称だった。 ただし、こちらの世界ではオモイカネがまだ未発達でユーチャリスも建造されていないので、 この『ダッシュ』はラピスとハーリーでオモイカネを参考に組んだAIの名前だ。 「いつもみたいに呼びかけても返事してくれなくて、ワタシが泣きそうになったら 『いつもラピスがハーリーにしているのはこういう事なんだよ』って叱られた」 「ダッシュがそんなこと言ったんだ?」 「うん。 それでワタシ悲しかったから、ハーリーも悲しかったんだろうねって言ったら 『ラピスがそう思うならハーリーに謝った方がいいよ』って言うの」 それでいきなり『ハーリー、ごめんね』となったわけだ。 「だけどハーリーが変なこと言うから」 「あはははー、ごめんラピス」 それで怒ったラピスは研究所からハッキングして自分の身柄をハーリーと同じ研究所に移してしまった。 本来そのデーターや関連書類は相当に高いレベルの攻勢防壁で守られているはずなのだが。 ……やっぱり、あんまり怒らせないようにしよう。 心に刻んでおく。 研究所で爆発事故があったと言うニュースが流れていたが、それもひょっとしたらラピスの仕業かも。 そこは巧みに誤魔化していたもののラピスの居た研究所で…… 「そう言えばダッシュは?」 <居るよ、ハーリー> 「こっちに来る前にダッシュをネットワーク上に移動させてきたから」 つまり今のダッシュはネットワークを介在して存在し、 特定のコンピュータ内の演算装置で動いているわけではないと言うことだ。 ネットワーク上を自由に(防壁がある場合はそのかぎりではない)動ける上にどの端末からでもコンタクトできる。 「ふーん、でも凄いや。 まだダッシュを組み上げてから数ヶ月なのにそんなことまでできるようになるなんて!」 「当然だよ。 ワタシと……ハーリーが組んだAIだもん」 少し照れながらもラピスは『ワタシとハーリー』と言った。 それは少なからず彼女が他人を認め始めた証左でもあった。 ○ ● ○ ● ○ ● ――― 同時刻、AGI本社会長室 IFSシートから手を離す。 全身を走っていたナノマシーンのパターンが消え、 同時に球状に展開していたウインドウも閉じられる。 「はい、ご苦労様ダッシュ」 AGI会長の席は一見するとただの机だがその実、ハイテクの塊だった。 会長室そのものが戦艦のCDC(戦闘指揮室)にも匹敵する機材で埋め尽くされているのだ。 IFSシートとウインドウボールの存在もその一端だった。 「2人をよろしくね」 ガーネットはそう呟くとうーんと伸びをする。 これでハッキングと言うのは疲れるものだ。 以前の体なら何ともなかったのだが。 「よろしかったのですか、会長?」 ソファーに腰掛けていたジルコニアが問う。 「いいよー。 どうせ回収したユーチャリスはボロボロで使えるところは研究用にばらしちゃったでしょ?」 「ええ。 相転移エンジンとDFは比較的損傷が少なかったのですが、 グラビティブラストは劣化が著しく、おかげで復元に時間がかかってしまいました」 「ドレッドノートの完成が遅れちゃったのもそのせいだしね」 AGI製の艦艇の大半はユーチャリスから得たデータを元にされている。 元が実験艦だけにデータの蓄積は膨大で、それだけでも価値があったが、 相転移エンジンやDF発生装置の実物が手に入ったのは大きかった。 ただし、グラビティブラストは不幸にも劣化と損傷が著しく復元は困難を極めた。 本当はシレネ級機動母艦とドレッドノート級戦艦はほとんど同時期に就役するはずだったのに、 主砲の完成しない戦艦では意味がない。 「ダッシュにもいろいろ頑張ってもらったし。 そろそろ元の持ち主に返すのが筋かなーって」 『ボクってえらい?』と言って笑うガーネット。 実はラピスを叱ったダッシュはユーチャリスの中枢からAIだけ抽出して ネットワーク上からこちらの世界のダッシュと融合させたものだ。 このダッシュならサポートだけでなく、2人の精神的成長にも寄与することができるだろう。 それだけの経験をAGIで積ませている。 「まだアルビナの中にブリガンティアも居るし。 ボクらで組み上げたクロノスもある」 ブリガンティアと言うのはリクニス級電子作戦艦<アルビナ>の中枢に位置するコンピュータとAIの名称だ。 アルビナ自体も軍の保有する唯一のマシンチャイルドであるテスタロッサ大佐とこのブリガンティアなしではほとんど動けない。 今は第1機動艦隊旗艦として第四次月攻略戦の準備に余念がないはずだ。 そして、クロノスはAGIの中枢コンピュータの名称。 同時にそれを制御しているAIの愛称でもある。 「待たせちゃったけど、報告があるんだよね?」 ガーネットの言葉にジルコニアも会長秘書の職務に戻る。 「リムバック演習……エステバリスUとのトライアルの結果が出ました」 「勝った?」 「はい」 問いは簡潔で、答えもまた簡潔だった。 それ故に誤解の余地はない。 「ちょっとズルって気もするけどね。 それで新型の名前、何だっけ?」 記憶の糸を辿り、答えを見つけるとジルコニアは厳かに答えた。 「スノーフレイクです」 ○ ● ○ ● ○ ● ――― 1週間前、秘匿名称<リムバック演習> 海面が間近に迫ってくる。 この速度突っ込めばいくらDFを展開しているエステでもただでは済まない。 機体は木っ端微塵、パイロットは即死。 衝撃にフレームがひっしゃげ、関節の弱い部分からへし折れて吹き飛ぶ。 破片がパイロットを容赦なく切り刻みミンチになってあとは魚の餌。 あまり楽しい想像とはいえない。 それはベテランの彼が感じた久しぶりの死の恐怖だった。 海面すれすれで、機首を起こす。 AIが高度が低いと警告。 ……うるさい、わかっている。 そのまま海面を蛇行するように機動。 重力波スラスターに巻き上げられた海水で後方は確認できないが、敵機もこれでは射点につけまい。 ジグザグに動いているから上から狙うのも困難。 このまま振り切ってやる! が、唐突にブザー音。 同時にウインドウに警告。 <ミサイル接近、数6> 「 ――― っ!?」 声にならない罵倒を吐き出しながら急上昇。 ほとんど同時に周囲の海面に着弾して水柱が上がる。 「畜生、なんて火力だ!」 まだミサイルを温存していたのか。 さっきから20発は撃ち込まれていそうだ。 センサーとレーダーをチェック。 機影は斜め後ろ。 高度差は30m。 「見てろ、くそったれ」 格闘戦に持ち込めば旋回性能で勝るこちらが有利。 最小半径で旋回すると素早く機体を射点につける。 ベテランらしい無駄で流れるような動作だった。 慌てて相手も回避にはいるが、遅い。 腕は悪くないようだが、経験が浅いようだ。 同時にそんな相手に追い込まれたのだと思うと腹立たしい。 「ロックオン……ファイア」 ラピッドライフルの20mm徹甲弾の斉射。 火線は確かに敵機を捉えるかに見えた。 が、見えただけで終わる。 背中の巨大なスラスターが一気に推進剤を噴射し、緊急回避。 コマのようにスピンしながらも機体は横へ回避した。 「……なんて非常識な」 腕を振る反動とスラスターの左右の噴射をわざとアンバランスにすることでなせる芸当だ。 しかもそれでいて機体はバランスを崩していない。 パイロット並に機体も非常識だ。 こんな時の姿勢制御は機体のコンピュータが行うからだ。 ただ、バランスを崩さないと言ってもパイロットは振り回されて目を回し ――― ていないようだ。 すぐに姿勢を戻す。 正面をこちらに向けて。 「しまっ――」 避けるひまもない。 敵機の長砲身砲がこちらをポイント。 コンマ数秒の差をもって弾丸が発射され、着弾。 彼はこうして“撃墜”された。 青い空戦フレームが12機。 すべてどこかしらに赤いペイント弾が命中している。 「……で、全滅?」 エリナは怒りよりも冷めた感情が自分を支配しているのを自覚する。 今回のトライアルでエステバリスは完膚なきまでに敗れた。 パイロットのせいではない。 彼らは選りすぐりのベテラン。 つまり、機体の性能差と言うわけだ。 この結果は。 「空戦フレームで、相手は飛行オプションなのに!?」 同じように“敵機”も反対側に整列していた。 12機のうち4機に赤いペイントが施されていた。 純白の機体に赤はなんとも凄惨な印象を受ける。 しかし、これが実戦なら向こうは4機の損害で12機、一個中隊を全機撃墜できると言うことだ。 「正確にはA型兵装です。 燃料式スラスターを背中と足に装備した」 「こっちは空戦専門なのよ!」 「向こうも空戦兵装です」 苦りきった口調で技術士が言う。 今回の演習という名のトライアルは今日で6回目だ。 相手はAGI製の新型機動兵器<スノーフレイク>。 名前からもわかるようにAGIのスノーシリーズの最新型で、サマースノーの後継機になる。 と言っても、中身はほとんど別物だった。 スノーシリーズの特徴であるレールガンは連射力重視の12.7mmからストッピングパワー重視の40mmへ変更。 ジェネレーターとコンデンサの改良によってそこそこの連射性能は確保できている。 さらに革新的だったのはエンジンを搭載していること。 エステは重量が増す上にDFや重力波スラスターを装備させるのに必要な高出力のエンジンの開発は困難として エネルギー供給は外部からのエネルギーウェーブ方式にしたのだが、AGIはそのエンジンを開発できたらしい。 エンジン本体は小型ながら、レールガンを装備でき、DFも展開できて、さらにエステと互角の機動力を発揮できるほど高出力だ。 このスラスターの配置も独特で、メインスラスターを人間で言うところの大腿部へ移し背中にはエンジンとサブスラスターのみ。 空いたスペースはハードポイントが増設されて今のようにオプションを取り付けられる。 重力波スラスターだけではさすがに空は飛べないらしく、 A型……Assault(強襲)型兵装では背中と脚部側面に燃料式スラスターを追加。 “強襲”の名に恥じないように両肩には20mm可動式マシンキャノンと六連装ミサイルポッドが、 左腕にも30mmマシンキャノンが追加。 場合によっては60mmレールカノンすら装備可能だと言う。 (さすがにレールカノンは専用のバッテリーを腰に装備する必要がある) 本来は圧倒的機動力と火力で敵拠点に対してピンポイントで打撃を与えるための装備。 今は空戦性能の試験だったので対機動兵器戦の装備で来たようだ。 ただ、ものが燃料式スラスターだけに宇宙でも使用できるだろう。 増槽を付ければ活動時間の短さも改善できる。 他にも用途に合わせて装備を変更するミッションパック方式を採用。 これはある程度任務を想定して装備品を一式揃えて、セットにしておく。 そして必要な時には簡単に換装できると言うわけだ。 エステのフレーム換装の発想に似ているが、スノーフレイクはマルチに使える本体とミッションパックの組み合わせでこれを行う。 エステよりも特化された任務には向かない反面、いざとなればミッションパックを外して戦えるために汎用性は高い。 フレームと違って野戦でも機動兵器による換装が可能という利点もある。 ただ、これを可能とするにはかなり高い性能をもった本体が必要になることは言うまでもない。 エステバリスも0G戦フレームと陸戦フレームの共通化を行ってはいるが、さすがに砲戦と空戦は別だ。 高性能にするために構造重量が増すと言う欠点もある。 現にスノーフレイクは本体重量でも3tとエステの1.65tよりだいぶ重い。 一番重いのは広域の面的制圧を目的としたD型(Destroyed)兵装。 この時の全備重量は15t。 昔の戦車よりは軽いとはいえ、エステの10倍近い。 一説にはさらに20tクラスの機動兵器を開発中との話もある。 それはもはや機動兵器ではなく、自走砲の類だろう。 エステが機動力を重視したのに対し、なぜかスノーシリーズは過剰とも思えるほど火力を重視しているのも大きな差だ。 バッタを相手ならラピッドライフルで十分だと言うのに。 「レールガンの小型化だけじゃなく、エンジンでも後れを取ったなんて……」 既に第1機動艦隊ではダイアンサス級機動母艦の艦載機としてこのスノーフレイクを採用するとしていた。 理由はもちろん火力とエンジンを搭載するために母艦から独立して動けること。 エステバリスUは足の短さが嫌われて艦隊直掩専門の軽空母部隊に回された。 おかげでネルガルの機動兵器分野における敗色は濃厚となってきた。 まだ戦艦の分野ではドレッドノート級が2隻で打ち切られたこともあってゆうがお級が優勢だ。 総合的には五分五分だろうか? 「……今度はあの極楽トンボのカスタムでもぶつけてみましょうか」 どうせ会長の道楽でつくった専用機なのだ。 次の宇宙戦の試験で試してみる価値はあるだろう。 たまには役に立ってもらわないと。 <続く>
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代理人の感想
一瞬「いつもみたいに僕を馬鹿にしてよ」と泣き喚くハーリーの姿が・・・・(爆)
やっぱり狙ってます?(苦笑)
それはさておき、「未来の技術でパワーアップ」と、やってること自体はそこらの逆行物と変わらないわけですが、
こうやって丁寧に書くだけで(と、それが難しいんですが)随分印象が違います。
それにしてもエリナさんがストレス溜まってますなw