『俺が帰るべき場所は・・・ナデシコだ!!
皆が揃っているナデシコだ!!
何処に跳ばされようと、俺は絶対に帰って来る!!
例え、遥かな距離だろうと、時を超えても―――』
そこで、男はボソンの光に包まれた
そして、ボソンの光が消えた後そこには
黒い機動兵器が残っていた(笑)
「遺跡に思いが通じたのかな〜あはははは」
機動兵器内で男は恥かしそうにから笑いをしていた
それから、一ヶ月後
「お仕置きは嫌だ、お仕置きは嫌だ、お仕置きは嫌だ」
ナデシコ艦内で一人の男が部屋の隅で震えながら体育座りをしている
せっかく、原因はなんであれ遺跡から開放されたのにこの男には自由が訪れていなかった
「もう嫌だよ・・・・・・・・あっテツヤ、ひさしぶりだなぁ〜」
男は現実避難を始めた
「どこか、平和な場所に行きたい」
その言葉に、反応したかのように突然、男はポゾンの光に包まれた
「俺の平穏に・・・・
レッツゲキガイン!」
その妖しげな言葉を残し男は部屋から光と共に消えた
〜木連所属艦機動戦艦シャクヤクのとある一室〜
「ひっく、ひっく、ぐす」
火星の遺跡を巡る争いが終わってから一ヶ月
私は泣いていた
婚約者に、振られてしまった
その事は、私の中で未だに大きな傷として残っている
そのあとは、悲しさを紛らわすために仕事に浸っていた
それでも、ときどき今日みたいに泣いていた
!突然私に前にポゾンの光が溢れ出た
そして、ポゾンの光から現れたのは・・・
「こ、ここは・・・・!ち、千沙さん」
〜幸せへの道〜
第一章・始まりなページ
第一話・出会い・・・・そして、これから
私の目の前には一人の男の人が居る
テンカワ・アキト
先の戦争終結の立役者
『漆黒の戦神』の二つ名を持つ、白兵・機動戦のスペシャリスト
彼の居る『機動戦艦ナデシコ』は地球最強の艦として有名
っでその人がなんでこのシャクヤクに居るのか聞いてみました
「なんで、このシャクヤクにジャンプしてきたんですか?」
テンカワさんは、言い難そうに話し始めた
「ナデシコの自分の部屋でおしおきが怖くて震えてたら
いつも、ポケットに入れてたCCが光りだして、ジャンプアウトしたらここにいて・・・」
『漆黒の戦神』が怖がるほどのお仕置きって・・・・
「これから、どうするんですか?」
「あの〜此処ってシャクヤクなんですよね。よかったら匿ってもらえませんかぁ〜」
涙目で、お願いっと頭を下げてくるテンカワさん
ここまでされると、とてもじゃないけど断れない
「わ、わかりましたから、頭を上げて下さい、テンカワさん」
「じゃあ・・・・」
「はい、ここにいても良いですよ」
「じゃ、舞歌さんに挨拶に・・・・」
「だっ駄目です
舞歌様は駄目です、あの人に言ったらここに居る事バラされますよ」
テンカワさんは、私が焦って言ったことに驚いて目を大きく見開いています
「舞歌様に言えばおもしろ半分にバラされます、だから駄目ですよ」
あの人は、基本的にはいい人なんですけど・・・人で遊ぶという趣味さえなければ・・・
「じゃ、じゃあどうすれば良いんですか?」
「・・・・・・・・・この部屋に居ても良いですよ」
一度言ったことですから責任は持たないと!
「ええ〜そっそんな、駄目ですよ」
「大丈夫ですよ
私の部屋は二つ部屋がありますから、今使ってない方を使えば」
「ほんとに良いんですか、ありがとうございます」
こうして、私とテンカワさんの逃亡生活は始まりました
次回予告
アキトがシャクヤクに来てから一ヶ月
アキトと千沙は平和に暮らしていた・・・・
次回、『主夫・オブ・ザ・ダークネス、歯ごたえを君に』をみんなで見よう!
後書き
どうも、KURUBUSHIです
同時進行なんて無茶をしようとしてます
でも一応二つともそれなりに案はでてるので大丈夫だと思ってます・・・多分
このSSは、アキト×千沙さんで結構長くなりそうです
では、これからもよろしくお願いします
代理人の感想
だっはっはっはっは、ばつが悪いな〜(爆笑)!
取り合えずツカミはOKって感じで(笑)。