機動戦艦ナデシコif・・・

〜旅人達の遁走曲〜

第一楽章




「アキトさん!帰ってきて下さい!!」

「・・・また・・・かい?」


瑠璃色の髪と金色の瞳、抜けるように白い肌の少女の呼びかけに、相手の青年はやや苦笑気味に問い返す。


「はい。またです。帰って来るまでいつまでも追い続けます」


漆黒の宇宙空間を追いつ追われつ二隻の艦が追跡劇を繰り返す。

追う方の艦の名はナデシコC。艦長はホシノ・ルリ。

追われる方の艦の名はユーチャリス。艦長はテンカワ・アキト。

ナデシコCはコロニーで襲撃の犯人を捕まえるべく。ユーチャリスはそうなる訳にはいかないと。

両者の立場はそんなところだろう。

しかし、一般の人々がそんな事は知るわけも無く・・・というか知らないのが当たり前。

まさかコロニー襲撃などという事を犯人が単身でやったなどという事が世間にバレては怠慢と叩かれかねない。

そこで罪の何もかもを火星の後継者に被ってもらう事にした。事実、コロニーの爆破は彼らのした事なのだが。

爆破によって生じた犠牲と彼・・・テンカワ・アキトがやったコロニー襲撃の犠牲。どちらが数が多いかとなると彼の方が多くなる。

火星の後継者は退避勧告までした後にコロニーを爆破したのだ。

だが、両者の会話には緊張感というものが全くない。

このような場面で『帰ってこい』などという台詞は出ない筈である。普通なら。

しかし彼らの事情は異なる。彼らはかつて家族であった。

『であった』などと過去形になっているには些か事情があり・・・その事はいずれ当人達に語っていただくとしよう。

さて、現在の状況に目を移してみよう。何やら様子がおかしい。


「と言いたい所ですが・・・先ほどのが最終通告です」

「え?どういう事だい?」

「こういう・・・事です」


その台詞と共にナデシコCが動きを止める。

ウィンドウ越しに見えるナデシコの艦内は赤一色に統一される。警報らしきものが出ているらしい。

その様子をいぶかしんだ追われる側の艦も動きを止めた。


「ルリちゃん、何をしようとしているんだい?」


追われる側の艦の艦長・・・テンカワ・アキトが追う側のナデシコCに問いかける。そしてその答えは、彼にとって驚愕の一言であった。


「ナデシコC、自爆します」

「んな!!何を考えているんだい!?」

「あ、心配しなくてもいいですよ。他のクルーは乗っていませんから」

「そういう問題じゃない!!他に乗っていなくてもルリちゃんが乗ってるだろう!?」

「はい。私だけです。ですから死ぬのは私だけ・・・あ、オモイカネもいますが」


そのアキトの動揺が繋がったのかラピスがアキトにリンクを介して問いかけてくる。


(アキト、どうかしたの?)

(ラピス、ナデシコCの状態を解析してくれ!出来るならクラッキングも!!)

(うん、ちょっと待ってて)


声には出さずお互いの思考だけで会話を交わす・・・ほぼ五感を失ったアキトとリンクを介して感覚を共有しているラピスだからこそ出来る

事だ。


(アキト、ナデシコCの相転移エンジンが臨界を突破。核パルスエンジンも・・・自爆シークエンスに入ったって『プライム』は言ってる)

(クラッキングは!?)

(無理・・・ノイズが多すぎて・・・それにルリが邪魔してる)


ルリがあくまで本気だと悟ったアキトは即座に行動に移る。


(ラピス、済まないがルリちゃんを迎えに行ってくる。サレナの準備を・・・)

(ダメ。今のナデシコCのディストーションフィールドはサレナじゃ破れない)

(ちぃっ!!済まないラピス・・・単体ジャンプでルリちゃんを助けてくる。すぐに戻るよ)


リンクでラピスに告げるが否やアキトを虹色の輝きが包む。


(アキト・・・気を付けてね)


その言葉に答えることなくアキトは虹色の光と共に空間に掻き消えた。


同時刻、ナデシコCブリッジに突如として現れる虹色の光・・・そしてそれが人型に収束するとそこには黒いマントにバイザーを付けた青年

が立っていた。


「ルリちゃん!!」

「ア・・・アキトさん、ですよね?」

「何でこんな事を!?」


夢ではないのか・・・ルリの表情から察する心中は『信じられない』だろう。

アキトは自爆の理由を問う。しかしルリはその理由を答えるのではなく、今後の行動をどうするのかと問いかけた。


「それは後です・・・どうするんですか?このまま私と滅びますか?それとも私を連れて行きますか?」

「そんな事ッ!!」


アキトはルリを抱きかかえると再び虹色の光に包まれた

そして現れたのはユーチャリスのブリッジ。

(ラピス、全速力でこの宙域から離脱!!)

(もうやってる)

(そうか・・・ありがとう)

(それより・・・いつまでルリを抱いてるの?)


ラピスから言われてルリを抱いている事に気付いたアキト。そして抱きかかえられたまま頬を紅く染めたルリがそこに居た。

アキトがルリをユーチャリスに避難させてから少々時間は過ぎる。


「さてルリちゃん、事情を説明してもらおうか?」


ルリを連れて場所をブリッジから移動して、今の場所はアキトの部屋である。


「何からお話しましょうか・・・。あ、お久しぶりですね、ラピス=ラズリさん」

「うん。久しぶり。それとラピスでいい」

「そうですか。では私の事はルリでいいですよ」

「ルリちゃんとラピスは知り合いなのかい?」


普段は初対面の人と話す事など皆無のラピスが相手に話しかけられたからとは言え、自己紹介をしたのに軽く違和感を覚えるアキト。


「はい。火星で少し・・・」

「うん。火星で」


火星で何があったのかを聞きたいアキトだったが今はそれどころではない。


「そっか。ルリちゃん、一体君は何故あんなことを?」


アキトはバイザーをかけている為にその表情は窺う事は出来ない。しかしその声からは怒りと悲しみとが等分に混じっているだろう事が

容易に推測できた。


「では・・・まず発端から。事の起こりはユリカさんが目を覚ました事でした」


『ユリカ』という名前が出てきた途端、アキトの感情が漣のように揺れたのをラピスは感じた。


「火星の後継者の反乱が終結した直後、火星にて遺跡から剥がされた・・・という言い方もおかしいのですが、遺跡から分離されたユリカさんはその後病院に入院されました」

「そして眠ったままだった・・・だろ?」

「はい。でもどうして?」

「この艦を俺だけで作れると思うかい?」

「そうでしたね・・・アカツキさんですか」


ルリはあえて『ネルガル』とは言わずにアカツキの名前を出した。そこには少々の嫉妬が含まれていたが。


「ああ。しかし俺が知っているのはそこまでだ」

「ではそこから先を。その後ユリカさんは三ヶ月ほど眠り続けました。そして目を覚ましたのです。あの事件から三ヶ月後・・・

 何か思い当たりませんか?」


ルリはアキトに訊ねる。しかし思い出さないのか思い出せないのか・・・首を横に振るとラピスに視線を向ける。


「ナデシコCと二度目に会った頃」

「その通りです」


ラピスの返答に満足げなルリ。そして言葉を続ける。


「ユリカさんが目を覚まされてから・・・火星の後継者の残党の炙り出しの為にナデシコCはその任務に付きました。表向きは・・・ですが」

「という事は・・・」

「はい。裏の任務・・・というか、もう一つの任務は貴方の捜索です」

「やはりな」

「ミスマル指令は私に言いました。

『息子を探し出して連れて帰ってきて欲しい・・・散々心配かけおってと一発殴ってやりたい。そして・・・家族として 迎えてやりたいんだよ』

 と。」


アキトは申し訳無さそうに・・・それでいてどこか嬉しそうにミスマル指令が言っていた内容を聞いていた。


「でもなんでユリカが目を覚ます前に任務に付かなかったの?」


この質問はラピスから出た。


「それは・・・家族だから・・・ユリカさんが起きた時に誰も居なかったら寂しがると思ったから・・・」

「家族ってそんなに大切なの?」

「ラピス・・・貴方はアキトさんをどう思ってますか?」

「私はアキトの目、アキトの耳、アキトの・・・」

「そういう事ではなくて、アキトさんをどういう風に思っているかをききたいんです」

「私は・・・」


ルリの質問に対してそこで口ごもってしまうラピス。ルリの言葉に・・・家族という概念は無いに等しい彼女にはその言葉の意味する事があまり理解出来ていなかった。常に必要とされてきた。私はアキトと共に生きている。そこに居るのが当然。アキトの全てが私の全て、私の全てがアキトの全て。言わば一身同体。そんなラピスにとってはアキトさえも自分と感じているのかもしれない。

そんなラピスを見てルリは質問を変えた。アキトは口を挟まない。それはアキト自身も知りたいと思っていたから・・・


「じゃあラピス、ここでアキトさんが消えたらどう思いますか?」

「アキトが・・・消えたら・・・」


その言葉に再び固まるラピス・・・何かがラピスの内面から湧き上がってくる。抑えようも無く、何かこう思わず泣き出してしまいそう

な感情が・・・

そして彼女はその感情が何を指すかに思い至る。


「アキトが消えたら・・・哀しい」


その一言が今の彼女の限界だった。そして思わず泣き出してしまう。そんなラピスにアキトから暖かい思念が流れ込んできた。


(大丈夫だよ、ラピス。俺は居なくなったりしないから)

(本当?)

(ああ・・・)


そしてこの一言がアキトをドツボへと嵌まり込ませてしまうのだが・・・それはもうちょっと先の話。ちなみにラピスの年齢は今9歳・・・


「先を続けますが・・・宜しいですか?」

「ああ」


ラピスの嗚咽も収まったのを見てルリが話を続ける。


「ユリカさんは目を覚まされました。しかし・・・」

「しかし何だい?」


ルリが言い淀んだのを見て怪訝に思うアキト。そんなアキトにルリは訊ねる。


「アキトさんにとって辛い話かも知れませんが・・・それでもお聞きになりますか?省いても構いませんが・・・」

「いや、続けてくれ。ユリカが目を覚ましたというのはアカツキからも聞いてないからな」

「分かりました。目を覚まされたユリカさんは一言、アキトはどこ?と私に尋ねてこられました。しかし・・・私が首を横に降るのを見て・・・

 再び眠りに付きました・・・それから数ヶ月・・・目を覚ますことはありませんでした」

「そっか・・・ありがとう、ルリちゃん」


少しの沈黙の後に彼は『ありがとう』と言った。しかしその言葉の意味は何に対しての『ありがとう』なのか。ユリカを見ていてくれた

事に対する『ありがとう』だという事はルリにも分かっていた。しかし、それは『家族として』なのか『ルリ個人に対して』なのか・・・

そんな事を考えているとアキトから声がかかった。


「少し休まないか?ルリちゃんも疲れただろう?それにラピスも・・・ね?」


アキトの視線をルリも追っていくと、そこには涎をたらしてテーブルに突っ伏しているラピスの姿があった。

クスリと笑うルリ。その表情にアキトは一緒に暮らしていた乗っていた頃を思い出す。


「ちょっと待っててよ。ラピスを布団に移してくるから」


ラピスを抱え上げるとラピスの部屋に行くために部屋を出る。そんな仕種を見ていると優しいアキトのままなのだという事を否応なしにルリは感じるのであった。

その間にもルリはアキトにどのように話そうか苦悩しているようだ。

ラピスを寝かせ終わったアキトが戻ってきて、冷蔵庫から取り出したジュースをルリに差し出す。

その時、ルリの頭になぜジュースが?という疑問が浮かぶ。それが顔に出たのだろう。アキトが口を開いた。


「俺は飲まないけどね。ラピスが飲むからさ」


その言葉にルリは痛恨の思いだった。しかしそれも読み取ったのかルリの機先を制して昔の微笑みを浮かべながらアキトが先に言葉を紡ぐ。


「いいって。はい、ルリちゃん」

「あ、どうも・・・」


ルリがストローに口をつける。二人がいる空間は暫しルリのジュースを飲む音に満たされる。


「そろそろ・・・話してもらえないかな?」


ルリがジュースを飲み終わったのを確認してからアキトが話の先を促した。


「はい・・・それから数ヶ月・・・約半年に渡ってユリカさんは眠り続けました。そして・・・半年前に目を覚ましたのです」

「半年前・・・っていうと、残党狩りも終わった頃・・・だったよね?」

「そうです。それに前後するかの様にユリカさんは再び目を覚ましました。その情報を受けて私は有休を取り地球へ向いました。

 ちなみに、作戦遂行中だったのですが、ミスマル指令がその辺りはどうにかしてくれたみたいです」

「ユリカの親父さんにも迷惑を掛けたよな・・・」

「そうですね。そもそもどっかの誰かさんが家出したせいなんですけれど」

「厳しいなぁ」


ルリの言葉にただ苦笑するアキト。しかし、それすらもこれから話す事の緩衝材としてルリが意図的に話した事だった。


「私が・・・ユリカさんの病室に入ると・・・ミスマル指令と談笑されているユリカさんがいました」


言葉に詰まるルリに不審の色を声に滲ませてアキトはそれでも先を続けさせる。


「・・・それで?」

「私が入った事に気付いたユリカさんは元気だったか?と訊ねてきました。その後に・・・ナデシコ以来だね。と付け加えて・・・」

「ナデシコ以来って・・・ユリカはナデシコBやナデシコCの事は知っているからナデシコA以来って言う筈じゃ・・・」


アキトは何か違和感を覚えたようだ。


「それだけですか?」


今度はルリがアキトに話を促す番だった。


「いや、それ以前に、ナデシコ以来って・・・ナデシコを降りてからユリカがルリちゃんを引き取ってユリカの親父さんの家で暮ら

して、その後親父さんと喧嘩して家出して俺の所に押しかけて来て・・・三人で暮らしたじゃないか・・・」


ルリの問いかけに違和感の正体がおぼろげながらアキトには見えてきたらしく、その言葉は独り言めいた口調から何かの確信を持った口調へと変化していく。


「ナデシコ以来って事は・・・ユリカはそれからの事を覚えてない・・・もしくは記憶に無い?」


アキトの言葉には答えを返さずルリはその後のことを話し始めた。


「私が元気だった、と答えると、ミスマル指令が私を病室の外に連れ出しました。そして・・・今までユリカさんと指令との会話の内容を

かいつまんで話して下さいました。その内容は」

「もういい・・・もういいよルリちゃん・・・」


ルリの話から何があったのか想像が付いたのかルリが喋るのを遮るアキト。


「いえ、聴くと言ったからには最後まで聞いてもらいます」

「もういいよ・・・」

「なんでですか?もういいって何が良いんですか?そうやってまた貴方・・・アキトさんは逃げるんですか?」


今まで顔を伏せて話していたルリだが、もういいと言ったアキトに顔を上げると辛辣極まりない返答をする。

その返答に怒っているだろう事を想像して顔を上げたルリだが、穏やかなアキトの顔と雰囲気に呆然とする。


「違うよルリちゃん・・・これ以上ルリちゃんが悲しそうな雰囲気をしているのを感じたく無かったのさ。ほら、俺は五感が殆ど働かない だろ?それで、相手の雰囲気とかで感情が読めるようになってさ。これ以上話しているとルリちゃんの心が引き裂かれそうで悲鳴を上げてたのが聞こえた・・・ラピスの寝ている今、俺が聞こえたなんて言うのは変かもしれないけど」


アキトの言葉に沈黙するルリ。静寂だけが二人の間を部屋を支配する。その静寂を破りアキトが話し出す。


「ユリカはあの・・・終戦以降の記憶が無いんだろ?ルリちゃんを引き取った事も。そして・・・三人で暮らした日々も・・・」


無言のまま頷くルリ。だが頷いたまま顔を上げようとはしない。それに気付かないかのようにアキトは話を続ける。


「という事は・・・多分、戦争中でも俺の事は覚えていない。というか、ユリカの中では俺の存在は全て無かった事になっている・・・そんな所だろうな」


まるで見てきた事かのように、しかし自分に言い聞かせるように・・・アキトは話を締めた。

頷くことすら出来ないルリ。だが、俯いたその双眸から滴り落ちた涙がアキトの言葉がその通りだという事を暗に物語っていた。

そして再び流れる静寂。そしてそれを消したのもまたアキトであった。


「ルリちゃん、今日はもう休もう・・・この艦にもいくつか居住スペースはあるから、その一室で休むといい・・・」


その言葉の端々にルリに対する労りを込めてアキトはルリに休むように告げた。


「・・・いやです・・・」


ルリの口をついて出たのは否定の言葉。いぶかしんだアキトは問い返す。


「何故だい?」

「アキトさんが・・・消えてしまいそうで・・・」


その言葉にアキトの口から出た言葉は・・・


「じゃあ、俺と一緒に寝るかい?それと・・・男女が同じベッドで寝るって事がどういう事かは・・・分かるよね?」


アキトの言葉を聴いたルリは一言だけ・・・


「はい・・・お願いします」


そう言った。言った時も顔を伏せていたためその表情は分からない。ルリがその時感じていたこと・・・

長い間叶わなかった夢、いや、叶うとは思っていなかった夢・・・それが叶う事と自分を『女』として見てくれている事に対する喜び・・・

ユリカに対する罪悪感と同時に・・・今、この人は私を選んでくれたという優越感・・・

矛盾する感情。相容れる事の無い感情。二律背反している感情。しかしそれらをも、どんな感情をも上回る『女』としての喜び。

ルリが感じているその全てを分かっていながらアキトはルリを誘った。否、自分が誘う事が不自然でないように仕向けた。

それは自分の寂しさを紛らわすため・・・哀しみを隠すため・・・自分の欲望のためにルリを抱く事に対するユリカへの罪悪感を誤魔化すため・・・

彼女を心配させたくないと自分を偽って。しかし本物の愛しさを込めて・・・

背徳の炎が高いほどに喜悦の炎もまた高く。多くの矛盾が存在する程に更にそれは燃え上がる。己が身を灼き尽くせとばかりに・・・

夜はまだ始まったばかり・・・








後書き

初めまして皆様。町蔵と申します。

後書きをダラダラと書くのも何ですのでちょっとだけ・・・

世界観に関しましては時ナデではなく劇場版アフターです。

登場するキャラに関しましては色々と異論があるかも知れませんが大まかな性格は私の解釈しているTV版に準拠という事で。

ご意見、ご感想、誤字脱字、『てにをは』の間違い等々ありましたら掲示板の方にお願い致します。




でわ続いて・・・代理人様の愛の鞭のコーナー(爆)

ビシバシとシバかれてみたいと思います(はぁと)

 

 

 

 

代理人の愛の鞭

ビシッ!

 

バシィ!

 

ビシュッ!

 

パシンッ!

 

ヒュンッ!

 

ヒュンッ!

 

ヒュンッ!

 

 

パシィン!

 

 

ビシュッ!

 

 

 

バシュ!

 

ビシ! 

 

バシ! 

 

バシン! 

 

バシン!

 

ヒュンッ

 

バシッ!

 

バシッ!

 

ピシャッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・ご満足、いただけましたでしょうか(爆)。