「私、そんなものもらえません!
それは、アキトさんがユリカさんを取り戻したときに必要なものです」
私は差し出された1枚のメモを振り払い、その人をにらみつける。
黒いバイザーで顔の半分以上を隠し、漆黒のマントに身を包んだ最愛の人――テンカワ・アキト――を。
「もう必要ないんだ」
だけどアキトさんはその表情を変えることなく、
「君の知っているテンカワ・アキトは死んだ……
彼の生きた証、受け取って欲しい」
と言って、差し出す手を戻そうとはしてくれません。
「それ、カッコつけてます」
「違うんだよ、ルリちゃん。
やつらの実験で頭ん中掻き回されてね。
それからなんだよ……」
外されたバイザーの下から出てきたのは、もう見ることのできないと思っていた、だけど諦めることのできなかったあの人の顔。
そして、その顔に浮かび上がるナノマシーンの紋様……
「……!!」
「特に味覚がね……ダメなんだよ。
感情が高ぶると、ボォーッと光るのさ。
漫画だろ?」
そう言って笑うアキトさんの笑顔はどこか自嘲的で、寂しげで……
今まで見たこともないその表情に私まで切なくなってくる。
「もう、君にラーメンを作ってあげることはできない………」
それは優しい『決別』の言葉……
機動戦艦ナデシコ another story
―― Dual Darkness
――
Prologue:或る一つの『エピローグ』
「それともうひとつ」
ルリちゃんがそのメモを受け取ったのを確認して、俺はマントの中から用意していたものを取り出す。
自分の生きた証ともうひとつ、彼女に渡しておきたかった俺の心残り……
「2年……いや、3年前の君の誕生日プレゼントにって、用意していたんだけどね。
もう、彼の手から渡すことはできなくなってしまったから」
俺の手の中にあるのは、青く透き通る輝石の飾り付けられたシンプルなペンダント。
そして、メモ帳を受け取ったまま呆然と立ち尽くすルリちゃんの首に、そっと飾りつける。
「アキト、さん……」
ルリちゃんは自分の首にかかるペンダントに手をやり、呆然と俺を見つめてくる。
思った通り、そのペンダントはルリちゃんの流れるような銀色の髪によく似合い、そここそが自分の本来の居場所だと言わんばかりに輝きを放っている。
……もっとも、喪服の上にでは場違いな感じは否めないが。
「さよなら」
それを確認した上で俺は、未練が残らぬようにルリちゃんに背を向けてその場から歩き出す。
「アキトさん!」
「ジャンプ」
そしてルリちゃんの追いかけてくる気配を後ろに感じながら、淡い光の粒子を残してこの場から姿を消すのだった。
ドサッ
途中でラピスを拾いネルガル月面基地のドックまでジャンプした俺は、その一室に辿りついた途端にソファーへとその身を投げ出していた。
「アキト?!」
≪マスター?!≫
「……大丈夫だ」
心配してすがり付いてくるラピスと、コミュニケを通じて目の前に表示されるシスイ――ユーチャリスの中枢コンピュータで、オモイカネのコピー――のウインドウに、安心させるように微笑みかける。
「まだ、大丈夫だ」
ソファーから体を起こしながら、確認するようにつぶやく。
そう、『まだ』――
火星の後継者達の手で遺跡とのリンクの実験体として大量の、しかも多種多様のナノマシンを投入された俺の体は、いつの頃からか味覚を始めとした五感のほとんどの機能が失われてきていた。
当初、ネルガルのSS(シークレットサービス)に囚われていた研究所から助け出されたときは味覚を除けばまだ幾分か感覚が残っていたのだが、時が流れるにつれて次第に残りの感覚も弱まってきているのがわかる。
今となってはもはや、ラピスかシスイのサポートなしではひとりで歩くことすらままならない状況だ。
光もなくし、音もなくして……全ての感覚を失うのも時間の問題だろう。
それでも復讐のために何とか騙し騙し今までやってきたが、どうやら間に合ったようだ。
ルリちゃんとナデシコCの力があれば、もはや火星の後継者達の叛乱の鎮圧は時間の問題だ。
あとは北辰を倒してユリカをルリちゃんたちに委ねれば、全てが終わる。
多少は残党が残るだろうが、それくらいは軍やネルガルに任せて構わないだろう。
「アキト、どこにも行かないよね……?」
俺の思考を読んだのか、不安げな眼差しでラピスが訴えかけてくる。
≪マスター、私たちはずっとお傍に≫
シスイも追従するようにウインドウを出してくる。
表情というものは持っていないが、持っていたならばおそらくラピスと同じようにすがるような眼差しだっただろう。
まったく、本来はラピスのパートナーとなるべく作られたはずのシスイなのに、いつの間にか俺のことをマスターと認識してるし……
「そうだな。
今までずっと俺のわがままに付き合わせてしまったんだ。
それくらい、ふたりのわがままには付き合ってやるのもいいかもしれないな……」
そんなことを夢見ながら軽くラピスの頭を撫でてやると、ラピスは嬉しそうに目を細める。
深層心理までは読まれない程度にリンクを遮断しているから、心を閉ざしてさえしまえば俺の考えはラピスに伝わらないだろう。
『テンカワ・アキト』としての自分が死んだ今、ルリちゃん達のもとへは帰れない。
守ってやることのできなかった自分が、血にまみれたこの両腕で、あのふたりに顔を合わせられるはずがない。
誰かを巻き添えにしてまで、些細なわがままを貫き通してしまった自分。
怨嗟の声にも、嘆きの声にも心震わせず、流す涙さえ失って……
こんなにも弱くなってしまった俺は、もうこれ以上みんなに会わせる顔はない。
墓地での、今にも泣き出しそうだったルリちゃんの悲痛な声を思い出すだけで胸が締めつけられるが、あれで俺のくだらない未練は断ち切ったはずだ。
別れの言葉は、もうすべて伝えた………
それに、例え火星の後継者たちの叛乱が鎮圧されたところで、俺はコロニー破壊の首謀者として軍に追われることになるだろう。
俺がコロニーを襲撃したという事実には変わりはないし、復讐のためだけに幾千もの人々を巻き添えにしてしまったのだから。
そして、軍上層部や汚い政治家連中はスケープゴートを求めるのだろう。
地球規模の叛乱を未然に防げなかった、自分達の無能さに向けられる世間の非難の矛先をずらすための手段として。
……もっとも、そんな連中のために素直に捕まって裁きを受ける気は毛頭ない。
そうするくらいなら、どこかこの果てしない宇宙をひとり彷徨うか、どこか相応しい死に場所でも探すか……
まあどうするにせよ、そんな俺のわがままにこのふたりまでつき合わせる必要はないだろう。
それに、ラピスを社会復帰させるにも早いほうがいい。
どちらにせよ、俺にはもうほとんど時間が残されていないのだから。
後のことは、エリナに任せておけばきっと大丈夫だろう。
だがそれも……
「全ては、やつとの決着をつけてからだ。
補給のほう、すでに終わっているか?」
≪9割方、終了しています≫
「そうか。
なら、そろそろブリッジに行くとしよう」
全ての始まりとなった火星へと………
≪皆さん、こんにちは≫
ナデシコCと合流した私は、イネスさんのナビゲートによるボソンジャンプで火星極冠遺跡上空へと跳躍していました。
≪私は地球連合宇宙軍所属、ナデシコC艦長ホシノ・ルリです。
元木連中将草壁春樹、あなたを逮捕します≫
そして、火星全域のシステムを掌握したのちの降伏勧告。
「だまれっ、魔女め!!」「我々は負けん!」「徹底抗戦だ!!」etc...
取り巻きの方々が私(のウインドウ)をにらみつけて何やらわめいていますが、この際ですから無視しましょう。
どちらにせよ、文句を言う以外に何もできないのですから。
しかし、この人達は自分達が完全に無力化されたことにまだ気付いてないのでしょうか?
……救いようがありませんね。
「部下の安全は、保障してもらいたい」
ですが、さすがに御大将の言葉で皆さん静まり返ったようです。
さすがに他の能無しの部下達とは違うようですね、元木連中将は。
これで火星の後継者達は鎮圧。
残るは……
「ボソン反応、7つ!!」
「ルリルリ!」 慌てて報告してくるユキナさん……って言うか、いつの間にかオペレーターとしてブリッジにつめていたんですね。
システムの掌握に気を取られていて、気付きませんでした。
でも、私の役目は火星の後継者達の鎮圧です。
あの人達を制圧するのは、私の役目ではありませんから。
「構いません。
あの人に……任せます」
何もない氷原、大気中に散りばめられたナノマシンの乱反射によるオーロラ。
そして、目の前に待ち構える6機の六連と、その中央に立つ赤い機体、夜天光。
ユーチャリスごと火星へボソンジャンプしてきた俺たちは、ナデシコへと向かう北辰達の進路をふさぐようにやつらの前に立ちはだかった。
……やっと、ここまで辿り着いた………!
「ラピス、手出しは無用だ」
ブラックサレナに乗り込み艦橋の上に立っていた俺は、噴き出しそうになる怒りを抑えてその一言だけをラピスに通信し、意識を全て目の前の北辰たちに向ける。
「決着をつけよう」
北辰のその一言をきっかけに、俺の最後の戦いが幕を開いたのだった!
バシュッ! バシュッ!!
高速機動で絶えず飛び回り、行く手を阻む六連達牽制しながらハンドガンで夜天光に攻撃を加える。
北辰は軽くその攻撃をかわしてミサイルランチャーで反撃してくるが、俺も冷静にテールバインダーを操りミサイルを撃ち落す。
その傍ら、夜天光を援護するように接近戦を挑んでくる六連を蹴り飛ばし、体当たりを加え、ハンドガンで迎撃する。
ブラックサレナのあまりの高機動にコクピット内の重力が相殺しきれず、ほとんど触覚など感じられないにもかかわらず体中が悲鳴をあげているのがわかる。
だが、それすらも厭わずに激しく夜天光を追いかける!
ガシッ! ガシィッ!!
夜天光の突きを胸部に受けるが、代わりに蹴りを加えて夜天光を弾き飛ばす。
その隙を埋めるように挑みかかってくる六連を迎え撃ちながら、なおも夜天光を追いかける。
ガッ! ガガガッ!!
錫杖による攻撃を受け流し、あるいは装甲で防ぎ、邪魔な六連を振り払う。
しかし、その隙を突くようにして六連の影から夜天光が踊りかかる!!
ガシッ! ガシッ! ガシッ! ガシィッ!!
「怖かろう、悔しかろう。
例え鎧を纏おうと、心の弱さは守れないのだ!」
夜天光のパンチを受けて、じりじりと後退するブラックサレナ。
ブラックサレナを殴りつける夜天光のコクピット内で、北辰が舌なめずりしているであろことが容易に想像できる。
やっとここまで来たんだ!
こんなところで、負けるわけにはいかない!!
「くぁああっ!!」
その攻撃を振り切り、体当たりを加えて夜天光を弾き飛ばす!
北辰も蹴りで反撃を加えてきたため、俺達は互いに再び距離を取る。
その時はまだ、次第に戦場が極冠遺跡へと近づいていることに気付いてはいなかった……
ガッ! ガガガッ!!
邪魔な六連を排除しなければ夜天光に攻撃を集中させられないと感じた俺は、標的を六連に変更する。
北辰の夜天光ほどの性能も腕もない六連なら、その連携にさえ気をつければ十分に対処できる。
バシュッッ! ガガガッ!! ガシィィィイイィィッ!!
ハンドガンで横から突っ込んでくる1機を迎撃し、正面の1機を蹴り飛ばす。
その隙を付くようにして殴りかかってくる別の1機を投げ飛ばし、離れて様子をうかがっていたもう1機にぶつけてその足を止める。
そして態勢の崩れたその2機をそのまま撃ち落とすが、その隙を取られて夜天光に背後へ回りこまれる。
ザシュッ!!
とっさに回避行動を取るが、間に合わずに肩部装甲を錫杖で貫かれる。
(何とか回避したが、肩部スラスターが使い物にならなくなったか……!)
冷静に判断しながら喰らいついた夜天光を振り払うように加速をかけ、そのまま残りの六連に突撃をかける。
そして1機、また1機と六連を撃墜していく。
「ね、ねえ、ルリルリ?
あのロボットたち、だんだんこっちに近づいてきてない……?」
「……?」
ためらいがちなミナトさんの声に、火星の後継者達を極冠遺跡から引き離す作業に集中していた私は意識をブリッジへと戻します。
最後の悪あがきとか言って、何かやられてしまってはかないませんからね。
「あの人たちの戦いに介入するのはそれなりに危険を伴うと思いますが……なんでしたらリョーコさんたちに出撃願えますか?」
「えっとね、ナデシコはまあ大丈夫そうなんだけど……」
「はあ……?」
いったい、ミナトさんは何をためらっているのでしょう?
「このまま行くと、遺跡がもう目と鼻の先なんだけどね……?」
「……!?」
地上に降りた俺を待ち構える北辰。
「よくぞここまで……
人の執念、見せてもらった」
1対1で対峙する、ブラックサレナと夜天光。
邪魔をする六連は、もういない。
邪魔なメットをかなぐり捨て、目の前の夜天光に全神経を集中させる。
「勝負だ!!」
六連との戦いで両腕のハンドガンを破壊され、もはや夜天光に致命的なダメージを与えるためには白兵戦しか残されていない。
だから、この一撃に全てを賭ける!
≪まずいです!
ラピス! 急いでアキトさんを止めて!!!≫
≪……?≫
何か、とてもいやな予感がする……
しかし、火星の後継者達を遺跡から引き離すため、すでに遺跡周辺の戦艦、及び機動兵器の類はその場から遠ざけられていた。
また、遺跡の管理システム、イワト――極冠遺跡の制御機構――から完全に外れている夜天光が相手では、とっさのシステム掌握はできない。
私からあの人たちに介入する手段は、今この場には残されていなかった。
≪アキト……アキト………!!≫
どこか切羽詰まった様子のホシノ・ルリからの語りかけを受け、理由はわからないけどそれが何か危険を告げるものだと感じた私はとっさにアキトに呼びかけてみる。
でも、北辰との一騎打ちに全神経を傾けているアキトに私の声は届かない。
ユーチャリスとしても戦艦ではアキトたちの高速戦闘にはとてもついていけないことから、ブラックサレナをモニタリングしかしていない。
コミュニケでシスイがブラックサレナに呼びかけても、アキト自身が通信を切っているため応答はない。
そして、私自身もアキトに介入を禁じられていたため、どうすることもできなかった。
ヒュウゥゥゥゥ……
お互いに隙を探りつつ、じっとにらみ合う。
そしていつ果てるともしれないにらみ合いの中、俺たちは同時に動き出す!!
ザシュゥッ!!
俺はブラックサレナの装甲を犠牲にするのを覚悟の上で夜天光のパンチを胸部に喰らいながら、自らの懐に招き入れた夜天光の胸部にパンチを叩き込む!!
ガシィィィッ!!!
「……!!」
夜天光の胸部バリアを貫き本体へとダメージを与えるが、まだ深さが足りない!
ズガァァァァッ!!!
北辰は夜天光の胸部装甲が剥がれ落ちるのにも厭わずブラックサレナに体当たりをかまし、突き刺さったブラックサレナの腕を装甲とともに引き剥がす。
そして、距離を取るようにスラスターを吹かせてこの場から離れる!
「逃がすか北辰!!」
俺も慌ててブラックサレナを反転させて夜天光を追いかけるが、今までの戦いでいくつかのスラスターが使用不能に破壊されたため機動力が足らずに追いつけない!
「くっくっくっくくく……
その執念、その実力……我の敗北を認めようではないか、テンカワ・アキトよ」
「?!
何を考えている、北辰!!」
北辰からの突然の通信に驚くが、なおも俺の追撃から逃れようとする北辰に追跡の手を緩めない。
「我は外道……、人にして…人の道を外れたる……『悪』よ……
ならば…それに相応しき死に方は……決まっておろう………
くっ……ごふっ………!」
時折映像がブレるのは、先ほどのパンチがコクピットまで届いていたからだろう。
その証拠にウインドウに映る北辰のコクピットからは火花が飛び散り、コクピットに半ばまで押しつぶされた北辰自身も血を吐いている。
なのに、夜天光はその機動をやめようとはしない。
「貴様! 何のつもりだ!!」
「我が前に在りしもの……貴様は忘れたわけではあるまい……?」
そこで俺は初めて気付く。
すぐ手が届きそうなほどに、俺達が遺跡のすぐそばまでに来ていたことを。
「貴様!!」
悪い予感が俺を焦らせる。
「ふっふふふふ……
我ら火星の後継者の希望、ネルガル、クリムゾンの求めしもの、貴様の人生を狂わせしもの、貴様の最愛のもの……」
1年前の大戦の折に地球と木星の双方が求めた、遥か昔の文明が残したジャンプシステムのブラックボックス。
そして、火星の後継者達の実験の中でその遺跡と融合させられたユリカ。
「閣下の大望が叶わぬと知った今、その全てを打ち壊してくれる!!」
そう言って遺跡内部へと突入していく夜天光!
「きっさまぁーーーー!!!」
それを阻止すべく、俺も最大出力でスラスターを吹かせ後を追って突入する!
スラスターが全て焼けきれても構わん!
急いでくれ……!!
「そう! この戦い、我ら火星の後継者の負けだ!!
だが!! この敗北は貴様の勝利ではない!!!」
すでに肉眼で確認できる距離まで、遺跡の演算ユニット……ユリカが目の前にまで迫ってきている!
限界を無視した出力によるあまりの過負荷に肩や腰のスラスターのいくつかが爆発するが、その結果徐々に夜天光への距離が狭まっていく!
だが、それでもまだ夜天光に追いつけない!!
「深い絶望をその胸に抱き、残されたわずかな生を嘆き苦しむがいい!!!」
追いついた!!!
「させるものかーーーーーーっっっ!!!!」
ドガァァァァァッッッッ!!!!
夜天光のコクピットに喰い込む、ブラックサレナの拳。
しかし、ここまで最大出力で飛ばしてきた慣性までは殺せず、わずかな差でそのまま遺跡中枢へと突き刺さる夜天光の拳。
シャリィィィィイィィィィィィンンンッッッッ!!!!!
(ユリカ……!! ラピス、ルリちゃん……!!!)
そして遺跡は澄んだガラスの砕けるような音を発し、俺の失われたはずの視界は真っ白な光に包まれるのだった………
・
・
・
・
・
こうして西暦2201年8月20日、月と地球を巻き込んだ世界規模のクーデター、『火星の後継者の乱』は意外な形で幕を閉じたのだった。
火星圏の全艦隊、いや、遺跡を含めて付近のすべてを巻き込んだ謎の爆発(原因や規模、ならびに本当に爆発であるのかさえ不明)による、『火星圏の全消滅』と言う、最悪の形で………
Chapter0:「再び見る『悪夢』」
Stage1に続く
あとがき、です。
どうも、初投稿になる真咲 和葉というものです。
生まれて初めてSS(?)と言われるものを書いてみましたが、読んでみていかがなものでしたでしょうか?
初めてなのにいきなり連載、「続く」となっていますが……(苦笑)
しばらく続くと思いますので、その間お付き合い願えたなら幸いです。
いいのか自分! そんなこと宣伝しておいて、もしかして自殺行為なんじゃないか?!(核爆)
劇場版のパラレルから始まったこの物語ですが、内容としてはありきたりですが逆行ものとなる予定です。
(こんな終わりかたしてますが、逆行して『この世界』の記憶を持ったままナデシコに乗るのはアキトだけです(苦笑))
ちなみに、なんか最終的に『この世界』はとんでもないことになっている気がしないでもありませんが、本編には全然関係ありません(核爆)。
あくまで、『残された結果』としてそうなっただけですので……(苦笑)
一応、内容的には「時ナデ」とは無関係で、色々とオリジナルのものも出していこうと思ってます。
作者自身、SSというものに対して読むのは慣れていても書くのは慣れていないので色々と拙いところがあるとは思いますが、なにとぞよろしく願います。
では、とりあえず今回はこの辺で。
……さてと、アキト君をいつの時代まで飛ばそうかな〜♪(核爆)
追記
ユーチャリスのメインAIであるシスイとは、紫水晶(アメシスト)の読み方をいじったものです。
一応、シスイはラピスのパートナーと言うことで、同じ宝石の名前から引っ張ってきました。
(なんか、ダッシュとかだとありふれてますしね……(苦笑))
代理人の感想
うむぅ、これで初SSですか・・・・最近「初SS」と言う割に妙に上手い人が多くてうれしい代理人です(笑)。
やはり文章と言うのは素養(平たく言うと国語能力)が大きいんでしょうかね。
それはさておき、跳躍するのはアキトだけですか!
メインキャラの殆どを火星ごと吹き飛ばしといて(爆)!
いわゆる一つの「つかみはOK」状態!
これは期待できますねぇ・・・つーか、期待してます(笑)。
>宣伝
もしかしなくても自爆行為です。(爆死)
やっちゃった事はしょうがないと諦めて続きを書いてください。(爆散)
・・・・まぁ、私も人の事はあまり言えないですが(自爆)>自爆行為