注 これはSSとはとても呼べません。
冗談を冗談と理解しない人の閲読は御遠慮下さい。
この物語は、ナデシコキャラ中、草壁・ムネタケ(子)・北辰と並ぶ人気を誇る性悪薄胸通信士ことメグミ・レイナード様を応援する勇気ある者達の孤軍奮闘を描いたものである。
そして、メグ様を扱ってくれているHPを徘徊し、彼女の魅力を説きつづける「メグミ親衛隊最高幹部会」の唯一の公式記録である!(大嘘)
メグミ親衛隊最高幹部会 奮戦記
〜I
LOVE YOU Megumi
私は、メグミ親衛隊最高幹部会議長Enopiだ――――――!
我々親衛隊一同、永久に変わらぬ暑き想いで メグ様を愛することをここに宣言する!!
Mission
01 『Action Home Page』訪問編
総括 人気投票
それは、掲示板のある記事から始まった
「<時の流れに>第二回人気投票を行います」
思えば第一回では、わずか3票の得票に終わり、
「ウリバタケと同じ」と言って馬鹿にされたあの屈辱。
あれからどれほどの時を耐え忍んだか。
「ナデシコSS界で三人しかいないメグミファン」
この格言は、そのことに由来しているとも言われた。
臥薪嘗胆・艱難辛苦・欲しがりません勝つまでは!!
カチャカチャカチャ
報告書を打つ音が聞こえるメグミ親衛隊最高幹部会ビル。
「うむ。こんなものか」
情勢報告 メグミ様を取り巻く状況 ナデシコも既に過去の存在となって久しいが、ネット上では今だあきらめの悪い連中が活動を続けている(自爆的表現)。 こうした状況の中、公開されているSSを概観すると、そこは瑠璃色一色である。 我等がメグミ・レイナード様におかれましては、「性悪」「薄胸」「意地悪」「悪女」等と不当なそしりを受け、ほとんどのSS作家からは意図的に無視されている状態にある。たまに出てもほんのチョイの小ボス程度の悪役、主役張る作品などわずか数本。メグミ様を作品に描いてくれる作家は3人程度しか散見されない状況であった。 こうした状況の中、我が親衛隊は、これら逆風に敢えて立ち向かい、敢然と船出したのである。 メグミ親衛隊最高幹部会の活動 メグミ親衛隊が活動を開始した正確な日時は記録されていない。 ただ、平成11年11月初旬には、すでにその存在を示す記述が散見される。 各地に出没し、メグ様を応援し、SSを投稿して回っていたと伝えられる。 (初期にはルリ物やエリナ物も出していたらしい) そして、平成12年7月に至り、メグミ親衛隊最高幹部会は、新たな攻略目標として「Action HomePage」を設定するのである。 メグミ親衛隊最高幹部会とは その名のとおり、ナデシコ第一話からのレギュラーであり、TVシリーズ前半のヒロインでもある通信士メグミ・レイナード様を応援する勇者達の集まりである。 構成員数は統計を取っていないので不明だが、ナデシコSS作家中に3人が確認されている。 メグミ・レイナード・・・通称メグちゃん、メグたん、メグミちゃん、 メグ様、メグミ様、メグミ嬢。 元声優であり、その美声を買われてナデシコにスカウトされた。元看護学生であり、通信士資格、パイロット資格など多様な特技を持つ多彩な人物。 かわいい系で、優しい性格。誰かに必要とされたいと思う気持ちが強く、好きな人にはとことん尽くすタイプ。何事にも一生懸命で、頑張りすぎて少し言動がコワい一面もある。反面、その性格が誤解されて、意地悪だとかヤキモチ焼きだとか策謀家などと蔑視され、多くのナデシコファンから嫌われた。 特に9話では、身を張ってアキトに迫り(まさに肉迫攻撃)、もう一押しのところまで持ちこんだ。(このとき、メグミ様本人は、そこで行きつくところまで行くつもりだったと思われる)。 この行動が決定打となり、ナデシコで最不人気キャラとなる。思うに、自分の気持ちに正直になれるところ、自分の気持ちをはっきりと言えるところが、実生活でこういうのを苦手とするファン層の深層心理に触れてしまったのであろう。 やがて、アキトとは微妙なすれ違いが生じ、戦いへ身を投じて行くアキトと、自分の思い描いていたアキト像とのギャップに失望し、自ら身を引いた。 決してユリカに敗れたのではない。 その後、メグ様は主要キャラの座から急速に遠のいてゆく。 だが、メグ様こそ、ナデシコ艦内で最も健康的で、普通の少女だったのではなかろうか。 そのリアルさ、現実の人間の持つ生臭い一面が、偶像を求めていたファン層に敬遠されたのではないだろうか(ルリが大人気を得たのもその証左であろう)。 ああ、こうしてメグ様を思い描く時、私は眩暈にも似た感動を禁じえない・・・・・ |
「議長、議長。一体何をしておられるのですか?」
メグミ親衛隊最高幹部会議長、ナデシコSS界屈指のディープな人物として知られるEnopi氏は彼を呼ぶ声にペンを置いた。
「おお、○○○君(注:実在のSS作家。表向きは非メグミファンなので希望により匿名)、
どうしたのかね?」
「こんなところで悠長にしている場合ではありません、見てください、この惨状を!」
メグミ親衛隊幹部○○○氏は、議長に一片のデータを示した。
『人気投票得票状況(メグミ親衛隊情報調査局編)』と記されたそれを見た瞬間、
議長の表情はデ○ラー総統よりも青くなった。
「ぐぬぅ!これはなんたること・・・」
「早急に対策を講じねば、このままでは議長の責任問題にも発展しますぞ!」
第1部 二桁得票への道
この「Action HP」においても、読者層の傾向は他のHPと変わらず、主にルリ派が占め、比較的オリキャラが人気を博している程度と思われた。作品傾向としてはシリアス系が多いだろうか。
我がメグミ派にとっては、厳しい傾向だと思われた。
掲載作品を分析しても、3104様の「無駄な努力は誰のため?」があったものの、
全体としては<時の流れに>を含め、メグ様は冷遇されていた。
もっとも、当時他のHPでメグミSSがどの程度あったかを思うと無理なきことではある。
七月
<時の流れに>第二回人気投票開始。
票はアキト・ルリ・イツキ・ラピス・アリサに集中。
メグミ様には3票入った後、一向に票が伸びず、
親衛隊最高幹部会は重苦しい雰囲気に包まれていた。
10票に満たない得票
議長の手腕に疑問の声が。
「前回同様、一桁台の得票にとどまれば、議長も進退を考えてもらいますぞ!」
親衛隊最高幹部会議員達の視線も厳しい者となっていく。
「ぬぬぬぬぬぬ・・・・・やはり正々堂々と組織票を投入すべきなのか?」
この頃、票の動きを見ていた 鋼の城 氏には
「当初懸念されていた(笑)人海戦術も、まだ発動してない様子。」
と評される。
約1週間でようやく10票を達成するも、ブラックサレナやナデシコと覇権を争う現実。
親衛隊内では、目前の壁の高さに絶望的な気分が蔓延していた。
リセット事故発生。
「メグ様が10票に乗った直後の事故・・・なぜだ!?」
不吉な予感が私の頭を掠める。
しかも、今思えばこの頃から消火器とスタミナドリンクの影が・・・・。
だが、当時この二つがあのようになるとは一体誰に予想が出来たであろうか。
第二部 幻の600票
情勢に転機が訪れたのは七月も中旬を過ぎてからである。
7月14日、以前から噂されていた鳥井南斗様の作品「メグミの「回想」」が掲載される。
「当親衛隊宛人気投票応援SS」とまで書かれたこの作品に、親衛隊最高幹部会がどれほど勇気付けられたことか。
そこで描かれた、恋する少女的メグミちゃんに対し、
3104様は
「テレビ版より好感持てますね。」
と評し、
マルよ様は、
「……どうしたんだ、メグたんが壊れてる(爆)
何か、悪いものでも食べたのか?
さては、自分で作ったスタミナドリンクを呑んだな(笑)」
などとのたまわった。
しかし、
策謀・駆引き・意地悪という暗黒面なメグ様と、
ちょっと向こう見ずだけど優しくて何事にも一生懸命なメグちゃん。
この二重性がメグミちゃんの魅力なのではないだろうか。
流れはこれにとどまらなかった。
15日「The Man on Wings of Time」の山口様より、投票と応援メッセージが書きこまれた。
17日には「妖精跳ぶ」でおなじみのRAW様のメグミ投票宣言。
ラピス派、ルリ派、見られていた両者による投票の衝撃は大きく、
黒貴宝氏の
「R、RAWさんがメグミ派に!!、あの「妖精跳ぶ」や「決意シリーズ」など
の壊れルリ使いのルリ物SS作家でも1、2を争う剛の者のRAWさんが!!、
そんな馬鹿な〜!!」
という書きこみや、その後のめるう゛ぃる氏の発言にもその驚きぶりが顕著に見られた。
調子に乗った親衛隊は、関係者の総動員を図る。
更に未確認情報ながらも、他HPで活躍中の複数のSS書きが投票に加わってくれたとか…。
その他「匿名希望」との条件で投票してくださった方々・・・・
中には信じられないような方まで…親衛隊は感謝の涙に溺れるようであった。
もっとも、これら外部勢力の支援に対し、マルよ様は、冷めた口調でこう語った。
「それでも、BEST10に入る可能性は殆どない(爆)
合掌…」
7月下旬に至り、メグ様の票が伸び始める。
そしてついに100票を迎えるのである。
この頃から、メグ様は、開票速報で妙な注目を浴びるようになる。
そして、投票終盤までを通じて、順位の動きに奇妙な現象が確認されるようになる。
それは、「メグ様に抜かれたキャラの票が急に伸びる怪」である。
これはサユリや「消火器」「スタミナドリンク」ホウメイさん、アリサなどでよく見られた現象である。
この裏には「反メグミ派」「メグミに負けることを恥と思う輩」の存在が見え隠れする。
そして、投票を通じてのメグミ様の最大の宿敵・人外三巨頭の「サラ専用消火器」の躍進、
迫り来る「スタミナドリンク」の恐怖に曝されることとなる。
ことに「消火器」の動きは、我々の想像をも絶するものであった。
この様子を日和見氏は一言
「しょ、消火器が!!(笑)」
とだけ記している。
これを受けて親衛隊では非常警戒態勢を発令。
姿の見えぬ何者かの妨害工作に対し、総員を戦闘配置に、妨害を実力で突破することを指令。
ついには議長自らがメグミ票テコ入れに乗り出した。
他HPでの連載や執筆中の短編を放擲し、メグ様応援SSの執筆を開始。
これには、鳥井南斗様の存在が大きかったという。
そして投稿されたのが「決戦はナデシコで 〜メグミの決断」シリーズである。
100票獲得毎に投稿すると宣言したこの作品が、
このHPに与えた影響はまだ検証されていない。
しかし、投票行動には少なからず影響を与えたものと信ずる。
100票記念「第一回戦 VS テンカワ・アキト」
この作品は当初、既述の「メグミの野望」の出張版的意味合いで起案されたという。
というのも、最高幹部会自身、メグミ票がこれ以上大幅に伸びるなどとは思ってもいなかったからである。
この作品については、ハーテッド姉妹のCGでおなじみの八影真申様が
「ここの掲示板で議長が言ってらっしゃったメグミの良さがいたるところに出ている感じがします。」
と、珍しい肯定意見を述べられていた。
7月25日、鳥井南斗様による「メグミ降臨...」発言と、それに引き続く応援SS第二弾投稿宣言があった。
これを受けた親衛隊最高幹部会は、議長に対し「決戦はナデシコで 〜メグミの決断」シリーズ第2作執筆を指示。鳥井様の恩義に報いるよう全力を挙げることにした。
この模様は、当時の掲示板に次のように記されている。
(途中Nozomu氏の書きこみがある)
--------------------------------------------------------------------------------
モニターに大きく映し出されたデジタルの数字。
[00:00:00]
「時間です」
「シンジ君、日本中のメグミファンのエネルギー、貴方に預けるわ!」
「はい!」
「第1次接続開始!……ヤシマ作戦スタート!」
「第1から第803管区まで送電開始」
「電圧上昇中。加圧域へ」
「全冷却システム出力最大へ!」
「温度安定、問題なし」
「陽電子流入、順調なり」
「第2次接続!」
「全加速器、運転開始」
「強制収束機、作動」
「全電力、二子山増設変電所へ」
「第3次接続問題なし」
「最終安全装置解除」
「地球自転及び重力の修正、プラス0.000000009」
「電圧発射点まであと0.2」
「第7次最終接続!」
「全エネルギー、ポジトロンライフルへ」
「カウントダウンスタート……発射まで10,9,8……」
「目標に高エネルギー反応!
目標前後の票数が増大していきます!」
「何ですって!」
「シンジ君、マークが揃い次第、撃って!」
「了解!・・・・・よし!発射!」
ポジトロンライフルの銃口がSS[メグミの回想]を光と同時に打ち出す初号
機。
だが、同時に目標も光ととともに[メグミのスタミナドリンク]を発した。
伸びた二つの光は途中で相互干渉し、大きくその軌道を曲げる。
ズズーン!
仮設基地の後方と目標の後方で、ほぼ同時に大きな火柱があがった。
周囲を振動と衝撃波が襲う。
「ちっ!ミスった!……第二射急いで!」
「ヒューズ交換」
「再充電開始!!」
「銃身冷却開始!」
「敵シールド、ジオフロントへ侵入!」
「ちっ……!」
「目標に再び高エネルギー反応!
更に目標前後の票数が増加します!」
「まずいわ!」
モニターの中、目標が再び発光した。
光とともに伸びる[サラ専用消火器]ビーム。
だが、[サラ専用消火器]ビームは初号機の手前で拡散し、後方へ流れる。
「レイ!」
バイザー内部のモニターには、
前方でEnopi議長特製の盾[第一回戦 VS テンカワアキト]を
構えている零号機の後ろ姿が映し出されている。
目標からの攻撃をがっちりと受け止めるEnopi印の盾。
「これなら!……よし!今だ発射!」
カチンッ
シンジは引き金を引く。が、第二射は発射されない。
「どうしたの!」
「鳥井南斗のメグミSS第二弾がまだ出来ていません!」
「なんてこと!」
「ちょっと!鳥井南斗!
とっととメグミSS第二弾を作りなさい!
じゃないと特製カレーをご馳走するわよ!!」
「ヒィィィィィ!それだけはご勘弁を!!
作ります!すぐ作ります!超特急で作りますからぁぁぁ!!!」
--------------------------------------------------------------------------------
「外したか。どうする碇?」
「問題ない」
「[第一回戦 VS テンカワアキト]、限界(200票)まであと○○日!」
「くっ…再チャージ急いで![第二回戦 VS サラ]は使えないの!?」
「無茶言わないでください。あれはまだ設計も完了していません」
「大丈夫か、碇?」
「構わん」
--------------------------------------------------------------------------------
「しかし、トップグループまでの壁を貫くのに必要な得票数は、推定1800票
以上。それだけの票をどうやって集めるのですか?」
「決まっているじゃない!日本中のメグミファンからよ」
--------------------------------------------------------------------------------
「鳥井南斗のメグミSS第二弾はまだなの!」
「予定では8/2(水)21:00過ぎに管理人に投稿予定となっているわ。
でも、いくら管理人の仕事が一段落したとはいえ
再充電等を考慮すると実際に部屋にアップされるのは翌日以降でしょうね。」
「そんな!それじゃ盾がもたないじゃない!」
「安心してミサト。」
「何か手があるの?」
「ええ。これを見て。」
「これは!メグミ・レイナードの得票が200票を超えている!」
「そう。これが何を意味するか、わかるわね?」
「もちろんよ。Enopi議長印の新しい盾(SS)が届くということでしょ!」
「正解よ。」
「でも、ちょっと待って!
確か、新しい盾はまだ設計も終わっていないんじゃなかった?
そんな状態からじゃ、いくらEnopi議長でも...」
「大丈夫!」
「リツコ?」
「これは鳥井南斗が管理人に送った言葉だけど、今回はEnopi議長
にも通用するわ。」
「いったい何なの?」
「Enopi議長はひとつめの盾を2時間で作成したことは知っているわね?」
「ええ。知っているけど...
でも、Enopi議長自身がこれは記録だっていってるわよ?」
「ふっ、甘いわよ、ミサト!」
「何がよ?」
「鳥井南斗が管理人に送った言葉、それは
『記録、それは破られるために存在する』
というものよ。」
「...それって、まさか?」
「そういうこと。」
「つまり、Enopi議長は新しい盾を2時間以内で作成できるのね!」
「当然よ。議長なのは伊達じゃないわ。」
「よし!これで何とか光明が見えてきたわ!!
マヤちゃん、Enopi議長の新しい盾がいつ届くか計算して!」
「はい!」
(MAGI計算中)
「でました!
99.89%の確率で週末中に管理人へ投稿されるはずです!」
「よっしゃあぁぁぁ!」
司令塔上部
「...もらったな、碇。」
「ああ。」
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第2の盾は現在製作率85%
最終組立段階に入っています。
今月中にはなんとか投稿します。
零号機、レイ、鳥居様、全国津々浦々のメグミファンの方々!
それまで耐えて!!
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「盾の状況は!?」
「現在、表面が30%ほど融解しています!」
「リツコ、あとどれくらい持つの?」
「これまでの推移から予測すると、あと数日以内に投入しないと
[サラ専用消火器]ビームにやられるわ。」
「わかったわ!それじゃ、新しい盾と弾が届き次第、反撃にでるわよ!」
「盾はともかく弾は大丈夫なの、ミサト?」
「心配御無用。某ナデシコのお仕置き部隊に応援を頼んだから期日通り仕上がるわ!」
「...無残ね...」
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こうして、7月末に
200票記念「第二回戦 VS サラ・ファー・ハーテッド ある通信士の憂鬱」
が投稿されることになる。
しかし、この作品は、メグミ様への追い風以上に、「サラ専用消火器」の跳梁を招く結果になる。
このことについては鳥井様や3104様が「実は消火器が主役なのでは」と危惧していたが、まさにそのとおりの事態となってしまったのである。
「ルリを雪女にしたその威力は外伝の主役の相当する」という謎のメッセージが残されたのも、事態の深刻さを物語っていると言えよう。
8月上旬、メグミ・レイナード嬢600票獲得記念として、「メグミ、一時の至福」が贈呈された。
この後の票の急増を掲示板は次のように伝えている。
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大本営発表!!!!!
「何事だ、騒々しい」
「議長!トラトラトラです!!」
「我等がメグ様の得票が一夜のうちに倍に!」
「な、なんと・・・まさに・・・」
「奇蹟・・・・」
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「議長!大変です!」
「どうした、騒々しい。」
「め、メグミ様の票が500票を超えております。」
「なにぃ!なんとめでたいことだ。早速お祝いの・・・」
「議長、そんなにのんびりしている余裕はありません!。早く300票、400票、
500票突破記念のSSを書かないと・・・」
「慌てるな!つい今しがた、200票突破記念を投稿したばかりじゃ。」
「議長、仕事に行っている暇なんてありません。さぁこれから徹夜してでも、書かなくては・・・」
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しかし、この直後、またしても消火器とスタミナドリンクが急伸、
メグ様と激しく競り合う事態が発生。
これが注目を集め、三者の順位・得票数が急上昇。
このままいくとベスト10入りすら伺える情勢となった。
だが、ここで大きな落し穴があった。
一時は600票を数えたメグミ票に、脅威を感じたある存在が、すべてを白紙へと帰せしめたのである。
「破壊神ラピス」の存在が噂されるこの事件は、確固たる基盤を持たぬメグミ親衛隊にとって大きなダメージとなった。
こうして、600票は幻に帰した。
第三部 組織との戦い
「ふははははははは!見よ!この得票数を!」
議長の高笑い。
度重なるリセット事故にも関わらず、メグミ票はまたしても順調な伸長を見せはじめる。
ついには一瞬ではあったが、10位にランクされるという事態すら発生した。
8月8日には、森田正義様より、メグミCGが投稿され、順風満帆に思えた。
気を良くした親衛隊は、300票記念として「VS アリサ 逆襲の姉妹」を堂々発表。
更なる飛躍を目指す。
だが・・・・そんなある日。
まさに青天の霹靂。
メグミ親衛隊最高幹部会本部中央作戦司令室司令塔第壱発令所
ビーーーーー!
ビーーーーー!!
戦艦を彷彿とさせる司令塔に、突如鳴り響く非常警報。
「何事だ」
その最上部、司令席では、議長が顔の前で手を組んでいた。
赤いタートルネックと白い手袋は司令席に着座する者のたしなみである。
「第四方面より入電、サラ専用消火器が上位方面に侵攻中」
「スタミナドリンク、絶対防衛線まであと30票!」
「どういうことだ、これは?」
動揺をサングラスで隠しつつ、議長は某東山方面司令氏に問い質した。
「はっ。昨日まで動きの無かった両者が、今日になって突如順位を上げてきました」
「正体不明の投票、順位表に現れました!」
「パターン計測急げ」
議長の命を受け、オペレーター達があわただしくコンソールを叩く。
「15年ぶりだな・・・・」
「ああ、間違いない…奴だ」
副指令…もとい、最高幹部会のTetra議員の言葉に、議長は重々しく頷いた。
「出ました!パターン青!反メグミ組織です!」
「総員、第一種戦闘配置」
♪ピキョン・ピキョン・ピキョン・ピキョン…ポッパッパッパッパッポッポッピ〜
某ペガサス級強襲揚陸艦の如く、気の抜ける警報音が鳴り響いた。
「どうする、Enopi?」
「問題ない」
「博士は、メグミに負けることを何よりの恥と思っている輩の存在を強く示唆しているぞ」
「馬鹿馬鹿しい。連中のお遊びに付き合う時間はない」
このころから、人気投票内に謎の敵対組織の泡沫が確認されはじめている。
だが、一体誰が消火器に!?
取りあえず消火器使いを「使徒」と呼称し、その殲滅に乗り出す親衛隊。
しかし、その親衛隊を更なる激震が襲った。
「駄目です、間に合いません!」
「なんてこった・・・・・・」
8月中旬。
それは前触れもなくやって来た。
対消火器迎撃要塞都市・・・
我々メグミ派の切り札さえもその前には全くの無力だった。
「信じられん。まさかわずか数票から、一気に首位に立つとは…」
一夜のうちにトップに踊り出たのは、男装の美少女「北斗」!
有権者の多数を占める「その種の人間」の嗜好をまさに直撃したのである。
親衛隊は「第四回戦 VS イネス・フレサンジュ 白い巨塔?」で迎え撃つも、その無力さを思い知らされる結果に終わった。
8月23日
メグミ様は20位以下に転落し、HP上にはただ絶望のみが重く圧し掛かっていた。
掲示板には鋼の城氏の哄笑が響き渡り、
心ある人々の希望は潰え、自由の灯火は今まさに消えんとしていた。
「寒い・・・・・・・」
親衛隊にとっては、辛く長い日々が続いた。
おりしも、管理人様から、「9/2午後12時をもって投票を締切る」との伝達があり、
最高幹部会の面々も焦燥の趣を隠し切れなかった。
だが、奇跡は起こった。
もものきの犬氏、別人28号氏の擁する壊れ北斗「北ちゃん」がきら星の如く参上。
世の有権者達を驚かせた。
「異聞^2 いぶんいぶん」「すべては勝利のために・・・・・・たぶん」
の二作は、瞬く間にHPを席巻。
ぽち氏の「たくらみ」と併せ、「北ちゃん三部作」の異名をとった。
「北斗は北ちゃんにあらず」
鋼の城氏の叫びも虚しく、世論は大きく「北ちゃん」に傾をうった。
しかも、「北斗」派が「正統北斗」と「北ちゃん」に分裂したのに伴い、世間の歓心がこの二名に集中。他のキャラの得票が足踏みするという事態になった。
「刻はいま・・・・・」
今を逃しては、二度と機会は訪れてはこない。
今こそ、草の根の如く地道に支持基盤を固めてきた我等がメグミ派が勃つ刻が来たのだ!!
「これでは道化だよ」
「今日、道化を演じるのは何も君だけではないさ」
Enopi議長とTetra幹部会議員が意味深な会話を交わした後、全ナデシコに向けて発せられた演説は、時代を震撼させた。
我々は人気投票の順位を大幅に落とした
これは敗北を意味するのか?
否!始まりなのだ!
上位連合に比べ、我がメグミ親衛隊の勢力は30分の1以下である。
にもかかわらず、今日まで戦い抜いてこられたのはなぜか!
諸君!我がメグミ親衛隊の選挙活動が正義だからだ!
これは諸君が一番知っている。
我々はナデシコレギュラーを追われ、脇役にさせられた!
そして一握りのキャラが、ネット上のナデシコ系HPを支配して3年。
我々がメグ様の出番を掲げて、何度踏みにじられたか!
我等が女神、所君らが愛してくれたメグ様が没落した!
なぜだ!?
白衣を着て、なぜかサングラスをかけた(笑)金髪の美女が、
掲示板(なぜバーにそんなものあるの?)を見、
お酒をのみながらはっきりと説明した(笑)
「小娘だからよ。」(by改造実験帝国女王)
我々はこの怒りを結集し、
人気投票に叩きつけて初めて真の勝利を得ることが出来る!
この勝利こそ、メグ様を応援してくれたすべての義勇軍の方々への最大の感謝
となる!
メグミファンよ! この屈辱を怒りにかえて!
たてよ メグミファンよ!
我等がメグミ親衛隊こそ、沈滞ムードを吹き飛ばす存在であることを忘れない
で欲しいのだ!
メグ様命である我等こそ、ナデシコを救い得るのである!
ジーク メグ様!
ジーク メグたん!!
ジーク メグちゃん!!!
「何を言うか・・・!
メグたん一人での人気投票独占を目論む男が何を言うのか!」
私設北斗応援組織「真紅の羅刹」では、「北斗ファン筆頭」を僭称する鋼の城氏が、
思わず椅子を蹴って立ちあがっていた。
「これが・・・・敵・・・・」
そして、この演説こそ、人気投票終盤を象徴する演説合戦、
マルよ様をして「キャラ応援掲示板」と嘆称せしめた、血みどろの戦いの出発点でもある。
この演説を聞いて立ち上がった漢あり。
「なぬ〜〜〜〜〜〜 これはいかん!!」
<時の流れに>に大きな影響力を持ちながら、今次人気投票では北米シャイアン基地に幽閉されたア○ロの如く静観を決め込んでいた神威氏までもがついに重い腰を上げた。
「北ちゃん親衛隊」・・・北ちゃんの為の北ちゃんによる北斗ヒロイン同盟抜刀隊の誕生である。
これを「北斗」への敵対行動と判断した鋼の城氏はこう語った。
「北斗が登場したのは、主人公が女性の海に沈むことを避けるためであった。
そして北斗が女性である事を知ってしまったことにより、
北斗もまた主人公を囲む女性の一人であるかのように錯覚し、
「北ちゃん」のような勢力をのさばらせてしまった歴史を持つ。
これは不幸である。
もうそのような歴史を繰り返してはならない!
北斗がヒロインではなく、ライバルであり、ヒーローであり、
アンチヒーローである事によって
物語がその面白さを広げられる事を何故信じられないのか!
我々は、北斗があくまでヒロインではなく、ヒーローであると言っている。
北斗をヒロイン視する人々は、
恋愛シミュレーションに魂を引かれた人々(爆)であり、
北斗という稀有なキャラクターを言わば食いつぶそうとしているのである!」
しかし、彼等の言葉は、必ずしもメグミ・北ちゃん・北斗のみを利するものではなかった。
この時期の代表的な二つの立場の主張は次のようなものである。
「今や反メグミ派の半数が
我が親衛隊組織票によって下位に消えた。
このメグ様の順位こそ我らメグミ親衛隊の正義の証である。
決定的打撃を受けた消火器やその他諸々に
いかほどの支持者が残っていようと、
それはすでに形骸である。
あえて言おう!
カスであると!」
「組織票を使ってサラ専用消化器などの罪なき人たちを踏みにじってきた
メグミ親衛隊最高幹部会議長になにを語る資格があるのか!
サラ専用消化器の芽をつぶしただけでなく
他のヒロイン候補の可能性を抹殺するに等しい罪を犯してまで
メグたんはなにを得ようと言うのか?・・・得るものはない!
この掲示板を見ている諸君、聞き給え!
すでにメグミ親衛隊最高幹部会議長の言葉は脅しにしかすぎない。
不肖私は幸いにしてメグたんにとらえられお仕置きルームの中で
メグたんの策謀の数々をつぶさに見てきた。
我々以上にメグたんも疲れている
先の上位ランクインもメグたんにとってはギリギリの勝利でしかなかったのだ。
そしてこの掲示板を見ている一人ひとりに私は訴える。
メグたんに兵はない!
そのメグたんに跪くいわれはないのだ!
起てよ北斗ファン!
今こそ、メグたんこそ我らの前に倒すべきである!」
このように展開されたメグミ親衛隊最高幹部会と偽優華部隊との対決は、
新たな諸勢力の勃興を導いた。
「カグヤ近衛隊」「北斗推進委員会」等である。
ことに「カグヤ近衛隊」は、直後発生した投票リセット事故をめぐって、メグミ親衛隊と激しいつばぜり合いを繰り広げたことで諸兄らも御存知であろう。
このころ、メグミ様はまたしても10位以内をキープし、足場を着実に固めつつあった。
その矢先のリセット事故である。
一部報道は『謀略=メグミ』という浅慮な短絡的思考により、メグミ親衛隊犯人説をでっち上げ、不当な攻撃を加えようとした。
これに乗じた「真紅の羅刹」「カグヤ近衛隊」「偽優華部隊」は野合し、当親衛隊に対し卑劣な弾圧を決行。
だが、心まで鋼鉄に武装するメグミ親衛隊最高幹部会は、この組織的圧力を真正面から粉砕することを決議した。
メグミ親衛隊最高幹部会地下
通称:「狂王の訓練所」
整列した屈強な戦士たちの前に、二人の男が現れる。
Tetra「全員、武装親衛隊・メグたん突撃隊から選抜した精鋭ぞろいです」
Enopi「うむ」
「全員そのまま聞け!
今般の反メグミキャンペーンに、先の三組織が関与していることが確認された。
我々メグミ親衛隊はこれを断固として破壊しなければならない。
しかも、Ben様に恥じぬ真っ当な手段でだ。
メグミ・レイナードの名にかけて、メグミ親衛隊の名誉にかけて、
反メグミ勢力を叩きのめせ!」
「賛えよメグたん!」
「ウラーーーー!!」
「ウラーーーー!!」
「ふっふっふっふ・・・これだけではすまさんぞ・・・・」
この様子をSakana氏は
「一体いくつの団体が、このホームページ内に暗躍しているのだろうか
その組織力、団結力は侮って良いものではない。
現に人気投票を一日経った後に見ると順位がものすごく上がっていたり
それまで1位だった者が、あっという間に9位まで落ちていたりする。
このような証拠の元よくよく検討した所
彼らの力は、もはや管理人Benさんの手が及ばない所まで
力をつけてきていると判断される。」
とまで記している。
また、鐘狐氏、黒貴宝氏もこれら人気投票の暗黒面にメスを入れたと伝えられる。
管理人様の思惑とは裏腹に、人気投票末期には、一部組織同士の果てしない潰し合いが繰り広げられ、見るも無残な泥仕合の様相を呈していたのである。
この中で、メグミ票が急激に増加したのも、メグミ親衛隊が正々堂々と裏工作を行ったことが世間に評価されたものと思料される。
後にこれは「奇跡の一週間」として、全ナデシコSS界に散らばるメグミ派の伝説となる。
そして・・・・
第四部 奇跡の価値は1936票
運命の8月9日。
この前日までの間、メグたんの投票妨害疑惑を持っている北斗ファンと、あらぬ疑惑をつけられたと憤激しているメグミファンとのにらみ合いが発生。武装親衛隊(MSSA)が獅子奮迅の働きを見せる。
すでにブラックサレナ、サラ専用消火器、メグミのスタミナドリンクの応援をしていた無機物同盟の人たちは他のカグヤファンとエリナファンの人たちから暴行を受け闇に滅した。
これらの紛争はBenさん親衛隊の旗印のもとに鎮圧されたが、多大な禍根を残したという。
なお、この時、「カグヤ近衛隊」の総長
槍氏が何者かに拉致され、一時行方不明となる。
地球が静止したかの沈黙が支配したこの日。
ついにその結果が白日のもとになった。
Ben様(以下B)「さて、皆さん!! 長らくお待たせしました!!
第二回 時の流れに 人気投票の結果を発表します!! 」
ナオ(以下N)「一応、この馬鹿も頑張って集計をしたので、結果を見てやってくれよな。」
再びメグミ親衛隊最高幹部会本部中央作戦司令室司令塔第壱発令所
「はじまったな」
「ああ・・・・」
払った犠牲は大きかった。
メグ様をアキトに迫らせ、
「策謀の女帝と呼ばれた女」「謎の三つ編み美人M様」(鋼の城氏)などに仕立て上げ、
サラを消防署の手先にしてしまい、
妖精を雪女にしてしまった(別HPでもつつかれた(汗))上に、
ハーリーを改造し、ラピスに「お姉さま」と言わさせてしまった。
「・・・・お前、各方面で相当反感買ったぞ、きっと」
「問題ない。すべてはシナリオどおり・・・」
開票作業は進む。
「む、盟友(勝手に決めた)鳥井南斗さんが、30票で33位だ」
「・・・・・何も言うな」
N「最後のその他支部、って何だよ?」
B「まあ、世の中は不思議で満ちてるよね(虚ろな目をする)」
「むう・・・・」
「言いたいことは分かるが、止めておけ」
16位 ブラックサレナ
「メグ様は!?」
「まだ出てません!」
「そうか・・・・・、健闘したな・・・・」
15位 テラサキ サユリ
当初最大のライバルと考えていたサユリが・・・・
「サユリがこの辺と言うことは・・・」
「だが、未だスタミナドリンクも消火器も出ていない」
13位 メグミのスタミナドリンク
「ぎ、議長…」
「落ち着け、落ち着き給え」
11位 ミスマル ユリカ
「ぎ、ぎ、議長!」
「宿命のライバルが・・・・今何位だ!?」
「11位です」
「す、するとこれは、もしかするともしかするぞ!」
「ぎぎぎぎぎぎぎ議長!」
「も、もちつけ、もちつき給え!」
9位 サラ専用消火器
「見たか・・・・」
「見ました・・・・」
「やったのか、俺達…」
「やった…やったんだ!」
7位 メグミ レイナード 1936票
「諸君!見よ!見たまえ!!これが我々の勝利の印だ!!!」
人外三巨頭と呼ばれた「メグミのスタミナドリンク」「サラ専用消火器」を振りきり、
堂々の七位入賞。しかも宿敵ユリカをも上回る得票!
ナデシコ界では、悪の権化として忌み嫌われ、監督にまで避けられ、作品後半ではフェードアウトさせられ、劇場版に至っては顔出せただけマシという扱い。
SSに至っては存在自体無視する作者が多かったあの頃…。
メグミ「人外の三巨頭における、最後の砦と言われ。
持ち主すら凌駕していた、あのサラさん専用消火器・改に勝ったんですね!!」
N「ああ、そうだよ!! 君が勝ったんだよ!!
どうせ俺は二桁がせいぜいだったさ!!」
メグミ「嬉しいです!! もう、今日は最高の日ですね!!
Enpoiさん、どうも後援有り難うございます!!」
「ああ、メグ様のお言葉・・・・何たる光栄…我が人生に一縷の悔い無し!!!」
まさに奇跡!!
正義は勝つ!!
我々は勝ったのだ!!
世界はメグ様の為に!!!!
諸君!共に歌おう!!
メグミ親衛隊隊歌
「友よいつの日か 消火器を打倒し 解放されたナデシコの上に メグミの旗を立てよう
我ら今日を戦う メグ様の明日のために おお我らメグミ親衛隊 永遠に敗北せず
スタミナドリンクの闇の彼方から メグちゃんの光を呼び醒まそう・・・・・
おお我らメグミ親衛隊 永遠に征服されず・・・・」
終章 そして伝説へ
こうして、長い戦いはその幕を閉じた。
振り返ってみれば北斗(北ちゃん)の圧勝に終わったこの人気投票だが、
その影に我が親衛隊の栄光ある戦い、そして輝かしい成果を万民に知らしめねばならない。
得票数でこそ、北斗やカグヤの後塵を喫したものの、
この戦いを通じ、我らが得たものとは。
見よ!
各地のHPを
今まで絶無に近かったメグミSSが、そこにも、あそこにも投稿されているではないか!
SSの大勢が「アキト×ルリ」に統一されるなか、我々メグミ派は健闘しているではないか!
これこそ、わがメグミ親衛隊最高幹部会の勝利と言わずして何というのか!?
だが、慢心は禁物である。
我々メグミ親衛隊は、常に新天地を目指し、新たな同志を獲得しなければならない。
目を凝らして見定めよ!
耳そばだてて聞きただせ!!
ここにも、あそこにも、我々を待っているHPがあるではないか!
我々は未だ知らぬHPへも、投稿の手を緩めてはならない。
次に我々が現れるのは、貴方のHPかもしれない!!
(あとがき)
あとがき」て言っても・・・・
この作品自体、巨大な後書のようなものだという気がしないでも有りません。
今まで謎のベールに包まれていたメグミ親衛隊最高幹部会がついに公式活動を開始しました(嘘)!
残念なことに当親衛隊は独自のHPを所有していませんので、いっそこの際メグ様布教活動を兼ねて、比較的メグたんに寛容なHPを徘徊し、各地で宣伝活動を繰り広げようという事業を思い立ったのです。
今回は、我が親衛隊がはじめてナデシコ界の耳目を浴びた(?)今回の選挙運動に鑑み、Ben様のHPにやってきました。
人気投票における、皆々様の御支援御声援には心より感謝します。
不当にも「嫌われ者」「悪役」扱いをうけ、監督にも嫌われ、正常なファンには無視され、不遇の時を過ごしてきたメグ様が・・・・嗚呼。
登場してくださった方々、どうもありがとうございました。
これはあくまで冗談ですから、冗談!
・・・・・・・・感想、意見、ネタ、抗議、顰蹙、メグ様応援メールなど、お待ちしております。
平成12年9月12日
Enopi(k_eno@d2.dion.ne.jp)
管理人の感想
Enopiさん投稿第六弾(?)有難う御座います!!
いや、まあ、SSじゃ無いけどね。(苦笑)
でも、こんな裏舞台があったんだ。
いや〜、知らなかったな〜(笑)
・・・と言うより、凄すぎるぞこの舞台裏!!(爆)
しかも、この途中途中に入る、読者の合いの手!!
何て、絶妙なんだ!!
と言うより、鋼の城さんとの半分一騎打ちじゃなかったか? おい?(笑)
何か・・・凄い人気投票だったんだな、おい(汗)
ではEnopiさん、投稿有り難う御座いました!!