機動戦艦ナデシコANDマスタ−クロス 第六話『火星に眠る最後の力』











「ガ−ベラ!オ−トモ−ドスタ−ト!タクティクスモ−ド解除!」
俺は、端末のフィムを使いそのまま命令をガ−ベラに送る。
ここは俺の部屋、隣りにはルリちゃん(以後、この呼び方が十一歳のほうになります)がいる
ガ−ベラはそのとおりに動き、多連装のグラビティ・ブラストを敵影に向ける。
「グラビティ・ブラスト、相転移砲……同時発射準備開始!それと同時に、最終セ−フティ解除!」
「!?……随分とすごい装備ですね」
ルリちゃんが少し目を見開きながら言う。
ちなみに、ルリちゃんの手には俺の調理したアイスがある。
ガ−ベラはナデシコよりも遥に規模から違うので一度にグラビティ・ブラストを四門まで斉射可能なのだ。
ちなみに、相転移砲と合わせた場合は一発ずつが限度……(しかも、連射規模のはなしである)
とは言え、その破壊力は抜群だ。
超小型相転移エンジンを八つ……しかも、直列が四つに予備として並列が四つの組み合わせだ。
このグラビティ・ブラストは連射可能でそのために超高性能科学兵器や……その他もろもろの機動兵器をめいいっぱい詰め込んだ。
故に……全長、1800メ−トルとバカにでかい……
その代わり、居住区はナデシコクラスにあるし格納庫はナデシコの倍はでかい。
それと、メイン主砲であるが……
これがとんでもない事に、オメガ・プラズマ・ブラストだ。
以前、W・A・Sで見せたあのプラズマ・ライフル……あれの、数十倍の威力がある。
はっきり言おう……太陽でさえ軽々と消し飛ばすぞ、あれは……
下手に使えば、天体の法則を変えかねないんだ……
だから、リ−サル・ウェポン【最終兵器】指定の上に、アルティメット・ウェポン【究極の兵器】指定が出てしまったのだ……
……そりゃあ、太陽さえ吹き飛ばすもんをばんばん打つわけにはいかねぇよな……
でも、まぁ……今回の敵には相転移砲一発で十分だがな。
ん?おっと、どうやら準備が終わったらしい。
「グラビティ・ブラスト、及び……相転移砲、発射!」
俺の声と共に、グラビティ・ブラストと相転移砲が発射され木星とかげを消し去った……
勿論、優人機がいないのは確認済みである。
「………で、用事は済みましたか?魔龍さん」
「うぐ……ま、まだです……あ、後は火星内の木星蜥蜴の掃討をしなくちゃいけないしさ!」
だが、彼女はしてやったりとばかりに言う。
「でも、艦長が戻ってこないと動けませんね?そう言うことでしばらくはいいですね…?それじゃあ、覚悟はいいですか?」
そう言うと、ルリちゃんはドアの前まで歩いて行く。
「うううう……」
俺は、覚悟を決めてドアに歩いて行く。
しかし……十一歳の少女に振り回されている俺って一体……?
マリア・バルタザ−ルの時もそうだったし……俺って……とことん……女の子に優しすぎるな……
はう……妹みたいなのはほっとけないんだよ〜〜……特に、何かを背負っている娘は〜〜
俺は、そんなことを考えていながらドアをくぐった。
でも、ロリコンって訳じゃないぞ……こう言う女の子から、異性として感じるものはないし……
純粋に、助けてあげたいだけだ!いや本気で!←某フェイ『過保護すぎるぞお前』
そう言えば……ルリに勝った事もねぇな……




MAIN A

「「「!?」」」
いきなり動き出した相転移砲とグラビティ・ブラストに驚きながら俺達は振り返る。
『送転移エンジン発動、相転移砲及びグラビティ・ブラストにエネルギ−が回ります。』
オモイカネによる報告が次々と表示されて行く。
そして、発射……
ドゥン!
ボガガガガガガガガガガガガガガガガンッ!!
その後から断続的に続く爆発。
辺りが光で包まれる。
一瞬にして、木星蜥蜴達が消えた。
「おやぁ、派手にやったようですねぇ」
と、言っているのはいつのまにかやってきたニュ−、隣りにはフィセアさんもいる。
俺達は余りの喜びに時間と言うものを忘れていた。
「はい、C・C【チュ−リップ・クリスタル】です」
フィセアさんがそう言い、俺にC・Cを渡す。
おそらく、戻れ、と言うことなんだろう。
確かに、今は艦長とかがいなければいけない状況である。
もう時期すれば、魔龍もエステで…A・Sでナデシコから出るだろう。
それにもうすでに、俺のA・Sも運んであるだろうし。
「そうだったな……いくぞ、ユリカ」
「うん、それじゃあルリちゃん後よろしくね!」
「はい」
ルリも静かに頷くとガ−ベラのオペレ−タ−シ−トに座る。
よし……それじゃあ……
「イメ−ジング……ジャンプ先、ナデシコ……魔龍の部屋……」
そう言った瞬間、俺の体とユリカの体に紋章が浮かび上がる。
「ジャンプ」
次の瞬間、俺達はガ−ベラから消えていた。




「おっかえり〜」「おかえりなさい」
「「ただいま」」
ちなみに、最初のは魔龍で後半はルリちゃんだ……て、もうばれたのね魔龍(汗)
まぁ……確かに、このナデシコ内でルリちゃんの目を欺くのは相当難しいだろうけど……
「さて、魔龍と俺はエステに……そう、A・Sに……ユリカ達ももとの配置に戻ってくれ」
「「はい」」
二人は素直に頷くと、ドアから出て行く。
「行くか」
「ああ」
魔龍の言った言葉に同意し俺たちもこの場を去った。




追加装甲……通称『サレナ型』の中でも量産機にはいるエステバリス追加装甲仕様、通称『エンジェル・サレナ』
今、俺はその機体のパイロット・ル−ムにいた。
俺は頭の中でこの機体が動くのを想像する……
すると、機体が動き出す。
ギア・バ−ラ−……ニュ−が考えたものだ。
元々はどこか別の世界の技術らしいがそれを使用可能にした。
ただし、それに乗るのにも条件があり『アニムス』【同調者】とやらでなければその機体を動かせないらしい。
……詳しい理論は知らないけど……
そうそう、このA・Sの名前は一応俺専用と言うことである。
テンカワ・アキト専用A・S機『ヴァイオレット』だ。
ちなみに、魔龍のほうの名前は魔龍 銀専用A・S機『ヴォルケイノ』と、いうらしい。
この機体に俺が乗れるのは、俺がこの機体と乗れる条件をクリアできたのだ。
コア……つまり、ジェネレ−タ−と言う物がこの機体にはある。
そのジェネレ−タ−はかなり不思議で魂がこもっているらしい。
つまりである、この『ヴァイオレット』は機械でありながらも生きているのだ。
そして……俺はこの機体に認められた。
だから、今、ここにいる。
「行くぜ……相棒!」
俺は、そう言い密かに微笑むとそれにつられたように機体の目が……目のセンサ−が光った。




MAIN B

「ふっ……」
俺は思わず微笑んでいた。
アキトがのっているのは過去、アキトがB・S【初代】に使用されていたコクピットをI・M【イメ−ジ・モ−ド】にしたものなのだ。
だが、所詮これは『あれ』の機体のお零れに過ぎない。
『あれ』から得たデ−タをそのまま使用しているに過ぎないのだ。
つまり、このI・Mは未完成、言ってしまえば不完全なのだ。
最も、それでもこの当時では十分すぎるくらいなんだけどな……
まぁ、どうでもいいことだ。
それじゃあ、行くか!
「行くぜ……ヴォルケイノ!」
俺はそう言うとヴォルケイノに直接頭の中から指示を出す。
そう、この機体にも完全体ではないがI・Mがつんである。
俺の機体は、闇の中を駆け回り無人の兵器達を屠って行く。
俺が流れるように動いた後には、破片しかのこっていなかった。
闇を駆け回る二機のA・S。
それに戸惑いながらもついて来る、四機のエステバリス。
俺達の前に敵はいなかった。




MAIN A

俺と魔龍の前では、何百と言う無尽兵器はゴミどうぜんだった。
練習相手にすらならない。
俺と魔龍は、螺旋を描きながら敵を屠る。
そして、そのまま火星へと降りて行く。
ピッ!
俺の前にウィンドウが開かれる、通信相手は魔龍だ。
「このまま火星に降りろ、そこでスノ−シュとか言うのが待ってるはずだ!あいつは、E・G【ETERNAL・GEAR】に乗っている筈だ!そこで合流して、イネスを助けてからこちらに来い!大丈夫だ、イネスには連絡してある!」
そう言って一方的に通信を切った。




「メガ・グラビティ・ブラスト……スタンバイ」
A・Sのコクッピットで俺はそう言いながら、A・Sに直接指示を出す。
目の前にあるのは木星の艦隊勿論今のところは無人兵器だけだ。
おそらく、優人部隊はユ−トピア・コロニ−にいるはず。
何故なら、ユ−トピア・コロニ−の下には今はまだ『あれ』が埋まっているからな……
そう、ギア・パ−ラ−と呼ばれる機体だ。
たったの一機で国をも滅ぼせると言われているギア・パ−ラ−の最後の一機……
魔龍の話によると異世界から魔龍自身が持ち出し封印していたものらしい。
その余りの危険さゆえ。
だが、今開発している『あれ』も相当危険な気がするぞ……いや。もしかしたらあっちの方がよっぽどたちが悪いかもしれない。
まぁ、なにはともあれ……!?
と、そこまで考えて自分の考えを否定させる事が思い立った。
それは……ありえないと。
何故ならば、本来これが発掘されたと報告されたのは俺からしてみれば『過去』だがこの世界のものからしてみれば『未来』だ。
……やはり、別の何かが陰で動いてるようだ。
「発射」
俺がそう言いA・Sのもっている使い捨ての銃が発射される。
ぼがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!
一瞬にして木蓮の全ての敵機が消え去った。
「よし……行くか」
俺はそう言い、ブ−スタ−を限界出力まで上げてユ−トピア・コロニ−に向かった。




MAIN E

闇夜の中をその機体はまるでそびえるかのように立っていた。
その白い機体から感じるものはすさまじいまでの力強さだった。
「ゼノギアス……」
そう、俺は囁いてみる、すると、ゼノギアスの瞳は鈍く光った。
まるで、再開を喜ぶかのように……
「また、お前に乗ることになるとはおもはなかったよ」
そう言い、俺は跪いたゼノギアスに近寄る。
ゼノギアスがコクピットのハッチを空ける、それは乗れと言ってるかのようだ。
「フェイ、急いでください。ニュ−さん達から応援の要請が来ていますから」
「分かったよ、先生」
俺の名は、ウォン・フェイ・フォン……波動存在との融合を果たしたこいつにゆういつ乗れる存在。
待ってろよ……魔龍すぐ行くぞ。




MAIN A

「!?」
目の前にいるのは大量にいる優人機……それはまちがいない!
……だ、だが……こいつは!!
「夜……夜天…光!?どうしてこいつ等がこの時代に!?」
誰も答えるものがいないと分かりながらも、思わず口走っていた。
だが、以外にも俺の言葉に、答えが帰ってきた。
コミュニケが突然開く。
中には一人のとこが映っていた。
『それは、火星の後継者が未来にやってきたからだ!テンカワ・アキト!』
「!?あんたは!?」
ロンゲ(死語)の金髪、黒眼……どう見ても、金髪のほうは染めているようにしか見えない。
『俺の名は、タカスギ・サブロウタだ、木蓮に侵入していたんだが……どうやら、火星の後継者の残党がいるみたいなんだよ、これが』
その容姿に似合わず、真面目に彼は話す、今はギャグをやってる暇ではないのだ。
だが……火星の後継者だと……!?
俺の中で黒い闇の炎が燃え上がる。
暗黒の蒼き復讐の炎が!
「じゃあ、サブロウタ。ここにいる優人機は全部で何機だ……?」
『とりあえず5……あれを捜しに行っている部隊もあわせたら10だ』
「あれを探している奴等がいるのか!?」
『ああ』
俺は露骨に驚きを露にする。
もし、奴等にあれが渡ったらまずい!
あれは……魔王とも言えるものだ……!絶対に、渡せない!
「くっ……ともかく、あれの同調者が出る前に、奴らの元へと行く!」
『頼む!俺は魔龍と合流して、改めてここにいくる!それじゃあな!』
そう言い、通信を切る……
俺はそれを機に求めずに、あれのある洞窟へと向かう。
急げ!




MAIN D

「ほう……これが、最後のギア・パ−ラ−……エル・ア−ス【EL・EARTH】ですか…!なんとすばらしい機体だ!」
科学者であるためか、知的好奇心をもたげている。
やれやれ……ヤマザキ博士にも困ったもんだ。
優人舞台の服を着ている俺は、少し呆れていた。
俺の名は、白鳥九十九……どう言うわけだか知らないが……いや、よしておこう。
とりあえず、あの男に指示をあおってもらうよう頼んだ。
「草壁閣下、この機体はどうしましょう?」
「すぐに回収するのだ!その機体こそ、我等が木星が滅ぼさなければいけない敵……地球人共を倒す鍵となるのだ!」
「……はっ!」
俺は、多少嫌悪感を覚えながらも答える。
所詮、閣下……いや、草壁春樹が考えていることは地球征服なのだ……その事が、以前撃たれた時に嫌になるほど分かった。
そして、ゲキガンガ−を戦いのための道具としてしか見ていなかったのだ。
だが……今度こそ、俺は地球との和平を叶えてみせる!
そう思った時。
ギュィィィィィイイイイイイイイイイイイン……
遠くから、まるでブ−スタ−を鳴らしてるような音が聞こえる。
?変だな……優人部隊は洞窟手前で見張りをしているはずなのに……
ギュイイイイイイイイイイイイイイイイン……!
いや!、勘違いではない。間違いなく近づいている!
この音は……間違いなく、機械音!
「何か来ますねぇ」
ヤマザキ博士がいたって落ち着いて言った。
俺も、銃を構える。
敵ならば徹底抗戦すつもりでいるのだ。
ギュイイイイイイイイイイイイイイイン!!!
目の前のドアが開く!その中から現れる……!
エステバリス!?
なら、彼は……まさか!!
「ふむ……テンカワ・アキトか」
ヤマザキ博士がそう言い、なにか面白いものをつけるように見る。
だが、何故、この時代のヤマザキ博士がテンカワ君のことを知っている!?
賢明な読者の方々は気付いているかもしれない、そう、俺は、あの時ゲンイチロウに撃たれたあの、白鳥九十九のなのだ。
だから、彼とも面識がある。
そして、その機体は静かに俺達の前に下りた。
コクピットの部分が開き、中からでてきたのは……
「テンカワ君……?」
「ツクモさん……か?」
彼は、ビ−ムサ−ベルらしきものを手に持ち佇んでいた。




MAIN B

『魔龍さん、タカスギ少佐を回収しました』
「そうか……よし、ナデシコに…と、シ−クレット回線でユリカ一人に火星に……ユ−トピア・コロニ−に向かうように行ってくれ!下のはアキトがあらかた片付けたはずだ!それと、ガ−ベラの方は援軍を迎えに行ってくれ!」
俺はそう言いながらも、イメ−ジを変えない。
そして、その俺のイメ−ジどうりに動くヴォルケイノ……
「……例の方々ですね?」
ルリがそう言い、少しばかり不敵な笑みを見せる。
俺は頷き……
「ああ!即座に出れるよう連絡しておいてくれ!今ここにある機体よりかは遥に上回って使えるはずだ!」
「はい、わかりました」
俺の言葉に手短にルリは答えると通信を切る。
よし……俺も行くか!




MAIN F

「来ないなぁ……」
私は、思わずそう言ってしまった。
ちなみに私はスノ−シュ……通称、スノウである
魔龍の話によると、もうそろそろ来てもいいはずなんだけど……
「来ないなぁ……」
もう一度言葉にして言う。
ん?あれぇ……
そこまで考えてから異変に気付く、遺跡の方が騒がしいのだ、妙に。
もしかして……エル・ア−スが起動したのかしら?
ならば、一度行かなければいけない!あれを敵に渡したらまずいし……
私はそう思い、この機体……アニマの器と同調した機体を動かした……
その機体の名は……エル・エタ−ナル【EL・ETERNAL】……私専用のギア・バ−ラだった。




MAIN A

「ヤマザキ……」
「おや、君は確かテンカワ君だったかな?」
その言葉に、奴は平然と答える。
俺の体をいじった張本人……ヤマザキがそこにいた。
……こいつ……!
俺は、ビ−ム・サ−ベルを正眼に構える、そして、そのまま突っ込む!
一瞬、ヤマザキの顔が笑った……ように見えた。
そして……
ガキィ!バチバチ!
俺がサ−ベルを振り下ろすが、奴はそれを簡単に防いでみせる……
ディスト−ション・フィ−ルド!?
「中々だな……でも、私も暇ではないので」
そう言いながら、CCを出す。
ジャンプする気か!?逃がすか!
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
「それでは、またお会いしましょう!テンカワ君」
奴は笑みを浮かべながらそう言い、ジャンプした……
「くそ……」
俺は、サ−ベルを懐にしまい膝をついた……
残されたのは……無人のA・S、エル・ア−スと、俺とツクモさんだけになってしまった……
ブオン……
その時、俺は気付かなかったが一瞬エル・ア−スが反応する。
「テンカワ君……?」
「……!ツクモさん!?」
俺は慌てて顔を上げる、そうだ……ツクモさんがいたんだ……て、あれ?
そこまで考え、また矛盾が生まれる。
こ、この当時のツクモさんって俺のこと知ってたっけ?
「やはりそうか……これはどう言うことなんだ?」
ツクモさんのその言葉で、俺はある仮説を立てられた…それは……
「……あなたも逆行者なんですね?」




エル・ア−ス……俺は、そいつに乗り込む。
すると、エル・ア−スは起動し始めた。
ぐんぐんと出力が上がって行く。
そして……A・Sを超える出力になった。
ちなみに、A・Sはオ−トパイロットモ−ドでツクモさんを乗せガ−ベラに行ってもらった。
「行くぜ……ア−ス!」
俺の言葉に答えるように、ア−スは動き始めた。




MAIN B

ユ−トピア・コロニ−についた俺は、その光景に唖然とした。
……バカな!?何故、これほどまでに優人部隊がいる!?
そうだ、ここは拠点とする意味がない……あれを奪取する以外は……
ならば、あれを手に入れたのか!?
そこまで思考が行った時だった。
A・Sの『ヴァイオレット』がエル・ア−スを封じ込めた遺跡が出てくる。
アキトか!?
そして、通信を開く。
そこに映った顔は……
「ツクモ!?どうしてお前がここに!?」
『魔龍さん!?どうしてあなたがここに!?』
ほとんど同じような事を言う……
あ〜!
「イネスさん達を助けに来た!お前は!?」
「俺は……優人部隊として配備されたんですっ!」
なるほど。それに、A・Sにのっていると言うことは……
「ツクモ、アキトと接触したか?」
「ああ……もう時期出てくるはずだ」
そう言い、遺跡を見る。そうか……テンカワ=アキト専用機……あれが出てくるか。
ドガァァァァァァァァァァァン!
すさまじいまでの爆発、地下の遺跡の所から、思いっきり土がえぐれる。
そして、一機の機体が出てくる。
流線型のボディに、まるで快晴の空のように蒼いボディ・カラ−……
エル・ア−スが今起動した。




MAIN A

「す、すごい!」
俺は、思わず言葉にしていってしまった。
体中にみなぎる力……まるでこの機体になったかのような不可思議な感覚。
そして……今のパワ−……!
そう、今のはただ殴っただけなのだ。
なのに土は大きくえぐれている。
……これは……確かに、木星の奴等が欲しがるだけのことはある……
A・SやB・Sすらも上回るぞ……これは……
もしかしたら、W・A・Sクラスかもしれない。
「行ける……!」
俺は、目の前にある優人機や無人機を睨みつける。
そして、それに答えるようにア−スは背中の刀を抜く。
それを正眼に構え……
「行くぞ!」
俺は木星の兵器達の元へと向かった……




MAIN B

「!?」
いきなり起きた事に一瞬身を堅くする。
邪悪なまでのこの居心地の悪さ……これは!?
目の前には、W・A・Sの漆黒になったバ−ジョンの機会があった。
名づけるとすれば……DEAK・ANGEL・SALENAだろう……
D・A・S……か?
ならば、奴しかいない……!
「デスピア−!!」
俺は、A・Sを反転させる。
奴は……俺の対の存在と言う意味でつけられた。
称号は……名前どうりだ。
俺が『希望』を称号としているなら……奴は、『絶望』を称号としている!
俺の、最大最悪の敵……!
インフィニティと……ディスティニィが二人で創った……もう一人の存在。
闇と光……光と影……
同時に存在しながら。相容れぬもの……
「カオスティック・シルバ−!逢いたかったぞ!貴様になっ!」
目の前に現れたのは暗黒の長い髪を持った女……そう、俺の女時の姿……それの、黒い髪と黒い瞳にしたものだ……
今……よたび、俺は奴と対峙した。




MAIN A

くらっ……一瞬だが、すさまじいまでの立ちくらみを覚える。
?……なんだ?
俺は、全ての優人機を屠った、今は、ナデシコに戻っている。
実際、目の前にナデシコがある。
そして……格納庫まではあと数秒でつく。
その時、いきなり立ちくらみを覚えたのだ……
そして、格納庫につく……
格納庫にはみんなが集まっていた……
ウリバタケさんを筆頭に整備班はこのア−スに興味があるのだろう。
……これを解析するのは絶対に不可能だと思うが……
「さて……降りるか……」
俺はそう言い、ア−スから降りる。
ア−スから降りた俺を待っていたのは、ルリちゃんとユリカを筆頭にブリッジのメンバ−……それに、食堂のメンバ−もいる。
みんながみんな嬉しそうな顔で俺を見ている……
『アキト――!』
「テンカワさん!」
俺がア−スから降りると歓声が沸く。
みんなが俺の元に駆け寄ってきた……
だが、俺の意識はそこで遠のいた……




MAIN B

「流石だなぁ!シルバ−!」
「くっ!うるせぇ!」
俺は、反転しカノン砲を連発で撃つ…が、どれも命中しない。
軽々と奴は避けている……
一発目は剣で防ぎ二発目は左に飛んでかわす。
くそっ!機体の性能に差がありすぎる!
しかし当然だ、どうやら本当にあの機体はW・A・Sのコピ−機らしい……出力がこちらの六倍はある。
それでも持ちこたえているのだからはっきり行って自分を誉めたくなる。
この状況を一気に逆転させる方法はある……が。
(もって…10分と言ったところか……)
俺はそう思いながらもこの機体のシ−クレットモ−ドを発動させるタイミングを狙っていた……
(まだだ)
「はははは!しねぇ!」
そう言い、剣を振り下ろす。
俺はからくもその技をすんでのところで避ける。
(まだだ……まだだ……)
俺は、エナジ−ゲ−ジガ限界点に行くのをひたすら待った……そして……
(今だ!)
そう思った途端、俺は一気に相手に近づく。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
「なに!?」
俺はそう叫びながらA・Sのシ−クレットモ−ド『エンジェル・ダスト』を発動させる!
これにより、一時敵にだがW・A・Sと同性能になる。
A・Sの背中から赫い翼が生える!
(この一撃にかける!)
俺はそう思いながら、プラズマ・ブレ−ドとサイブレ−ドを一つにする!
そして、二つのブレ−ドは臨界点に達した!
俺は即座に相手に近寄る。
今までの油断のせいか奴の反応が一瞬遅れた。
「破邪龍聖流 超技 光王黒龍乱舞殺!!!【こうおうこくりゅうらんぶさつ】」
二つの剣から生まれ出る力の本流がデスピア−の駆る機体を襲う。
ドガァァァァァァァァァァァァァァン!!!
「ぐわああああああああっ!!!」
奴の悲鳴が聞こえる……
やった……のか?
俺は安堵した……
だが、そこで安堵したのがいけなかった。
「く……ただでは私は倒れない!」
そう言い、腰の剣を抜きA・Sに振り落とす!
ご丁寧にも魔力と鬪気も込められている。
ガキィ!
鈍い衝撃……そこで、俺の意識は失われた……




MAIN D

「今こそ、かのナデシコを落とす絶好のチャンスだ!」
そう言い、私は兵士達に命令を下す!
ふふふ……テンカワ・アキト、魔龍 銀め!火星での事は忘れんぞ!
「目標、火星!ナデシコA及びガ−ベラを落とせ!」
「はっ!」
優人部隊の者達は敬礼しこの場を去った……
「北辰」
「はっ」
暗殺部隊最強の戦士が私の元へと現れる。
「ナデシコを落とせ……よいな?」
「御意」
手短に答えるとその場を去った。
今こそ、憎っくき地球に聖なる鉄槌を下してやるのだ!




MAIN F

「これが……火星ですか?」
「ええ、そうですよシタンさん」
俺達の目の前には、半分が青くまた半分が赤い星があった。
ちなみに今はコミュニュケ−タ−とか言うもので簡単な通信を送りあっている。
それと、俺も持ってるから見えるんだけどね。
「興味深いなぁ……」
「……先生、ニュ−後にしよう、今は、魔龍達の方が先だろ?」
「急ぎましょう」
マリアはゼプツェンの中で静かにそう言う。
俺は一瞬意地悪な気持ちになった。
「そうだな、マリアの大切な人のところに行かなきゃな?」
「フェ、フェイさん!」
真っ赤になってマリアが怒鳴る
……あの大戦から二年、マリアも随分と大人になった。
かく言う俺も、要約あの村を復興させるまでにいたった……
それもこれも、あいつがいてくれたから出来た事だ……
あいつなしでは……デス・デウスには勝てなかった……
ん?そう言えば、さっきから先生が黙っているな?
先生の方を見ると、ばっちり視線があった。
俺の視線に気付くと先生は少し笑いながら言った。
「そうですね、速く行って手助けをしなければいけませんね。彼には一生かかっても返せない恩がありますから」
「……そうだな」
俺もそれに頷く……
マリアもコクリと頷いている……
あいつには本当に世話になったからな……
よしっ!
パンッと俺は顔を叩きスッと前のほうを見る。
そこには、先生が今、カタパルトから出るところだった。
「エル・フェンリル行きます!」
「ゼノギアス行くぜ!」
「ゼプツェン行きます!」
俺と先生……そしてマリアを乗せたそれぞれの機体は、中空へと舞った。




そんな事があって、俺達は今、魔龍を捜索している。
先程、ナデシコと言う魔龍が副提督をやっている戦艦からの連絡があったせいだ。
それはともかく……!?
「おいっ!先生、マリア、あれっ!」
「ん?あれは!!」
「ああっ!!」
俺の驚きの声に二人とも続けて驚きの声をあげる。
そこにあったのは……
大破しているA・S『ヴォルケイノ』だった。




「……かなり絶望的ね……」
魔龍の様態を見た、イネスさんはそう言った。
絶望的……!
その言葉が意味しているのは、はためにも明らかだった。
「助からないんですか!?」
マリアが半ば懇願するように言う。
だが、イネスさんは首を振った……
「無理ね……大体、魔龍を絶望と言ったのは身体的な問題じゃないのよ」
≪えっ!?≫
一同は声をあげる。
ここにいたのは、テンカワ=アキト…魔龍 銀…この二人は外傷なしだが意識もない……
そして、他のメンバ−は……
ユリカさん、ルリちゃん【11】、ルリさん【17】それと、イネスさんに、マリア。俺フェィ、それにイネスさんの助手としてシタン先生の8人だった。
医療室で今、魔龍は休んでいる。
二人のルリちゃんは傍目からみても顔色が悪いし……マリアだって、瞳に涙を堪えている。
その様子にユリカさんは我慢している。
ここら辺は流石だと思う……
イネスさんが言葉を話し始める。
「でも、全くってわけじゃないわ……二人とも意識戻らないだけ……もしかしたら、明日には助かるかもしれない」
「だが……下手をすれば、一生このままって可能性もあるわけです……そうならない事を願いたいですが……」
シタン先生も肩を落として言った。




MAIN F

でも……そんなことは言ってられなかった。
みんながアキトと魔龍のことで苦しんでるけど……敵が来ないわけじゃない。
木星は、これをチャンスとばかりに大大軍を送ってきた。
その数……計算によると下のものになる。

無人兵器 2000000 優人機 50000

はっきりいって……ナデシコとガ−ベラだけじゃあきついよ……
多連装のグラビティ・ブラストでももたない……
つまり、状況は最悪だった。
せめて……後もう一機!もう一機、ガ−ベラクラスの戦艦があれば……
だけど……無い物には頼れない……
「みんな!気合入れていこうよ!」
「ああ……そうだな」
フェイさんが覚悟した様子で頷く。
「ええ……無理は承知でここに来たわけですしね……」
シタン先生は静かに言った。
「みんなを……守り抜きます!絶対に!」
マリアちゃんも頑張ろうとしてる……
「ここまで来たら引き返せねぇもんな!」
リョ−コさんが気合で言う。
「そうだよね!」
それに頷いてるヒカルさん……
「ソ−ダ……そうだ……くくく……」
わけのわからないギャグをいいながらイズミさんも答える。
「超大軍にピンチな主人公達!くぅ〜……燃えるぜ!」
……ヤマダさん、こんな時になに言ってるの?
「まっ……やるしかねぇもんな」
サブロウタさんもそう言いながら不敵な笑みを浮かべてる……
「……木蓮の者たちには悪いが……草壁の陰謀を潰す為だ……私も力をかそう」
ツクモさん……本当は木蓮と戦いたくないはずなのに……
二機の戦艦に、十体のギアとエステバリス……
でも、やるしかない……私も最悪の場合の覚悟を決めた。




「みなさん、待ってください!」
突如、全員の下にコミュニケが送られてきた、発信源は……ブリッジ、ユリカさんだ。
「なに?ユリカさん」
私がそう促すとユリカさんは辛そうに頷いた。
「これから行く戦いは……はっきり言って生存率がかなり低いです……ですから皆さん」
そこで言葉を切り、彼女ははっきりと言う。
「生きて帰りましょう!絶対に!誰一人も犠牲にしないで!」
ユリカさん……
「……そうね!」
「あったりめぇだろ!」
「誰かが死んでしまって勝っても幸せにはなれませんからね」
「絶対生きて帰る……エリィの元へと……みんなの所へ!」
「私は愛する人のためにも戻ってくる」
「まだまだ、原稿も連載で載ってないのに死ねないよぉ!」
「私も……まだまだ、ギャグを極めてないわ」
「皆さんのもとへ帰るんです……魔龍さんも助けたいし……」
「ふっ!俺に任せておけば問題ないぜ!」
「まだまだ、死ねないな!」
全員が全員頷く……
やっぱりすごいよ……ユリカさん。あなたは……
「エステバリス隊の皆さん……木星蜥蜴がかなり近くに来ています」
そうね……それじゃあ……そろそろ!
「全機……発進!」




MAIN C

ナデシコのエステバリス隊とガ−ベラのギア部隊の皆さんが共闘で木星の無人兵器と優人兵器を落としてます。
いずれもすばらしい腕前の持ち主です……が。
やっぱり不利です……数の暴力とでも言いましょうか?はっきり言ってたこ殴り状態です。
それでも持ちこたえているんだからすごいです……
後……後、一隻戦艦があれば……
そこまで思った時だった。
「こちらユグドラシル5世……ナデシコの人たち、聞こえてますか?」
そんな通信が届いた。
映像はないです、サウンドオンリ−です……
「こちらナデシコです?そちらは」
「ユグドラシル5世……援軍です!」
「援軍!?」
みんなの表情が輝いた、これは情況が好転したんです。今なら勝てるかもしれません。
そして、通信からこんな声も聞こえました。
「よっしゃあっ!おい、おめぇら!しっかりとやれよ!俺は、ギアで出る!シグルド、後は任せたぞ!」
「……仕方ありませんね……」
「おしっ!リコ、ビリ−、エリィ、エメラダ!行くぜ!」
なぁんか、暑苦しい人が出て聞きました。
「おう」
「はい」
「ええ」
「………うん」
その後から聞こえる4人の声……そして……




MAIN F

「あれは……」
「ユグドラシル……ですね」
俺とシタン先生は、驚きながらも少し安堵した……
これで……形勢逆転を狙える。
けど……
「なんで、あいつ等がここに……?」
それが問題だった。
今回のことは、誰にも教えていない……だから、俺と先生だけ出来たのだ。
だが……
「おいおい、フェイに先生!水臭いじゃねぇか!」
そう言いコミュニケを開いたのはバルトだった。
バルトはにやりと笑って言った。
「へへん!それにしてもどうだ!最新のシステム……次元潜航機と、超重力波ビ−ム『グラバティ・キャノン』を搭載したユグドラシル5世は!」
そう言いながら威張るバルト……
たくっ……
でも……
「ああ……助かったよ、バルトありがとう」
「ええ……本当に助かりました……205万もの大軍をどうやって相手しようかと迷っていた所だったんですよ」
その言葉に、少し引くバルト。
「に……205万だぁ!?」
「ああ……俺達はとんでもない所に踏み込んだらしい」
「へんっ!上等だ!俺達の結束の力!見せてやろうぜ!」
バルトはそういうと、エル・アンドヴァリを操り戦場へと足を運んだ。




MAIN H

私達は……再び戦場へと足を運んでしまった……
あの、辛い戦いから2年が過ぎた……
今では、このナノマシンではない体にもなれた……そう、正確に言えば人間の体に……
魔龍 銀……あの人が私を本物の人間にしてくれた……
だから私は、あの人にその恩を返すためここに来た。
今はもうケレスケンス……あれには乗れないけど……でも、今は新しい機体『エル・エメラルド』には乗れる……
私は……あの人の力になりたい……
恩を返すだけじゃなくて……みんなのためにも……
あの人は、みんなにも必要だから……だから……
私も戦う。





MAIN F

「えいっ!やぁ!とぉ!」
私は、必死に敵を薙ぎ、払い、叩き……時には融爆させて敵の数を減らしている。
ちなみに、撃沈数は……1923……
いい加減疲れてきたよ……もう。
「だぁぁぁ!くらぇ!」
と、いいながら突っ込んでいるのはリョ−コさん。
「うわ〜へらないよ〜」
そう言いながらもバッタやチユ−リップを落としているヒカルさん。
「敵の数が減らない……手に塗るのはオロナイン……くくく……」
そう言いながらも見事に戦っているのはイズミさん。
でも……確かに余り減っていない……
「うう……しつこいなぁ……」
そこまで思った時、そうだ!あれがあったんだ……
と、思いつく……でも、結構危険な賭けだった……
だけど……状況を変えるにはこれしかないよね……
「行くよ……オ−バ−モ−ド!」
私の叫びに、E・Gは静かに答えた。




MAIN F

「はぁぁぁ!超武技 闇勁!」
どがぁぁぁん!
一薙ぎで十機ほどの敵がつぶれる!
「ルド・ゴ−スト!」
エリィのエ−テル技が敵に炸裂する。
俺とエリィは、互いの死角をかばいながら敵を殲滅している。
それに、徐々にだが敵の中心に近づいている。
先程から、かなり情況は好転している。
ユグドラシルの裏から回った攻撃は適を相当慌てさせた。
そのためか、浮き足立っていてかなり俺達は敵を押していた。
「うぉぉぉぉぉ!鬼神黒掌!」
ドガガガガガガガガン!!
ゼノギアスの拳がうなる!そのうなりは、フィ−ルドを貼っている数十の敵をもものともせずに突き破って行く!
状況は一気に逆転した。




MAIN C

「木星の艦隊が引いていきます……」
「じゃあ……?」
「はい……私達が勝ったんです」
私の報告に、ブリッジがざわめきだす……そして……
≪やった〜〜〜!!!≫
全員が心から喜んだ。
勝てた……私達は……魔龍さんやテンカワさんがいない間でも……何とかなるかもしれない……
ナデシコ、ガ−ベラ、ユグドラシル5世は……何とか勝ちました。















座談会INフェイ



銀:皆さん、こんばんは、魔龍です……
フェイ:こんばんは、ゼノギアスのフェイだ。
銀:今回のこの小説は今までの集大成ってことでたくさんのキャラ達を出そうと思っています、ええ、それこそ悠久組曲みたいに。
フェイ:しかし、大丈夫か?キャラの数はとりあえず五十を超えるんだろう?
銀:……そこら辺は頑張って配分しようと思ってます。
フェイ:でも、お前……随分と好かれてるな?
銀:私ではありませんよ、キャラの魔龍ですよ。
フェイ:ん?ああ……そう言えばそうだったな……
銀:ま、主人公二人が共倒れしたんで、しばらくはスノウとフェイ……それに、ルリちゃんの視点でやっていこうと思ってるし……
フェイ:……でも、これからがみんな大変だな……
銀:うん、配分はもう考えてあるしカップリングも出来てる……一人を除けば。
フェイ:魔龍だな?
銀:そう……やっぱり迷うんですよね……
フェイ:ふ〜ん、そうなのか?
銀:はい。
フェイ:ま、がんばれよ。
銀:ええ……勿論です。それに、これからが書きどころなんですから!負けられませんよ。
フェイ:ああ……そう言えば……デスピア−て言う女が出てきたな……?
銀:はい、彼女はマスタ−クロスのキャラクタ−です。
フェイ:これから、まだ大変になりそうだな。

さてさて、これからどんな作品が混ざるんだろうか?
今のところは……
『機動戦艦ナデシコ』
『マスタ−クロス』
『ゼノギアス』
です。


管理人の感想

 

 

魔龍さんからの投稿第六話です!!

おおゼノギアス!!

懐かしい作品ですね!!

う〜ん、このゲームにはハマリましたよ。

シタン先生は最強だった・・・(爆)

作中では、次々と強力な味方や武器が出てきます。

でも太陽を吹き飛ばしたらヤバイでしょう(苦笑)

そして、倒れてしまったアキトと魔龍・・・

さてさて、今後はどの様な展開になるのでしょうか?

 

では魔龍さん、投稿有り難う御座いました!!

次の投稿を楽しみに待ってますね!!

 

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