逆行者+突破者
オリキャラ紹介その他
ここでは私の書いている「逆行者+突破者」のオリキャラ及び裏設定を紹介します。
また本編のネタばれもあるので、十話まで読んでからにしてください。
ツバキ
「逆行者+突破者」の主人公その一。
身体は人間でも心は人外、それも鬼と呼ばれるものになってます。
正式種別名称は刹鬼(さつき)
その破壊的な力で敵や障害を薙ぎ倒していく人。
と、いっても身体は人間のままなのでまだまだ弱い部類。
攻撃方法も結局は力押しに頼りがち。
自分が存在し得ないものだと自覚しているからこそ、
自分が自分であることをとても大事にしている。
アヤト
「逆行者+突破者」の主人公その二。
人当たりいいですがこの人も人外さんになっちゃってます。
正式種別名称は賦人(ふじん)
夢の中で鍛えた暗殺術と隠行の法(いわゆる隠密行動)と、
マインド・セット(アキトがやってるような筋力のリミッターを外す奴、
ただし、こっちだと反射行動、感覚なども制御できる)を使いこなす。
理詰めで殺す職業的殺し屋って感じな人。
けれどまだ、人として生きたいと考えてる人。
そのためそれをアキトに託そうとしています。
ツバキ アヤト(椿 綾都)
主人公達に分かれる前の人間。
元々は暗くて無感情な性格で、
生まれつき、生きていることが苦痛だと思ってた人。
それでもずっと惰性だけで生きていました。
学校などでもあまりに人と考えが違う為、
いじめにあうどころかみんな見ないようにしていました。
両親ですら腫れ物を触るように接していたんです。
正史だと隔離精神病院で七十二歳まで生き、一人で死んでいきました。
特異能力 対精神死性創心能力「バブル・マインド」
その名の通り、元は精神死を防ぐ為に肉体に精神の大元をバックアップ、
そこから再び心を創る能力です。
蘇るのではなく、死んで新たな心が生まれるという感覚です。
記憶は死ぬ直前までバックアップするので記憶は新たな心にも残ります。
内面夢結界 対絶死夢
本編で名前だけ出てきたので解説します。
特に難しいことではなくバブル・マインドの効果がある夢です。
名前の意味は絶対なる死に対抗した夢って感じでつけました。
ツバキ突破のメカニズム
始まりは椿 綾都が十三才の誕生日の時。
椿 綾都の存在についに両親が耐えられなくなり、
椿 綾都を山奥の精神病院に預けようしました。
そして山奥を車で移動していた時にハンドルを切り損ねて、
あっさり山肌を転げ落ちたわけです。
この時椿 綾都はチャンスだと思いました。
この事故がきっかけで自分は死ねると思ったわけです。
それこそ人では考えられないほど死を渇望しました。
しかし結果は死なずに生き残ってしまいました。
だけども心は死を望んだ為、心が擬死状態になってしまったんです。
そのため身体はバブル・マインドを発動させてしまい、
二つ目の心という矛盾が引き金となり、
突破した心、ツバキが創られたわけです。
ちなみに、その後殺されつづけた為に突破してしまい、
アヤトになった事で椿 綾都という存在は、
世界から抹消されてしまったわけです。
非世界法則組織「奇妙な蒼い月」
あまりにも異端であった為世界から見放された者達や、
自分の世界から抜け出したかった人達など、
様々な理由でいろんな世界、次元から集まった人達の組織です。
組織といっていますがみんな好き勝手にやっていて、
決まりごとなどもありません。
ただ単にみんな居心地がいいからいるって感じです。
ツバキとアヤトは突破してから約一年後に、
組織の『神殺し』『魔法使い』の二人と偶然知り合いになり、
それなりに組織の人脈を持っています。
後書き
ツバキ:なぜキャラ紹介に後書き?
無識:いや、これを書かんと書いた気がせんので。
アヤト:ずいぶん身勝手な意見だね。
無:うおっ!??なぜアヤトがここに?ツバキがいるのに!
ア:パラレルだもん、ここ。
無:そんな身も蓋もない意見を……。
まあ、ちょうどいい。最後にお互いの印象を一言で言ってくれ。
ツ、ア:大っ嫌い!!!
無:こんな二人ですがよろしくお願いします〜(泣)
番外(本編で使われない可能性大)
『神殺し』
鎖のように硬い「限り無く近い不死」
絶対なる死に最も遠い人
『魔法使い』
ガラスのように脆い「絶対の永遠」
絶対なる死に最も近い人