__こんにちわ、はじめまして。
「こんにちわ、はじめまして」
_まずは、お名前をお聞かせ願えますか?
「私の名前は,マルグリット・シャトーブリアン、ある財閥の会長をしています」
『漆黒の戦神』アナザー
マルグリット・シャトーブリアンの場合
_シャトーブリアン?と言うことはアイリスさんの?
「はい、アイリスは私の娘です」
_そうだったんですか。何処かで見たことがあるとは思ったんですよ。(あの鬼畜!またしても!!)
「?どうかされたんですか?」
_い、いえ。そ、それにしても、あの年の御子様がいらっしゃるとは、おもえませんね。
「そうですか?まあ、アイリス生んだのも結婚できる年齢になってから、
まだ一年ほどしか経っていませんでしたから」
_ということは、マルグリットさんの年齢は、まだ○○、○才なんですか?
「それは、ご想像におまかせします」
_そ、そうですか。
「そういえば、娘にも聞きに行かれたんでしたね」
_何処でそれを?
「ちょっとした噂の種になってしまいますし、私も何時も読ませてもらっていますから」
_そうだったんですか。ありがとうございます。
それでは、まず何処で「彼」に会ったか教えてもらえませんか?
「私が、アキトさんに始めて会ったのは、娘を送ってきてもらったときです」
_ああ、あのときですか。それにしても、アキトさん、ですか。
「?何か問題でも?」
_いえ、お気になさらずに。
「そうですか?その時は夫としばらく話すと何処かに急いで行かれたのですが、
それから、少ししてから屋敷に来て匿って欲しいと言われてそれからしばらくの間
匿っていたんです」
_そうだったんですか、アイリスさんや旦那さんはどうされたのですか?
「その時は、夫もアイリスも仕事等の関係で出かけていましたから、
二人ともこのことは知りませんよ」
_と、言うことは、メイドの方達を除いて屋敷にはお二人しかいなかったのですか?
「いえ、かなり精神的に参っておられた上、トラウマ等を多数抱えておられてので、
私の友人でもあるお医者の先生をつれて、家の所有する船で旅行に行きました。」
_りょ、旅行ですか?
「はい、予定より長くなったので、あとで、夫達に少し怒られてしまって大変でした。
旅行は、欧州から少し離れた場所を中心に数カ所回りました。
と言ってもほとんどが船の上でしたけど。」
_マルグリットさんの家の所有する船でしたらさぞ立派な物なんでしょうね。
どんな船で行かれたのですか?
「アキトさんの希望で人数を絞ったので、先ほどいった友人以外乗っていませんでしたから、
あまり立派な物ではありませんよ」
_……は?…あのつかぬ事をお聞きしますが、そのご友人の性別は?
「もちろん、私とそう年の変わらぬ女性ですけど?」
_………良くそれで間違いが起きませんでしたね?
「ええ、アキトさんは、良識のある人ですから」
_そ、そうですよね、いくらなんでもそれは、ありませんよね。
「そうですよ、多少のハプニングはありましたけどそんな間違いは、あまりありませんよ」
_……………何か今、とんでもないことをさらっと言われたような気がするんですけど
「気のせいでしょう。そんなことばかり気にしては行けませんよ」
__そ、そうですよね、気のせいですよね?
「はい、そうですよ。押し倒されたり、一緒にベッドで寝たりしたくらいですから。」
_ほ,本当ですか?(おい、なんかやばいぞ)
「その旅行から帰ってきてから、悩みができて、ここ最近はずっと物思いにふけっていました」
_な、悩みですか?(話を勝手に変えやがった!?)
「はい、ですが先日その悩みも解決しました」
_そ、そうですか。それは、よかったですね。
「ええ!、実は、先日朝の祈りをささげていた時に神からお告げをもらったんです」
_………は?(待てよ、おい)
「神は、私にこうおっしゃいました。『汝、その男と共に帝国を作れ』、と
あの神々しさはまちがいなく神のものでした」
_……………は、はあ。で、でもご結婚されてるのでは?
「元々、親の決めた結婚ですし、すでに離婚は済んでいますから、何の問題もありません!」
_じょ、冗談でしょう?
「これが証拠です」
_…………リ、離婚証書に裁判記録!?(この内容は!?……ロベールさんはもう立ち直れないなきっと、
これじゃあ、男としても終わってるし。かわいそうに)
「ですから、もう問題は無いんですよ」
_あの、アイリスさんは反対されなかったので?(お、鬼め)
「はい、アイリスも理由を話すと二つ返事で納得してくれました」
_は、はあ。そうですか。(そんなわけ無いだろうが!!)
そ、それでは、最後に彼に一言おねがいできますか?(これ以上、変なことを言う前に終わらねば)
「アキトさん、帝国建設の下準備は着々と進行しています。
戦争が終わるまでに下準備をしておきますから、早く帰ってくてくださいね。私のところに。」
_…………私はこれで逃げさせてもらいます。命があれば、またお会いしましょう。
民明書房刊 『漆黒の戦神』その軌跡 B28号氏特別企画18号より抜粋
某所にて
「またお爺様の同盟者の方ですか」
「ええ、やっぱり一度お爺様に聞いておく必要がありそうですね」
「それは、いいとして。アキトさんはまだみつからないの!」
「はい、現在全力で探していますから、もうすぐ見つかるとはおもいますが」
「そう、みつかったらたっぷりとお仕置きしないと」
「フフフフフフ…………………」
「さて、ラピス、マルグリットさんからの連絡はまだですか?」
「ルリ、連絡がきたよ。計画には0.5パーセントの遅れ無いって」
「ということは、このままA計画でよさそうですね。F計画も魅力的なのですが。」
「でも,F計画よりA計画の方が、確実だよ」
「そうですね。でも、場合によっては最終手段としてF計画だけでなく、Aー2計画も必要ですから
準備をしておくようにマルグリットさんには伝えてください」
「うん、わかったよ」
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後書き
このような駄文を最後まで読んでくださりありがとうございます。
なぜか、この企画に参加することになりました。muuです。
最初は、壊れでは無いのを書いたのですが、お告げを受けてしまいましたので、
忘れぬうちに書き、ためしに両方読んでもらったのですが、壊れの方がいいといわれてしまい
壊れを出すことにしました。これに出てきた医者の方ですが、機会があれば書くかもしれません。
それと計画と帝国についてですが、
帝国にしたのは、その方がアキトの権力が強くできそうなので帝国にしました。
一夫多妻は、条件はゆるいのですが、敵であった某組織のメンバーは、
不許可となっています。
計画の方は、A計画は、正式名称『アキト帝国建設計画』です。
ピースランドやマルグリット達の資産等を使い表向きには、
合法的に済ませる方法です。ネルガルを買収した手段も使います。
F計画は、正式名称『ファンによるファンのための帝国建設計画』です。
漆黒の戦神ファンクラブによって構成された帝国です。
つまり、そのままだと男は、アキトのみになる可能性がかなり高い計画になります。
ウリバタケ達は、無理やり連れて行かれるかも知れませんけど。
そして、最後の手段であるA−2計画、正式名称『アキト=アダム計画』
なんでもありです。あらゆる意味でかなり危険です。
なんか変な説明になってますので、これくらいにします。
ちなみにアキト帝国の建設予定地は、西欧の辺りになってます。そして、別人28号氏の作品とリンクさせて
もらうこととなりました。別人28号氏のマイヤの一日に出てきた、アキト邸は、この帝国であり、
あれは、ほとんど後宮のような物とされました。
それでは、最後にこれを最後まで読んでくださった方々、そして
この企画に参加することになった要因の方々、壊れの方を選んだ方々、リンクさせてもらった別人28号氏
ありがとうございました。
代理人の感想
壊れはいいねぇ。
リリンが生み出した文化のキワみだよ。
・・・・はっ、電波が!?