花弁のような門が開かれる
溢れ出した光を浴びながら、なおも進む
瞬間、忘れることの出来ない思い出が頭を埋め尽くし・・・同時に視界が――――広がっていく
The Prince Desire Peace
Kusakabe Akito
兄貴との話があってから一週間・・・・俺達は次元跳躍門へと入り、火星に赴いていた。
次元跳躍門を出ると同時に、情報管制官が声を張り上げる。
「前方に船影ふたつッ、地球軍の護衛艦一つ、未確認戦艦一つ!未確認戦艦の機影は天川に酷似、件の地球側の新造戦艦と思われますッ、近接区域に我々が使用したものを含め、次元跳躍門が十七、無人兵器が約三万、現在護衛艦が無人兵器を迎撃中!」
(地表に降りて来ていたのか・・・無謀だな〜)
このまま無人兵器に落されるのも忍びない、ここは・・・・ヤルっきゃないか。
「重力波砲発射準備、これより戦闘指揮は秋山に委任、月臣は砲撃手にまわれッ。俺、北辰、白鳥は機動兵器で出るッ。地球新造戦艦を援護するぞ!」
「はぁ・・・・了解です隊長」溜息をついているが・・・今更だろう秋山。月臣の性質は戦闘指揮にあっていないし、六連がいないのであれば白鳥は機動戦力として必要だ。
直通エレベーターに乗り、格納庫に急いで向かう。
「リュウゲツは?」整備員を捕まえ、出撃できるかどうか確認する。
「整備はばっちりです。問題ありません。・・・・初の実戦ですね、御武運を」初の実戦と言っても、
模擬戦の相手も無人兵器、単に模擬戦用ではあった攻撃中止コードないだけだ。
「有難う。せいぜい壊さないようにするよ」言いつつ、リュウゲツに乗り込む。北辰と白鳥が機体に乗り込むのを確認した後、射出機に乗って・・・・発進する。
外に出ると同時に、護衛艦が沈んだ。地球新造艦は時空歪曲場で持ち応えてるようだが、いつまで持つかわからない。・・・どうやら天川より出力が劣るようだ。おそらく重力波砲を装備していると思うんだが・・・撃つ余裕もないらしい。
(どうやら、急いだ方がよさそうだ)射出機による加速そのまま、無人兵器に時空歪曲場を纏った拳で殴りつけ、破壊する。・・・・俺、射撃は苦手なんだよ。
天川を見ると、北辰の機体――セキゲツ、白鳥の機体――ソウゲツも出てきたようだ。2機が離れると同時に、天川の重力波砲が発射される。
ドォフゥゥゥゥ
広角に放たれた重力波は、その場に空白を作り出した。そこに地球新造戦艦が滑り込む。
(いい判断だな・・・なかなかの手練のようだ)相手にしてみればこちらは怪しいことこの上ないだろうが、そんなことに拘っていては直ぐにやられる。
地球新造戦艦に寄ってくる無人兵器を倒しつつ、そんなことを考える。
ゴンッ ガシャン ドゴォォ
北辰、白鳥と連携をとりながら無人兵器を掻っ捌いていく。
天川から通信が繋がれてきた。
「地球新造戦艦、機動兵器を射出、どうやら新機軸の機体のようです」
(艦載機まで新型なのか・・・・・)
機動兵器はかなりの完成度のようで、このリュウゲツには及ばないだろうが、ソウゲツ相手なら結構いい勝負かもしれない。一機だけ突出しているが、そいつが一番の腕のようだ。・・・・かなり危なっかしいが。
ドォフゥゥゥゥ
天川の重力波砲が上空に放たれ、敵の層が薄くなる。・・・・これならあの艦も逃げれるだろう。
後を追って来る無人兵器を払拭し、天川とともにあの艦を追っていく。大気圏に近づき、無人兵器がいなくなってきた。
「そちら、宇宙連合軍の艦、だな?」
通信の周波数を地球側のものに合わせ、地球新造戦艦に通信を繋ぐ。
「御協力、感謝します。でも、このナデシコはネルガルの艦ですよ?」
帰ってきた声が若い女性であることに驚くも―――(ネルガル・・・少なくとも軍の艦ではないと言うことか。・・・・ならば芽はある)――――北辰と白鳥に、合図を送る。
Misumaru Yurika
「あっれ〜回線、つなげないですよ?」
「ほんと?メグちゃん。うーん、地球の艦なら繋がるはずなんだけどな〜」
「おかしいですな〜。どこから見ても、このナデシコの同型艦にしか思えませんが・・・ナデシコ級はこの一番艦ナデシコが建造されたばかり。なにやらエステバリスとも違う艦載機を積んでいるようですし」プロスペクタ―さんの言葉ももっとも。
(でも、本当にナデシコに似てるよね)
私は、ピンチを助けてくれた艦をもう一度見て見た。
両舷側から突き出したディスト―ションフィールド発生ブレード、純白の塗装。ちょっとナデシコより流線型に近いようにも見えるけど、ほとんど変わらない。
わざわざ木星蜥蜴から助けてくれたんだから、木星蜥蜴なわけないし。
「他の企業が作ったナデシコのコピーではないか?」
「そうか、ユリカ、ゴートさんの言う通りだよ。クリムゾンとか明日香インダストリーとかの大企業にならデータがぬすまれてても不思議じゃない!」
うーん、ゴートさんやジュン君の言いたいこともわかるけど・・・
「じゃあ、なんで火星にいるのかな?」そういうこと。
ナデシコより前に完成していたとしても、火星に来る理由がない。地球脱出するときに絶対騒動になったはずだし。
「うんうん、艦長の言うとおりですよ。それに・・・他はともかく、相転移エンジンについてはネルガルのトップシークレット、たとえ大企業であろうとも、盗むことは無理だと思いますな〜。それなのに、あの艦はどうやらナデシコより高出力。いかな企業とて無理かと」
「あ、艦載機との回線、繋がりました」
「へ?」
モニターにSound onlyの文字が躍っていた。
『そちら、宇宙連合軍の艦、だな?』若い男の人の声。
とりあえず、御礼は言った方がいいよね。誤解されてる見たいだし。
「御協力、感謝します。でも、このナデシコはネルガルの艦ですよ?」
数瞬の沈黙・・・・すると突然エステバリスたちに襲い掛かってきた!!
「エッ!」
隙をつかれて、全員エステバリスの四肢を破壊されてしまう。
『そこの艦に継ぐ!ただちに停止、武装を解除し、格納庫を開放しろ。聞き入れられなかった場合・・・残念だが、操縦手とあなた方の命は保証しかねる!』
突然の行動に、私達は驚くしかなかった。でも、とりあえず何かのアクションを起こさないと、撃墜されてしまうこともわかっていた。
「・・・・・わかりました。ミナトさん、停止してください。ルリちゃん、格納庫の人達を避難させて」
「いいの〜?艦長」ミナトさんが聞き返してくるけど、
「・・・・・仕方ありません。こちらのエステは動けず、戦闘力でも向こうの艦の方が勝っているようですし。・・・残念ですが」
「整備員の全避難を確認。格納庫、開放しますか?」
「お願い、ルリちゃん。あと、ディスト―ションフィールドも」
「了解。格納庫開放、ディスト―ションフィールド解除」
『おいおい、どうなってんだ?!』『動けませ〜ん』『クソッ裏切りやがったのか!!』『どうしたら言いのかしらね・・・』
パイロットの人達から通信が入ってるけど・・・かまってるヒマはない。
開放された格納庫に、相手の機体が入ってきているのだ。油断は許されない。
一緒に行くのは・・・交渉が得意そうなプロスペクタ―さんと、イザというときの護衛にゴートさんでいいよね。
「ゴートさん、プロスペクタ―さん、ついてきてください。――――格納庫に行きます」
「そんな、ユリカ危険だよッ!!」
「でも、ジュン君、行かなくても、どうせあっちから来るんでしょう?ならこっちから行った方がまわりに人がいないぶん安全じゃない」
「でもっそれは他の人のことであってユリカが」
ゴン。バタリ。
なおも続けようとしたジュン君を、ゴートさんが気絶させる。
「すいません。じゃ、行きましょう」
「仕方ないですな〜」
「急ごう」
(・・・・・ごめんねジュン君)
でも、ユリカはナデシコの艦長なの。
Shiratori Tukumo
北辰殿を外に残し、私と隊長は地球新造艦―――さっきの会話によるとナデシコ、と言うらしい―――に乗り込んだ。
「隊長、何もここまでする事はなかったのでは?」これでは我々は極悪非道な敵以外の何者でもない。
「そうも思うけどね・・・。安全も確保したかったし、後は・・・その場の勢い」
決まり悪げに隊長は応えるが・・・
「はぁ・・・・仮にも協力を呼びかける為にわざわざ助けたんでしょう?!勢いなんかで、わざわざあからさまに敵対するなんて・・・・そりゃあ素直に従った自分もどうかと思いますが。その勢いのままに行動する性格、いい加減治してください・・・お願いですから・・」
つ、疲れる・・・。
「ン・・・・どうやらあっちから来てくれたみたいだ。気配は・・・三人。内二人はなかなかの手練だね―――気配が、断たれてるんじゃなくて薄れてる」
(それは・・・すごいな)
気配は、断とうと思えば断てないものではない。しかし、どんなに鈍感な人間だろうが、おぼろげには気配を感じることが出来る。故に、完全に気配を断つことは逆に目立ってしまうのだ。色彩豊かな模様の中に、真っ白が有れば逆に目立つ。それと同じことだ。
(そうである以上、有ってなしであるかのように、気配を薄れさせる事、それこそが本当の実力・・・)
まぁ、北辰殿のように気配を完全に「透明」とすることで、それを消せる規格外も有るが。
唐突に隊長が声を上げる。
「お待ちしていましたよ・・・艦長殿」格納庫の入り口には、小柄な男と大柄な男、そして若くて美しい女性がいた。
(女性が艦長という事はあの女性が?!あのような女性が・・・)
「・・・お待たせしました。出来れば、そちらの立場を教えて頂きたいのですが?」
ほう、見た目と異なり、気丈な女性のようだ。
「自分は、木星圏ガニメデ・カリスト・エウロパ及び他衛星国家間反地球共同連合体―――木連でかまいませんが、そこの第一独立強襲部隊をまかされている、草壁 明人准将です。・・・・そちらのお名前は?」
眉をしかめたまま女性が応える。・・・・・女性を虐げているようで非常に嫌な気分なのだが。
「ネルガル所属機動戦艦ナデシコ艦長、ミスマル ユリカです。・・・失礼ですが、木連とはどういった組織なのですか?」
こういった状況でそのような態度は・・・ある程度はあるほうがいいとは思うが、此処まで行くと無謀と言ってもいいかもしれない。
(・・・あれ?)隊長は、対応をせず、下をむいてなにやら考え込んでる。
その間に大男が銃を撃とうとするが・・・・撃ち落しておいた。
「ゴートさん!」大男の事を女性艦長が気遣っているが・・・別に大丈夫だろう。自分は格闘はそう強くないが、射撃にはそれなりに自信が有る。銃だけを撃ち落すなど造作もない。
しかし、そんなやり取りがあったにもかかわらず、隊長は考え込んでいる。
「ユリカ・・・ミスマル ユリカ・・・・?・・・・・ユートピアコロニーにすんでた、親父さんが軍人の、あのミスマル ユリカか?!」そういって女性艦長の肩を掴む。
(た、隊長・・・・?)突然の隊長の行動に、ついてきていた二人の男も、あっけにとられている。
ユートピアコロニーと言えば、確か隊長がまだ火星にいたときにすんでいた所・・・もしかして・・・
「明人・・・・アキト?!なんでアキトがこんな所に、いえ、こんな事してるの?!」
もう、どうフォローすればいいかもわかりませんよ・・・・。
Prospector
なにやら、艦長とこの敵さんは御知り会いのようですな〜。
ま、このまま此処にいても、皆さん混乱しつづけるばかりでしょうし・・・
「立ち話もなんですし、とりあえず貴賓室にでも行きませんかな?」
一応ナデシコにも貴賓室は有るのです。・・・めったに使われませんが。
「・・・・そうですね。では、案内して頂けますか?」
クサカベさん、でしたか。・・・・私としても木連とやらは非常に気になりますのでね、きっちり聞ける状況になりませんと。
無言のまま、艦内を歩く。
(いやはや、失礼かもしれませんが・・・艦長がこんな表情ができるとは、予想外でしたな)
恋慕、悲哀、不安・・・・そんなものが入り混じった複雑な顔をされています。
「さて、此処が貴賓室です。どうぞお入りください」
そう促し、先にに入って頂いてから・・・
左手首を抑え、後に続く。
「まず、木連とは・・・・いったいなんですか?」
無理やり押し殺したような声で、艦長が尋ねる。・・・艦長本人としては、知り合いであるクサカベさんの事を一番に聞きたいのでしょうが、まずはそれがわかりませんと。・・そこの所は、艦長もオトナ、と言うことだと思いますが。
「・・・木連は、そちらでは木製蜥蜴とか呼ばれているそうだけど、基本的には・・・地球人類さ。百年前に追放された、ね」
「エ?」「は?」「ム?」
あまりの内容に、意味の咀嚼をするのに時間がかかってしまいました。
「今・・・もしかして、木星蜥蜴が地球人類とか言いました?」
聞き返す艦長。お気持ちはわかりますよ。
「そう、木星蜥蜴、木連は地球人類です。百年前、月の自治区で起こった独立運動―――連合によって分裂させられた内の、あくまで連合と対立した結果、内部抗争でやぶれた一派・・・それが木連の起源です」
「月の内戦・・・やっぱり連合が関わっていたんだ・・・」
艦長がつぶやく。教科書には、月の内戦には連合は関わっていない、とかかれていますが・・・
(ま、ちょっと考えれば、誰でも気付くようなことですからな)
「しかし、だからといって木星圏に行く必要はないのではないですかな?火星のテラフォーミングも始まって筈ですし・・・・何より、木星圏などでは、百年たったとして、連合と戦争を繰り広げるどころか、滅びてるのが当然だと思われますが」
「その通り、月を追放された独立派は、まず火星に向かった。テラフォーミングはまだまだ進んでいなかったが、小規模な実験区は存在していた。しかし・・・連合はそこに核を落した。結果、火星をも追い出された人々は、木星圏に赴き・・・とある物を発見した。・・・・火星の、極冠遺跡を知っておられますか?」
「極冠、遺跡・・・・?」
艦長は不思議そうにクビを傾げていますが・・・私は聞いたことがあります。あくまで噂話程度のものですが。
「確か・・火星の極冠にある鉱山、その更に下に存在すると言う・・・地球人類以外の何者かが残した遺跡。でしたかな」
「その通り。そして、おそらくだが同じものが残した、遺跡が木星の大気中にある。詳しい事はいまだ解明されていないが・・・・そこには多くのオーバーテクノロジ―があった。それによって、衛星のテラフォーミング、食糧生産、惑星間航海、そして・・・兵器を手にいれた。平和利用も出来る相転移エンジンに始まり、重力波砲、次元跳躍門にいたるまで・・・そして国家が形成され、その上に木連が築かれた」
「そうなんだ・・・。でも、アキトは火星にいたよね?」艦長が再び問う。
そう、彼は今の木連とやらの説明の中で・・・一度たりとも「自分達」と言う表現を使っていない。
「そうさ、俺は火星生まれの人間だ。・・・・あの日、お前が―――ミスマル ユリカが地球へ引っ越した日、両親は死んだ。おそらくは、自分達のしていた研究のせいで、殺された。・・・・そして俺は、その場から逃げ出したかった。だから、無意識のうちに、両親に渡された、鉱石を使って・・・次元跳躍を、ボソンジャンプをした・・・・そして、木連へいって、そこで養子として育てられた。だから、俺の元々の名前は、テンカワ アキトだ。・・・・・私的な話なんだし、出来れば通信は切って欲しかったな」
(・・・ばれてましたか)
しかし、木連、「テンカワ」アキト、さらにはボソンジャンプですか。これは・・・難しくなっていきますな。
(しかしなんだか・・・・・クサカベさんの口調がやわらかくなってきてるような)
「・・・・じゃあ、アキトは、なんでナデシコを助けて、襲って、そんな事を話しているの・・?」
確かにそれは、疑問ですな。木連が地球と戦争を行うのはまだわかりますが。
「それは・・・・まず聞きたいが、ネルガルって大企業だよな?それと、連合と仲はいい?」
大企業かどうかに関しては、知っている事の確認といった趣ですが・・・
「企業力については、まず間違いなくトップ3にはいるでしょうな・・・連合との仲はお世辞にもいいとは言えませんが」
「そうか・・・じゃあ、そのネルガルのトップに、通信を送ってくれないかな。木連の穏健派、別に和平派でもいいけど・・・のトップ、草壁 明人准将が会いたがってるってね」
「それは!!決断が早すぎではないですか隊長!!」今まで黙っていた副官らしき人が声を上げる。
「良いんだ。・・・・じゃあ、お願いします」
「・・・わかりました」
たしかに、いくら艦長が知り合いといっても、ネルガルそのものとなれば話は別でしょう。・・・・・・なにか他の理由がある、と言うことですか。 そして――――(ネルガルの会長は、木連の存在を知っている、と言うことでもあるわけですな)思わず目を鋭くしてしまう。
「和平派って事は、アキトは敵じゃないの?」真剣な表情で艦長が問いかけています。
「いや、立場的には敵対しているが・・・・俺としては、味方になりたいと思っているよ」
「そうか・・・うん、やっぱり、アキトはアキトだよね!!私の王子様!」「って、やめてくれ!引っ付くなッ」
唐突に明るくなられましたな、艦長。もはや苦笑するしかありません。・・・・・しかし、ついさっきまであのような深刻な話をしていた相手に対して、突然抱き着くのはどうかとも思いますが。
今の艦内は騒然としているでしょうな・・・しかしとりあえず。
(ネルガルに通信を繋ぎましょうかね・・・)
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どうも、ナガレツキです。相変わらずド下手街道爆進中・・・・・。次回の半分まででストック分は終わりです。後は試験まっしぐら(苦笑。
さて、今回はナデシコ合流編です。本当はアカツキに会うまでしようと思ったのですが、長くなったので次とあわせます。この時点で、相手が人間であることを知ってしまったナデシコクルー。ある者は実際に人間と闘うまで結論を延ばし、ある者は割り切り、ある者は自分なりに受け止めます。
ちなみに見ればおわかりになると思いますがガイ、生きてます。なぜならキノコはゲキガンにそまってしまい(笑)、気づいたらもう地球から遠ざかっていたからです(爆。
また、このパイロット版は、一応最後まで進ませるつもりですが、もしかしたら途中で止めて、完全版の執筆に移る可能性ががあります。完成版では難しい書き方に変えるつもりですので、それが出来る・・・・かもしれないレベルになったと実感したら、そっちの執筆に移ろうと思います。・・・・・どうせかなり先の話ですが。
代理人の感想
無茶苦茶だーッ(爆)!
10代の若造で、しかもこんな思慮のカケラも無いような人間が准将、しかも派閥のトップになれるかーっ!(核爆)
それとも、アキトの義父は元木連軍トップ(?)ということからすれば
木連は事実上の貴族制度を敷いているってことでファイナルアンサー(爆)?