・・・アナザーじゃない、アナザー(苦笑)
「Benの受難、あるいは第3のお仕置き」
アキト(以降A)「何してるの?ルリちゃん、イネスさん。」
ルリ(以降R)「アキトさん、どうしてここに!?」
イネス(以降I)「アキト君、あなたがなぜここにいるの!?」
驚き、振り返ってアキトを見るルリとイネス。
A「二人がボゾンジャンプするのを見て、追いかけてきたんだ。」
R・I「はぁ〜、失敗(しました)(したわね)。」
同時にため息をつく二人。
A「それで、何をしているんですか、二人とも?」
周りを見回しながら再度確認するアキト。
R「お仕置きです。」
A「お仕置き!?」
思わず後ずさるアキト。
R「大丈夫ですよ。お仕置き対象はアキトさんじゃありません。」
にっこり笑いながら告げるルリ。
A「そっ、そうなの...」
その場から逃げようか考えている様子が手に取るように分かる。
R「今回の対象は作者です。」
A「あっ、そうなの。」
途端に安心した様子を見せるアキト。 #おいおい(苦笑)
R「ええ。ある事情で作者に対するお仕置きの仕方を変更することにしたんです。」
A「ある事情?」
思い当たる節がないのか、首をかしげて続きを促す。
I「実は、作者は特異体質だったのよ。」
A「特異体質???」
R「そうです。
これは何度もお仕置きを繰り返したことで判明したのですが作者は尋常でない生命力と
回復力を持っています。」
A「尋常でないって言われても見当もつかないんだけど...」
I「具体例を上げましょう。
そう、作者はヤマダジロウをはるかにしのぐ生命力と回復力の持ち主よ。」
A「そ、それは尋常でない、というか人間の範疇を超えてませんか(汗)」
かなり引き気味に確認するアキト。
聞き違いではないかとの疑惑がありありと伺える。
I「間違いなく超えているわ。」
だが、それはあっさりと断定するイネスによって一刀両断された。
その隣で深くうなずいているルリ。
作者って...
A「な、なるほど。それで、お仕置きの方法を変更すると...」
R「はい。」
A「それで、どのように変更するのかな?」
R「現在、TA同盟は2つのパターンでお仕置きを行っています。
1つめは、アキトさんに対する精神的なお仕置きに重点を置いたもの。」
A「う、うん(ドキドキドキ)」
動悸が速くなるアキト。
R「2つめは、某組織の構成員に対する肉体的なお仕置きに重点を置いたもの。」
A「ねえ、ルリちゃん。質問があるんだけど?」
R「何でしょう?」
ちょっと戸惑ったように小首をかしげ問い返す。
A「前から尋ねているんだけど、その、某組織って一体、何?」
その質問に顔を見合わせる二人。
そして、笑いをこらえつつ答える。
R「クスッ、内緒です。」
I「そう、内緒よ。」
A「そんな!教えてくれてもいいじゃないですか。」
R「こればかりは、いくらアキトさんの頼みでもだめです(ニッコリ)」
A「はあ〜、わかったよ。それで?」
R「はい。今まで作者は2つめの方法でお仕置きを行っていたのですが、今度から
作者専用の3つめのお仕置きを実行することにしました。」
A「3つめ?」
R「はい。」
A「それで、わざわざ作者の部屋にボゾンジャンプしてきたの?」
R「その通りです。」
A「そこまでするお仕置きって何なの?」
I「ずばり、経済的かつ精神的な複合型お仕置きよ!」
A「経済的かつ精神的な複合型お仕置き?」
I「そう。そしてそのための道具がこれよ。」
そういって、四角のチップが詰まった袋を見せる。
A「?これをどうするんです?」
I「こうするのよ。」
そう返事をするとおもむろに近くのゲーム機の上にチップを置き、チップ上のボタンを押した。
すると、チップから触手のようなものがでてゲーム機にくっついた。
A「なんですか、これ?」
ゲーム機にくっついたチップを指差しながら尋ねるアキト。
I「イネス設計、ルリプログラミング、ウリバタケ作成のお仕置き用封印バンドよ。」
A「封印バンド?」
I「そう。このチップにはタイマーと爆破装置が組み込まれているわ。」
A「ちょっ、ちょっと待って下さい!そんな危険なもの!」
I「あら、大丈夫だって。」
A「でも、セイヤさんが製造したものですよ?」
I「その点も踏まえてちゃんとテストしてあるから大丈夫よ。」
A「はあ。」
R「作者は原稿を書かずにゲームで遊ぶことが多いことが判明しています。
それを封印することでお仕置きと原稿促進の一石二鳥の効果を狙います。」
A「でも、簡単に取り外せるように見えますよ?」
R「パスワードを入力せずに外そうとすると爆破装置が動きます。」
A「え(汗)」
R「タイマーも内蔵していますから、指定期間内にパスワードを入力しなかった
場合も爆破装置が働きます。」
つうっ。
アキトの頬を一筋冷汗が伝っていく。
A「ルリちゃん?」
R「つまり、作者は指定期間内に原稿を書き終え続けなければ、全てのゲーム機とゲーム
を失うわけです。」
Ben(以降B)「ちょっと待てぇぇぇぇぇい!」
I「あら、いたの?」
B「いたの?じゃない!
ボゾンジャンプしてくるなり麻酔ガスを嗅がせて昏倒させたのはお前らだろうが!!」
I「うーん、麻酔ガスの記憶除去成分は失敗か...
まあ、貴重な実験データが取れたと思えば問題ないでしょう。」
B「俺で人体実験をするんじゃなぁぁぁぁぁい!!!」
I「うるさいわね。科学技術の発展のためには犠牲がつきものなのよ。」
B「作者を犠牲にしてどうする!」
I「それもそうね。次回は別のものにしましょう。」
あっさりとうなずくイネス。
#いいのか、それで(汗)
R「イネスさんも納得されたようなので作業を終わらせましょうか。」
そういって、まだセットしていなかったゲーム機やゲームそのものに封印バンドをセットする
ルリ。
その手際は極めてすばやく、あっという間に残りのもの全てに封印バンドがセットされた。
R「さて、これでいいですね(ふう)」
B「あああああっ、何てことを!」
それを見て、滝のような涙を流すBen。
I「大丈夫よ。原稿を書き上げればちゃんとパスワードを教えてあげるから。」
R「そうですよ。」
B「あうあうあうあうあうっ...」
A「あまりの仕打ちにショックを受けて幼児退行現象を起こしているように見えるんだけど...」
I「やはり、肉体的なものよりこちらの方が効果があるようね。」
R「そうみたいですね。」
冷静に観察する科学者とオペレーター。
アキトは自分の背筋がぞくぞくするのを感じていた。
A(決して二人には逆らうまい...)
R「それでは、目的も達成したことだしナデシコに戻りましょうか。」
I「そうね。」
A「いいんですか、このままで?」
作者を見つめつつ二人に確認するアキト。
I「いいのよ。そのためのお仕置きなんだから。」
R「そうですよ、アキトさん。」
全く取り合う様子のない二人に、ついにアキトもあきらめた。
A「わかりました。ナデシコに戻りましょう。」
部屋を虹色の光が満たす。
そして、部屋には作者だけが残された。
ヒュォォォォォ
ォォォォォォォ
ォォォォォォォ
風が吹く。
ただ、風が吹く。
墓標のごとくうずくまる作者のまわりを
ただ、ただ、風が吹く。
ヒュォォォォォ
ォォォォォォォ
ォォォォォォォ
遂にTA同盟のお仕置きの手はBenの最後の安住の地へまでも伸びてきた!
果たしてBenはお仕置きをはねのけ、ゲーム機を奪還することができるのか?
今後の更新速度を見よ!!!
敬称略
独り言
「この話はフィクションです!」
「誰がなんといおうとフィクションです!!」
「天変地異が起ころうがなんだろうがフィクションです!!!」
よし、これだけ書いておけば大丈夫だろう。
それにしても...
なんか、書けば書くほどBenさんの立場が厳しくなって行く...
なぜだ?
決して、Benさんをお仕置き対象にしたら筆がすいすい進んだとか...
これでBenさんの更新速度をさらに加速しようと考えているとか...
そのようなことは決してない.....と思う(汗)
とりあえず...逃げよう(ダッシュ)
ズダダダダダッ...
シュタッ
必殺管理人登場(笑)
「ククク、逃がしませんぜぇ。鳥井南斗、あんさんだけは絶対逃がさへんでぇぇぇぇぇ!」
(by 「ビューティフルドリーマー」の夢邪鬼の口調で(どれだけの人がわかるかな?))
そして、逃げた鳥井南斗を追いかけてゆく必殺管理人...
追撃中の管理人の感想(爆)
鳥井南斗さんから7回目の投稿です!!
・・・
・・・
・・・ふ、人気投票には投票されるは、ゲームは封印されるは(苦笑)
とうとう、投稿作品まで登場してしまった(笑)
なんか、直球勝負で催促されたほうが楽な気がする(苦笑)
しかし・・・部屋まで押しかけるか?
まだDISK1枚目のFF\を人質にとれらてしまった・・・
・・・さて、パソゲーでもするか(爆)
それでは、鳥井南斗さん投稿有難うございました!!
流石に、小説を書くパソは止められんでしょう?(ニヤリ)
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