メグミ・レイナード嬢600票獲得記念

 

メグミ、一時の至福

 

 

 

 

 

 

こんにちは、メグミ・レイナードです。

ここはナデシコ艦内某所にある秘密の部屋。別名、お仕置き部屋です。

誰にお仕置きするのかいうまでもなくおわかりですよね。

 

今回のお仕置き人数は3人。

お仕置き内容は[アキトの膝枕でラブラブ](笑)です。

膝枕の制限時間は一人当たり15分。

既に横になるためのベッドの準備も完了しています。

でも、誰がいつ用意したんでしょう?

まあ、それはともかく、今回お仕置きパートナーとして選ばれたのはルリちゃん、サラさん、そして私の3人です。

順番は、カードで出た順番通り、ルリちゃん、サラさん、そして私です。

 

最初のルリちゃんの膝枕の時点から部屋の温度は急上昇を始めました。

むろん、私もその温度上昇に一役買っています。

いくら、後で私の番が回ってくると分かっていても嫉妬の炎のオーラを止めることはできません。

続いてサラさんの膝枕タイム。

エアコンはフル稼動していますが精神的に真夏日のような温度です。

ユリカさんやアリサさんは目に涙を浮かべてアキトさんを見つめています。

私にも時計の秒針がやけに遅く感じられます。

じりじりするような思いの後でようやく15分が過ぎました。

ベッドから降りたルリちゃんも、サラさんも名残惜しげにアキトさんの膝を見つめていますが、だめですよ。

次は私の番です。

 

「じゃあ、アキトさん、お邪魔します。」

 

聞きようによっては、ずいぶんと場違いなことを言いながら、私はベッドに横になり、そしてすでにベッド

に腰掛けているアキトさんの膝の上に頭を乗せました。

 

これが、アキトさんの膝枕の感触...

感動しつつぬくもりを味わいます。

視線を上にあげると、アキトさんが赤い困ったような顔をして私を見つめています。

うーん、もっとアキトさんの感触を味わいたいな。

しばらくの間、アキトさんのぬくもりを堪能した私はそう考えました。

そして、次の瞬間私はもっと気持ちが良くなるであろうことを思いつきました。

 

「アキトさん。」

 

「何、メグミちゃん?」

 

「私の三つ編み解いてくれます?」

 

「えっ?」

 

アキトさんの戸惑った声を無視して私は上半身を起こします。

いっときとはいえ、せっかくのアキトさんのぬくもりから離れるのは私としても断腸の思いですけど、ここは、

我慢、我慢と。

そう自分自身に言い聞かせ、私はアキトさんに背を向けます。

 

「メグミちゃん?」

 

再度、アキトさんの戸惑った声が聞こえてきますが、私の頭の中はこれからのことでいっぱいです。

 

「それじゃ、アキトさん、お願いします。」

 

「...はい。」

 

観念したのかアキトさんの手が私の髪に触れます。

あっ、気持ちいい...

好きな人に髪を触れてもらうのがこんなに気持ちがいいだなんて知らなかった。

そうなふうにうっとりとしている私をよそに、アキトさんの手は丁寧に私の三つ編みを解いていきます。

程なく、アキトさんの手は三つ編みを全て解き終わりました。

 

「終わったよ、メグミちゃん。」

 

「ありがとうございます、アキトさん。

 それじゃ、またお邪魔しますね。」

 

アキトさんにそう答えると、再びアキトさんのぬくもりの中に身体を横たえます。

そして、アキトさんの顔を見るとまだ戸惑った顔をしています。

何のために髪を解いてもらったのか分かっていないようですね。

 

    くすっ

 

アキトさんの顔を見上げながら幸せの笑いをもらすと、私は髪を解いた目的を告げた。

 

「アキトさん、髪を梳いてもらえますか?」

 

  ビシッ!!

 

私の一言に少し離れたところからこっちの様子を見ているメンバーが凍り付きます。

だめですよ、今は私の番なんですから。

 

「あのー、メグミちゃん?」

 

「お願いします(にっこり)」

 

そう念を押すと髪を梳きやすいように横を向きます。

それまで後頭部にあったアキトさんのぬくもりが今度は頬を中心に感じられます。

 

はうっ。

 

気持ちいいなぁ。

 

もっと気持ち良くなるためにアキトさんに催促します。

 

「アキトさん、お願いします。」

 

「わかったよ、メグミちゃん。」

 

アキトさんはそう返事をした後、ゆっくりと私の髪を梳き始めました。

 

くうぅうぅ...

気持ちいいよぉぉぉ!

 

先程ぬくもりを堪能した時も気持ち良かったけど、今の気分は格別!

アキトさんの指が優しく私の髪を梳いている。

しばらくの間、私はしびれたように動けませんでした。

もう、幸せに包まれていっちゃっている状態でしたね。

その一方で、アキトさんの顔色が悪くなっていくのがわかりましたけど。

だって、選に漏れたメンバーの刺すような視線が集中しているんですから。

私と同じく今回の選にあたって、既に膝枕してもらったルリちゃんとサラさんの恨めし気な視線も相当痛い

と思います。

でも、ルリちゃん、サラさん、気がつかなかったお二人の落ち度ですよ。

もっとも、そんな言い訳が通じるはずもないのは分かっていますけどね。

私は幸せフィールドに包まれて視線を防御できましたけど、アキトさんはずっとその視線を浴びつづけてい

ますから相当辛いでしょう。

でも、まだこのぬくもりを離すつもりはありませんよ、アキトさん!

もうしばらく味あわせて下さいね。

.....

あっ、あんまり気持ち良くて眠くなってきちゃった。

毎日こんなふうに眠りにつきたいと思うのは贅沢ですか、アキトさん?

でも、いつかきっとそうなってみせますから!

待っていて下さいね、アキトさん!!!

 

 

 

独り言

 

メグミ親衛隊最高幹部会議長殿。

お約束のぶつができやした!

記念SSといってもこんなんですが、お許し下さい。

読んで頂いた通り、本編準拠ものではなくお仕置きものです(爆)

以前の「アキトさんお仕置き日記」や「お仕置き体験記」に比べるとインパクト

は弱いですけど、全面的にメグミOnlyにしてみました。

メグミらしくないところも多々あるとは思いますが、楽しんで頂ければ幸いです。

でも、今後は当分の間、メグミものは書けないと思います(爆)。

いや、その、他のキャラクターの映像がいくつか降臨していますので、そちらの

方を先に投稿することになると思います。

そういうわけですのでご了承下さい(苦笑)

もちろん、特別にメグミ嬢が降臨してきたらそれもなるべく早く文章化するよう努めますけど(笑)

ちなみに来週はラピスものの予定です。

その次が、影竜さんに許可を頂いた「たとえばこんな最終回 承前」の予定です。

それでは〜(^^)/

#本当に大丈夫なのか?

#一回上手くいったからって調子に乗ると痛い目を見るぞ>鳥井南斗

 

 

 

 

 

管理人の感想(爆)

 

 

鳥井南斗さんから9回目の投稿です!!

・・・やりますね、メグミ嬢(笑)

何だか、応援陣のラインナップが凄いです。

もう、皆さんからバックアップを受けて・・・人気投票はリセットさせるし(爆)

 

・・・駄目じゃん、リセットされたら(汗)

 

何故に?

もしかして、これこそがメグ(ゴシュ!!)

 

それでは、鳥井南斗さん投稿有難うございました!!

 

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