ラスト・ユニバース 〜時の流れに〜 IF
第弐話 ついに再会
さて、アキトと栄治があってからあっという間に二年が経った。
「なぁ、アキト。お前決めたのか?」
栄治は食事時にアキトに聞いてみた。
「グッごほっごほっ」
「うわ、汚ねッ」
アキトは胸をどんどんと叩いて近くにあった水を一気のみした。
「ぷはぁ〜」
「そのようすじゃ、まだ決めてないようだな」
そう言うと栄治はコミュニケのあるボタンを押した。
「…はい」
アキトはこの手の話になると急におとなしくなるのである。
はっきり言って、相談と名のつくものは栄治の得意分野である。彼は心理学も得意なのだ。このわけはラピスと同じである。栄治もまたアニメ・漫画が大好きなのだ。と、言ってもコスプレをするほど酷くは無いが…。栄治はアニメの中の登場人物の経験すら自分の経験にしてしまうのである。だから、本来の年齢に比べ人生経験は豊富である。
「あのなぁ、お前が来てすでに二年!!!最初言ったとおり、後一年でお前を強制送還する。その後は二年前と同じ道…いや、お前にとってはもっと酷いかもしれんが。ともかく、ここらへんで本当に出しておかないと二年前よりさらに悪化するぞ」
栄治のことは一部あってはいるが一部間違っている。まず、答えを出さなければもっと酷い道と言うのは間違いないだろう。しかし、答えを出したからと言って道がよくなるはずは無いのだ!!!そりゃあ、結婚適齢期(2000年の)を過ぎても待っている人がいるのだから。
「そんな事言ったてぇ〜〜。絶対答えを出しても許してくれるわけ無いじゃないですかぁ〜〜〜。だしたらまたぁぁぁぁぁあああああ!!!」
アキトはあのお仕置きの日々を思い出していた。
「ええい、女々しいぞアキト!!!!男ならはっきりしろ!!!」
しかし、それが出来ないのがアキトなのである。
「(うるうる)」
「(一体アキトはどんなお仕置きを受けていたんだ?)お前が決められないのはその…彼女たち(の復讐)と言うわけだな」
「(こくこく)」
「そうか。なら、いい考えがある」
そう言うと栄治は謎のボタンをアキトにばれないように押した。
「那美子、彩子、準備はいい?」
ブロンドの髪を後ろで縛り上げた少女―享子が言った。
享子達三人の目の前のディスプレイには『mission start!!』の文字が浮かべられていた。
「「はい!!」」
「じゃあ、すずちゃんお願い」
「了解、システムすべて異常なし。移動手段B、目標地球圏第六惑星木星。跳躍開始」
「え〜〜!!!!それこそ無理ですよぉーーー!!!」
「だって、それしかないだろうが!!!駆け落ちしか!!!」
「栄治さんは彼女たちの実力を知らないからそんな事をいえるんです!!!地球圏で彼女たちが出来ないことは何も無いんですよ!!!」
「誰が地球圏といった!!!誰が!!俺は全宇宙のつもりで言ったんだ!!!」
さすがは歴史上最大と言われるだけの天才。言うことがでかい。
「それでも、無理です!!!だいたいどうやって外宇宙へ行くんですか!!!??現在の地球の技術では外宇宙へ行くことの出来る宇宙船は作れないんですよ!!」
「ええい、なら俺がお前らのために一隻位作ってやる!!これなら文句あるまい!!」
なんか栄治はぶきみなほどに親切だ。
「(ふふふ、もちろん作ったら他の彼女たちのために、もう一隻位作るがな)」
と、こんなことを栄治は考えていた。
「栄治さん、何か企んでるでしょ。顔が笑ってますよ」
アキトがダークな声で言った。
「なななななななにを言うのかな?俺はただ君のためを思って…」
しかし、アキトは栄治を睨んでいる。アキトの回りには昂気が出ていた。
「きょ、今日はこの辺にしておこう」
といって、栄治は逃げ出したのだった。
さて、一方地球へ向かった享子達はと言うと…。
「暑い…」
享子は言った。一応冷却機能がついた服を着ているのだがそれでも暑い(ちなみにEGの弟三種制服である)。
現在、享子と那美子はエジプトの町の中を歩いている(彩子は行きたがらないため置いてきた)。
現在の気温は実に45℃!!!ロボットにはきつい気温だ(いや、人間でも慣れてない奴はきついか)。
その彼女達が歩いていくと、モーゼの奇蹟のごとく人波が割れて行く。先ほど那美子がチンピラに絡まれて、そのチンピラを那美子は壁に埋め込んだのだ。いつもはこんなことはしないが暑いせいで二人とも気がたっていた。
えっ、警察はどうしたかって?享子に睨まれて無視した。やはり皆自分の身がかわいいらしい。
「那美子、本当にここでいいんでしょうね?」
享子が那美子に聞いた。
「ええ、間違いありません。あ、ここです」
享子達は那美子が指差したレストランへと入っていった。
そのレストランの前には太った中年男が寝ていたが、彼女たちにそれを気にするほどの余裕は無かった。
「いらっしゃいませ。何名様でございますか?」
店に入ると、ウエイターが出てきた。
「二名」
「こちらへどうぞ」
そう言ってウエイターが席へと案内する。
席につくと享子は、メニューを軽く見て言った。
「とりあえずアイスティー二つ」
ウエイターが「かしこまりました」と言って席を離れると、那美子は席を立った。ある人物を探すためである。
そして那美子はその人物を見つけた。
その人物は回りには白色の長衣を来た女性二人と小学生くらいの少年が一人、そしてサングラスをかけた白髪の女性と男性一人がいた。
「ん、私に何かようかな?」
オオサキ・シュンの目の前には、見たことも無い服を着ている女性がいた。軍の制服のようだが、連合軍とも統合軍のものとも違う。
「オオサキ・シュン統合軍大佐ですね?」
そう女性が言った瞬間、あたりに緊張がはしる。
「君は誰かな?」
「申し上げる前に、そこの人達をどうにかしてもらえませんか?」
そう女性が見る先には、懐に手を突っ込んだ女性が二人。
シュンは目で臨戦体制を崩すように指示する。
「…わたくしはEG諜報部所属、竹内 那美子中尉です」
「EG…?聞いたことが無いな。で、その中尉さんが私に何のようだ?」
「ちょっと失礼」
そう言って那美子はシュンのそばによって耳打ちをした。
フィリスが不機嫌になったのは言うまでも無い。
二分後
「なに、本当か!?」
「あの、声を小さくしてもらえませんか?さすがにバレルとまずいんで…。それでどうしますか?」
「明日まで待ってもらいたい」
「わかりました。明後日現地時刻○八三○にホテルまで迎えに行きます」
そう言うと那美子は立ち去っていった。
明後日午前8:30
「遅れてすまない」
「いえ、時間ピッタシです。それでは行きましょう」
シュンが乗り込み、那美子が乗り込もうとすると、
「あ、あの!!」
フィリスが声をかけてきた。
「なんですか?」
「わ、私も連れて行ってもらえませんか?」
「フィリス君!!?」
それを聞いた途端、シュンが車から飛び出してくる。
「君は研究があるはずだ。だから戻りたまえ」
「それなら休暇届を出しておきました」
さすがルリ達の姉というべき人だ。行動がすばやい。
「あの、その人は大丈夫なんですか?」
なにか、意味ありげに聞く那美子。
「ああ、彼女は大丈夫だ」
そうシュンの言葉を聞くと、那美子は車の中にいる享子と相談を始める。
結果はと言うと、
「まぁ、それならかまいませんよ。それでは行きましょうか」
「じゃあな皆、気をつけて帰れよ」
「…って行かないでください!!!」
今度こそ無事に出発しようとした那美子達だったが、今度は零夜に止められた。
「あの、早めに出発したいんで、話は短めにお願いします」
とまあ、那美子に注意を受けるシュンであった。
「で今度は何かな零夜君?」
「何がじゃありません!!!私達はシュンさんの護衛できてるんですよ!最低でも日本につくまでは単独行動は困ります!それも得体の知れない人達とだなんて、何かあったらどうするんですか!!?」
零夜は一気にシュンに詰め寄った。
「あの、早くしてくださいね」
那美子が再び言うが誰も聞く耳を持たない。
五分後
シュンはまだ零夜を納得させらずにいた。
「仕方がありませんね。やりますよ那美子」
享子がそう言うと那美子はドアに手をかけ、構えた。
「すいません。シートベルトしてくださいね」
享子がフィリスに言う。
そして、那美子はシュンと零夜の様子を見てタイミングを計った。
「……GO!!!」
那美子がそう言うと、享子は命一杯アクセルを踏んだ。
そして、那美子はドアを開けシュンの襟元を引っ張り車内へと引きずる。
「よし、成功だわ!!」
このまま逃げ切れると思った享子だったが、そうは問屋が卸さない。
十秒後、車のリアタイヤは空を切ることになる。
「だめだよ、人の話は最後まで聞かなくちゃあ〜〜」
車の後ろを北斗……じゃなかった枝織が持ち上げているのである。
この瞬間享子と那美子、そしてシュンの頭には終わったと言う文字だけが浮かび上がっていた(シュンはおとといの時点で、ある条件を満たす人物を連れて来ないように言ってある)。
もうこーなると、三人は潔かった。
無駄な足掻きなどせずに、全員を連れて行くことにしたのだ。最初は一人のはずがいまや五人に増えている。
「さて、まずは自己紹介をしましょうか。わたくしは…もういいですね。おととい言ってますし。隣で運転しているのが、私の姉であり上司の竹内 享子大尉です」
「竹内 享子です。運転中で失礼しますがよろしく」
「影護 枝織でぇ〜す♪」
「紫苑 零夜です」
「フィリス・クロフォードです。すいません、無理やり押しかけたりして」
「マキビ・ハリです」
「そして俺がオオサキ・シュンだ」
ほとんど、ナガザトにした挨拶をする五人であった。
しかし、ナカザトの時と違って誰もシュンに突っ込みを入れなかったが…。
「あのどこに向かってるんですか?」
ハーリーが聞いてきた。
今シュン達が乗っている車は砂漠の中をかれこれ一時間強走っている。
「そろそろかしら、お姉様?」
「そうね」
那美子が聞いて享子が同意すると、那美子は設置してある通信機を取った。
「こちら紅、こちら紅。忍者聞こえるか?聞こえたら応答せよ。こちら紅、忍者聞こえたら応答せよ」
那美子は誰かに対して通信を呼びかけた。しかし、それはシュン達には理解できなかった。なぜならば高速言語で言っているからである。しかも超早く。ルリレベルで無いと解析は不能だ。
『…ザザ、こちら忍者。我は紅の位置より右30、800に存在する』
少し雑音混じりですずの声が聞こえる。
「こちら紅。了解した。後三分ほどで到着する」
『こちら忍者、了解』
「と言うわけで後三分ほどでつきます」
「「「「「どう言うわけだ?」」」」」
三分後
「なにもないぞ」
皆の言葉を代表してシュンが言った。
「そう見えているだけです」
と那美子が言った直後、急に何かが車の上に現れた。
その何かに車は入っていく。
「着きました」
ガララ(ワゴンなのでこんな音)
シュン達が降りると、一人の忍者服の少女がいた。すずである。
「ようこそ皆さん。歓迎いたします」
「部屋に案内しますのでこちら……」
那美子が部屋に案内しようとすると、シュンがさえぎった。
「ちょっと待ってくれ。ここにアキトの奴はいるのか?」
「「「なにーーーー!!!!!」」」
「いえ、いませんよ。これからアキトさんがいる場所へ移動するんです」
シュンとフィリス以外の三人の声を無視してさらりと言う那美子。
「「「「それよりどう言う事か説明してもらえますね!!(怒)」」」」
自分達が輪の外に出され、なおかつ無視され(一人は違うけど)怒っている四人であった。
「…と言ってるんだけど」
「ここではなんですから、食堂に移動しましょう」
「さっさと教えろ」
北斗が那美子に詰め寄る。今にも暴れだしそうだ。
「…あの、人格変わってません?」
しかし、そんな北斗に怖気もせず周りの人に聞く那美子。
「まぁ、彼女は二重人格でね…」
「俺を無視するな」
「まぁまぁ、落ち着いて」
「北ちゃん、冷静にね」
今にも暴れそうな北斗を、那美子と零夜がなだめる。
「あまり暴れるとアキトに会えなくなるぞ」
しかしまだ暴れそうな北斗だったが、シュンのこの一言で静かになった。
「くっ、仕方がない。さっさと食堂に案内しろ」
んでもって食堂着いたシュン達は、那美子(すずと享子はブリッチにもう行った)に質問攻めをしようとしたが、
「わたくしの口は一つしかないんで一つづつお願いしますね」
那美子に先手をかけられた。
ちなみに全員の目の前には、お茶と茶菓子が置いてある。
「アキトの奴は無事なのか?」
最初は北斗の質問だ。
「はい無事ですよ。元気一杯でわたくし達の仕事を手伝ってくれて助かっています」
「俺から二つ聞かせてもらう。まず一つアキトと君達が知り合ったのはいつだ?もう一つはなぜアキトの奴は帰ってこなかった」
今度はシュンが聞いた。
「最初の質問の答えは、今から約二年前、本人が言うには時空管理システム…あ、あなた達の言葉でいうならば遺跡に飲まれた直後だそうです。二つ目はオオサキ大佐、あなたなら言わずともわかるでしょう」
「シュンでいい。確かに納得は出来るが、ならなぜ連絡の一つも入れなかった?」
「その答えは簡単です。まず一つ、私達の存在がバレルのを防ぎながら連絡できる通信手段が無かった事。そして二つ目、これはアキトさんにとって重大な問題ですが、連絡したらどうなると思いますか、シュンさん?」
「そりゃあ、彼女達の事だから……あっ!!」
「わたくし達はアキトさんに三年と言う猶予を与えました。しかし、彼女達が来てしまったら元も子もないでしょう」
全くである。せっかく栄治が三年間、考える期間をあげたのに彼女達が来てしまったらアキトは考えるどころでは無い。(もちろん考える事は誰を選ぶかと言う事)
「ちょっと待ってください。じゃあ、何であなた達は二年で地球へ来たんですか?」
零夜が聞いた。
「言っときますが、これはアキトさんに内緒なんです。始めはシュンさんだけを連れて来るつもりだったんですけど…。まぁ、簡単に言うと彼女達の現在の様子の報告、そしてアキトさんの相談に乗ってもらおうと言うわけです。ちなみにアキトさんはまだ決めてないですよ。もっとも、私達が来た時点での話ですが…」
「あの、私にはそれでイネス達が収まるとは思わないんですが…」
フィリスが一番恐れていた事を言う。
アキトが自分以外の人と結婚するといったら、彼女たちは地球と心中しそうだ。
「確かに、俺もそう思う」
「いえ、テンカワさんは一人に絞った方がいいですよ!!」
ハーリーが、那美子の意見に賛同する。その頭の中ではアキトに振られたルリを慰めている自分がいた。アキトがルリを選んだらどうするつもりなんだろうか?
「私もそう思いますが、アキトさんの場合は特殊ですからね。…どうしたの、北ちゃん?」
零夜は木連人らしく多重婚には反対のようだ。
「…………………」
北斗はこの話題に移った時から黙ってしまった。その時の北斗の頭にはアキトに振られた自分がいたとかいないとか…。
「まぁ、その事に関してはこちらに案があります。本人の了承は得てませんけど…」
「ほぅ、どんな案なんだ?」
興味津々と言った感じでシュンが聞いてくる。
「詳しくは言えませんが、簡単に言うと駆け落ちですね」
この情報はEGで最高機密の一つに指定されていた。しかし、この最高機密はアキトが選んだ女性と駆け落ちした瞬間に即時情報公開されるのである。
「駆け落ちって地球圏ではルリさん達にすぐばれますよ」
ルリとラピス、そしてハーリーの姉というべき存在のフィリスが言う。
「ま、この件は後にわかるでしょう。さて、他に質問は…」
那美子がこの話を打ち切り、次の質問を聞こうとすると艦内放送が入った。
『乗客の皆様にお伝えします。本艦はまもなく惑星E-4に到着します。乗客の皆様は直ちに下船の準備をお願いします。繰り返します……』
近くのスピーカーからすずの声が聞こえる。
「もうこんな時間ですか。では皆さん聞いた通りです。下船の準備に…ってする必要ないですよね」
すでに那美子達がスズに乗ってから二時間がたっていた。
「そういえば…享子さん達いないですね」
享子達が旅立ってからすでに三日、ようやくアキトは享子達がいない事に気が付いた。まぁ、享子達が旅立った直後からジャングル探検をしてたんだから無理もない。ちなみに今アキトは栄治の手伝いをしていた。
「ああ、あいつ等今別の仕事してるからな。でも、もう少しで帰ってくるだろう」
「ふ〜ん、そうですか」
キューーーン
栄治とアキトがいるテントの外から、連絡船の着陸音が聞こえてきた。
「噂をすればなんとやらだな。スマンアキト、俺はこの一文書いたら行くからお前が迎えに行ってくれ」
「あ、はい。わかりま……!!」
アキトがテントから出るとそこには見慣れた顔の人達がいた。
「よう、アキ…――」
そのうちの男性一人が挨拶をしたが、その声は真紅の髪の少女によってかき消された。
「アキトッ!!俺と勝負だっ!!!」
「な、なんで北斗がここにいるんだ!?」
第参話へ続く!!!
ノ:なんか、長くなっちゃたなぁ〜。ホントは今回で北斗×アキト編終わりになるはずだったのに…。ま、いっか
ア:よくないわ!!
ノ:おや、アキトくんどったの?
ア:どったの?じゃない!!どぉ〜せ、お前の事だから何か企んでいるんだろ!!これで終わらせるつもりなんか無いんだろ!!
ノ:私は一般的な考えしか考えてないよ。それに最低でも弟参話まではやるよ
ア:そう言うことを行ってるんじゃない!!!どこもかしこも俺ばっかり不幸にしやがってぇ〜〜!!!
ノ:そうかなぁ〜。私は普通の男にとっては幸せすぎると思うし、それに純愛ものだってたくさんあるじゃん。文句が多いよアキト君
ア:いいか!!俺は普通の人生が送りたいんだ!!!
ノ:それは無理だね。君がナデシコと言う大人気アニメの主人公を張った時からその夢はかなわないのさ。いいじゃん、いろいろな事が楽しめて。おっと、もうこんなに行数を使ってしまった。それじゃあ、また次回
ア:終わらすなぁ〜!!俺にはまだ言いたい事が!!!
追加設定と人物
すず
本名 藤林 すず
性別 女
設定年齢 12歳
機動潜宙艦スズのAI
いつも忍者服を着ている
外見や性格は、わかりやすく言えばテイルズオブファンタジアのすずである
得意武器は短刀、暗器
実力は暗殺能力ではEGナンバー1
接近戦では彩子とほぼ同等の力を持つ
EG
地球防衛軍(Earth Guardians)の略で、栄治が組織した軍事組織。ただし非合法の組織なので正しく言うならば武装集団になる。主な仕事は地球圏の警備とさまざまな惑星調査・開発だったが、現在では警備はしていない。しかし、その施設はいまだ地球圏のさまざまな所にに残っている。
EG第三種制服
外出用の制服。ちなみに第一種は任務時着用。第二種は公式用。第四種は戦闘用。
潜宙艦
敵の発見追撃を目的に作られた艦。哨戒用に作られたステルス艦と違って、武装や防御機能、そして隠蔽能力が高い。ただし逃げ足はステルス艦に劣る。