機動戦艦ナデシコ
        あした
〜懐かしい未来〜 


第19話 “The Omen of the New Situation”

史実通りに、やはりそれは現れたようで。

「テニシアン島に落下した新型と思われるチューリップの調査回収を!
 これは、この優秀なアタシ達だからこそ命じられた任務なのよ!
 なのに誰もブリッジにやってこないのは、どーいうことなの!」

妙に力の入ったムネタケが、深夜にがらんとしたブリッジで叫ぶ。
端から見ていると、かなりむなしいものがある。
そこへ開くイネスのウィンドウ。

『現在、作戦現地時刻で午前2時。日本で言う丑三つ時。
 殆どの人が部屋で寝ていて当然ね』

「キィ〜〜ッ!!」

ヒステリーを起こすムネタケ。・・・言ってみれば
キノコザル


「とは言え、ゆっくり眠るにはその前に一仕事しないとね」

ブリッジへの通信を切ったイネスは、そう言って立ち上がった。



「やっぱり待ってるだけじゃダメよね、気持ちぶつければ伝わるものよね、うん。
 こんな風に、彼の為にお夜食とか作ってあげて〜」

炒め物をしながら、妄想にふけるユリカ。
あれだけされてもまるっきり変わらない辺り、かなり大物と言えるかもしれない。

・・・そして、持っている中華鍋の中から盛大に煙が出る辺りも、やはり変わらない。

「・・・テンカワも災難だねぇ」

慌てふためいて騒ぐユリカを見ながら、ホウメイが苦笑いをしていた。


そして出来上がった
食べ物とは思えない物体を持って、アキトの部屋へ向かうユリカ。
その視界には、「愛の篭った夜食」を期待するジュンの姿などは廊下の壁にも等しいのだった。
・・・哀れ、ジュン。


コンコン

ドアを叩く音に、目を覚ますアキト。
ラピスは隣のベッドでぐっすりと眠っている。
以前は微かな音にも敏感だったラピス、少しずつ普通の感覚になりつつあるのは喜ばしい事だ。

「誰だ、こんな時間に・・・」

眠っているラピスを起こさないように気をつけながら、ドアの方へ歩き出す。
しかしアキトがドアの前に立つより早く、ドアが音を立てて開く。

「アキト、お夜食作ってきたの、入っていい?」

「・・・帰れ」
(イヤだ。ユリカを拒絶とか言う前に、こればっかりは本気でイヤだ)

表面上は平静を装いつつ、内心では思いっきり動揺して冷や汗を流すアキト。
そんなアキトに構わず、ユリカが迫る。

「そんな事言わないで食べてよアキト、ユリカがアキトの為に作ったの!」

(いや、作らなくていいから・・・)

本能的に後ずさるアキト。
ユリカは既に部屋の中に入り込んでいるため、問答無用でドアを閉める事も出来ない。
人の声がしたせいか、ラピスが目を覚ます。

「ん・・・アキト、どうしたの・・・」

「ラピス、起きちゃダメだ!」

なかなか無茶な事を言うアキト。
ラピスはわけがわからず、疑問符を浮かべている。

「あ、ラピスちゃんも食べる?」

「ユリカ!」

いつもの冷たい調子はどこへやら、焦って思わずユリカに声をかけるアキト。

「わかった、ユリカ、わかったから、まず自分で味見して来い。
 そうしたら食べてやるから」

「ホント!? うん、じゃあ自分で食べてみるね」

そう言って、その場で蓋を開けようとするユリカ。
それを見て、アキトは更に焦る。

(まずい、あれは匂いだけでも殺人的だ、ラピスにはキツイ)

「ユリカ、とりあえず出直してきてくれないか?
 ラピスも寝かさないといけないし」

「そっか、じゃあ後でまた来るね、アキト」

そして、何とかユリカを撃退する事に成功したアキト。
イネスさんに言ってマスターキーでもドアを開けられないようにしてもらおうか、
などとやたら疲れを感じながら思うのであった。


ところで、その頃食堂では。

「やっぱりね・・・」

厨房にジュンの後ろ姿を見つけ、イネスは呟いた。
ホウメイの姿は見えない。奥の食材庫にでもいるのだろう、何やら物音がする。

「副長、つまみ食いは感心しないわよ・・・って、手遅れだったみたいね」

厨房の中に入ると、ジュンはテーブルの上に倒れて泡を吹いていた。
それを見て、やれやれ、と溜息をつくイネス。
そこへ、奥の食材庫からホウメイが出てきた。

「おや、イネスさん、どうかしたかい・・・・・・副長、いつの間に」

「とりあえず、医療班のメンバーを呼ばないとね」

因みにその後、自分で料理を食べて「あんまり美味しくないな」と思ったユリカが
一層この世の物とは思えないものを創り出した事は、完全な余談である。



「リーフ手前で着水! 各人上陸用意させて」

「「は〜い!」」

「ルリルリ、あんた白いんだから、日焼け止めはこれ使いなさい。ほら、ラピラピも」

「すみません・・・うみ、はじめてなんです。なんだか・・・うれしい・・・」

「らぴらぴ・・・?」


という訳で、テニシアン島に到着したナデシコ。
海水浴など皆久し振りなのだろう、浮かれたクルー達は早速走り出す。
・・・いや、あくまでも偵察任務であって海水浴に来ているわけではないのだが。
まぁ、ナデシコクルーにしてみれば似たようなものである。
時給がどうこう言っていたエリナですら、しっかり制服の下に水着を着て遊ぶ気満々だったのだから。

浜辺でビーチバレーを始めたアカツキ達。
アキト、コウジを除いたパイロット5人に、ユリカとメグミが加わっている。
当然、人数が半端だ。

「よし、誰か誘おう!」

「あ、ユリカ、僕が・・・」

「ねぇアキト、ビーチバレーやろうよ!」

ユリカの言葉に名乗りをあげたジュン、あっさり無視される。
無視と言うか・・・ユリカは気付いていないのだろうが。

「ううっ、どうせ僕なんかぁぁ〜〜っ!」

遂に自棄になったか、某少年の十八番を奪い、泣きながら走り去るジュン。
しかし、それに気付いた者はいないのであった。


こちらは、パラソルの下で将棋盤を挟んでいるプロスとゴート。

「確かこの島はあそこの所有でしたね。厄介な事にならなければいいですが」

パチン、と盤上にいい音を響かせながら言うプロス。
ゴートは難しい顔をして盤を睨む。

「ナデシコは現在軍と協力体制をとっています。そう簡単に手は出してこないでしょう」

「そう願いたいものですな。なにせ、ナデシコには白兵戦に通じた者は少ないですからねぇ。
 我々だけでは、なんとも」

お互い、いいテンポで乾いた木の音を鳴らしながら話す。

「腕前が当てに出来そうな人物なら、もう1人いますが」

「ああ、彼ですか。どうでしょうねぇ、彼は・・・・・・はい、王手です」

「・・・むう」


他方。わざわざナデシコに積み込んでいたのか、自前の浜茶屋セットを組み立てたウリバタケ。

「さあ、いらはい!!
 海水浴場の三大風物と言えば、粉っぽいカレーにまずいラーメン、そして溶けたかき氷!
 俺はその伝統を今に伝える、一子相伝、最後の浜茶屋師なのだぁ〜っ!!」

気合いを入れて早口に叫ぶウリバタケ。
しかし客がいない。
・・・まぁ、そんな売り文句で寄って来る客も珍しいとは思うが。

「・・・かなり寂しいよな、あれ」

結局ビーチバレーの誘いを断ったアキトは、ぽつんと佇む浜茶屋を見て、同情の視線を送る。
近くにいたコウジとイネスも、何となく哀れみを込めて見ている。
因みに、ラピスはルリと一緒だ。
元々お互いに興味を持っていた事もあり、親しくなり始めているようだ。
ラピスだけではなく、ルリにとってもそれはいいことだろう。

「あれ、そういえばアオイさんの姿が見えませんね」

ふと呟くコウジ。
そう言えばいないな、と今更になって気付くアキト。

(待てよ、ここで1人行方不明という事は・・・)
「まさか・・・」

アキトが呟くと、イネスとコウジも同意した表情をする。

「あれでしょうか」

真顔で言うコウジ。

「あれでしょうね」

頷くイネス。

「やっぱりそうか・・・」

そうしてジュンの冥福を祈っていたアキトの所に、エリナがやってきた。

「ねぇテンカワ君、ちょっと聞きたい事があるんだけど」

そう言って、エリナはアキトを少し離れた所へ引っ張っていく。
とりあえず素直についていくアキト。

「単刀直入に言うけど、ジャンプについて教えて欲しいのよ」

「データは取っただろう」

冷たく言い放つアキトの言葉に、憤慨するエリナ。

「それはないでしょう、ジャンプの事を条件に出したのはあなたじゃない!
 たった1回の実験で、何がわかるって言うの?
 生体ジャンプ実験も禁じられて、新しいデータは全く入らないのよ?
 あなたが全面的に実験に協力してくれるって言うなら話は別だけど」

「俺は人体実験は御免だ。
 それに、ナデシコの戦力を減らすつもりか?
 パイロットとしてナデシコに協力する事も、条件には入っていたはずだ」


アキトとエリナの間に押し問答が繰り返されているのを、イネスとコウジは遠くから見ていた。

「ジャンプの話でしょうか?」

「そうでしょうね、ネルガルは生体ジャンプ実験を禁じられているそうだし」

「そうなんですか?」

イネスの言葉を聞いて、コウジは意外そうな顔をする。

「まぁだからと言って、ネルガルが本当に生体実験をしていないとは限らないけど」



「ちょっとあんたたち! これはどーいう事よ!
 新型チューリップの調査はどうなってるのよ! ねえ!」

海辺の一同を見て、ムネタケが怒鳴る。

パソコンをいじっているルリとラピス。
浜茶屋を諦めたか、寝ているウリバタケ。
再戦を始めたらしく、未だ将棋に興じるプロスとゴート。

「あんたたち、返事くらいしなさいよ! 聞いてるの!?」

聞いていない。

「・・・いい加減に・・・」

怒り心頭の様子で歩いてくるムネタケ。
そのまま何歩か進んで・・・

ズボッ!

いい音を立てて落とし穴におちた。

「それ今だ、埋めろ埋めろ!」

「ちょっと! 何するのよ!」

そしてムネタケは頭だけ出して埋められ、文字通りキノコになったのだった。

「今回は本当にあのまま置いていったらどうだ?」

エリナとの話が終わったのか、イネス達の所に戻ってきながら言うアキト。
それを見上げて、イネスが問い掛ける。

「で、アオイ君はどうするの?」

「作戦開始してからでも十分間に合うだろう。
 それよりイネスさん、俺の部屋、マスターキーでも開かないように細工できないか?」

本気で頼むのか、アキト。
イネスは呆れたように答える。

「出来るけど、そんな事したら思いっきり怪しまれるでしょう」

「そのリスクを犯してもいいくらい切実な希望なんだが」

「あなたは逃げてるだけ」

「まぁ、それは認めるが・・・。
 ところで、こっちは真面目な話なんだが・・・サレナはどうなっている?」

アキトとしては、前の話も十分真面目な話だったのだが。
あっさり切り返されたので、仕方なくその話は諦める。
イネスも、今度は真剣に答える。

「サレナタイプね、開発は進んでいるようよ。
 でも現在の技術では、あれほどのものを開発するには時間がかかるのが当然ね。
 今の機体ではアキト君の技量についていかないのはわかるけど、もう少し時間が必要だわ」

「そうか・・・仕方ないな」

そんな2人の会話を聞いて、コウジが口を出した。

「でもテンカワさん、現在でもテンカワさんの機体には随分手を入れてるんですよ。
 プログラムも変更してますし、既にカスタム機と言っていいくらいです。
 無茶してリミッター外すような真似しないで下さいよ? そうでなくても整備班泣かせなんですから」

「・・・わかった」

セイヤさんみたいなことを言うな、などと思いながらそう答えるアキト。



その頃、自棄になって森に入っていったジュンは、1人の少女と遭遇していた。
彼女がとんでもない女性だとも知らずに、挨拶を交わすジュン。

「・・・君は?」

「あたしはアクアよ」

優しく微笑むアクア。
その笑顔に、どうしたらいいかわからなくなる生真面目なジュンであった。



ぱんぱん、とエリナが手を叩く音が響く。

「さあ、探索を開始して!」

「へいへい」

砂の城を完成させて、立ち上がるアカツキ。
・・・小さい砂の城が妙に似合っているのは気のせいか?

「エリナ、ユリカより艦長みたい・・・」

「え゛っ!」

ユリカの後ろでぼそっと呟くラピス。
容赦のないその一言に、ユリカが固まる。
そんなユリカを視界の隅に収めながら、ルリが話し出した。

「この島は最近になって個人の所有になったみたいですね。
 豪州圏最大のコンツェルンのオーナー、クリムゾン家の」

「クリムゾン家って、この間一人娘が社交界デビューして話題になってた、あの?」

乱入するエリナ。
更に、イネスが付け加える。

「バリア関係ではトップの、世界有数の兵器メーカーね。
 簡単に言えばネルガルのライバル会社、といったところかしら。
 でもその財閥の一人娘は、パーティーで全員の料理に痺れ薬を入れたり、
 自分の為だけに少女漫画を描かせる、と漫画家の誘拐未遂を起こしたりと、多分に問題児らしいわ」

(同じことでも説明するんだな・・・)

と、呆れるのを通り越して感心するアキト。
そして新型チューリップの探索が始まった・・・
結局、ジュンがいないことに気付いたのはコウジだけだったようだ。



そのジュンは、アクアの家に招かれ、何も知らずに食事をご馳走になっていた。
アクアが作ったのだと言うその料理の味に感動するジュン。

「ユリカもこのくらい料理が上手だったらなぁ・・・。ああ、ユリカ・・・」

「あの、もしもし?」

とにかく頭の中はユリカでいっぱいのジュン、アクアの言葉もまるで聞こえていない。
・・・しかしジュン、仮にも副長だろうに、単独行動はいけないと思わないのだろうか?



また、探索を開始したエステバリス隊は、例の新型のチューリップをあっさりと発見していた。
まぁ、目立つものだし空から捜せば一発だ。
俺が決めてやる、と燃えるヤマダだったが、それには何故かバリアが仕掛けられていた。
バリアがあると言うリョーコの言葉に、アカツキが不思議そうに呟く。

「クリムゾン家のバリアだって? どういうことだ?」



一方、アクアはどこか噛み合わない所を感じながらも、ジュンを口説き落としにかかっていた。
しかし「あなたは、ようやく会えた王子様です」という言葉は、ジュンには逆効果であったようだ。

「王子様? 王子様だって?
 くっ・・・・・・
王子様がなんだぁぁ〜〜っ!!

「王子様」という単語に、アクアの声も聞かず暴走しかかるジュン。
しかしその寸前に突然体が動かなくなり、不様に床に転がる。

「・・・ちょっと予定と違うけど、しびれ薬は効いたみたいだし、まぁいいわ。
 うふふ、あたしは悲劇のヒロインになるの!」

アクアは転がったジュンを見下ろしてそう呟くと、胸のブローチの宝石・・・バリアのスイッチを押した。

ぽちっとな


「バリアが消えた!」

リョーコがそう叫ぶと同時に、煙を出しながらチューリップが開く。
規格外の大きさのジョロが、半ば壊れた状態でその姿を見せた。

「げっ、でかいジョロ」

リョーコの声に、イネスとエリナから通信が入る。

『新型のチューリップは、その巨大なジョロの運搬カプセルだった、という事ね。
 色々な戦法を試しているんでしょう』

『そうとわかればもう用はないわね。今のうちに始末してちょうだい』

そんな事を言っている間に、ジョロはミサイルを発射する。
ひとまず後退する、陸戦フレームのリョーコ。
そこへ空戦フレームのアキトが飛んできて、ミサイル発射直後を狙い、
ジョロのミサイル発射口へライフルを連射する。
被弾し、爆発するジョロ。

「うわ、あっさり・・・」

半ば呆然として呟くヒカル。

「アキト、ずるいぞ!! 1人でおいしい所持って行きやがって!」

「・・・この前からそればっかりだな、ガイ」

ガイの叫びに、苦笑いするアキトだった。


そして、あっという間にナデシコに帰還する事となったパイロット達。
エステから降りたアキトは、はっとしたように言った。

「あ、ジュンのこと忘れてた」

・・・ムネタケは?
その後2人がちゃんとナデシコに回収されたかどうかは、定かではない。



その後、格納庫にて。
機体の整備をしているウリバタケに、イネスが声を掛けた。
ウリバタケは、それだけでイネスの用件がわかったらしく、おう、と軽く返事をする。
そして仕事を一時中断すると、コウジの方を振り返った。

「お〜いウラバ、この辺の仕上げ任せるぞ」


「任せていいの?」

コウジが了解するのを聞いてから歩いてきたウリバタケに、イネスが素朴な疑問を投げかける。

「ああ、IFSの調整なんかはいつも任せてる。
 IFSだのナノマシンだのについては詳しいみたいだしな、あいつは」

「そうなの? 確か、彼の専門はオーバーテクノロジーだったと思うけど・・・」

まぁイネス自身も、専門などあってなきが如しなのだが。
しかし全く知らなかったことなので、多少意外な感じを受けた。

「もちろん整備班班長として俺もちゃんと最終点検するからな、問題ない。
 それよりほら、これだろ。修理は終わってる。
 しかしこれ、一体何に使うんだ? 何かのフィールド発生装置みたいだが・・・」

コウジの専門の話など、ウリバタケは興味を引かれないのだろう。
その話には真面目に取り合わず、例のジャンプフィールド発生装置をイネスに手渡す。
イネスとしてもウリバタケ相手にそんな話を続ける気はないので、それを受け取って礼を述べた。

「それは秘密。修理ありがとう」

「ま、いいって事よ。それなりに楽しませてもらったからな」

そう言って去っていくウリバタケ。
イネスも立ち去ろうとしたところを、仕事を中断してきたらしいコウジに呼び止められた。

「イネスさん、それってジャンプフィールド発生装置ですか?」

「あら、知ってたのね」

「それ、使わない方がいいと思います」

「どういうこと?」

「詳しい事は後でゆっくりお話しますから、とりあえず、テンカワさんにも伝えておいて下さい。
 ジャンプはしない方がいいって」

「・・・後で話しましょう」

「はい。それじゃあ、僕は仕事がありますので」

そう言って、格納庫の奥へ戻るコウジ。
その後ろ姿を、イネスは訝しげに見つめていた。



TO BE CONTINUED・・・




〜あとがき〜

――非常に遅れました、申し訳ありません。どうにも時間が取れませんで・・・。

イネス「だから、要領が悪いからいけないのよ」

――・・・ですね、皆さんの作品もまだ拝読できていませんし・・・。

イネス「この話にしたって、そのうち忘れられるわよ」

――・・・頑張ります。それにしても、自分で言うのもなんですが、戦闘シーンの扱い、あんまりですね。

イネス「自覚があるなら何とかしなさい」

――善処します・・・。

イネス「あなたの発言は信用できないのよ」

――ごもっともで・・・。ところで、またコウジ君が謎な発言をしています。

イネス「謎に発展するわけ?」

――いや、この発言の真意は近いうちに分かりますけど。

イネス「あなたの言う『近いうち』は結構遠いから」

――はっはっは。すみません、展開が遅くて。まぁ気長にお付き合い頂けると嬉しいです。それでは。

イネス「感想を頂けると作者は欣喜雀躍しますので」

 

 

管理人の感想

何だか涼水夢さんの作品にコメントをするのも、実に久しぶりですね(笑)

まあ、それはそれとして・・・

ガイが無理ならジュンですか(苦笑)

もし、ジュンが駄目だとハーリー君になるのかな?

・・・・・・・・・・・って、この作品では名前さえ出てないですもんねぇ(爆)

懲りずにユリカはアタックを続けてますし。

ムネタケは何時もの如く生き埋めにされてますし。

ウリピーはウリピーで、存在意義を問われるような浜茶屋を開いてますね〜

 

・・・そう言えば、ウリピーに頼んでいたジャンプフィールド発生装置はどうなったんでせう?

 

では、涼水夢さん、投稿有り難う御座いました!!