ダダダダダダダダダダダダダッ! ダダダダダダッ!

ダダダダッダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!

途切れることなく飛び交う銃弾。前衛部隊の攻撃をかいくぐって進入してきた敵が弾丸を降り注ぐ。

パシュ!

その内の一発がフィールドに接触してはじけ飛んだ。
所詮は小口径。実弾に弱いと言われるディストーションフィールドでも、この程度のものは簡単にはじく。
それでも多数の弾丸を浴びればフィールド出力が低下し、いずれは機体にダメージを負ってしまうだろう。
回避機動を続けながら照準を定めた。

パパッ! パパッ!

右手のライフルが火を噴き、2点バーストによる射撃が確実に敵機を落としていった。
しょせんは艦載無人戦闘機。武装も装甲も貧弱だ。
周りの仲間も次々に敵機を撃ち落としていく。
自分も負けてはいられないとばかりに射撃を続けた。
自己撃墜数が5機に達したところで、60機以上いた敵は全て掃討された。

狼のエンブレムが描かれた機体が近寄ってくる。パートナーであるマサトだ。
ウィンドウが開いて通信がつながった。

『ナオヤ、ダメージは?』

「ほとんどない。お前は?」

『こっちも大丈夫』

事実、お互い傷らしい傷はなかった。それを確認すると、ナオヤは機体を敵が侵入してきた方向へと向けた。

「少ししか抜けてこないな。前衛のやつらなかなかやるじゃないか」

『ロック達のチームが守ってるはずだしな』

「ワイバーンか。あそこのチームは連携がしっかり取れているからな」

『俺達も見習わないと』

「違いない」

突然遠くで幾多もの光りが輝いた。機体の爆発による光だ。

『なんだぁ?』

敵味方に関係なく機体が爆発するときは光となって消えていく。
散発的な光ならば途切れることなくどこかしこで輝いている。それ自体は戦場の常だ。
しかしながら、1ヶ所で同時何十のもの光が輝くことなどめったにない。

『レーダーに感。一機か?』

「このスピードは・・・・・・やつだ!」

『っ!』

周りにいた連中も全員気付いたのだろう、全機が迎撃体勢に入る。
数体いたミサイラーがいくつものミサイルを発射させた。
はるか遠くにいる敵に向かって無数のミサイルが飛んでいく。
ぐんぐんと敵に近づくミサイル。進路を変えず直進する敵。そして爆発。

『やったか?』

「レーダーをよく見ろ」

レーダーに映る点はミサイルの爆発前と変わらないスピードで迫って来ていた。

『なっ!?あれだけのミサイルを受けたのに!』

「落とした避けたかしたんだろう」

『あれだけのミサイルを全部か!?相対速度も相当なものだぞ』

「それだけの腕だから今まで一度も落とされていないんだ」

『これがブラックライトニングの実力・・・・・・』

ブラックライトニング。
稲妻のようなスピードと戦闘の苛烈さ、そして暗闇に融け込むかのような漆黒の機体を駆る姿から
畏怖を込められてそう呼ばれている。

そうこう言っている間にその姿はモニターでも捕らえれる距離にまで近づいていた。
既に撃ち始めていた周りの仲間に続いて、パートナーのマサトもチェーンガンを撃ち始めた。
自分もそれに続くように敵を撃つ。

近づくにつれ激しさを増す弾幕の中をブラックライトニングは軽やかな動きで進んでくる。
明らかにこちらの攻撃を読んでいる。見越し射撃すらもだ。

焦るな。敵が近づけばそれだけ当たりやすくなる。
これだけの集中攻撃を避けられるものではない。

ナオヤは心を落ち着けるよう努め、ランダム回避を行いながら撃ち続けた。

撃ち続けるなか、斜め前方にいた仲間が機体背面中央より火花をあげながら後ろへと流れていった。
コクピット中央に大きな風穴が開いている。撃ち抜かれのだ。

レールガンによる遠距離からの精密狙撃。ナオヤに戦慄が走った。

(これが噂に聞くAの僚機、Lのやつか!)

機体をより緩急折り返しをつけた動きに変える。
体への負荷を強め、また射撃の正確性を落とすことになるが仕方がない。

その間にもブラックライトニングはぐんぐん迫ってくる。
撃ってこないことがより恐怖を増加させた。
もしやつが撃ったとしたら、その瞬間自分はやられているかもしれないという恐怖。
その前にやつを落とさなければ。一種強迫観念にも似たそれに突き動かされるように全員が撃ち続けた。
しかし、その弾幕の中をブラックライトニングはいとも容易く通り抜けてくる。

ブラックライトニングとて全ての弾をかわしているわけではない。
いくらか当たりはしている。しかしそれらは全ては小口径の弾だ。
これだけの攻撃の中、威力の高いものから順に選定してかわしているのだ。
その上で当たるのは小口径弾。それすらも全体としてはわずかばかりのものだ。

火を噴き続ける火器。その間にも1機また1機と遠距離狙撃により撃ち抜かれていく仲間達。
遠くから撃ち込まれる死の矢。近づいてくる死神。冷静でいられる者はいなかった。

突如ブラックライトニングの両腕が光った。
ナオヤは本能に突き動かされるように機体のスラスターを全力で吹かした。
直後に衝撃。震動が体を揺さぶる。

「ぐっ・・・・・・」

はじき飛ばされた機体はコロニーの外壁にぶつかって止まった。
急いで機体を立て直し、機体のチェックをする。
とっさに全力でスラスターを吹かしたことが巧を奏したのか、機体のダメージそのものは軽微だったが、
70パーセントはあったフィールドが消失している。
その上レーダーといくつかのセンサーがやられており、ライフルもどこかへいってしまったようだ。

コロニーの外壁が邪魔となってモニターに味方は見えない。
スラスターを吹かして元いた場所へと向かう。

「マサト。おい、マサト」

通信にまったく応答がない。ナオヤは嫌な予感がした。
ブラックライトニングの力の程は嫌というほど聞いているのだから。

「マサト!返事をしろマサト!」

手に汗がにじむ。なぜ応答がないかなど本当は分かっているのだが、心がそれを拒否する。

たどり着いたとき見たものは、最後の光が輝いた瞬間だった。
辺りを見回せば、仲間だったと思わしき機体の残骸が漂っている。

こちらに気付いたのだろう、ブラックライトニングが機体の向きを換え、笑みを浮かべた。
なんと弱い。なんと脆い。まるで紙クズだ。見ろ、ゴミがたくさん浮かんでいるぞ。
そう語っているかのような笑み。
いや、兵器が笑みなど浮かべるはずがない。だが、ナオヤには確かにそう感じられた。

「う・・・・・・ああ」

1機で味方を全て葬り去った圧倒的な力の差。正面から戦って勝てるはずがない。
歯がカチカチと鳴る。恐怖が心臓をわしづかみにした。

その時モニターに映った機体の破片が目についた。
狼のエンブレムが描かれた破片。マサトの機体だったものだ。

「ぁぁあああ!くそ、くそぉ!ちくしょぉぉぉ!」

激昂が恐怖を消した。いや、恐怖ゆえに激昂するしか方法がなかったのかもしれない。
左腕に仕組まれたブレードを起こし、最大限の加速をしてブラックライトニングへと突き進む。
ただまっすぐに。それだけを目に捕らえて。

「お前だって人間だろぉ!!」

その叫びに応えるように死神が鎌を振り下ろす。
無情にも最後の攻撃が届くこともなく機体は光に貫かれた。



































『撃破されました。撃破されました』

ピー、ピーという機械音と共に案内の音声が流れた。
ナオヤは大きく深呼吸をしてから額の汗をぬぐった。
コクピットを模したゲームマシンのハッチが開放される。
胸のプロテクトプレートを押し上げ、クロスベルトを外す。
圧迫感から開放され、いくらか気分が楽になる。

機体データが入ったメモリーカードを抜いてポケットにしまいマシンから降りた。
するとすぐにマサトが声をかけてきた。

「よう、見事な撃たれっぷりだったな」

「マサトこそ一瞬でやられやがって」

言い終わる前に軽くせきが出た。

「うー、のどが痛い」

「どうせまた叫んだりしたんでろ?」

「まぁ、少しな」

「入り込み過ぎだって」

「それだけゲームのデキがいいんだ」

「ま、それは認めるけどね」







ネルガルより出されたこのパイロット体感ゲームマシン『バトルフィールド』は、
ネルガル系列会社が運営する大型ゲームセンター『プレイワールド』にしか設置されていない。

このゲームは、地球上、宇宙空間、火星など、
あらゆる戦場の様々な状況下において、人型機動兵器を操り戦うというものである。
加わるGや震動などは実際に比べて大幅に抑制してあるが、
適度に体へと伝わるそれは本物の機動兵器を操っているかのように錯覚させる。
その他にも、数種類の機体と制限内での武器の選択の自由など、自分だけの機体を作れること、
また全国各地のゲームセンターと同時通信対戦ができ、最大300人まで同じ戦場で戦えるなど、
ユーザーを惹き付ける魅力がたくさんあり、多くのユーザーを獲得している。

また、このゲームマシンはIFSによる操作だが、専用に開発されたナノマシンを注入することで
手の甲に表れる模様はIFSの使用中以外は表れることはなく、
ナノマシン自体は半日程で活動を停止して体外に排出される仕組みとなっている。
このことがナノマシン注入に対する抵抗感を減らし、
IFS方式によるこのゲームを受け入れさせる要因となった。



このゲームマシンはただ単に娯楽としてのものではない。
ネルガルと連合軍との思惑が重なった末に開発されたものである。
先のコロニー連続事件にて、EOSの弱点である近距離戦闘における対応の悪さに、
EOSを搭載した機体は機動兵器としてメインに成らないとの判断を連合軍は下すこととなった。
中・遠距離戦においては、機動兵器ましてや人型である必要性はなく、
ステルンクーゲルの有用性はなきに等しい。また、先の事件にて犯人の機動兵器にまともに対応できたのは
IFS方式によるネルガル製の機体だけであり、結果として犯行阻止には至らなかったものの
その能力は高く評価され、今後はIFS方式であるネルガル製の機体導入が決定されている。

しかしながら、地球ではIFSは一般的ではなく、ナノマシン注入に抵抗感を持つ者が大半であり、
パイロット不足が予想されている。そこで今回のゲームマシンの登場となった。
10代20代の若者へのアプローチとしてゲームとはとても有効な手段なのだ。







「内部に侵入したぞ」

ゲーム内の映像を映し出すいくつものモニターのひとつに、
ブラックライトニングがコロニー内部へと入っていく様が映っていた。

「あれはタカハシか。あ、やられた」

「負けたな」

その言葉の通りもはやブラックライトニングを止める者はおらず、
そのままコロニー最深部へと進み動力部を破壊した。
それによってコロニー陥落となり、防衛部隊の敗北でゲームが終了した。



「出てくるぞ」

「おわ、なんだありゃ」

20あるマシンのうち、まだ閉じたままだった7台のマシンのハッチが次々と開いた。
そのうちの1台から出てきた男を見てマサトは驚きを表した。

「マサトは見るの初めてだったか」

「噂には聞いていたけど、まんまだな」

ゲームマシンから出てきた男は全身真っ黒だった。上も下も黒を基調とした服で、靴でさえそうだ。
おまけに顔には大型のサングラスまでしており、怪しい雰囲気を撒き散らしていた。
その男はマシンを降りると、すぐ隣のマシンに寄った。
身を乗り出すようにして両手をマシンの中へ入れると、何かを抱えるようにして持ち上げた。

「おおっ!」

マサトが声を上げた。

男が持ち上げたのは小柄な少女だった。
男の首に手を回して抱きかかえられている少女は嬉しそうに口元に笑みを浮かべている。
白い長袖タイプのワンピースを着ており、シンプルながらも小柄な少女にはよく似合っていた。
腰を超える髪は遠目からでも繊細さが分かり、本来ありえないはずの薄淡い桃色をしているが、
染めているとは思えないほど自然で美しかった。
黄色いミラーの入ったセーフティーグラスらしきものをかけており目元は隠れているが、
それでも相当な美少女だということは分かる。

「はぁ〜」

マサトが感嘆を含むため息を漏らした。

「しっかし、不思議な組み合わせだな」

「黒衣の騎士と白のお姫様だ」

初めて見るマサトに説明するようにナオヤが言う。

「なんだそれ、本人達が名乗ってるのか?」

「いや、ファンの連中が勝手にそう言っているだけだ。本名は2人とも分からん」

「特に白のお姫様は女性ファンも多く人気は絶大で、ファンサイトやファンクラブがたくさんあるぞ」

「へえ〜、分からんでもないな。あんな子だったら俺も妹に欲しい」

「変なちょっかいは出すなよ」

「俺がそういう人間に見えるか?」

「ならいいが。俺の友人がな、彼女にちょっかいをかけようとしたヤンキーども7、8人を
 黒衣の騎士が1人でたたき伏せた現場を見たと言っていた。何でも5分と掛からんかったそうだ」

「ホントかよ」

「それにな、聞いた話では彼女に手を出そうとした男が何人か消えているらしい」

「・・・・・・マジ?」

「うそか本当かは分からん。だが、触らぬ神に祟りなし、だ。見ている分には危険はないしな」

2人して黒服の男の方を見やると、その男はゲームセンターの責任者らしき男と何か話しをしていた。
それもすぐに終わると、女性従業員から預けてあったと思われる麦わらぼうしを受け取り、
傍らにいる少女にそれをかぶせ、連れ立ってゲームセンターを出て行ったのだった。











「そういやさ、近場に新しいラーメン屋ができたんだけど、寄ってかね?」

「そうだな、いいぞ」

時間は午後6時過ぎ。日の長い今の季節、日はまだ落ちきってはいない。
ゲームセンターを出てから何も食わずに街を巡り歩いてナオヤとマサトは、
小腹もすいたこともあり、半月前に開店したばかりのラーメン屋に寄って行くことにした。

歩いて5分と掛からず店の前に着く。店ののれんには『やたいや』と書かれていた。

「やたいや、か」

「元は屋台を引いていたことからこの名前が付いたらしいんだ」

「それで今は1店舗の主か。期待できそうだな」

ガラガラガラ

「いらっしゃいませ」

店に入るとすぐに女性の声が2人を迎えた。

「・・・・・・」

「・・・・・・」

入ってすぐに2人は絶句した。
あの少女がいたのだ。いや、それだけではない。エプロンをして、従業員として働いるのだ。
セーフティグラスもしておらず、素顔がはっきりと分かる。やはり美少女だった。
その少女は2人に近づくと怪訝そうに声を掛けてきた。

「どうされました?」

「あ、ああ、いや、なんでもない。テーブルいいかな?」

「はい、どうぞ」

いち早く持ち直したナオヤがマサトを押しながら空いてるテーブルへと向かった。
その折、カウンターの中の厨房で料理している黒服の男も確認できた。
こちらはあの大型のサングラスをしたままだった。
他に従業員はおらず、どうやら働いているのはこの2人だけのようだ。

席に着くと少女が水とおしぼりを持って注文を取りにきた。
2人は注文を済ますと声をひそめて話した。

「どういうことだこりゃ?」

「分からん」

「なんていうか、すんごく意外なんだけど」

「俺もだ。事実は小説よりも奇なりとはいうけどな」

小声で男と少女について色々と話し合っていた2人だが、
しばらくするとラーメンがきたので会話を中断した。

「うまいなぁ」

「ああ、かなりいける」

2人はしばらくラーメンを食べることに集中した。その間にも客は1人2人と次々に入ってくる。
どんぶりの中身が半分も減ったころ、
マサトがはしを止めて入り口を見つめているのに気付き、ナオヤも振り返ってそちらを見る。
そこにいたのは1人の女性だ。ナオヤもマサトともその女性に見とれてしまい動きを止めた。

上質のスーツに身を包ませたその女性は全体から気品を漂わせていた。
少し後ろに伸ばした髪は黒く艶やかに光り、整った顔立ちとあいまって高貴な印象を人に与える。
はっきり言って、ラーメン屋なぞには似つかわしくない。

これほどの美人もこんなところへラーメンを食べに来るのかと2人は妙な感心をしたが、それは違った。
彼女はあの少女と言葉を交わし、それから男とも何か話をした後厨房の奥にあるドアの中へと消えたのだ。
ほうけた顔でそれを見届けた後、2人はお互い何も言わずに無言でラーメンを食べ続けた。

食べ終わり勘定をしようと2人が席を立とうとした時、厨房に彼女が出てきた。
スーツから着替えてラフな格好をしており、その上にエプロンをかけていた。

ナオヤもマサトも彼女が厨房に入っていった時点で分かってはいた。
しかしそれでもどこか納得できずにいたのだが、あの姿を見ては認めざるをえまい。
2人は席を立った。

勘定を済ませ店を出る前に2人は1度振り返った。
女性も少女もせわしく働いていたが、その顔は満ち足りたものだった。
ここからでは顔が見えないが、男の働いている姿も気力にあふれ生き生きとしていた。
そこに幸せな家族のぬくもりを感じたのは決して錯覚ではなかったであろう。

「ありがとうございました」

声を背に2人は店をでた。











ずっと無言であった2人だが、マサトの方が最初に口を開いた。

「なんなんだろうな、あの3人の関係って」

「普通に考えれば奥さんと娘だな」

「そにしちゃあ子供が大きくないか?」

「なら、奥さんとどちらかの妹」

「でもどっちにも似てないよな?」

「義理とか・・・・・・まあ、変な詮索は止そう。
 幸せそうな家族がいる。そして美味いラーメンを食わしてくれる。それでいいだろ」

「・・・・・・うん。そうだな」

ナオヤもマサトも人並みに好奇心は持ち合わせていたが、無粋な詮索をするような人間ではなかった。

「それにしても美人な人だったよなぁ。はぁ〜、いいよな〜」

「うらやましく思うならお前も美人な彼女を作ればいいだろう」

「できるならとっくの昔にそうしてるよ」

「ふっ。失言だった」

「なんだとぉ、このこの」

「いてて、止めろって」



夜のとばりがおりつつあるなか、2人は帰路へとついた。




















 =あとがき=

お久しぶりです。完全に忘れ去られたころに投稿するのが板についた信はじめです。
今回も短編となりました。ちなみに前回のあとがきで言っていたものとは別物です。
もしかしたら今回のものとリンクしたお話を書くかもしれませんが、
まあ、例のごとくどうなるかはわかりません。予定は未定であって決定ではないというやつですね。

今回はあとがきがほとんどありませんが、
上に述べたリンクしたお話を書いた折には少々書き連ねるかもしれません。

それでは今回はこれにて。

 

 

 

代理人の感想

・・・・・ま、余計な感想は野暮ってもんで。

楽しませていただきました。