機動戦艦ナデシコ
『影(シャドウ)』
歴史を変える人
プロローグ
宇宙の片隅で二つの戦艦が、通信しあっていた
その二つの戦艦の名前は、ユーチャリスとナデシコCと呼ばれている船だった。
今も、通信で怒鳴りあっているようだ。
「アキトさんもう復讐は、終わったのですから帰ってきてください!!」
「ルリちゃんごめんけど、何度も言っているようにもう戻るつもりはないよ」
「ユリカさんだってもうすぐ病院から退院できます。
ただもう一度三人で暮らしたいだけなんです。
お願いです。戻ってきてください」
ルリちゃんは、どうやら俺に戻ってきて欲しいみたいだけど
俺は戻るつもりはない。また、ボソンジャンプで逃げるか
「ラピス、ジャンプフィールド形成してくれ」
「……うん、わかった」
「いつまでそうやって逃げるつもりですか?
もうアキトさんが、帰ってきてくれるだけで元に近い状態に戻せます」
「だが、もう五感がない。
それに元に戻すことはできないよ」
ルリちゃんは、ちょっと考えた後に言ってきた。
「わかりました。
でも、戻る気になるまで追いかけつづけますよ」
そうか
まだこの鬼ごっこは続くのか
ん、別の通信が割り込んできた
「テンカワアキト覚悟―――――!!!!」
しまった!!
火星の後継者の残党が、攻撃してきたか
ドゴゴゴゴゴゴン
「アキト!!!ジャンプフィールドが攻撃を食らって暴走を始めたよ!!!」
まずいな。
暴走を始めたら一体どこに飛ぶか分かったもんじゃない
「ルリちゃん、君と鬼ごっこができるのもここまでかもしれない」
「アキトさん!!
早く脱出してください!!」
「いや、もう間に合わない。
巻き込まれないように離れろ」
「アキトさーーーーーーーん!!!」
『ジャンプアウト完了しました』
ダッシュの声で、目が覚めた。
良く見るとラピスが気絶していてユーチャリスは止まってしまっているようだ。
「やれやれ、一体どこに出たのやら………?」
「ダッシュ一体ここはどこだ?」
『2196年地球です』
「2196年だって!!
確かその頃は、火星から地球にボソンジャンプした時か」
まったくどうも過去に行ってやり直したかったのかもしれないな
まあ、全部望みどおりとはいかないまでもな
とりあえずラピスを起こしてこれからの事を話し合うとするか。
「ラピス、ラピス起きろ」
「うぅ〜〜ん、アキト?」
「ボソンジャンプの暴走で過去にきてしまったらしいぞ
これからどうするのか話し合うぞ」
「え!!過去!!!」
どうやら目が覚めたらしい
「あぁ、たぶん過去の俺達もいるはずだ」
「ふ〜ん、それでアキトはどうしたいの?」
「とりあえず過去の社会に潜り込むさ
ユーチャリスやブラックサレナも隠さないといけないしな」
「ネルガルには、行かないの?」
「過去の俺達がいるという事はだ。
俺が、プロスさんやゴートさんに会ったら後々面倒なことになるからな」
「じゃあ、どこに隠すの?」
「それはな、俺達が会社を建ててそこの倉庫にでも置いておくさ」
「ふ〜ん、会社かぁ
うまくいくのかなぁ」
「ああ、ラピスが金策をしてくれたら簡単にネルガルより上の会社になるさ
それから、俺はナデシコで起こった過去を変えてみたい」
「えぇ、過去を変えるってどうやって変えるの?」
「とりあえず誰か適任だと思う奴をナデシコに送りこむよ
そいつに指示を出してナデシコで起こった変えたいと思う過去を変えるさ」
「じゃ、地球に下りようか」
「ああ、総てはそれからだ」
こうして俺達は過去を変えるために歴史に干渉することになった。
あとがき
どうも初めましてSakanaという者です
長い目と広い心でよんでもらわないと見捨てられるような作品になってしまいましたが
どうか、見捨てないで下さい
できれば続きも速く書きます。
誰も待ってねぇよと言われそうですが………
しかも、スペース開けまくって行数稼いだし
これから、よろしくお願いします
管理人の感想
Sakanaさんからの初投稿です!!
実はSakanaさんはかなり前から、投稿をされていたんですよ。
そこをBenの会社の都合で、今日までアップが遅れました。
ここにで謝っておきます(汗)
さて、事故から始まったこの回帰物語。
今後はどのように話が続くのでしょうか?
ではSakanaさん、投稿有り難う御座いました!!
次の投稿を楽しみに待ってますね!!
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