機動戦艦ナデシコ<灰>

エピソード7―3/いつもどおりの日常、けれどそれは混沌と同義。

 ゴゴ、ゴゴゴ……
 凄まじい音と共に、タイヤが走り回る。
 まるでナディア第一話でジャンが使ったサーカス用一輪バイク!
 相転移エンジンは例え地球上でも、かなり強力なエネルギー源。そんな代物を使って作られた発電所で、「黒髪の整備士」レイナ・「銀色の薄影」サラの二人はモビルスーツ・アインラッド・ゲドラフを持ち出してきたッ!!
 ちなみにパイロットは名も無き下っ端A・B。正史においては月臣の月面強襲時までアキトを預かってくれた食堂の夫婦……理由は「娘には名前があるのに」……であった。

 ゴッ!
 ……形状的にブレーキが不可能なアインラッドだが、中身のゲドラフが『足ブレーキ』を夏見(逮捕しちゃうぞ)のように使い、止まるは走るは好き勝手暴走する。
 走り去った後には……
 ぴきぴきぴきぴき。
 ぼすん。
「……なあ、あんたらの上司だろあれ、どうにかしてくれんか?」
 そう言いながら、ドッコイダー九十九が「原作どおり」に踏み潰された状態から頭を持ち上げる。
「……俺達に逆らえるわけないだろう」
「……うむ。「姉に先を越された」とか言って、荒れている女に何を言えと言うのだ? ちなみにワシは既婚者じゃ」
 下っ端N・Pもなにやら疲れた様子で、なぜか無事なゴミ箱を嵌めた足で、コンクリートを砕きながら立ち上がる。視線の先には、怪しげな姿の上司を見ながら。

「……お姉さんに先を越されたの?」
「それも玉の輿に乗ったのよ、あの姉は!」
「そう」
 言葉がやむ。「黒髪の整備士」は銃に似ているFX用コントローラを取り出す。
「わーちょっと待ったぁ!! こんなところで鉄人28号FXなんて呼んでどうする気よぉぉぉ!!!」
 慌てる「銀色の薄影」……だが、真面目一辺倒でロクに男に免疫も無いような姉に先を越された事を「バラした馬鹿二匹」など、抹殺すべき対象でしかない!
「どうもアインラッド程度じゃど根性ガエルにもならないようだから鉄人で踏み潰すのよ……ククク……当たり前でしょう?
「だから、こんな狭いところでぇぇぇ!!」
 ぐわし。
 なんと言うか、覆面で隠れて見えないはずなのだが、それでも青筋が幾つも「見える」から不思議だ。
「いーからサクサク<ブラックオックス>呼びなさいって。一気に殲滅するからさぁ」
 目が据わり、正気を失っている。
 ただ、爛れた雰囲気の色気が発生し、恐ろしい状況だった。
「もう、しかたないっ。ブラックオックス、鉄人を止めなさい!!」
 その声が引き金になったか、飛行ユニットである17号を装着したFXとブラックオックスが戦い始めていた。……発電所まであと500メートル。サセボ…いや、九州最後の時まで500メートル!!

「ヤバイぞ月臣……ておい、何してる?」
 振り返った先に居たのは…月臣。なにやら辞世の句を書いていて、脇には短刀と刀がおいてある
 そして、何かが抜けきった、悟りに近い境地で短刀を手にして。
「源八郎……俺を友だと言ってくれるなら、介錯を頼む」
「……場所が場所なら、姿が姿ならサマになるんだろうが……今のおまえはコメディアンだ。別の意味で歴史に名を残すぞ」
 ピシャーン!
 雷鳴が轟き、スローモーションで月臣が倒れる。
 ピシ…パキ…バキバキバキバキッ!
 ひび割れた月臣、白くなり、ヒビが入り、粉々になって砕け散る。
 月臣元一朗、彼は長髪である。それを無理矢理紫に染められ、ドッコイダー九十九に合わせたスーツを着ているのだから、コメディアンというよりは変態だろう。この姿で自決したとなれば、長期放送人気番組「シンジランネェ101連発」のトップかラスト、どちらかを飾れるのは間違いあるまい!
「お、俺には……恥をそそぐ機会は無いと言うのか……?!」
 そう言いながら、血涙を流す月臣。
 ……だが、くどいようだが、病院よりも保健所が似合いそうな姿で血涙を流しても、感銘など与えられるものではないのだが…。
 ちなみに源八郎、彼は実況中継をする為のカメラを構えたままなので、舞歌やスーツを作った京子にはこの姿が筒抜けである。
 つまり、今自決しなくても、後で必ず死ぬという意味だったりする。
 それに気づいた時、月臣は何処からか取り出したスポットライト(!?)の下でポーズを取り、言った。
「燃え尽きちまったぜ、真っ白によぉ…」
 その姿を見て源八郎は言う。
「あとで飛厘に任せるか、上手く蘇生してくれるだろうし」
 燃え尽きた月臣に聞こえるわけは無かったが、聞こえなかった事は間違いなく後悔するに違いない。

 ブゥォンッ!
 キキキキキキィ…ブルゥォォォォォォォオオオオ!!
 伝説の青い暴走車のような暴れ馬、それはクラシックタイプのキャディラックに似た、真っ黒な車だった。
 モノローグが流れる――
「私の名はロジャー・ユリカ。この街で必要な仕事をしている……」
 と。
 ちなみに、ミスマル提督に絶縁状を叩きつけてきたので、ミスマル姓を名乗る気は無いらしい。ミスマルパパは現実逃避しながら、今は精神科で診察を受けているが、それは本気でどうでもいい。
 強化された車体はユリカの稚拙な運転でも気にすることなく、狙いどおりにボーリングのように、どくきのこ下っ端軍団を跳ね飛ばし、源八郎の居るビルの真下に止まる。
 カチャッっと小気味良いドアの開く音と共に、黒尽くめのスーツが降りてくる。それはユリカだ。
 ユリカは左手を持ち上げ、男物の時計を口元に近づけ、僅かな口の歪みと共に言葉を発した。
「BIG−O!」
 ドゥン!
 ドォン!
 カァン!
 ヒュゥッ……カァン…カランカランカランカラン……
 二度の地響きの後、突然空中に舞い上がったマンホールの蓋が、クルクルと回転しながら倒れていく。
 そして倒れた瞬間。
 ドゴォォォンンンッ!!!
 コンクリートの大地に縦横に亀裂が入り、砕けた破片が砂塵のように舞い上がる。誰もが動きを止めてしまうほどの一瞬の静寂。
 そして、それは現れた。
 巨大という言葉でも足りないほどの、黒い巨人。凶悪な分厚い装甲を持った腕が動き、何かをすくい上げるような姿勢と共に喉元が開き、また閉じる。
 喉にあるコクピットでユリカは腕を十字にクロスさせた状態で待機、馬蹄をもう少し曲げたようなコンソールが降り、ハンドルを握る。
「ビッグ・オー。…イッツァ・ショウタイム!」
 ビッグ・オーは走る!
 一直線に、目の前にイルFXとブラックオックスへと、過程を一気に無視して、サドンインパクトを振りかざしっ!
 激しく散る火花と、打ち込まれる衝撃、しかも外れ!
 エネルギーは、ビルに円形の穴を開けながら一直線に跳んでいく……。
「あ、あれ〜…確か、こうやって、こうで……」
 誰にも聞かれることは無かったが、ロジャー・ユリカは「メモリー」を精一杯思い出そうとしてビッグ・オーを動かし、結果、それは外から見ると「んばば踊り」に似ていたという。

「行きなさいFX、邪魔者を片付けるのよ!」
 その命令…ボイスコマンドで一気に踊りかかるFX!
 だが武装はなく、本当に殴りかかるだけ!
 グオオオオオオオッ!
 空気を切り裂くその拳がビッグオーに命中するものの…。
「効いてない?!」
 僅かに後退するだけ。
 ボディに傷は見られない。

「むむむむむっ」
 いらついたのか、左手でコンソールを押す。と、スイッチが押しあがっていく。
 ……ふられた女性特有の、見た人間に「逃げなきゃ駄目だ、逃げなきゃ駄目だ」と思わせる暗黒のオーラが立ち昇っている。
「クロム・バスター!!」
 頭部が光り、破壊光線が放たれる!!

「……なあ、元一朗」
「言わなくてもいい、源八郎」
「だが改めて聞く……悪はどっちだ?」
「多分両方だ」
 そんな会話が、ぼろぼろ以下になったサセボの街の前で交わされたらしいが、定かではない。






 その頃西欧では。
「くくくくくくくくくくくくくくくっっっっっ……ああっはっははははははははははは!!」
 血管がブチ切れそうなほどのサイトウ。
 手には近所のコンビニで買った「マッドの友」という雑誌を抱え、目の前の物体を見て笑っていた。
 そのサイトウから引きながら、その後ろで「もしもの場合」に備え、「太田の釘バット」「国家公務員用ヨーヨー」と並ぶ伝説の三大武器の一つ「エドゲイン君」を構えるテツヤの姿があった。
「なぁにを構えてるんですかテツヤさぁん」
「サイトウ…おまえ、一体何を作った?」
「何って海底軍艦ラ號・改じゃないですか。裏ネットで知り合ったヤマサキさんにもらったナデシコ三番艦にビーム兵器やミサイル、男の象徴たるドリルに加え、モトラッド級宇宙戦艦のタイヤを加えた空前絶後の最強戦艦ですよ、うふ、うふふふふふふふ…ぅひひひひ」
 ……イっていた。
 そりゃあもう、情け容赦なく。
 サイトウに何があったのだろうか?
 テツヤもそれが気になったらしい。
「何かあったのか、サイトウ…?」
「俺は……この世界に入ると決心した時、一つの事を決めたんだ。世界最高の、唯一無二の空前絶後のマッドエンジニアになると……なのにこれを見ろ!!」
 投げつけられたのは、先ほどからサイトウの手にあった「月刊マッドの友」である。発行「サセボマッドの会」と書かれ、URI/INE/RAP/MAIとペンネームのようなものが書き添えられている。
 ウリにイネにラピにマイ?
 何気に聞き覚えのある……?
「そ、それでどう……え、中見ろって? どれ…」
 絶句。
 今見た”海底軍艦・改”すら霞むバケモンの大量の詳細な「活躍姿」が図解付で載っている。しかもその全てに、敵側で見ていたのだからそれが真実であるとわかっているし、それに開発や修理にサイトウ自身関わっているのだから、余計に悔しい。
 ……というか、訳のわからない秘密兵器のほぼ全てがたった四人の作品というのが恐ろしい。
「俺はこいつらを超えるんだぁぁぁぁぁ!!!」
「……やはり始末したほうが賢明か」


「爆弾で地震を作る……ですか」
 そう言うのは記憶が失われた所為で「アクの抜けた北辰」という、非常に気持ち悪い男だった。
 ぱく。
 目の前にいるのは、バール。
 セクシーメイトに飽きたのか、今度は”たてぶえ”を持っている。
「うむ。世界の平和を守るという我等の崇高なる理念を理解せぬ輩から、平和裏に世界を閣下の手にゆだねるのだが、残念ながら…な」
 ぱく。
「……ところでそれは?」
 言いながら、北辰の膝の上でムースの効いたモンブランを食べているのはメティ。連れ去ってきてしまった北辰が罪悪感に悩まされる(!!)のを見て、シスコンなテツヤが並んで買ってきたものだった。
「そうだ。貴様には……そうだな、街中で衆目を引いてもらいたい、方法は任せる。出来るな?」
「…やってみましょう」
 そう言いながら、アクの抜けた北辰は妙に聖者じみていて、本気で気色悪かった。




 氷室君は死に掛けていた。
 容赦なく、完全に近い形で。
 どの辺まで死ねば、復活不能な死に方なのかはわからないが、三途の川で渡し守と、料金のことで相談していた。
「六文銭は持っているか? 持ってなけりゃあ乗せられないなぁ」
「そこを何とか。いや大体”銭”って何時の通貨ですか」
「……大体300年前かね」
「……で、ここ300年の人たちは?」
「値引き交渉、現物支給。現代通貨も可」
「あ、なるほど。……えーと、財布が確かここら辺に……あれ?」
 ちなみに、逃走資金として零夜が財布ごとパチっていったため、ポケットには埃さえ入っていない。
「さぁ文無しのロクデナシは帰った帰った」
 そう言いながら、渡し舟の櫂で氷室君をぶん殴る渡し守。
(何で僕がこんな目に……)
 そう考えながら、だんだんと目の前が暗くなっていく事に涙を流す氷室君だった。

 ぱち。
 目が開いた。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ?!?」
「生き返ったわ、ゾンビよ、ぞんびぃぃ!!!」
「別に腐ってないみたいよ」
「いえ、本来の意味のゾンビって意味で。むしろゾンビってのは元々は吸血鬼の事みたいですよ」
 死の縁から黄泉がえった氷室君、「世界一綺麗な死体」そっくりに保存されていました。
 何しろ死に装束に着替えさせるには一度着ている物を脱がせなければなりませんが、この船に乗っているのはみなうら若き女性。既婚者もいますが、夫以外の肌など見たくないと言っており、面倒だからビニールで包んだだけにされていたのです。
「僕って、僕の存在意義って……」
 そう言いながら氷室君、今度起きた時には病院のベッドである事を夢見ながら寝ました。
 ……物凄く憐れです。

 さて舞歌様。今度は部下を集めて作戦会議を始めました。
「情報収集、終わりましたね。……では飛厘、貴方から報告を始めて」
「はい。先日の爆発事件で使用不能になった月臣少佐専用機の代替機、ようやく運用の目処がつきました。あとはテストが終わり次第回せます」
 そう言いながら、機体のスペックデータを舞歌に渡す。
 それを見た舞歌様、お笑いになられました。
 ふふふ、でもあはは、でもありません。グゥばりの「ニヤソ」です。ニヤリではなく、ニヤソというのが舞歌様らしくて良いじゃありませんか。
「では百華、貴方からの報告を」
「その前に宜しいでしょうか。極東軍副指令のムネタケ氏より、連合はこの作戦を承認、”0にIを接触させる”と連絡がありました」
 全員の目が三姫に百華する。
「それはつまり……そうなの?」
「はい……ですが」

 零夜は足を止め、目の前の建物を見上げる。
 看板にはネルガル第17ビルと書かれ、その上に「何でも屋・テンカワ」と書かれている。
 彼女は決意に満ちた目で、言った。
「テンカワ・アキト……北ちゃんを、枝織ちゃんを誑かした、滅殺すべき悪魔……」
 晴れやかの空の下、突然雲が現れ、雷が鳴り、近所の学校に落雷し、突風が八百屋の店先から銃弾もかくやというスピードで野菜が通行人に命中する。けれども、ここに居るのは最近の事件で滅法打たれ強くなったサセボ市民なので、手で軽く埃を落とすように叩くとそのまま歩き去る。
 そんな天変地異を意志の力だけで引き起こした零夜は、そそくさと走り去る通行人ABCD……Zが立ち止まるような行動を取った。
 白い清純そうなワンピースの裾を「バサリ」と激しくはためかせて捲り上げ、思い人のイメージカラーである赤の「レース編みの下着+ガーターベルト」を翻す。そしておもむろに右足にくくり付けたガンベルトのようなものに手を伸ばすと、ソイツを手に取った。
 ちびっとイイ具合に黒く変色した「必殺釘バット」である。
「みんな、力を貸して……」
 そう言葉にし、バットに刺さった釘に祈る。
 千羽鶴、それは病気が早く治るように祈りを込めた鶴を折ること。
 零夜の釘バット、それは零夜が「私は北ちゃんを愛している」と自覚し、禁断の恋に懊悩している時に「同好の士」から貰った釘の数々……、その一本一本に「ピンク色の祈り」を込められた、ある意味、最強の釘バットである。

 そして零夜は釘バットを構える。
 画面効果として雷や突風や地震や火事が起こるが、サセボ市民はなれた手つきで救助活動を始めている。
「爆熱…ゴッドスラッシュ!!」
 その一撃は転げまわる巨岩すら砕く!
 無論、ビルの入り口など一撃だ!!
 強いぞ零夜!
 すごいぞ零夜!!
 君こそ
みんな(一部の嗜好者)のヒーローだ!
 ドンッ!!
 そして大破した入り口から飛び込み、零夜はまるで「400%初号機」を髣髴とさせるケモノの目でビルの中に突入する。
 けれど目の前には子供達が居た。
 いつものようにハリラピ・ウリ兄妹・ついでに自主休校のルリ。
 何事かと、大破した入り口のほうを見ると何も見えず、うっすらと異様な気配が近づいているのを察知した。
 無論零夜も気づいた。まるでアニメ番カレカノの雪乃のように滑らかに気品のあるお嬢様のような顔に変わる零夜。きっとプラモデルなら頭ごと挿げ替えるはずの、見事なまでの代わり映え!
 けれども。
 そんな零夜のような人材を見て、ラピスの好奇心と悪戯心が収まるだろうか、いやない(反語)。
 ラピスは、他の四人が何も言わないうちに、言ってはならないはずの一言を言った。
「おねーちゃん、面白いものあるけど、買う?」

 途端、今までの報告を聞いていた舞歌の顔色がさっと変わる。
 同時に椅子から転がり落ち、顔が劇画調に変わる。個人的には激我調の舞歌も見たいところだが、それは恐ろしいので止めておく。
「どうしましたか、舞歌様?」
 おそらくは医療に携わる者の見地から発したはずの言葉だが、その飛厘の言葉の裏には「洗脳できるかも、わくわく」という色が丸分かりっだった。
 けれど、舞歌はおそらく、今までに出た人名に何か心当たりがあったらしく、よろよろと立ち上がり、息も荒く言った。
「……続けて」
「はい。……それで、北斗殿が一週間ほど出張と聞かされた零夜は今、そこで北斗殿の香りの染み付いたベッドを借りて泊り込んでいるとか……」
 イタイ沈黙。
 全員が何かいやな表情で固まる。
「それで、ムネタケ氏より例の"彼女"をテンカワ事務所に明日、派遣させる……との事です。理由付けは彼のスカウト。その為の搦め手として、子供達が多いので警戒心を解かせる為に女性のエージェントを派遣する、との形をとるそうです」

あとがき

 事務所に乱入した零夜!
 しかし北斗も枝織も居らず、逆にラピスに「いいもの買わない?」と持ちかけられてしまった!!
 さあ、居場所のばれた北斗、事務所に帰った時、無事に済むのか?!

 不幸な氷室君、尾室君(アギトのG3スタッフ)に、影の薄さでタメはってません? 名前も似てるし。


 修正個所:27号フェニックス→17号フェニックス



代理人の感想

さとやしさん復活っ!

何やら色々おありになったようですが、まずはめでたい。

更新代行として、また一人の読者としてお礼を申しあげます。

よく再開して下さいました、と。

 

 

ちなみに今回一番笑ったのが、間が空いたおかげでBIG-0ネタがタイムリーになってしまった事。

続編に加えてあちこちの地上波で再放送してるんだもんなぁ(笑)。