空にはナノマシンが輝き、周囲は翠に囲まれている。
美しい光景がそこにはあった。
今はもう見ることが出来ない光景にアキトはこれが夢であることに気づく。
そして幼いユリカの姿もまた…。

「ア〜キ〜ト。何してるの?ぽんぽん痛いの?」

無邪気に”ユリカ”が”アキト”に訊く。

「…あっちにいっててよ、ユリカ」

無愛想に”アキト”は言葉を返す。
その光景を見ながらアキトはそんな幼い自分に苦笑した。

「それじゃあアキト!!元気の出る、おまじないしてあげようか?」
「元気の出るおまじない?」
「うん!! だから目を閉じて!!」

アキトが苦笑している間にも”アキト”と”ユリカ”の会話は続く。
ああ、そういえば…、アキトはこの後の展開を思い出した。
あの何も知らなかった時の幸せ。
今はもう捨てようとしているもの。
幼いユリカの顔が、唇が近づく。
そして…

ウェディングドレス姿のユリカ…。

ただそれをみて驚愕の感情を持つアキト。
いつか求めたもの。
いつか捨て去ったものがそこにはある。
ああ…、吐息のような声を漏らすアキト。

「アキト…これからはずっと一緒だよ。ルリちゃんと、シンジ君と、四人で、ずっと…」

止めろ…。
アキトの中にある感情が浮かんでくる。
それは恐怖と呼ばれるもの。
認めてはいけない思いが浮かんでくる。
もう消した筈の…想いが。

「止めろ!!俺にこんなものを見せるな!!」

暗闇に閉ざされる世界。
ウェディングドレス姿のユリカだけが純白の光を放つ。

「もう、捨てたんだ!!あの時に!!」

ガバッ!と布団を跳ね上げ起きるアキト。
荒く息をつくアキトの横でシンジが心配げにアキトを見ている。

「アキトさん…」

シンジの言葉に返事を返す気力もなくアキトは荒く息をついている。
呼気の激しさは徐々に落ち着きアキトに周囲を見回す余裕を与えた。

「シンジ…」

疲れた表情でシンジの名を言うアキト。

「いや…。随分とつまらない夢を、見てな…」

弱弱しく微笑みながらアキトはそう言った。
だがシンジはアキトに目を向けたままだ。

「寝言…ユリカさんの名前を呼んでいましたよ」

シンジの言葉にビクリと震えるアキト。
シンジに向けていた顔を逸らし、押し黙る。
そんな彼にシンジも何も言わない。
言いたい事は有る、だが言うことが出来ない。
なにかを言うにはシンジはアキトと共に居過ぎた。
だから誰よりもアキトの事が分かる。
決して全てではないがアキトが抱く思いに――ユリカに抱く思いに。

「すまない…すこし出てくる…」

シンジから顔を背けたままアキトは立ち上がり部屋を出て行く。
その背を見送りながらシンジは溜息を着き、

「そんなに自分が赦せない、か…」

と小さく呟いた。











シンジから逃げるように部屋を出たアキト。
どこかに行くあてがある訳もなく彷徨うように艦内を歩いていた。
大部分の照明が落とされ暗くなっている艦内。
そこをまるで幽鬼の様に歩くアキトが漸くその足を止めたのは医療室。
何を考えるでなくそのドアを開け中に入るアキト。
そこはまだ照明が明るく照らしておりイネスが居た。

「あら?アキト君…」

突然の来訪者に少しばかり驚くイネス。
なんであれイネスがアキトに抱いている想いを考えれば喜ぶべき来訪者であった。

「どうしたの?こんな時間に…」
「いえ、なんとなくここに足が向いて…」

歯切れの悪い言葉を発するアキトにイネスもなにか感じたのか、そう、と短く返すのみだ。

「イネスさん…一つ、聞いて良いですか?」
「私に答えられることであれば」

柔らかく微笑みアキトに言葉を返すイネス。

「…夢で、昔付き合っていた女性が出てきました。これは俺がその女性を忘れられない、という事でしょうか?」

訊く…というよりは自身を嘲るかの様に言葉を発するアキト。
普段は優しく微笑む口元は気怠い笑みを浮かべている。

「すいません、忘れてください」

馬鹿馬鹿しいことを訊いたとアキトは部屋を出て行こうと踵を返した。
その背にイネスが言葉を投げ掛ける。

「普段、抑圧されている想いが夢の中に現われた…。そんな感じかしら」
「…そうですか」

アキトは振り向く事無く返す。
部屋を後にするために動いた足が今は止まっている。
イネスの言葉が重石となったかのように、その場で。

「アキト君…貴方が昔付き合ってた『女性』と言うのを私は知らないから言える事なんて無いわ。
 でも…強い想いを否定して生きて行けるほど、人は強くないわ」
「……」

沈黙のままアキトは振り向いた。

「でもね…俺は『それ』を自分で捨てたんですよ…」

口を三日月に弧を描かせアキトは言う。
それは笑顔ではなかった。
笑みではなかった。 仮面の様にくり貫かれた笑い。
その瞳には一切の感情が無く、眼球の形をした硝子玉を填め込んだかのように。
『それ』を顔に嵌めたままアキトは部屋を出て行く。
光、満ちた部屋より、暗い通路へと。
何も言えずにアキトを見送るイネスにはその姿が闇に呑まれて行く様に思えた。











時が僅かに流れ、ブリッジにメインクルーが集められた中での口論。

「確かにネルガルは軍と共同戦線を張っています!!
ですが理不尽な命令に、我々は拒否権が認められている筈です!!」

珍しく顔を引き締め、艦長としての顔をしているユリカ。
その凛々しい表情をムネタケへと向けられている。

「一応はね」

とユリカの表情をまるで気にせず言うムネタケ。
ユリカの言葉が軍の中では欺瞞のものでしかない事を知っているからとも言える。
拒否した後の結果を知っているからかもしれない。
だが、その事は口にせずユリカの言葉の続きを促す。

「本艦クルーの総意に反する命令に対しては、このミスマルユリカ…
艦長として拒否しますのでご了解下さい」

目を細めムネタケに告げるユリカ。
ムネタケもまたユリカを睨み返す。
固唾を飲んで見守るクルー達。
そんな中、アキトはただ一人別のことを考えている。
夢に出てきたユリカのことに関してだ。
あの時の姿を思い出すたびに自己嫌悪が激しく燃え上がる。
否定しなくてはならない想いが『嫌悪』を激しく燃え上がらせる。
ふと、目を動かせばユリカと目が合う。
が、ユリカ自身、アキト自身それぞれ複雑な想いを抱いている為か互いに目を逸らす。
それを見て周りの者達が口々に勝手なことを言うが二人には聞こえていない。
結局はムネタケの一声でその場は解散することとなり、アキトもユリカも言葉を交わす事無く離れていったのだった。











皆が解散した後にアカツキがアキトを戦闘シミュレーション誘ったり、メグミがヴァーチャル・ルームに誘ったりと色々あったが…。
ユリカが何を考えたのかグラビティ・ブラストを発射してしまいお気楽道中が一転して緊張感溢れる戦闘態勢へとなってしまった。
そして…。

「ユリカ…」

とぼとぼと力無く歩く、ユリカをアキトが呼び止めた。
グラビティ・ブラストを発射した事を気に病んで、行く当ても無く彷徨っていたユリカ。
アキトの姿を見て、安堵の表情をする。

「アキト…」

今にも泣きそうな表情でアキトの名を呼ぶユリカ。
そんな表情のユリカを見て、抱きしめたくなる衝動が浮かんでくる。
それを必死に自制し、アキトは口を開く。

「なにやってるんだ、こんな所で…」

僅かに震える声が、アキトの内心を語る。
だが、ユリカはそれに気づく余裕など無い。
悲しげな表情のまま小さく頷くのみだ。
そんな、ユリカに対しアキトは一つ溜息を零す。
そしてユリカがなにかを言う間も無くその手を引き、ヴァーチャル・ルームへと引っ張っていった。
薄暗い室内で向き合うアキトとユリカ。
コンソールが床より現われ、指示を待つ。

「どんな設定がいいんだ?」

アキトが苦笑しながら訊く。
え?と顔を訝しげにするユリカ。

「気分…転換だ」

そこで漸くアキトが自分を元気づけようとしているのがわかった。
微笑を浮かべ、答えるユリカ。
そして、

「それじゃあ…結婚式!!」

と好きなアキトに対する夢の最高峰を笑顔で告げるユリカ。
反面、アキトの顔色は優れない。

「…ああ」

低い声で承諾するが微妙に身体が震えている。
なぜか?

「それじゃあ、レッツ・ゴ〜!!」

始まりを告げるユリカの声。
夢にまで見た、擬似空間といえどの結婚式。
それはアキトにとっては…。





蒼穹の下、鳴り響く鐘の音。
翡翠の木々に囲まれた中に在る、白い教会。
その教会の中、荘厳に満ちた雰囲気の中に居る主役達。
ステンドグラスより透る彩色の光が祝福するかの様に降り注ぐ。

「アキト…」

純白の衣裳を身に纏い、純白のヴェールに顔を隠すユリカが囁くように眼前の『彼』の名を呼んだ。

「……」

対してアキトは無言。
そっとヴェールに手を掛ける。
分からなくなる。
これが現実なのか虚構なのか。
かつて見た姿が今一度ここにある。

「ユリ…カ」

掠れる声が万感の想いを知らせる。
もう、捨てた想い。
もう、捨てた『彼女』
捨てる代わりに得た、復讐。

「ユリカ…」
「アキト…」

ヴェールが除けられ、薄く化粧の施されたユリカの貌。
静謐の中でユリカは目を閉じる。
ユリカの肩に手を置き、ユリカの唇へと己が唇を近づける。
目を閉じては居ない。
だからよく見える。
ユリカの顔が近づくのが。

(やめろ…)

ざわめく。自身の裡でナニカが。
今、この時を否定するモノが。
それに反し近づき、重なろうとする影。

(やめろ…!)

もう一度、ざわめく。
その声を聞けるものはアキトのみ。
他の者がその声を聞くことが出来たら顔を歪めただろう。
その声の響きの、哀切さに、寂寥さに。

(やめてくれ…)

哀願するように、懇願するように。
『これ』を取り戻す為に死を撒き散らしたというのに。
ユリカとのくちづけを望むのも自らの意思。
望まぬのも自らの意思。
囁く、ざわめく、狂ったかの様に騒ぎ立てる。
自らの裡にて”やめろ”と、激しい声が響く。

重なる影。
重なる唇。
周りに祝福する響きがある。

(ああ…)

壊れていく。ナニカが。
否定していたナニカが浮かび上がってくる。
肩に置く手より、重なり合う唇より、彼女の温もりを感じる。

「アキト…」

離れた唇。
嬉しさに満ち溢れた音を乗せた声がアキトに届く。
優しげに微笑む『彼女』
そして、消え失せる。











「きゃあ!!」

と声を上げたユリカが見たのは薄暗いヴァーチャル・ルームの無機質な姿。
蒼穹も翡翠の様な木々も消えている。

「えっ!?なに!?非常事態?」

続けざま現われるウィンドウに慌てるユリカ。

「アキト!ごめんなさい!私ブリッジに行くから!」

また後でね、と付け加え満面に笑みを浮かべ、出て行くユリカ。
ユリカの言葉に返事を返す事無くアキトは立っていた。
呆然と。
その手が動き、唇へと伸ばされた。
未だそこには彼女の温もりが残っている気がする。
仮想現実――虚構の中の出来事でしかないのにそれでも。

「ハ…ハハハ…」

ただ一人しか居ない室内に空しく響き渡る声。
笑うと言うには余りに虚ろな声。

「無様…なんて無様…」

力無く膝をつく。
顔を手で覆い、尚も呟く。

「自ら捨てたと言うのに、北辰を殺す方を選んだと言うのに…、テンカワアキト、貴様は何をしている?」

ギリギリと肉を引き絞る音が聞こえる。
顔を覆う手が指を、爪を立てる。

「自分から捨てたと言うのに、尚も未練たらしく求めるか?」

爪が立てられた部分より小さく紅玉が現われ、伝い落ちる。

「呪われろ。この無様な殺戮者は。呪われろ。この未練たらしく縋りつく男など」

掌の隙間より除く目が昏い光を放つ。
自らに向けるその光。
禍々しく、狂気に満ちたその光。
誰でもなくそれを自身に向ける。
そして、言い放つ。

「呪われろ!!こんな俺など!!」

ナデシコに再び身を置いた時より見せる事の無かった復讐者の顔。
絶望と狂気と憎悪を身に宿す者。
それは消えてなど居なかった。
アキトの心闇の中でただ潜み、消える事無く燃え続けていたのだった。











幾つもの残骸が極寒の地に振り注ぐ。
かつてはバッタと呼ばれていたその残骸。
数え切れないほどの数があったそれはただ一人の男の手によって蹂躙されていた。

『オオオオオオオ!!』

通信機より聞こえるアキトの雄たけび。
猛々しく、禍々しい獣の声。
誰も声を発する事が出来なかった。
その声に、その凶相に。
ヴァーチャル・ルームよりユリカが戻ってきた後のアキトの姿。 エステに乗り込み送ってきたウィンドウに映ったアキトの凶相。
誰もがその凶相に恐れを抱き、言葉を返せなかった。
そして今もまた狂ったかの様にバッタを屠るその姿に誰もが言葉を無くし恐怖の目を持ってアキトを見る。
ブリッジを支配するのは恐怖。
あの底知れぬ力を振るう『彼』に対する恐怖。
ただ一人、ルリのみが哀しげに見ているだけにしか過ぎない。
そう、見ているだけ。
掛ける言葉すら思いつかず、哀しげに見ているだけ。
哀しみに暮れるルリはあの狂気を撒くアキトを見ているだけでなく、行動へ移せる人物の登場を待ち望んでいた。
そう、ただ一人あのアキトと共に在った彼の登場を。
その『彼』はというと、

「…そんなに自分が赦せないんですか…」

とルリと同じく哀しげにアキトの戦いを見ていた。
目の前にあるウィンドウにはアキトの修羅の如き戦いぶり。
光放つ刃を以って草を刈るかの様にバッタを切り落とす姿。
鬼の如き様相をしながらエステを駆るアキトの顔。
なぜ再びあの姿が現われる事となったのかはシンジは知らない。
だが、誰がその姿を引き出したのかは解る。

「そんなにユリカさんを求める自分が憎いんですか」

現在も、過ぎ去った未来でもアキトが見ていたのはユリカだから。
その為に力を得て、戦いへと身を投じたのだから。
だが同じようにその想いを捨てたのはアキト。
北辰を『殺す』ことを選び、ユリカを自ら救う事を捨てたのはアキトだから。
それ故、憎悪する。
自分自身を。
その発露がこの戦闘。
禍々しさを身に纏い、凶相に顔を歪め敵を屠る。
見るもの誰もが恐怖の表情をしている。
その戦い方に、そんな戦いをする心の主に、恐怖を向ける。
シンジは、そして離れた所――ブリッジでルリは、叫びたくなる。
なぜ、あの戦いからあの人の哀しみを見出せないのか、と。
知る者が居れば身勝手な願いだと、弾劾するかもしれない。
だが、それでも彼は戦っている。
ナデシコを、ナデシコに乗るクルー達を護る為に。
だが悲哀も狂気に喰らい尽くされている。
それ故、多々の人々に知らしめるのは恐怖のみ。

『消えろおぉぉぉぉぉぉぉ!!』

吼えるアキトの声が響き、戦闘は終結した。
沈み行く戦艦をバックに中空に佇む、アキトの機体。
純白の世界に有る毒々しい炎が血のように機体を赤く染め上げていた…。











忘れ去られていたアカツキと親善大使こと白熊も無事、救助され一気に落ち着いたナデシコ。
アキトの戦いに、アキト自身に抱かれた恐怖はルリの一声を以って解され、なんとか落ち着いている。
誰もがそれぞれに笑みを浮かべ、和やかに時を過ごすが…その『誰もが』に入らない者も居た。

「シンジ君…」

展望室にいるシンジに掛けられた声。
風も吹く事の無い人口の緑の中で一人佇むシンジに掛けられた声。

「どうしたんですか…ユリカさん」

ブリザードの消えた空に輝く星々より、ユリカに向き直るシンジ。
その目に映ったユリカの姿はどこか弱弱しくて。

「うん。…訊きたい事があるの…」
「……」

近づきシンジの脇に立つユリカ。
だがその目はシンジではなく外を見る。
今の表情を見られたくないと言うかのように。

「アキト…のこと。シンジ君、アキトとずっと一緒に居たって訊いたから…アキトのこと知ってると思って…」

シンジもまた言葉を発する事無く、ユリカを見る事無く、ただ沈黙をもって聞いている。

「ルリちゃんにね、怒られたんだ。アキトの事信じられないのかって…」

あの戦闘の最中で誰もが恐怖を持った時にルリが涙を流し叫んだこと。
その言葉が皆の恐怖を払拭したが…。

「アキトの事は信じられる…でも、やっぱり怖いと思う部分もあるの」

悲しげに漏れる声。
自嘲か自己嫌悪かもしくは両方か、霞むような声はシンジへと届き…消えていく。

「シンジ君だったら知ってるかなと思って…アキトがあんな風に…強く、なった、理由」

途切れながら続けられた言葉。
『強くなった理由』とユリカは言った。
もしかしたら別の言葉で表したかったのかもしれない。
だがシンジはユリカの後の言葉を聞かず、ユリカを抱きしめた。

「え…!?」

突如のシンジの行動に驚くユリカ。
だが、シンジは離さずに口を開く。

「今…言える事は無いんです。でもあの人が見ているのは貴方なんです。今にも壊れそうな中であの人が見ているのは…」
「……」
「あの人の『心』はまだあの時から動いていない。まだ未来を目指せない。悔恨の念が縛りつけ『ここ』に居てもあの『時』から動けない」

すぐ傍らにあるユリカの耳元で懺悔するかの様に囁くシンジ。
その顔のなんという悲哀さ。
告げることが出来ない、それに対し苦渋を露にしそれでも必死に伝えようとする。

「何も言えない僕達の身勝手な願いですけど…お願いです。強く、なってください」

何も言わずにただ強くなれと言う。
それは確かに身勝手な願い。
それでも…、

「あの人がもう、護れずに泣く事がないように…強くなって下さい…」

ユリカの肩に水滴が落ちる。
一滴、二滴…。

「シンジ君…」
「僕はもう見たくないです…あの人が絶望する姿なんて」

それぞれに薫る微かな匂い。
鼻腔をくすぐるそれぞれの匂い。
ユリカの髪が柔らかく揺れ、シンジの髪も柔らかく揺れる。

「うん…」

微笑み、ユリカはシンジの背中を抱きしめ頷いた。
そしてシンジは声無き声で囁いた。





あの人はまだ硝子越しの世界で生きてるんです…




後書き

>人間の分際で吸血鬼とニーソックスに味方する愚者よ

とは前回の後書きに対する代理人さんのツッコミ。
でも、だめです。
これでは駄目です、代理人さん。

この文を読むとまるで私がニーソックスに萌える変態に思われてしまいます。

私はニーソックスに萌えてる訳じゃないんです。

ニーソックスを履いたレンたんに萌えているんです。

解りましたね皆さん?

私はニーソックスではなく、ニーソックスを履いたレンたんに萌えているんです!!





……もしかして、自爆?

 

 

管理人の感想

 

そうか、あの時にユリカと一緒にヴァーチャルルームにいたのか。

いやはや、それは知らなかったね(爆)

それにしても今回はシンジが大人しかったな(苦笑)

そろそろエステバリスで参戦してほしいけどね。

 

 

 

>ニーソックスを履いた

>レンたんに萌えているんです。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・力説すんな、頼むから。