〜時空の彼方〜

 

 

 

ナデシコ大改造P−2

 

 

 

 

 

 

M14:00

イネス フレサンジュよ

 

「それじゃ、全員揃ったところで細かい部分のうち合わせを行なおうと思う

 まず、改良型相転移エンジンの搭載についてだが

 エネルギー変換効率の触媒変更

 相転移エンジンの高出力化

 エネルギーブースターの装着

 補助出力機関の装備

 があげられる」

 

「でもアキトくん、それじゃ新しく作った方が早いんじゃないかしら?」

 

「これはコスモス2・ナデシコCの改修の際に取り付けます」

 

「今出来るのは、ブローディア搭載型の相転移エンジンを補助出力機関に使うくらいです」

 

「マスター、この際慣性制御も組み込みましょう」

 

「アキトくん、ナデシコは重力制御があるから必要ないと思うわ」

 

「いえ、この場合の慣性制御は慣性を殺すのではなく、質量そのものを一時的にエネルギー化してキャンセル、

 運動エネルギーを自在に変化させることが出来るんです」

 

「なるほどね、説明しましょう

 宇宙空間においては質量が大きく関係してくるの、これは光速に近づくにつれてその質量を増大させるの

 すなわち質量+速度=エネルギーが成り立つわけ、ではこの質量+速度=エネルギーの内

 エネルギー量は同じだけど質量が無くなればどうなるかしら?」

 

さすがに分かったのすかさず手を上げるエリナ女史

 

「つまり、最初の初動にエネルギーは使うけど、後はこっちの都合次第で急加速や急減速等の高速機動が可能になるわけね」

 

でもまだまだ甘いわね

 

「それだけじゃないわ、作用・反作用で消費されるエネルギーも回収有効利用できるから機動力は徒歩

 と超音速戦闘機くらいの違いがあるわ

 最終的には超光速までもっていけるわ」

 

みんな唖然としてるわね

 

「でもそれだけじゃない」

 

さすがホシノ ルリ優秀ね

 

「出力と強度と軽量化ですね」

 

「その通りよ、質量が小さくなるとゆうことは、それだけメカニズムにかかる負担も軽減できる

 そして、質量が少ないと出力が上がる

 例えば、実効質量が1/10になった場合出力は10倍に跳ね上がる」

 

「でもよ〜、問題もあるだろ」

 

ウリバタケさんも分かっているようね

 

「慣性が1/10になると反応も1/10になることだ

 ナデシコのオモイカネなら対応出来ると思うが」

 

「そうね、でも今はその時じゃないわね」

 

「とりあえずエネルギー変換効率の触媒変更とエネルギーブースターの装着と相転移エンジンの高出力化についてだけど

 エネルギー変換効率の触媒変更とエネルギーブースターの装着はあくまで次善の策として

 相転移エンジンの高出力化は真空を圧縮収束する事でインフレーション的膨張によって解決出来るはずだ」

 

さすがアキトくん、遺跡の力は伊達じゃないわね

 

「それが良いと思うわ

 それに、こんな1世紀は先の技術あまり公開しないほうがいいわ」

 

 

 

代理人の感想

 

今更って気もしますが今回から感想がつきます〜。

とは言っても話が非常に細切れなので話の区切りに付けることにします。

「一話」区切りどころか「一段落」区切りで投稿されると感想の述べようが無いです(苦笑)

取り敢えず聞きたいことは一つ。

 

 

ウルトラザウルス出ます(謎爆)?

 

 

 

管理人の感想

 

 

SCEBAIさんからの投稿です!!

こら、代理人趣味に走るな(苦笑)

しかし、専門用語の嵐になりましたね〜

でも超光速での戦闘って・・・相手が止まって見えるんだろうな〜

逆に一瞬の戦いになりそうだ・・・第三者が見てると(笑)

 

ではSCEBAIさん、投稿有り難う御座いました!!

次の投稿を楽しみに待ってますね!!

 

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