〜時空の彼方〜
ルリの決断
アキトは言葉どおり全艦のクルーに向けこれまでの全経緯を配信した・・ただ、ある事について決断をせまられた
「ナデシコCについては元の世界に戻す準備がある」
ルリ自身はアキトのそばにいたい・・・しかし、艦長としてはクルーに対して責任がある
「サブロウタさんどう思います」
サブロウタは少し間を置いて
「・・そうですね・・軍人としては戻るべきですが、個人的には付き合いたいとゆうところですね
艦長もそうでしょ」
「当然です!でもユリカさんとは対等のライバルでありたいです」
「それほどの男ですか?テンカワ アキトは」
「ええ、復讐をこえて純粋に敵味方を惹きつける人間の大きさを感じさせるものを身につけています」
それを聞いたサブロウタは
「ハーリーの奴が聞いたら泣きますよ」
「大丈夫です、すでに見切りをつけてます」
「あらら」
「ところでサブロウタさん、三姫さんを覚えてます?」
「誰です?」
ルリはニヤリと笑い
「優華部隊の三姫さん」
「優華部隊というと東 舞歌閣下の直属部隊のはず」
「5年前にサブロウタさんに交際を申し込んだはずですよ」
サブロウタは必死に思い出す
「・・・あ、ああ、思い出した・・」
ルリはさらに追打ちを掛ける
「向こうの世界でどうなったか知りたいと思いませんか?」
サブロウタに冷たい汗が流れる
「・・・・・」
「三姫さんと結婚したそうですよ・・1児のパパだそうです」
「・・結婚・・・パパ・・・」
「元の世界に戻ったらまだ、独身かもしれませんんね」
「艦長、リョーコちゃんには」
「すでに話しました」
「そんな」
「そういえば、アキトさんが戦力不足だと言っていましたけ、この際、優華部隊の皆さんを呼びましょうか」
慌てるサブロウタ
「これはいいですね」(ニヤリ)
「艦長それだけは」
「決めました
オモイカネ、今の事を艦長要請として記録
サブロウタさんは艦長代行として元の世界に戻り、ユリカさんと優華部隊を召集
あとで迎えをだしますからそれまでによろしく」
「艦長はどうするんですか?」
「わたしはアキトさんのサポートです
オモイカネ、艦内に放送」
こうしてルリの決断によりユリカと優華部隊が乗り込む事が決定した
さあ、さらなる混乱がアキトを襲う
後書き
やっちまった
これで人物把握が混乱しそうだ
これでアキトの人権がさらになくなった
しかし、ネタが無い
こうなったら北斗も出してやる
お仕置き決定だな