機動戦艦ナデシコSS Rebellion 〜因果を超えし叛逆者〜 Episode:02 ナデシコ・始動 シュゴォォォォォッ!! 見渡す限りの荒地を、漆黒の巨人−エステバリスが飛行している。そのエステバリスは、 形状が従来の機体とはかなり違っていた。本来重力波ユニットがある筈の背部には、翼の ようなものが2基取り付けられている。機体各所には無数のバーニアが装備されており、 全体的なフォルムも、従来のエステよりシャープであった。それでも、その機体が発する 存在感、或いは威圧感のようなものは、他のどのエステよりも遥かに強かった。それはそ の秘めたる性能故か、或いはパイロットの違いなのか・・・。と、今まで飛行を続けていた漆 黒のエステは急にその場で反転、右手に装備したレールカノンを前方に向けて発射した。 ドンッ!ズガァァァァンッ!! レールカノンの発射音に続き、弾丸が何かに当った音が響く。その一瞬後、漆黒のエステの 前方にある岩陰から、アサルトピットを撃ち抜かれた蒼いカラーリングのエステがフラフラと 姿を現し・・・そして、沈黙した。 ピッ! 『GAMEOVER』 電子音と共に景色が暗転し、そんな文字が浮かび上がる。そして、その文字を浮べる画面 の前に、2基の筐体が設置されている。その筐体の片方から、アカツキが姿を見せた。 「フゥ・・・やれやれ、何であの速度で飛行していて、あんな所に隠れている僕を見つけられ るんだ?おまけに、射線軸修正すらろくにする間も無いのにあの命中精度。ホント、嫌に なるね。」 その言葉を聞き、もう片方の筐体から漆黒の戦闘服に身を包んだアキトが姿を現した。 「嫌なら態々付き合う必要は無いんだぞ?」 「別に付き合うのが嫌だと言ってる訳じゃないよ。テンカワ君の戦闘は、同じエステバリス ライダーとして参考になる部分が多いし。・・・尤も、これは戦闘シミュレーションと言うよ り、君の機体の微調整の為のデータ取りなんだけどね。」 ぼやくアカツキ。そう、今二人はアキト専用機のデータ調整の為に、このシミュレーター を使っていたのだ。そんな二人に、後ろから声が掛かる。 「あんな機体を扱いきれる時点で、アキトさんは別格ですからね。それで、如何でしたか、 機体の方は?」 「ああ、フィリアちゃん。大分良い感じだよ。」 二人に話し掛けたのは、アキト専用エステバリスカスタムの製作、整備担当のフィリア= アーティラリィ。17歳の整備士で、その腕を買われてアキト専用エステカスタムの専属 となった少女である。今はオイル汚れの目立つツナギ姿だが、然るべき格好をすれば、か なりの美少女になる。実際、そんな格好でも、さらさらの長い髪と少し潤んだような瞳、 メリハリの利いた体つきと、美少女と呼ぶ相応しい容姿の持ち主である事に変わりは無い。 このネルガルサセボ支社のアイドル的存在だったりするのだ。・・・尤も、本人には全く自覚 が無いが。 「ただ、もう少し反応速度を上げられないかな?反転時に、少し右腕の動きと姿勢制御の為 の脚部の動きが重く感じたんだが。」 「え、まだ反応鈍いですか!?おっかしいなぁ・・・仕様書の通りに仕上げた筈なんですけ ど・・・」 アキトからの要望を受け、先程の戦闘データを計測し始めるフィリア。そんな彼女を尻目 に、二人は少し離れた位置で会話を交わしていた。 「・・・アレで反応が重く感じたのかい?」 「ああ。最近になってからだがな。」 「・・・君、随分と体鍛えてるみたいだからね・・・その所為じゃないかな?」 「かもしれない。となると、予想よりは大分仕上がりが良いみたいだな・・・」 自分の手を握ったり開いたりしながら、アキトは一人ごちる。実際、自分の体が想定以上 に仕上がっているのは感じていた。動きが軽いし、何より嘗てのあの感覚がかなり戻って きている。自分の体が以前と同じレベルに引き上がるのはブラックサレナ完成時であろう と予想していた為、専用機の性能仕様書は、若干低めに設定してある。反応が鈍く感じた のは、恐らくその所為だろう。・・・尤も、性能を低めにと言った所で、それはあくまでアキ トを基準にして、の話ではあるのだが。 「アキトさん、再設定したんで、また試してもらえますか?」 「解った。」 「テンカワ君、僕はこれで上がらせて貰うよ?」 「ああ、お疲れさん。」 アカツキに軽く手を振って答えると、アキトは再び筐体にもぐりこんだ。そしてすぐさま シミュレーションを開始する。それを後ろ目にみながら、アカツキは嘆息した。 「やれやれ・・・アレだけの力をもってしても、まだ足りないなんて・・・どうやら、事態は僕達 が思っていた以上に悪化しているみたいだね・・・。さて、僕ものんびりしていられないな。 彼ばかりに任せる訳にも行かないしね・・・」 「アキト、オモイカネの基礎設定は終わったよ。」 「そうか。ご苦労様、ラピス。何か食べるかい?」 「ん〜・・・ラーメンが良いな。テンカワ特製ラーメン!」 ナデシコのAI、オモイカネの基礎教育を終えたラピスと、機体の調整を終えたアキトが 食堂に入っていく。此処の所、アキトは食堂で料理をするのが日課になっていた。アキト 自身料理人としての自分を忘れる事が出来無いという事もあるが、それ以上にラピスに自 分の作った料理を食べさせてあげる為である。嘗ては、味覚を失ったが故に食べさせてあ げられなかった自分の料理を、ラピスは嬉しそうに食べてくれる。その光景だけで、アキ トには十分この時間に戻ってきた意味があると思えるのだった。 「あら、アキト君にラピスじゃない。二人も今から食事?」 「エリナさん、こんにちは。」 「ええ、こんにちは。アキト君、今日も料理するの?」 「はい。まぁ日課みたいなもんですからね。何かリクエストがあれば作りますよ?」 備え付けのエプロンを身につけながら、調理室に入っていくアキト。もはや勝手しったる 何とやら。この厨房の間取りは完全に把握しているアキトだった。この後アキトが厨房に 立っている事を知った支社内の女性職員が大挙して食堂に押しかけたと言うのは、また別 の話。 暫し流れ行く平穏な時間。それは、未来を切り開く為に戦う事を決意した戦士に贈る、神 からのせめてもの贈り物だったのかも知れない。 そして、時は過ぎ・・・遂にナデシコ就航の時が訪れた・・・。 「さて、遂にナデシコの就航日が訪れたわけだ。」 支社内会長室。そこでアキトはアカツキに挨拶をしていた。 「取り敢えず、乗り込むのは君とラピス君、それにプロス君。後は飛び入りでフィリア君だ ね。準備は整っているのかい?」 「ああ、一応な。既にフィリアちゃんとプロスさんはナデシコに向かっている筈だ。ラピス は後で俺と一緒に、ナデシコに合流する事になる。」 「そうか。あ、そうそう。僕の所との直通回線は、オモイカネに言えば何時でも繋がるよう にしてあるから。もし何かあったようなら、遠慮無く言ってくれ。それから、もしかした ら此方から連絡する事もあるかも知れない。その場合は、直接君のコミュニケに繋ぐか、 プロス君を通す事になるから。」 確認を取るアカツキの言葉に頷いたアキトが、若干表情を曇らせる。 「・・・すまないな、色々と。それなのに、俺は詳しい話をする事も出来ず・・・」 「気にしない気にしない。僕としては、君が提供してくれた情報だけで、十分過ぎるほどお つりが来ると思っているからね。それに・・・僕達は君を信じると決めているからね。君が背 負っているものが何なのか、それは僕達には解らない。だけど、例え何があろうと、君を 信じると言う事だけはハッキリしている。それだけは、覚えておいて欲しいね。」 「・・・ありがとう。」 普段飄々としているアカツキらしくない台詞。だが、それだけに彼の真摯な思いが否応無 しに伝わってくる。何となく、アキトはその事が嬉しかった。だから、照れ隠しに小さく 礼を言う事しか出来なかったのだが、アカツキは解っていると言わんばかりに頷く。 「それじゃ、そろそ・・・」 ビーッ!ビーッ!ビーッ! ドゴォォォォンッ!! ズズズズズズゥゥゥゥンッ!!! 何事か言いかけたアカツキの言葉を遮るように、警報が鳴り響く。継いで、爆音らしき音 と、地震かと思う程の大きな揺れ。そして建物が倒壊する音が響く。 「くっ、何事だい!?」 「・・・遂に始まったか。」 「?テンカワ君?」 突然の事態に慌てるアカツキに対し、アキトはあくまで冷静だった。そして、静かに告げ る。新たなる歴史の始まりを。 「・・・始まるんだよ、今この瞬間から。俺の・・・俺達の、未来を賭けた戦争が!」 会長室を辞したアキトは、すぐさま漆黒のパイロットスーツに着替え、格納庫に眠る自ら の愛機へと歩み寄った。愛機の足元では、ラピスがアキトが来るのを今か今かと待ち構え ていた。その傍らには、エリナもいる。見送りに来たようだ。 「アキト、機体の準備は終っているよ。」 「そうか。」 「アキト君、頑張ってね。・・・今の私には、こんな言葉を贈る事位しか出来ないけど・・・私は 私で、頑張らせて貰うわ。」 「・・・その言葉だけで十分ですよ。エリナさん、ありがとう御座います。それじゃ・・・行って きますね。」 エリナに会釈し、アキトはラピスを抱えてアサルトピットに乗り込む。基本的にアサルト ピットは一人乗りのため、ラピスはアキトの膝の上に乗る形になった。 「エリナさん、また見送る側になっちゃったね・・・」 「そうだな、あの人には世話ばかりかけている・・・。だが、今回は直ぐに再会できるさ。」 「うん、そうだね。」 「良し・・・それじゃ、行こうか。」 アキトが自らの愛機を発進させる。格納庫を出て行く漆黒の機体を見送りながら、エリナ は静かに決意する。もし次にナデシコが地球に帰ってきたら、自分も乗り込んでやる・・・と。 『皆さん、お待たせしました!艦長のミスマル=ユリカです!ブイ!!』 『『『ブイィ〜〜〜!?』』』 『・・・馬鹿』 オモイカネに繋いでもらった通信から聞こえてくる声に、思わず懐かしさがこみ上げて来 るのを押えきれないアキト。ジュン、ゴートさん、ミナトさん、メグちゃん、ルリちゃん、 そして・・・ユリカ。あの世界で別れた、何よりも大切な、掛け替えの無い人達。今度こそ、 皆を守り抜いてみせる・・・!そんな思いが、自然と表情に表れたのか、アキトを見上げ、ラ ピスが少しだけ嬉しそうに微笑む。 「・・・アキト、良かったね。また・・・皆に会えて・・・でも、随分と騒がしいんだね?昔のナデ シコって。」 「フッ・・・そうだな。ラピスもきっと気に入るよ。あそこは・・・いい意味で、艦全体が一つの 家族みたいな場所だからね。」 「うん。早く会って見たいな・・・昔のルリに、昔のナデシコの皆に・・・」 「その為にも、先ずはあの目障りな無人兵器群を潰さなければな!!」 機体を一気に加速させるアキト。ラピスがいるから最大出力での加速は無理だ。だが、今 のアキトとエステカスタムにとって、それは大したハンデではない。交戦空域に向かいな がら、今だこれから如何するかで揉めているナデシコブリッジに、此方から通信を送り届 けた。 「ナデシコ、聞こえるか!此方テンカワ、これより敵無人兵器群と交戦状態に入る!!」 『ナデシコ、聞こえるか!此方テンカワ、これより無人兵器群と交戦状態に入る!!』 ナデシコのブリッジ内に、アキトの声が響き渡る。その声に真っ先に反応したのは、流石 と言うか何と言うか、プロスであった。 「艦長、この隙にナデシコを発進させましょう。」 「え?え?」 「何言ってるのよ、あんた!こんな怪しい声の言う事なんて聞くんじゃないわよ!」 「え?えぇ!?」 「何を仰いますか。彼は信頼できる人ですよ。ささ、艦長。」 「え、えっと・・・取り敢えず、エンジン始動、一旦海中に出たら反転、グラビティブラスト をチャージしつつ上昇します!」 「了解。」 「りょ〜かいっと。」 ユリカの指示にあくまで冷静に返すのはルリ。間延びした口調で返すのはミナトだ。メグ ミは艦内への注意を促す通信の途中である。 「いやはや、このまま間に合わなかったら如何しようかと思いましたよ。」 「ミスター、彼が以前言っていた?」 「ええ、テンカワ=アキトさんです。」 後ろで交わされるゴートとプロスの会話を聞き、ユリカは内心首を捻っていた。 (アキト・・・テンカワ=アキト・・・どこかで聞いたんだけどなぁ・・・う〜ん、思い出せな い・・・) 「・・・流石に、たかが無人兵器如きでは、些か暇ではあるな。」 バッタやジョロをレールカノンで尽く撃ち落しながら、アキトはぼやく。今でさえ無数の 無人兵器に囲まれていると言うのに、今のアキトにとっては物足りなさを感じさせるもの であった。 「ラピス、ナデシコが海上に浮上するまで後何分だ?」 「えっと・・・凡そ2分って所だよ。」 「2分か・・・よし、それまでに全滅させる!」 レールカノンを腰にマウントし、サイドアーマーにラックされたイミディエットソードを 抜き放つ。バッタやジョロの群れに突っ込み、まるで舞い踊るかのような華麗な動きで、 敵機を切り払う。それは、嘗て『PrinceOfDarkness』と呼ばれていた頃 の動きを髣髴とさせるものであった。100機を越える無人兵器の群れが、次々と破壊さ れていく。それに対し、アキトは一発の被弾も許してはいなかった。 「これで・・・ラスト!」 最後の4機を、ソードの一振りで纏めて薙ぎ払う。僅か2分、その間に無人兵器は全て破 壊されていた。 「良いの?此処はナデシコに任せる場面だったんじゃ・・・?」 「構わんよ。俺達が此処にいるという時点で、既に歴史は変わりつつある筈だ。ならば、少 しでも被害は減らせるように動いた方が良い。この先動き易くする為に、精々有能である 事をアピールさせて貰うさ。」 そんな事を話すアキト達の後方に、ナデシコがその雄姿を晒していた。 「・・・と言う訳で、ナデシコのパイロット兼コックのテンカワ=アキトです。宜しく。」 「ナデシコのサブオペレーターを務めるラピス・ラズリです。」 ナデシコの格納庫で、機体をハンガーに固定した後、アキト達は集まったクルー達に自己 紹介をしている。 「いやいや、中々合流してきませんからなぁ・・・少しひやひやしましたよ。」 「テンカワ=アキト、噂通りの腕前だな。頼もしい限りだ。」 「これでナデシコの戦力は一気に増大しますね。」 ハンカチでかいてもいない汗を拭うフリをするプロスと、アキトの実力を見て、唸るゴー ト。ジュンも軍人らしいモノの見方で、アキトの来訪を喜んでいる。 「ねぇねぇ、ラピスちゃんはアキト君とはどんな関係なの?」 「あ、それ私も聞きたいです。」 「えっと・・・養子・・・かな?」 ラピスに質問するミナトとメグミ。いきなり話し掛けられ、若干戸惑いながらも、しっか りと返すラピス。どうやらサセボ支社での暮らしの中で、人見知りする癖は大分也を顰め るようになったようだ。 「アキト、やっぱりアキトだ!ね、私の事覚えてる?」 「・・・ああ。ミスマル=ユリカ・・・だろ?」 「うん!流石私の王子様、ちゃんと覚えててくれたんだね!」 アキトの事を思い出したユリカが、早速何時ものテンションでアキトに飛びついている。 それをちょっと羨ましそうに見るラピスとフィリア。因みに、フィリアは既にナデシコの 整備班のアイドルと化している。本人に自覚が無いのは相変わらずだが。 <アキト、ナデシコって楽しい人ばかりだね?> <そうだな。気に入って貰えたかい?> <うん!アキト・・・頑張ろうね!> <ああ、そうだな。> 艦長以下、殆どのクルーが格納庫に行ってしまっている中、ルリとフクベ提督だけがブリ ッジに残っていた。 「・・・君は行かないのかね?」 「はい、行く必要がありませんから。」 「ほぅ?クルー間のコミュニケーションは、相手を理解する上で必要だと思うがな。」 「・・・大丈夫です。私は・・・多分この船に乗っている他の誰よりも、あの人の事を良く知って いますから。」 そう言って、微笑むルリ。その微笑みは・・・嘗てアキトに対して向けられていたものと同じ であった。 Episode:02・・・Fin 〜後書き〜 刹那(以下刹):どうも、初めまして。しがないSS書きの刹那と申します。 『Rebellion』第0話から第2話、如何でしたでしょうか? 初めてのナデシコSS、楽しんでいただければ幸いです。 アキト(以下ア):なぁ、作者。ちょっと良いか? 刹:あれ、アキト君。何か用? ア:・・・確かさ、これって元は逆行モノじゃなかったと思ったんだが? 刹:あぁ、何だ。そんな事か。答えは単純。管理人であるBenさんの作品『時の流れに』に 触発されたから。 ア:・・・おいおい。 刹:いや、事実だし。ホントはTV版のアナザーモノになる予定だったんだけどね。嫌だった? ア:別に良いけどね。 刹:そんな訳で、この話は逆行モノです。アキト君には、歴史を変える為に頑張って貰います。 ア:既に結構違いが出て来てると思うが・・・。そう言えば、何でイネスさん年齢変えたんだ? 刹:他の女性キャラとの年齢の格差を無くす為。それと、明確な形で君達が嘗て経験した歴史との差を 作る為。別段深い意味があったりする訳じゃないんだよね。 ア:それだけ? 刹:それだけ。敢えて言うなら、君と並べた時に、年齢的なハンデを持たせない為・・・と言うのも理由の 一つかな。 ア:・・・もしかして、ヒロインイネスさん? 刹:うんにゃ。一応予定では、所謂ハーレムになる予定。 ア:・・・嘘? 刹:ホント。 ア:・・・あ・・・あははははは・・・・・・ 刹:あらま、壊れちゃったよ。まぁ良いや、放って置こう。それでは、此処まで読んで下さった皆様、 次回Episode:03でお会いしましょう。 ア:・・・嫌だ・・・お仕置きは・・・お仕置きだけは嫌だあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・ 刹:・・・やらないって、それは・・・(^_^;)
代理人の感想
・・・・ああ、イネスさん「も」ヒロイン、だったんですね(笑)。
ここのアキトもやっぱりハーレムと。
それはそれとして、各キャラクターの特性をきちんと捉えてるのがいいですね。
一人一人の反応がごく自然でいい感じです。
追伸
最後の「お仕置だけは嫌だぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」には爆笑してしまいました。(笑)