「ずずず・・・」
「ずーーーー」
「お茶美味いっすねーベン師匠」
「うむ、腕を上げたなアキト」
「いえいえ、ベン師匠にはまだまだ適いませんよ」
「ほっほっほっ謙遜するでない」
やけにのんびりとした空気が漂っているが・・・爺臭いぞアキト。
「さて、ではそろそろ仕事の時間ですので」
「うむ、頑張ってこいよ」
「ははは、まあ見ててくださいよ」
「ふふ、ちゃーんとじっくりこの上なく見つめていてやるから心配するな」
・・・少々行き過ぎのような気がするが。
「では」
「ああ・・・」
シュッ
「・・・・・・早いものだな」
たそがれてるな爺さん。
伝説の3号機
その5
「さて・・・・・・ココは何処だ?」
いきなり道に迷っているアキト。
「まあ、間違いなく食堂ではないわな」
確かに食堂にエステバリスは無いだろう。
「何をやっている?」
「んお?おおゴッホさん!」
「何度言えばわかる!私はゴッホではない!しかもそれでは画家の名前みたいではないか!!」
「ん〜そうですね。確かにそれではオリジナリティが無い」
そういう問題じゃない。
「では『ゴホ?』ということで」
「余計悪いわ!しかも何故疑問形なのだ!!」
「さて?」
お前が言ったんだろうが。
「はあ、全く・・・エステでの戦闘といい、お前は一体何を考えている?」
「相対性理論について!」
絶対ウソだ。
「もういい・・・・・・ああ、それと言っておくことがある」
「なんざんしょ?」
誰なんだお前は?
「先日お前をパイロット兼任にしたことは覚えているな?」
「ああ・・・・・・・・・・・・・アレね」
「何だ、今の間は?まさか忘れていた訳ではないよな?」
「はっはっはっ!まっっさかー!!!」
わざとらしい。
「声が裏返ってるぞ?」
「・・・それはとっても気のせいだ」
やっぱりわざとらしい。
「やはり忘れていたな?」
「オレはコレでも記憶力は良い方だ!」
「ほう」
「ただし不都合なことは忘れる可能性大!」
何故かアキトは偉そうだ!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とにかく、兼任とはいえパイロットには変わりない」
「そうかな?」
「そうだ!」
「そうだったのか・・・」
「・・・納得したか?」
「おう!」
「・・・では話の続きだ」
「よし、申してみよ!」
やっぱり偉そうだ。
「・・・・・・・幾ら臨時とはいえパイロットになったからにはやるべき事はやってもらう」
「ほうほう」
「そこでお前には食堂勤務の他にパイロットとして3時間の訓練を行ってもらう」
「なにぃ!聞いてないぞ!」
「今言ったのだから当たり前だろう」
その通りだ。
「もっと早く言ってくれよ!」
「どうせお前は人の話など聞かんだろうが」
「・・・・・・・さぁて、なんのことやら〜」
白々しいぞアキト。
「とにかくこれは決定事項だ。もうどうにもならん」
「くぅ、オレの貴重な自由時間が・・・」
「諦めろ。エステ操縦がアレでは話にならんからな、一から鍛えなおしだ」
「何!十分役目は努めただろう!」
「囮としては良いかもしれん。だが本格的な戦闘でお前は敵の前でダンスを踊る気か?」
「お望みとあらば!」
「するな!」
全くだ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちっ」
「何故残念そうにしている!?」
「それはきっと蜃気楼だ」
「そんなものココに出るわけないだろう!それに答えになっていない!」
「いや、わからないぞ?もしかしたらココだけ雄大なサハラの砂漠になるかもしれないぞ?」
「なるか!」
「そうか、期待してたのに」
「・・・・・・・」
ゴートは力尽きた!
「な〜にやってんだお前ら?」
「おお、タイヤ班長!元気か?」
「・・・・ああ。で、ゴートの旦那は一体どうしたんだ?」
「さあ?多分、今晩金魚にやるエサのことでも考えているんだろう」
そうなのか?
「・・・・・・・・・・まあいいか。で、アキトお前今ちょっといいか?」
「断る!」
「・・・何で?暇なんだろ?」
「うむ、確かに食堂の仕事まではまだ時間がある。だが!オレはノーマルだ!愛の告白なら別のヤツにしてくれ!!」
「アホー!誰がお前に告白なんぞするか!!」
「何だ、そうならそうと早く行ってくれ。貞操の危機かと思ったではないか」
「・・・・・・・」
ウリバタケはこめかみを抑えている。
「どうしたタイヤ班長?人生に苦悩でもしたか?」
「やかましい!」
どげし!
「げぷ!」
ウリバタケのストレスは一時的に発散されたようだ。
「・・・ツッコミきついぞタイヤ班長」
「やかましい!一発殴らんと気が収まらんわ!」
そりゃそうだ。
「とにかくちょっと付き合え!」
「いや、だからオレにソッチ系の趣味は・・・・・・・・わかった行けば良いんだろ、行けば」
「よーし」
こめかみに銃を突きつけられながらアキトはマイエステへと連衡された。
だんだん過激になるなウリバタケ。
「さて、ちょっとエステに乗ってくれ。お前のIFSリンク率を測るぞ?」
「なんだ、そんなことか」
「何か言ったか?」
「いや別に」
アキトがIFSを専用のコンソールに手を置きナノマシンの紋様が輝きだすとウリバタケが真剣にディスプレイを眺めはじめた。
「う〜ん、なるほどなるほど。素人にしちゃ結構いい数字だな」
「そりゃそうだろ。火星じゃコレを使って仕事をするのが当たり前だったからな」
「なるほどな。慣れってやつか」
「そうそう」
ずいぶん素直だなアキト。
まあ、誰でも銃突きつけられりゃ素直になるか。
「さぁて、これで終わりか?」
「ああ、面倒かけたな」
これで銃を持ってなけりゃ普通の格納庫の風景なのに。
「さて」
「・・・って、ちょっと待てアキト」
「何だ?タイヤ班長?」
「ちょっとお前のIFS見せてみろ」
「何で?」
「い・い・か・ら・見・せ・ろ」
「はい、どうぞご覧くださいませ」
ウリバタケ、目がヤバイぞ。
「・・・・・・・・・・なあアキト」
「何でございましょうか?タイヤ班長さま」
卑屈すぎるぞアキト。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何でお前のIFS、『野沢菜』になってるんだ?」
「は?何を言っている?コレがIFSってものじゃないのか?」
あ、素に戻った。
「んなわけあるか・・・本来はこういう形してんの」
ウリバタケがIFSの形を図解で表示させる。
「何!IFSって野沢菜の形をしているのが一般常識じゃないのか!?」
嫌な一般常識である。
「じゃ、じゃあ俺はこの数年間いる筈もない野沢菜IFS開発者の為に毎日野沢菜チャーハンを作り続けていたのか・・・」
「・・・アホかお前は」
「くう、何時かきっと感謝のしるしにと野沢菜チャーハンを食べてもらえると信じていたのに」
「信じるなよ」
「きっとコレを作った奴は野沢菜が大好物だと信じて疑わなかったのに・・・」
「いや普通疑問に思うだろ」
全くだ。
「・・・・・・・まあいいか。とにかくオレの用はこれで終わりだ。さてエステの整備でもするかね〜」
ウリバタケはさっさと別の仕事に行ってしまった。
で、ここに力尽きた者2名。
「「・・・・・・・・・・・」」
ちなみに力尽きたゴートが配送車両に踏まれたのはこの5分後のことだ。
合掌。
「・・・・・・・・・」
「アレ?あー!アキトだー!!どうしたのアキト?ボーっとしちゃって?」
「・・・・・・・・・」
「おーい、アキトー?アキトってばー!!・・・・・ぶ〜」
何度呼んでも返事の無いアキト。
そして膨れっ面ユリカは強行手段に出た!
「すぅーーーーーアキトーーーーーーー!!!!!」
「!!!!!」
パタッ
アキトは永遠の眠りについた!
「アキト?アキトー?アキトー起きてー!ねーってばーアキトー!寝ちゃったのー?」
ユリカよメガホン(特大)を持ちながらそれは無いだろう。
「あ〜まだ耳が痛い」
アキト無事復活。
「ごめんね、アキト!」
「ゴメンで済めば軟体生物はいらんわ!」
何のこっちゃ。
「全く。この年で耳が遠くなるのはゴメンだぞ」
「大丈夫だよ!もし耳が遠くなったら近いもの持って来てあげるから!」
どんな耳だ。
「・・・もういい」
「そう?」
ユリカ、お前も中々の猛者だな。
「そういえばアキトどうしてボーっとしてたの?」
「ん?ああ・・・ちょっとショッキングなことが有ってな。ちなみにテレホンショッピングでお勧めは万能53得まな板だ」
何なんだそりゃ?
「へえー・・・・じゃなくて、何?ショッキングな事って?」
「うむ。実はな、かくかくしかじかと言う訳なんだよ」
「アキトー・・・『かくかくしかじか』じゃわからないよ」
「なにぃ!?お前人間ならばコレで通じるだろう!というか万国共通だろうが!!」
何時からそうなった。
「そうなの?」
「そうだ!憲法にも書いてある!!」
「そうなんだ、知らなかった〜」
信じるなよ。
「でも私はソレじゃわからないから最初から教えて?」
「はぁ・・・全くしょうがない。高くつくぞ?」
「う〜ん。私、艦長さんだからお給料はいっぱい貰ってるけどあんまり高いものはダメだよ?・・・・っは!もしかしてそれって・・・」
「安心しろ。お前が妄想しているようなことは絶対無い!!」
断言である。
「う〜そんなにキッパリ言わなくても・・・」
「とにかくオレが望んでいるものは只一つ!それは・・・」
「それは?」
それは?
「バンソーコくれ」
安!
「そんなので良いのー?というより全然高くないよー?」
「バカモノ!バンソーコを甘く見るな!バンソーコの歴史は古く、ソレは紀元前まで遡る。その頃の医者と言うのは・・・・・・・」
1時間経過。
「・・・・でだ、その時ムサンボが叫んだわけだ。『ヴァィオーーガズ!』と。そんな時駆けつけた若様が・・・・」
更に1時間経過。
「・・・というわけでバンソーコとはこれほど奥が深いのだ。解ったか?」
「くーくーくー」
返事が無い。どうやら眠っているようだ。
「・・・・・・・・・・・・・・・どっせい!」
どす!
「ぺぶっ」
「どうだ?」
「・・・痛い」
「そうか、それは良かった」
「良くないよー!酷いよアキトー!」
「人が話している最中に寝るヤツも酷いと思うが?」
「う・・・・・・だ、だってアキト話長いんだもん」
「贅沢言うな!これでも短い方なんだぞ!本当なら1週間ぶっ続けでやるところを2時間半で済ませたんだ!ありがたく思え!!」
「う〜でも長いよ〜」
「やかましい!オレはこの説明を本当に1週間ぶっ続けで聞かされたんだぞ!?それに比べたら全然良いだろうが!!」
「・・・・・アキト大変だったんだね」
「そうだよ。本当に大変だったんだよ」
アキトは遠い目をした!
「で、何でバンソーコなの?」
「おう、そうだそうだ。実はな・・・」
「うんうん」
「この艦の外壁に穴を見つけてな、ソレを塞ごうと思い至ったわけだ」
「そうなんだー」
「・・・・信じるなよ」
「え?違うの?」
「普通、外壁の穴を塞ぐのにバンソーコは使わんだろうが!」
「え〜?でも昔見たアニメじゃ戦艦が壊れたらバンソーコ貼ったりしてたよ〜?」
お前本当に艦長か?
「・・・もういい。本当はさっきタイヤ班長に殴られた所が痛くてな」
「へぇ〜どれどれ・・・・わっ血が出てるよアキト!コレでもかーって位!」
それで今までよく普通に歩いたり話したり出来たな。
「だからバンソーコくれと言ってるんだよ」
「なるほど。解ったよアキト、はいコレ」
持ってたのなら最初から渡せよ。
というか医務室行けよ。
ペタッ
「これで良し」
良いのだろうか?
「うん、良かったねアキト!」
「おう!じゃあな!」
「うん!またね!・・・・・・・・・・・・ってそうじゃないよアキト!!」
「何だ?まだ何か用か?」
「アキトがボーっとしてた理由聞いてない!」
「ああ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そういえばそうだった・・・・・・かな?」
「『かな?』じゃないよアキト!・・・もしかして忘れてたの?」
「いやそんなことは全くこれっぽちも微塵も無いぞ?」
説得力は皆無だった。
「とにかく!何が有ったのか教えて!」
「はぁ・・・全くしょうがない。高くつくぞ?」
「う〜ん。私、艦長さんだからお給料はいっぱい貰ってるけどあんまり高いものは・・・・・ってさっきの繰り返してるよアキトー!!」
「・・・・・・ちっ」
「アキト?」
「解った解った。話すから落ち着け」
ユリカの目は笑っていなかった。
「実はな・・・」
「『かくかくしかじか』も無しだよ?」
「ぐ・・・やるな、スカ!」
「ふっふ〜んだ!艦長さんは凄いんだぞ!」
でもユリカが言うと凄く聞こえないのは何故だろう?
「よし、話してやる」
「うん」
「実はなIFSについてなんだが」
「うんうん」
「・・・・・・寝るなよ」
「だ、だいじょーぶだよ!私寝たりなんかしないよー!」
「どもってるぞ」
「大丈夫大丈夫!艦長さんを信じなさーい!」
「お前だから信じられないんだよ」
最もだ。
「う〜アキトの意地悪〜・・・」
「おう、意地悪だぞオレは!」
そんなこと断言するな。
「とにかく、続き続き」
「わかったよ、実はこの小松菜IFSのこと何だが」
「『小松菜IFS』?どうしてアキトそんなもの持ってるの?」
「何を言うか!元々このIFSをつけたのはお前のせいなんだぞ!」
「え〜?そうなの?」
ユリカは疑問顔だ。
「そうだ!昔お前が背中が痒いからといって孫の手をせびったのはいい。だがちょうどいいものが無かったから俺がパワーショベルで代用してやろうと思いつき、わざわざ研究所まで行き親父にIFSくれと言って適当なものを強奪し、やっとの思いで戻ってきてパワーショベルを動かしたらグワングワン回って暴走し、挙句親父に殴られる始末だ!」
「・・・」
自業自得とは言わないだろうか?
「どうだ!これでオレがどんな目にあってきたか解ったか!」
「『どうだ!』って言われても・・・」
ユリカは困り顔だ。
「それに言わばこの『小松菜IFS』はオレにとって・・・」
「とって?」
災いの種とでも言うのか?
「仏壇だ!!」
「何故ー!?」
「それは最高機密だ」
どんなだよそれ。
「うーん、なんだかよく解らないけど・・・ごめんねアキト」
「まあ過ぎたことだ。もういい」
おお、ちょっと大人だなアキト。
「で、話の続きになるんだが」
「うんうん」
「この『小松菜IFS』が一般に出回っているものとは別のものと判明してな」
「へ〜」
「で、ショックを受けたわけだ」
「なるほど〜だからボーっとしてたんだね?」
「ああ」
「ふ〜ん・・・・・・でもアキト〜?ずっと気になってたんだけど、このIFSの小松菜の紋様ってマジックで書いてあるみたいだよ?」
「なに?・・・・・・・何処が?」
「ほら、どことなくソレっぽくない?」
「・・・そうか?」
ユリカ、お前どういう目をしている。
「ん〜じゃあちょっと洗ってみようよ」
「・・・そうするか・・・むう、落ちないな特別なものか?」
そりゃそうだろう。
「大丈夫だよ!この石鹸ならきっと簡単に落ちるよ!」
「そうか?では・・・・おおおお!落ちた!うおおお!ふ、普通のIFSだ!」
「良かったねアキト!」
ユリカよ。どこから持ってきたその石鹸。
「・・・でも、これはこれで何かつまらんな」
贅沢いうな。
「でも何で小松菜の絵なんかマジックで書いてあったんだろうね〜?」
「むぅ、それは永遠の謎かもしれんな」
嫌な永遠の謎である。
「・・・・・それで今気づいたんだが何でお前振袖なんだ?」
今まで気づかなかったのか。
「えへへ〜これアキトに見てもらおうと思って。どう似合う似合う?」
「ああそうだな。事件現場のレポーターの後ろでピースをしているヤツ位似合っているぞ」
それは褒めているのか?
「そう?良かった〜」
コイツも喜んでるし。
どぉぉん・・・
「・・・・・・・またか?さっきからやけに揺れるな。飲酒運転か?」
そんなわけない。
「うん。今第4防衛ラインを抜けてる最中だからね」
「・・・そんな時に艦長のお前はここに居ていいのか?」
「うーん・・・大丈夫じゃない?みんな優秀だから!」
そんなんでいいのか?
『艦長!』
「あれ?プロスさんどうしたの?」
『『どうしたの?』じゃありません!こんな時に何処に行ったのかと思えば何をさっきから漫才やってるんですか!』
漫才って・・・。
「プロスさん。うるさい・・・」
『とにかく!早くブリッジに戻ってきてください!』
「え〜でも〜」
『艦長!』
「う〜わかりました・・・」
『お願いしますね!』
叫ぶだけ叫んでプロスは通信を切った。
と言うよりずっと見てたのならさっさと声をかけろよ。
「ごめんねアキト。私戻らなくちゃ」
「当たり前だ。そもそも何でお前はあそこに居たんだ?」
「うん!アキトとお話がしたくて!それにこの振袖も見てもらいたかったし!」
「・・・それでこの状況でブリッジを抜け出してきたと?」
「その通り!」
「・・・アホかお前はー!!」
ごめしっ!
「・・・・・・アキト、痛い」
「殴ったんだから当たり前だろう」
「あ〜!タンコブ出来ちゃったよぉ!」
「とにかくさっさと戻れ!」
「う〜解ったよ。でもまた後でお話しようねアキト!」
「はいはい。ほらさっさと行け」
「うん!」
ダダダダダダダダダ・・・・・・
ユリカは全力疾走をした!
こけっ・・・どがっしゃあああぁぁぁん!!!
しかしこけてゴミ箱にダイブした!
まあ振袖姿で走ればそうなるだろう。
「きゅうううううぅぅぅ・・・・」
どうやら気を失ったようだ。
「・・・さて食堂に行くか」
アキトは見ないふりをした!
「これ以上アイツに関わるとプさんの怒りの矛先がオレにも来そうだからな」
賢明な判断である。
「テンカワぁ!!今何時だと思ってるだぃ!!!?」
ぱかぁぁぁぁんっ!
「ぷびっ!」
プロスの怒りは回避できたようだが変わりにホウメイの怒りを買った様だ。
「何故に・・・?」
そりゃあれだけ話こんでりゃ当然と言えよう。
アキト・・・いやユリカの運命はどっちだ!?続くような続かないような思わなくも無きにしも非ず。
あとがきです。
・・・・・・っは!こっこんにちは、彼の狽ナす(あせあせ)
まずいまずいまずい・・・全然話が進んでいない(滝汗)
何故こんなことに・・・?
そもそもアキトとユリカがいけないんだ!
あの2人が絡むと話が脱線しまくる!
・・・・・・・・・申し訳ありません、全部私の責任です(泣)
次回は・・・イマイチ目立っていない彼と全然出番の無かった彼の活躍の場ですね(笑)
とにかくここまで読んでいただきありがとうございました!
それではこの辺で!
みなさん!感想ありがとうございました!へろへろになっても頑張ります!ではでは!
・・・しかし私の書くユリカは本当に二十歳なのだろうか?