エヴァンゲリオン&ナデシコ
第一話 再開と出会いそして旅立ち・・・
・
・・・・もうなにもない世界。
みんないっちゃったんだ・・・。
紅いLCLの海・・・・・そして綾波とカヲル君の死体、いやカケラかな・・・?
でもここにはもう誰もいないんだ・・・・・。
これからずっと独りきりなのかな?
「♪〜〜〜〜♪〜〜〜〜〜〜」
えっ!?これって確か・・・・・。
「歌はいいねぇ、シンジ君」
僕の目の前には懐かしい人がいる。
「カヲル・・・君なの?」
「そうさ、正真正銘の渚カヲルだよ」
「でっでも、カヲル君は僕が・・・・・」
そう・・・僕が殺したんだ。
「使徒はコアを破壊されない限り死にはしないんだよ。さすがに体をバラバラにされたら再生するのに時間がかかったけどね」
カヲル君・・・そういう問題なのかい?
「それでシンジ君、これかどうするんだい?」
ふふ、僕はもう決まっているけどね・・・シンジ君との二人きりの甘い生活がね。
「わからない・・・でも皆を元に戻したいんだ」
・
・・・・え?
「みんなとまたいっしょに同じ時間を過ごしたいんだ!・・・・・あれ、どうしたのカヲル君?」
ははは、いきなり作戦失敗かい?
「い、いや・・・なんでもないよ。でも溶けてしまったリリン達を元に戻すことは不可能なんだ・・・」
「そう・・・だよね」
シンジ君、そんな悲しい顔をしないでくれ。この手は使いたくなかったけど・・・背に腹は代えられないね。
「でも僕達が元の世界・・・つまり過去に飛ぶことができるんだよ」
「それってどういうことなの?」
「詳しいことは火星に行ってから説明をするよ」
「・・・どうやって?」
・
・・僕としたことが基本的なことを忘れていたよ。
数時間説明をして今は火星にいる。
シンジ君も飲み込みが早いね。自分が使徒になっているって聞いてもあまり驚かないし・・・。
まあこれで僕とシンジ君の壁はなくなったんだけどね。
おっと、もうついたようだね。
「ここだよ、シンジ君」
「ここって、何で火星にこんなものが・・・?」
「火星に住んでいた人の遺跡であり、それを使い切れなく滅んでいった文明。でも僕とシンジ君の頭脳があれば使えないことはない」
そういって遺跡を見ると・・・もう動いているし!
そしてあたりが一瞬まぶしくなりその場に黒ずくめの格好をした一人の・・・・・キチガイかい?
「・・・・・・・・・」
「・・・・・えっと、なんかコスプレですか?」
「違う!!」
シンジ君、僕もその一言が言いたかったよ。
俺の目の前には二人の少年がいる。
「君は誰なんだい?見たところこの世界の人間じゃあないのは確かだけど」
「俺の名前はテンカワアキトだ。お前たちも名前ぐらい言ったらどうだ?」
「これは失礼、僕は渚カヲル」
「僕は碇シンジです」
「それでここは・・・火星のようだが何で君達のような子供がこんなところにいるんだ?」
「アキト君それは僕が説明しよう」
それから俺はカヲルという少年に全てを聞いた。
「そんなことがあるなんて・・・」
「今言ったことが真実であり現実でもあるんだ。今度は君の事を聞きたいんだけどいいかい?」
「あ、ああ・・・」
俺が驚きから治らないうちにそう聞き、自分の知っていること全てを話した。
「そうか、だったら君もどうだい?」
「は?」
「僕達と一緒に過去に行くんだ。僕達だけじゃこの装置を動かすのにしばらくかかってちょうどいいからね」
「だいじょうぶなの?」
「シンジ君。ここは僕に任せてくれないかい?」
「どういうことなんだ?」
「アキト君の話しによると、飛んだときに誰かを巻き込んでしまったんだろう?僕がその人たちを助けてあげるといったら?」
この少年は涼しい顔でそんなことをいうなんて・・・。
「でもおなじ世界に戻れるとは限りませんよ。そのことをお忘れなく」
「・・・わかった。その条件を飲もう」
「それともうひとつ・・・いいかい?」
まだあるのか!?
「僕達のいた世界にきてほしいんだ」
「どうしてだ?」
「僕たち二人だけだとどこまでできるかわからないんだ。だから君にも手伝った欲しいんだ、もちろん全てが終わったら君のことも手伝う事を約束するよ」
悪い条件ではないな・・・。
「いいだろう」
「それじゃあいこうか・・・」
感想
シンです。
ははは・・・・・・・・。
こんなものを書いてしまうとは・・・。
だめだね、いろんな意味で・・・
それに後半になるとシンジの影薄くなっているし・・・。
それでは次回をおたのしみに〜!
管理人の感想
シンさんからの初投稿です!!
エヴァとナデシコの融合作品です。
しかし、何処でも大活躍だなカヲル君は(笑)
たった一話しか出ていないというのに(苦笑)
その存在感はシンジをすら目立たなくするし(爆)
・・・アキト、下手したら主人公の座を奪われるぞ(苦笑)
では、シンさん!! 投稿有難うございました!!
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