昔、とても哀しい事があったんだ
心を閉ざしてしまうぐらい
そのせいで、その時のボクはいつも泣いていたんだ
けど、ボクのことを慰めてくれた人がいたんだ
でもその時のボクはそれでも泣いていたんだ
それでもあの人は諦めずにずっとボクの所に来てくれたんだ
毎日、毎日来てくれたんだ
少しずつ、とてもゆっくりだったけど
そのうちボクもあの人に心を開いていったんだ
ボクが元気になってからもあの人は毎日来てくれて
僕と一緒に遊んだんだよ
楽しかったな
今度こそずっとそんな楽しい日が続くと思ってた
でもあの人は家の都合で引っ越していっちゃんたんだ
僕はまた泣いたんだけど
あの人から手紙がきたんだ
手紙には僕を心配するようなことがいっぱい書いていたんだ
最後に『また会おうぜ』って書いてたんだ
だから僕はもう泣かないようにしたんだ再会のときを信じて
けどまだ会えないだから僕は会いに行くよあなたのところへ
あなたのいるナデシコへ
あなたがまだ僕のことを覚えてくれてるなら
待ってて大好きなあなた
< 再会の時 >
シーリス=シア少尉!
シーリス=シア少尉!!
シーリス=シア少尉!!!
「は、はいなんですか?」
「聞いておるのか!シーリス=シア少尉」
ど、どうしよ〜全然聞いてなかったよー
何言ってたんだろう?とにかく何か言わないと
「どうやら聞いておらんかったようだな」
「は、はい〜あうぅ」
「まあ、いいだろうどうせ君がここにいるのも今日で最後だからな。
君が以前から希望していたナデシコの配属が決まったんだ。おめでとう」
「ほ、本当ですか?」
「嘘を言っても意味が無いだろう」
や、やったよ!ついにナデシコに行けるんだ
これでナデシコにいるあの人に会いにいけるよ
「はしゃぐのも結構だがねスカートの中が見えとるぞ」
「あ、あうーーー!!!なにをいうんだよー」
「ふはは、言葉づかいも元に戻っとるぞ」
あう〜、みっともないとこ見られちゃったよ〜
「あう〜〜〜」
「冗談はここまでにしておいて、頑張ってきなさい。」
「え、隊長。あ、うん、分かりました♪」・・・・・・・
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「班長、班長〜ビッグニュースですよー」
「ん、どーした?何興奮してる」
「班長そんなことを言ってる場合ではないんです!!
新人がナデシコに配属されるんですよーしかもかなりの美少女らしいんですよ!!」
「なんだとーーーー!!!!!!」
「それでどんな娘だ!!」
「配属される場所は看護婦、年は15歳で黒い髪でポニーテール、身長が142cmで
顔がルリルリをベースに下も90点は固いと思います」
「そうか、それでその娘はいつ来るんだ!!!」
「それなんですがもう来てるみたいです」
「なんだとーーー!!!」
「・・・あう〜ここどこなんだよ〜?迷ちゃったよ〜うぅ(泣)
みんなどこにいるんだよ〜」
あう〜ボクこのままさまようのかな〜。いやだよー!!!
あう〜ぁぅ〜ぁぅ〜・・・いやだよー
「あれ、何か声が聞こえたような?」
「あう〜いやだよ〜!!!」
誰かが角から飛び出してアキトの方に向かってくる
「ちょっと、君」
アキトが少女を抱きとめる
「え、あう、あう〜〜〜」
「ちょっと暴れないで、君落ち着いて」
「え、あれ・・きみ誰」
15歳ぐらいの少女が不思議そうにこちらを見てくる
へ〜え、可愛い子だなあ.誰だろこの娘?
「あ、あの〜きみ誰なの?」
「あ、ごめんね、俺テンカワ・アキト」
「え、きみがあの?」
少女が驚きながら俺を見ている
「君、俺のこと知らなかったの?」
「あ、あう、ボクここに来たばっかりだから
そ、そうだボクブリッジに行きたいんだけどボク迷子なんだ.ブリッジへ連れて行って欲しいんだ」
少女が恥ずかしそうにうつむきながら聞いてくる
「はいはい、お安い御用だよ」
「え、本当?ありがとう♪.そうだボクまだ名前言ってなかったよね
ボクはシーリス=シア、シアって呼んでね♪」
ワイワイ ワーー ガヤガヤ
わあ〜いっぱい人がいるなあ、ちょっと恥ずかしいなあ
あ、あう誰か来るよ
「シアさんですね?」
「え、は、はい。そうですけど」
「そんなに緊張しなくてもいいですよ,あ,それと私こういう者です」
そういって名刺を渡す
「ぶろすぺくたーさん?本名なんですか」
「いえいえ、ペンネームみたいなものでして、あと本名のほうは気にしないで下さい」
なんだか変な人だなぁ・・・なんでペンネームみたいなものなんて使ってるんだろう?わかんないや
「シアさん?」
「あ、分かりました」あんまし気にしない方がいいのかなぁ
「とにかく、シアさんには自己紹介をしてもらいたいんですが?
簡単なものでいいですよ」
「はい、分かりました」
「ハイハイ,皆さんシアさんが自己紹介をしますから少し静かにしてください」
わ、急にみんな静かになったよ
「ハイ、ではシアさんお願いします」
「えっと,連合軍極東方面から看護婦に配属のシーリス=シア少尉です
来たばかりで慣れないけど一生懸命頑張りますのでどうぞよろしくお願いします!」
あうぅ〜やっぱり恥ずかしいよ〜
「「「「「「「「か、かわいい・・・」」」」」」」」
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ビクゥッ、あうぅぅぅぅぅなんでみんないきなり叫ぶのーこわいよ〜
あうぅぅぅぅ特に眼鏡をかけた男の人が一番怖いよぉ〜
「うわ、なんだなんだこの騒ぎは,おいアキトこいつら何してんだ」
「あれ、ガイ知らないのか?」
「さっきまでゲキガンガー見てたんだよ。
激動の最終回ク〜感動したぜ!!!」
「ガイ、お前なぁ」
「ん、あれ誰だ見たこと無いけど?」
「ああ、あれは・・・「ガイくんだあ!!!」
少し前
あうぅぅぅこわいよ〜
あれ、ガイ・・・ 感動した・・・
ガイ、お前・・・・・・ あれ・・無いけど・・・
え!今ガイくんの名前と声が聞こえたような
どこだろ〜あ!あそこにガイ君が!!!
「ガイくんだあ!!!」
え〜んやっと会えたよ〜
「ガイくんガイくんガイくんガイくんガイくんガイくーん!」
「おわ、急に抱きつくな」
「やだぁ、もう10年以上待ったんだもん」
「は、何の事だつーかお前と会ったことあったけ?」
あう、ガイくんボクの事忘れてるよ
「ガイくんボクの事忘れちゃったのシアだよ一緒に遊んだでしょ」
「?????・・・・ああ近所に住んでたおばちゃんか」
「むぅ、だれがおばちゃんだよボクはまだ15才だよ」
「タネさんとこの・・・?」
「タネさんって誰だよ!いくらボクでもいいかげん怒るよ!!」
あうぅ〜まさか忘れられてるなんて涙が出てくるよ・・・
「その泣き顔どっかで見たような?え〜と
そうだ、もしかしてお前泣き虫シアか?」
「もう泣き虫じゃないもん。でも思い出してくれてうれしいよボク」
「へえ、あれそういえばお前なんでここにいるんだ?」
「えへへ、君から来てくれないからもう待ちきれなくて自分から来ちゃった」
「とにかく、もう君を放さないからね♪」
「おわ、だから抱きつくなって」
「いーやーだーよー♪」
もう放さないからねガイ君
その後
「へえーシアちゃんとヤマダさんって幼馴染だったんだ」
「うん、そうなんですユリカさん」
「じゃあ私とアキトと一緒だね」
「え、ユリカさん達もそうなんですか」
「うん、そうなの」
「いいなぁ、ボクもユリカさん達みたいに幼馴染で恋人同士になりたいなー」
「ええー私とアキトが恋人同士!」
「え、違うんですか?」
「ううん私とアキトは恋び「「「「「「ちがいます」」」」」」
「ルリちゃん、めぐみちゃん他の人たちも邪魔しないで!!」
「「何を言うんですアキトさんは私のものです」」
・・・・・あう、アキトさん大変そうだなぁでも・・
「ま、いっか。あ、そうだガイくん何してるかな見にいっこと♪」
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「・・・・なぜだー!!!テンカワばかりでなくなぜヤマダまであんな可愛い娘にモテルーー!!!!」
そういいながら血の涙を流すウリバタケ
「わかるぞー!ウリバタケ君!これからはテンカワ君同様に彼にも制裁を与えようではないかーー!!」
「そのとうりだ!!!同志よ!!」
・・・余談だがこの後<テンカワアキト抹殺同盟>の他に<ヤマダジロウ滅殺同盟>が設立されたらしい・・・・
〜Fin〜
あとがき
こんちわ,そして初めまして今回この小説を書いたシオンです。
この様なアホ小説を読んでくださいましてどうもありがとうございました
しかし満足にナデシコのキャラも表現できないのにいきなりオリキャラを使ってしまった
今度書く時はもっとましなものになるように努力しますので次回作もみてください
代理人の感想
看護婦で少尉ですか!?
普通はせいぜいが下士官なのですが・・・・・・
実は医師免許持ってるとか、
戦時特例で士官教育受けたものの役に立たないので看護兵になったとか(爆)。