時を見たもの
プロローグ
1人の男がいた。その男は全てを憎んだ。人も神も運命も、そして自分すらも。
男は写真を見ていた、女性の写真である。
男は誓った。全てに復讐をすると、しかし、ある約束が男を縛っていた。自分の一番大事な人との約束である。どうすればよいのか、復讐を誓った男は約束を破ることができない男でもあった。
そして男はある仕掛けを作りそれを“時を渡る鍵”と繋げた。
後の時代で、男が許せぬ行為が行われた場合に発動する仕掛けを、そうしてはるかな未来に復讐を果たすという行為、これにより誓いも約束も両方果たせると考えたのだ。
そして男は日常に戻り多くのことを成し遂げて言った。
そして数十年の時が過ぎていった。
あとがき
はじめましてスクーといいます。
初SSになるために緊張しています。どんな形になるにせよ完結させたいとおもうので応援のほどよろしくお願いします。