誰が為の世界
プロローグ
ソティ=ラス
爆音・・・。
悲鳴・・・。
そして銃声・・・。
音という戦慄の色が、漆黒の宇宙をバックに、戦場という名のキャンパスを染め上げていく・・・。
老若男女の別は関係無しに、戦場に出れば、生か死かのどちらかしか待っていない。
強いものだけが生き残り、弱いものは散っていく・・・。
仕方がないと言えば、それまでであろう。
それが戦争なのだから。
アニメでも、小説でも、ましてやリアルなドラマなどでもない。
確固たる信念を持つ者。
己を制し、何処までも冷静い且つ冷徹でいられた者。
それらの者達か、そうでなければ余程の運の持ち主でない限り生き残る事は出来ない。
そういう狂った世界なのだ・・・ココは。
どんな人間であろうとも、宇宙服無しで外に出れば、血を沸騰させながら、その余りの寒さに凍え死ぬ。
・・・それも数瞬のことだ。
・・・いや、もしかすると、酸欠で息絶えるのが先なのかもしれない。
そして又一人・・・、短い命を終えようとしている者がいる。
彼が最期に、その淀んだ瞳に映し出すものとは何なのだろうか。
もう十数年前に逝った両親の姿か・・・?
それとも、共に戦った仲間達か?
或いは・・・、凍りついた自身の姿か?
全てはこれから分かる事・・・。
彼の者の名はテンカワ・アキト。
嘗て、己の弱さ故に、『火星の後継者』に、やっとの思いで掴んだ幸せを粉々に砕かれ・・・。
そして、今また、己の弱さ故に、漆黒の宇宙に果て行く者・・・。
この物語は、これからの彼の放浪の旅を描いたものである。
<後書>
ども、はじめまして。ソティ=ラスと申します。
未だにHTMLを使いこなせなくて、テキストファイルもどき(少しタグ入り)で送った愚か者でありんす。
・・・いきなりアキトを死なせてしまった・・・(汗)
ま、いいか。(ヲイ)
Benさん、代理人さん。その他諸々の投稿作家の皆さん。
本当にスイマセンが長い目で、そして温かい目で見てやってください。
・・・某L氏みたいにいじめたりはしないで下さい(泣)。
ちなみに、基本はギャグで(つまんないけど)行くつもりです。
代理人の感想
あー。
念のために申し上げて置きますが、テキストファイルに一部だけタグつけても全く意味がない、どころか
こちらの手間が増えるだけですので、ソティ=ラスさん及びこれから投稿を考えてらっしゃる方は
装飾の指示は投稿規約にあるように「←」でお願いします。
感想は・・・・
本編回しかな、これは。