〜一筋の光求めて〜
プロローグ 希望の花
目が覚めるとそこは光に満ちていた・・・
「目が覚めたか?」
俺は返事をしようと口を開くが目の前の人物は手でさえぎる。
「無理するな、しばらくは俺の話を黙って聞いていろ」
俺は目の前の人物が男であると検討をつけ僅かに顔を動かし頷いて見せた。
「俺の名前はシュウ=ウィンディスト=ヴァルキリア・・・お前たちから見れば神様ってやつだ。
信じられんかもしれんが今は黙って聞いてくれ・・・お前は半年前突然俺たちの前に現れた。
調べた結果原因はボソンジャンプの暴走だ」
シュウは資料のページをめくり続きを話す。
「お前の体は俺たちが治療した、五感も全て戻してあるが・・・この辺の説明は後でゆっくりしてやる」
シュウが説明と口にした瞬間俺は異常なプレッシャーを感じた気がするが、まあ気のせいだろう・・・
「もう喋っても大丈夫だな・・・」
俺はゆっくりと体を起こす。
「すまない、色々と世話になったようだ」
「気にするな・・・ついでにお前のことを調べさせてもらった。
コロニー連続爆破のテロリスト『プリンスオブダークネス』テンカワ=アキト、間違いないな?」
「ああ・・・俺をどうするつもりだ」
「協力してやる」
シュウの告げた言葉に俺は反応することができなかった。
「協力してやるといったんだよ」
「具体的には・・・?」
「お前を協力者込みで過去に戻す。
お前に戦力を与える。
お前に力を与える、この三点で協力してやる。
ああ、協力者は此方で見繕っておく・・・今はゆっくり休め」
俺は再び眠りについた・・・
「ん・・・起きたか?」
俺が目を覚ますと目の前にはシュウと名乗った男が立っていた。
「治療は寝ている間にほぼ完了した。
後はトレーニングを積んで自分の体になれることだな」
「そういえば・・・」
俺が言葉を発する前にシュウが俺の体について話し始める。
「お前の体のナノマシンを制御した結果、身体能力の強化、オペレーター並みの処理能力能力、
それとチューリップクリスタルなしでもボソンジャンプが可能になった」
俺は手渡されたカップの液体を飲み干した。
「甘い・・・」
俺は思わず涙を流していた・・・味が・・・わかる・・・!
「次は機体だな」
ついて来いとシュウが手招きをしている。
俺はベットから立ち上がろうとしたが体に思うように力が入らずその場に倒れてしまう。
「さすがに一ヶ月も寝ていれば立てんか・・・」
「そんなに寝ていたのか・・・」
「使え」
俺は手渡された杖を使って立ち上がる。
「すまん」
シュウは俺の進む速度に合わせゆっくりと歩き始める。
一時間ほど歩いただろうか・・・
俺たちは大きな扉の前にたどり着いた。
シュウがコンソールを操作し扉を開ける。
扉が開いたとき、俺の前には数機の機動兵器が立ち並んでいた・・・
「一応サイズは俺たちの技術で無理やりブラックサレナのサイズに合わせている」
シュウが指差した方向には両肩に巨大なバーニア、左に巨大なシールド、右にバズーカを装備した角突きの機体が立っていた。
「GP-02Aサイサリス、花言葉は『偽り』・・・だったかな。
特徴は両肩のバーニアによる高機動力、装甲の厚さ、そしてアトミックバズーカだ」
「アトミック・・・核か!?」
「そうだ、使い方さえ誤らなければ力になる。
この機体を徹底改修しお前の専用機に作り変える」
「ブラックサレナで十分だが」
「駄目だ!お前は復習の為に戦うんじゃない!未来を変えるために戦うんだ!」
そうだ・・・俺は未来を変えるために戦うはずだ・・・
「すまない・・・俺はまだ闇に囚われているようだ・・・」
「解ればいいんだ・・・新しい名はリシアンサス、色は白、花言葉は『希望』」
「希望・・・」
俺はしばらく俺の新しい愛機を見上げていた・・・
「リシアンサス、俺は誓う!俺は未来を変えてみせる!」
俺の新しい戦いが今、始まった・・・
後書き
鋼鉄「お初にお目にかかる・・・鋼鉄の騎士と申します」
シュウ「オリジナルキャラクターのシュウ=ウィンディスト=ヴァルキリアだ」
鋼鉄「中には私の名前を知っている方もいらっしゃるかもしれませんが・・・」
シュウ「まぁエヴァ二次創作小説作家の作者が書いたナデシコ二次創作第一話楽しんでくれたかな?」
アキト「やはり逆行か」
鋼鉄「ボソンジャンプで無理がないから」
アキト「ブラックサレナじゃないのか?」
鋼鉄「復習のためではなく未来の為に戦うアキトにブラックサレナは似合わないと思ったんだよね」
シュウ「新型のエステでも良かったんだがな単機でより戦える機体となるとそうないからな」
鋼鉄「そんなわけでMSの中で一番のお気に入りであるサイサリスに白羽の矢が立ったわけだ」
アキト「花言葉は?」
鋼鉄「調べた、結構大変だったよ」
シュウ「じゃ、次回予告行くぜ!
『過去に戻り今度は未来の為に戦う決意をするアキト・・・
そのアキトの前に協力者がそろう・・・
そして彼らは誓い合う・・・
輝かしい未来を!
次回 〜一筋の光求めて〜
第一話 アスフォデリンの花が舞う
あの時決めました・・・私はあなたのものです』」
アキト「次回も見てくれ!」
鋼鉄「Katanaさんにメールが遅れません。
ネタの使用許可を求めて掲示板に書いたけど反応がありません。
私はどうしたら良いんでしょう?」
代理人の感想
わー、救い様がないなぁ(爆)。
いろんな意味で(爆死)。
なお、ワープロソフト禁止と書いてあるにもかかわらずその形式で送ってこられましたので
ピュアテキストにして掲載させていただきました。
また以後ワープロソフト形式の文書ファイルで送って来た場合は無視させていただきます。
悪しからず。