私は忘れない、いや忘れる事ができない。
あの偉大なる女性と出会ったことをー(あるライターの呟き)


















漆黒の戦神アナザー


三舞野婦長の場合













日本某市・七戸里総合病院






私はその日、七戸里総合病院を訪れた。
目的はもちろんあの”漆黒の戦神”に関わった女性にリポートする為である。
それに聞いた話では、関わった女性はこの病院の看護婦であると言う。
私は新たなる戦神が辿った道筋に触れる事を嬉しく思いつつも、病院の入り口に足を踏み入れた。

それから起こる世にも異様な事態と遭遇する事も知らずに……。






「あのすみません。こちらに三舞野さんという看護婦の方いらっしゃいますか?」

受付の看護婦に彼女に関する事を聞いた時から既に異変が始まっていたのだ。
それを聞いた途端、それまで笑顔で患者の応対をしていた看護婦の表情が固まる。

「わっ?」

いきなり看護婦さんがカウンターから身を乗り出したかと思うと、
私を勢い良くカウンターの内側に引き摺り込んだのだ。

「貴方……一体何者?まさか……(1)愛好者なのかしら。」

「はっ…あっ……愛好者ぁ?私は彼女にインタビューしたいだけなんですよ。
(何言っているんだこの人は?)」

「(じー)そう……何か怪しいけど。まぁいいわ、三舞野婦長にご用件ですか?」

婦長?看護婦では無かったのか。

「ですから私は彼女にインタビューしたいだけなんです!
あの”漆黒の戦神”に関わったんですよね?彼に関する事を彼女から聞きたいんですよ。」

看護婦の目が見開かれる。

「あっ。」

次の瞬間看護婦の体が宙を飛び、丁度私の真上に圧し掛かる。
最後に見たのは、看護婦の履いていた靴の裏だった。


つまりは、


ゲシ!


蹴られた。











「………つぅ……ココは……何処だ?」


私が再び意識を取り戻したのは、それから暫くしてからのことだった。
最も手を縛られていて腕時計などが見れない為、あくまで体内時計での感覚でだが。

「ふふふふ………気がついた様ね……。」

先程の看護婦が私の前で腕を組み、仁王立ちしている。
部屋は薄暗かったが、目の前に居る私を蹴り倒した看護婦のほかにも数名の看護婦が立っていた。


「貴方……知りたいって言ったわよね?三舞野婦長とテンカワ・アキトの関係を。」

「い、一体何の真似だこれは!」

首をクイッと捻りながら看護婦は眉を顰める。

「知りたいって言ったからこれから教えるのよ。」

「だったら何故こんな事を……。」

私の問いに看護婦達は一斉に嘲笑の声を挙げる。


「HA!HAHAHA!」

ひとしきり笑った後、リーダー格の看護婦が身体をくねらせながら
悪魔的嘲笑
を浮かべつつ、前に置いてある60インチ程のテレビの画面を指差した!

「世の中には崇高なる愛好を、異端と考える愚者が余りにも多すぎる……だから余所者を受け入れるには
細心の注意が必要なのよ。特に貴方の様な軽薄なジャーナリストなんかは……外見に捕らえられ
(2)美の本質を理解できない上に、自身の主義主張も無いマスコミ風情は。」

ボロクソに言われ私は腹が立った。
私は戦神の足取りを追う際に、彼を好ましく思わない連中から執拗に妨害を受けてきた。
時には一歩間違えれば死んでいたケースもある位なのだから、相手も相当に私を邪魔だと思っているのだろう。
しかし私は真実を追う事に意義を感じていたし、何よりもそういう輩や権力にあっさり膝を折るのが大嫌いだった。
私は彼女が言う様な、上が何か言えばその通りに事実すら捻じ曲げてしまう様な安っぽいジャーナリストでは無い!

「違う!私はそんな上辺だけを求める狭量な男では無い。私が追い求めている物は真実だ!」


その場が静まり返った。
私を罵倒した看護婦も黙って此方を見ている。……その目は私を推し量る様に静かな光を湛えていた。

「……確かに、貴方ならば……貴方のその澄んだ目なら……美の本質を見極める事が出来るかもしれない。」


……?

さっきから気になっているのだが、美とは何なのだ?
認めてくれるのは嬉しい。だが、何故にインタビュー一つで
こんな縛り上げられなくてはならないのだ?
しかし、看護婦は私を立たせると椅子に座らせて更に縄を掛ける。

つまり椅子に固定されてしまったのだ。

そして私をテレビの方に向けた後、おもむろに一本の
ディスクを取り出し、テレビに付いているデッキに差し込む。



がちゃん、ウィーン……


微かな機動音の後、青い画面が映る。










そして、私は知ってしまった。







戦神の隠された真実を。








「俺は戻って来たよ……三舞野婦長。」

ビデオカメラで撮影しているらしい映像ー

病院の入り口に立つ黒尽くめの男、間違いなくあの”漆黒の戦神”テンカワ・アキト。
そしてそれに対峙する様に仁王立ちしている看護婦ー三舞野婦長。

しかしー





優に2mを超えている身長!(ひょっとしたら3m位はあるかも。)

猪○や馬○の顔すら超えた、縦長でごっつい顔!


目は眼鏡で隠れて良く見えないが、
それでも尚凄まじい威圧感を周囲に解き放っている。

そしてその腕!

片手だけでプロレスラーすら軽々と持上げられそうな筋骨隆々な腕!


そしてそのボディ!

生きながらにして重装甲の鎧でも身に纏っているかの如し!


そしてその足!


ヘラクレスの足と呼ばれる彫刻が有ったのならば、
これを題材にしたであろう野太い足回り!



そう!



これこそが七戸里総合病院が誇る
リーサル・ウェポン、三舞野婦長その人である!



「ふっ……遂にこの日が来てしまったという事ザマスか…。」

何か感慨深げに微笑む婦長。まるで弟子が一人立ちして行くのを見送る(3)師匠の表情の様な。
そしてアキトの方も、婦長の顔を見て親しげに微笑んでいる……。


無闇無性に爽やかな笑みを浮かべ、にやりと歪ませた唇の間から白い歯を輝かせながら。
何と言うか……非常に(4)キモい。


確かにあの微笑は、今まで幾多の女性を虜にして来た筈だ。
威力はこれまでインタビューして来た女性陣を見れば解るというもの。

だが、

だが、この全身に沸き立つサブいぼは何だと言うのだぁ!

何かが、体の奥の何かがアレを拒絶している。
これは……何だと言うのだ?
全身、いや自分の全神経や第六感までもがアレを見続けるのを拒否し、目を逸らす事を望んでいる。

しかし……私は何故か目を逸らす事が出来なかった。
そしてビデオは私の葛藤を他所に進んでいく。

「俺は俺の願いを叶える為、アンタを超えてみせる。……噴怒!


メキメキピシピシバリィィィィィィィィ!!



テンカワの服が、マントが破れていく。
破れていく衣類の下から見えたモノに私の目は奪われた。

こちらも……婦長に負けず劣らずの鋼の如き肉体!

何故か体が急激に膨らんだ様な気もするが。

てらてらと輝いている所を見ると、既にワセリンを塗ってある?!

「はっ!」

黒い(5)ビキニ・パンツ(角度際どい)
いっちょになったテンカワは、ぐぐっと全身の筋肉を軋ませる。

その瞬間、辺りに一面にムキン……と確かに肉音が響いた。

「ふっ……あの時よりは出来るようになった様ザマスね。」


こちらも無闇無性に爽やかな笑みを浮かべ、


「WOOOOOOO!!」


びりびりびりびりびり!!


叫びと共に婦長の服が(6)ケン○ロウの服の様に千切れていく。



「「「「きゃあああ!素敵よぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」」」」



看護婦達の腐れた叫びが轟く中、婦長は静かにポーズを取る。

「婦長……何故、何故ワセリンを塗っていないんだ?」

そう、婦長はビキニを装着していたが、ワセリンを塗っていなかったのだ!
震える声で問うアキトに対し、予行とばかりに軽いポージングを取りながら婦長は不敵に笑う。

「ひよっこ相手なら丁度良いハンデざます。」

「違う、もう俺は(7)貧弱な坊やでは無い!


闘志と共に、ポーズを取るアキト!

それに上腕筋肉をぴくりと動かす事で答える婦長。




ふしゅるるる………むきん



確かに、確かに空気が軋んだ……。





カーン(演技開始)




「破っ!」


バッ!


「応っ!」


シュパッ!



交互にポーズを決め、己が筋肉美を誇示する二人。
映像が見せる光景……私のジャーナリスト人生で見て来たモノで、正しく最高の印象強さを持っていた。
果たして……それが良い事かどうかは、もう解らないが……。


そしてどれ位の時間が流れたのだろうか。

意識が朦朧とする中で、二人の
織り成す暑苦しいステージは今や最高潮を迎えようとしていた。


「ふっ……だいぶ成長したという所ザマスか。それでは此方も本気で逝くザマス!」

「こっちもだ……毎日プロテインを服用し、
ブルーワーカーとダンベルで研鑽した筋肉は伊達では無いぞ!」

「(8)ゴッチ主義者とは……小賢しいザマス!」



両手を挙げ、アブドミナル&サイで上腕筋肉
(後で聞いた話では婦長の御自慢だとか。)を誇示する。

その脇はオ○ガ・ゴ○ルコビッチの、
(9)剃り残し腋毛なぞ問題にならん程の茂みで覆われていた。

いや、もう富士樹海。
放たれる熱気はもう漢祭りその物。

「通販用品如きで体を鍛える等、笑止千万。本物を見せてやるザマス!」

「望むところだぁ!」

乳酸気合を極限まで溜め、各々の得意技を繰り出す!



何か……何かが可笑しい、笑ってしまう。
どうしてしまったんだ私は……?







「ラットスプレッド!」

筋肉を張り詰めさせ、拳を引き締めた腹筋の上で固めたポーズで広背筋を強調する戦神……。

「なんの、ダブルバイセップスフロント!

腕を強調した技で反撃する婦長。
しかも……胸筋の一部と上腕の筋肉が一斉にぴっくんと動いた。

「ぐうぅ!」

婦長の演技力に気圧されたのか、ポーズを崩すテンカワアキト。
……が、笑顔だけは何故か崩していない。

無駄に爽やかだし……。

「ふっ所詮は付け焼刃ザマスか。それで良く”漆黒の戦神”等と呼ばれたものザマスね。」

アキトに背中を向け、ダブルバイセップスバックをコンボで繋げる婦長。
こっちもやはり笑っていた。同じ様に……素敵に爽やかに。

「違う……俺は英雄なんかじゃ無い。俺は……俺は(10)兄貴だ!」

起き上がり様に、飛び上がり天井の照明をバックに取りー

「はぁ!」



ぐぐぐぐ……



四股を引き絞り、筋肉の張り具合を高める。
血管を浮き上がらせるのはまだだ。

演技が始まる!(フリー)


「見ろおぉぉぉぉ俺をぉぉぉぉ!」


空中技を織り交ぜつつ、流れる様な動作で次々とポーズを繰り出す。
只ポーズを取るのでは無い。ポーズを取る間にコンディションを高め、
アッピールする瞬間に筋肉を最高の状態で魅せる。











ぱぁぁぁ……


飛び散る汗。


しゅぱーん……


伸び切った三角筋。


みちっ……


上腕三等筋に浮く血管。


全てが……パーフェクトだ……。


スタッ。


飛び上がっていたのは僅か十秒にしか満たない。
しかし、その間に行われた演技は何と深い意味を持つものか。

「うぁ……。」

ガクッ

力を使い果たしたのか、両膝を付くテンカワ。
全身から凄まじい勢いで汗が滴り落ち、床を漢色に染め上げる。

「むぅ!」

ズサッ!

思わず私は目を見張る。
先程までテンカワに対し、圧倒的筋肉優位な立場にあった筈の婦長が片膝を付いている。
テンカワの渾身の技を見て、流石の彼女も効いてしまった様だ……。

やはり白い歯を剥き出しにして笑っていたけど。(泣)

「ふふふ……まさかこの私に膝を折らせるとは、以前の”貧弱な坊や”発言は撤回するザマス。」

「本当か婦長!」

「本当ザマスよテンカワ。だが……まだ私を超えるのには未熟!


その言葉に緊張する私。まだ…まだ奥があると言うのか?
テンカワも神妙に頷くと深呼吸をする。

「ほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。」

応じるかの如く同じ様に息を吐く婦長。

「しゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。」



私は自分の目を疑った。
二人の、二人の体がぼんやりとだが光っているぅ?!

「テンカワ!何時の間にそれを……?」

「婦長…俺は出会ったんだ。終生の(11)ライバルって奴に。
俺がこの領域まで達したのも、そいつのおかげさ。」


自分の身体に宿る暑い輝きを愛しげに眺めながら、晴れやかにテンカワは兄貴婦長を見た。
婦長も弟子(?)の成長が嬉しいのか、ウンウンと頷きながら漢泣きしている。

「そうザマスか。自分のポーズを見せ付けるに相応しい相手をとうとう探し当てた訳ザマスね?」

「そうだよ、強敵と書いて友と呼べる奴さ。実は今日此処に呼んでいるんだ、もうそろそろ来る筈。」


戦神の言葉が終わると同時に、


どっごーん!



玄関が爆砕し、ぽっかりと開いた空間に赤い機動兵器が姿を現す。
確か……”真紅羅刹”の愛機ダリア!?

まさか…まさかテンカワの言っていたというのは!






「「「「兄貴!兄貴!
あぁぁぁぁぁぁにぃぃぃぃぃぃきぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」」」」

看護婦達の叫びに召喚され、(石○氏と小○氏では無い)

「待たせたな!」

リーダー渡○調の台詞でキメた、赤髪の美少女影護北斗がコクピットから飛び降りてくる。


二人の元に向かって歩きながら、掛けていたサングラスを外すと、

「やっぱり○井だぜ!」

もちろん赤いラメで目の縁が塗りたくってあった。

気分はもう(12)コント○信号。


「待たせたな…お前がテンカワアキトの筋肉の師、三舞野婦長か!」

「ライバルとは貴女ザマスか。とすると……。」


「ああ、そうだ。北斗も使えるぞ、
あの極義を……さぁ魅せてくれぇ!そのピンクの輝きぉ!!」

感極まって泣き叫びながら北斗にアキトは言う。

それにやはり白い歯を輝かせながら応じる北斗。

彼女もなのか…馬鹿な、あの美少女がボディビルダーなんて事が有り得るのか。


「解っているさ……それに、それに俺も辛抱堪らん!

羅刹の雄叫びと共に、

「噴怒!」



バリバリバリ!


怒号と重なる様にパイロットスーツが内側から弾けた。
弾けた後に残されたものはー




ぴちぴちの紅いビキニと、




腕は丸太もかくやとの太さ!

足は馬を髣髴させるほど重量感!

腹筋は見事に割れ、機関砲
すら弾き返そうな程の強度を誇り!

鍛え上げられた背筋に包まれた、
その背中に浮かぶは『鬼』の形相!

個人的には、首が…首の関節が見えないのが酷く気に掛かったが。



彼女の姿を一言で言えば、



まっする北斗 推・参!!






開いた口が塞がなかった……。


しかし、内なる意識が彼女の筋肉の毛細血管の一筋までも見逃すまいと目を見張らせている。
何故だ……何故に私の体がこんなに暑くなるっ?!
どうしてさっきから口の形が爽やかな形状にひん曲がっているのだ?

一瞬の沈黙の後、彼女が二人の兄貴観客に向かって、




「俺の筋肉を見れぇーーー!!」



熱血バサラ調の叫びを挙げると同時に、


「「「ほえあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」


三人の声が合わさり。


どごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!



三人の身体から吹き上げる強烈な(13)オーラ。


色艶の良い肌色と筋肉細胞のピンク色、そして筋肉に噴出す漢汁色のオーラが重なった時!






「「「あっ」」」




突然テレビが爆発した。

















数日後。



半月程音信不通だったライターが帰って来た時、民明書房・編集部の時間は止まった。



「き、君ぃ。そ、その姿は……。(滝汗)」

「フッ……(14)問題無いですよ編集長。」


ライターは黒のビキニ(紫ラメ入り)いっちょの姿だった。
その肢体は既に冴えないライターのだれた身体ではなく、一人の兄貴が其処にいた。

そして…スキン・ヘッドに加えて尖がった頭の脳天は、ペッコリと円形に凹んでいた。(超爆)


編集長が椅子から半分腰を上げて、入り口で立ち止まっているライターに声を掛ける。
否、彼は立ち止まっているのではなかった。


彼は、ポージングをして、自己陶酔に浸っていたのである。(爆)

リラックス・ポーズからサイドチェストに移行し、大胸筋を強調。
自分の筋肉の色艶に(15)惚れ惚れしながら、編集長の問いに答える。

「ふっ……私は気付いたんです。自分の本当に(16)有るべき姿って奴にね…。」


ライターはゆっくりと、上腕部を引き締めて力拳の張り具合を確かめる。
血管を浮かすには……まだ早い。

「さぁ、皆さん。」

編集員全員の背中に悪寒が走った。
そして防衛本能が必死に訴える。この場から一秒でも早く逃げろと。

しかし、



「うげぇーーーーー!!」×全員


不幸な事態だった。出口はライターの立っている編集部入り口だけ。
つまりはライターの肉弾壁を突破しない事には、この魔窟と化した場所から脱出出来ないのだ。

窓から出ようにも……ここはビルの23階。
出たら間違いなく即死。

混乱の極みに陥った編集員達を余所に、


「演技の時間です♪」


ダブルバイセップスバックで突破を試みた編集員を薙ぎ払い、
(筋肉にやられ、昏倒したともいう。)
無駄無性に爽やかな笑みを浮かべたライターは、晴れやかに(17)極刑勧告を出した。

白い歯を剥きだしにしながら……。




(18)「モスト・マスキュラー!!」







その日、民明書房編集部は褐色の『兄気(アニキ)』で包まれた。




















漆黒の戦神アナザー


三舞野婦長の場合















解説


(1)筋肉愛好者。それ以上でもそれ以下でも無し。

(2)本質とは筋肉。鍛え上げられた筋肉こそが彼等の本質。

(3)間違っても某マスターの事ではない。

(4)美点を理解出来ぬ、愚者の戯言。

(5)これが基本装備。出来るだけ肌を露出させなければ意味が無い。

(6)筋肉格闘漫画の王道。ただし婦長の胸には七つ傷は無い。

(7)筋肉を愛する者にとって最大の侮辱的な暴言。

(8)プロレスの神様、カールゴッチの信奉者のこと。
トレーニングにバーベルを使わないことをこだわりとする。

(9)確かに最初にアレを見た時は驚いた。だが婦長のソレは最早次元が違う。

(10)筋肉愛好者の名誉称号。これを受けてこそ一人前。

(11)別の言い方をすれば、同レベルの良き観客。

(12)古いから知っている人います?

(13)木連式肉体美 口伝『武濾手胤(プロテイン)』
  己の性癖の色を発現せし『兄気(アニキ)』を、その身に纏う。

(14)まっするゲンドウ言動。(意味不明)

(15)己の鍛え上げられた筋肉に惚れ惚れする様。自己陶酔としか言い様が無い。

(16)現状態のライターが搭載する変色脳味噌では、まっするスタイルの他に考えられない。

(17)規定演技からフリーポーズまで、阿鼻叫喚の肉の祭典が始まる合図。

(18)肩、胸、腕など上半身を強調する高度な技。
筋量があれば最も迫力があり、個人にとっての最高技の事もそう呼ぶ。




































後書き

これは、黒貴宝さん主催の戦神アナザーです。

多分恐らく、嫌系で書いていないつもりなのでその辺をご理解を。

好評だったら、これの前身である『出会い・修行編』も出そうかと。



……このジャンルの作品はWRENCHさんの許可のもと作成されています。

この作品は日和見さンの監修の元、勢作されました。

この作品は日和見さンの作”愛・超北斗〜究極無敵木連最強女〜”を参考にしています。


三舞野婦長について詳しく知りたい方は天王寺きつね氏作の、レイプ・プラス・2パイアールをご覧下さい。
古本屋に行けば売っていると思います。


 

 

代理人の感想

・・・・・ボク、ヒンジャクナボウヤデイイデス。

ウツクシイニクタイモキンニクモイラナイデス。

ボクハニンゲンノママデイタイデス。

 

・・・・・・・・・ソレヨリモ、ダレカネタトヒマヲクダサイ。(核爆)