前回のあらすじ・・・
『同盟』から『自由』へと逃げることに成功したアキト
そして勤務先に選ばれたのは墨田区墨東署交通課。
そこでアキトはいろいろな仲間達と出会う。
墨東署怪力No.2の辻本夏実巡査。
そのパートナーでありプロ顔負けの爆走レーサー、小早川美幸巡査の暴走コンビ。
交通課唯一の常識人で辻本夏美とラブラブゥの東海林将司巡査長。
小早川美幸とラブラブ(?)で妄想の代名詞の中嶋剣巡査。
噂好きの二階堂頼子巡査、違和感たっぷりの葵双葉巡査、先輩思いの佐賀沙織巡査。
渋い課長(本命不明)と刑事課の徳野刑事の渋い中年コンビ。
そんな中に入っていくアキト。
さてさて、前回のアキトは・・・・
ついに発表となった『MT計画』
彼らに課せられた任務は『ロボット犯罪を防ぐ事』なのだが・・・・『MT計画』の真の目的を知る事となる。
そして、・・・・
AI『軍ヨリ警視庁ニ入電。東京湾ネルガル所属第7番倉庫ガ襲撃』
出撃となったのだった。
一方、ネルガル第7番倉庫地下ドックにて待機中のナデシコでは、書類台風の暴風域真っ只中であった。
しかし・・・書類を片付ける間もなくナデシコが何者かに襲撃された。襲撃した犯人とは・・・・
ルリ「あの機体のデータを検索したところ、使用武器、スペック等々からブラックサレナの量産機だと推定されます」
さらに・・・・
ルリ『確かに・・・・採取した敵の攻撃パターンや戦術、どれを取ってもアキトさんと北斗さんを足した物です』
ラピス『でも・・・・あれに生体反応無いよ!!』
いくらサレナと言えど所詮モドキ。とりあえず、迎撃に成功したナデシコのダメージは大きかった。
一同がその場から逃げようとした時、悲劇は起こった。
???『ヴォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!』
ボロボロの瀕死状態になった紅き機体を踏みつけている巨大な『黒き悪魔』が現れた。
ヤツは何者なのか?何が目的なのか?
何故ナデシコを襲撃したのか?どうして、アキトは女難のスキルが取れないのか?
謎はさらに深まっていくばかりである。
これからのアキトの運命の全てはこの作品を呼んでいる読者の感想次第である。
いや、まぢで・・・・
漆黒の戦神with逮捕しちゃうぞ
第九章 出撃せよ『鋼の警察官』 part?
−ネルガル第7番倉庫地下ドック ナデシコ ブリッジ
ユリカ「あれ・・・・何なの・・・・」
ルリ「形状はブラックサレナに似ていますが全長が推定40メートル・・・・エステバリスの約10倍です」
ラピス「でも・・・・少し変形しているよ」
モニターに写っているヤツはブラックサレナなんだが・・・・
例を挙げるとスパロボIMPACTの『ヴァイスリッター』が『ライン・ヴァイスリッター』に進化したような
ブラックサレナが正に悪魔に進化したようだった。しかも口も付いている。(暴走したエヴァ初号機のような口)
その『悪魔』にその場にいる全員が『狂気と恐怖』を感じ呆然としていた。
シュン「艦長!!呆けている場合じゃないぞ!!」
誰よりも早く正気に戻ったシュンが渇を入れる。
ユリカ「は、はい!! えっと・・・・ミナトさん、離脱できますか?」
ミナト「う〜ん、離脱は可能なんだけど・・・・すぐに追いつかれるわよ」
ルリ「オモイカネも100%無理だそうです」
ジュン「でも、離脱できないとすると・・・・」
イネス「こっちには戦力が無いわ。まぁ、ナデシコで戦闘した所で勝てるかどうかわ解らないけど勝算は無いわ」
エリナ「レイナ!!他の機体は何とかできないの!?」
レイナ『さっき言ったでしょ!!しかもナデシコの修理してんだから!!』
ユリカ「レイナさん!! それだったらナデシコを優先にして下さい!!」
エリナ「艦長!! それじゃ、ナデシコは無防備になるわ!!」
ユリカ「機体が出来なければ無防備同然です!! それならナデシコを優先してもらったほうが早いです」
一同『なるほど〜』
ヒカル「確かにそっちの方が効率がいいよね」
レイナ『分かったわ!! でも、あまり期待しないでね相転移エンジンはつかいもんにならない状態だし』
ユリカ「それでもかまいません。 ルリちゃん、全ミサイル装填」
一同『!!』
ジュン「まさか、ユリカ・・・・この状況で戦うのか!?」
舞歌「・・・・・いえ、違うわ」
ユリカ「はい。全ミサイル装填後に一斉発射、それと共に閃光弾発射。それに乗じて後退します。
レイナさん、問題はありませんよね?」
レイナ『え・・・ええ。でも、少し時間をちょうだい少しでも状態も良くするから。大丈夫、待たせわしないわ』
ユリカ「おねがいします」
シュン「なるほど、逃げの一手か・・・・」
ユリカ「ここで私達が負ける訳にはいきませんから・・・・」
零夜「北ちゃん達はどうするんですか?」
いつの間にかブリッジインしている優華部隊の面々。
イネス「それなら・・・・コレを使うわ」
イネスが白衣から取り出したのはブレスみたいな物であった。
イネス「もう、分かると思うけどコレは『次元跳躍補助装置・改』よ。今までの補助装置にアキト君のデータで改造した物なの。
他に利点は装着者はB級ジャンパー以上ではないといけないけど、
そのジャンパーに物理的接触をしていればジャンパーでなくても2人まではボソンジャンプができる救助用に開発された装置なの」
百華「物理的接触?」
飛厘「しいて言えば『手をつなぐ』とかそう言う事よ。本来、ボソンジャンプはこう言う事に使われるべきね」
万葉「コレを腕につければいいんだな」
と言いつつイネスからブレスを取って左腕に取り付ける。
イネス「この装置単体だけで自由にジャンプできるけど今回はパイロットを救助という切羽詰まった状態だからラピスちゃんに補助をしてもらうわ」
ラピス「おっけー」
万葉「それじゃ行ってくる」
その言葉の後、周りの人達が少し離れ、そして万葉の身体に虹色の光の粒子が集まりそのまま消える。
イネス「医療班は今からパイロットが行くから待機しててちょうだい。私も今から行くから」
コミュニケを使い医療班にイネスが命令して、そのままブリッジから出て行く。
ルリ「ミサイル及び閃光弾の装填が完了」
ユリカ「パイロットの皆さんは?」
イネス『今、収容し終わったわ。何人か、手伝いに来てちょうだい。女手が足りないの』
三姫「私達、優華部隊が行きます」
ヒカル「私達も」
イズミ「リョーコが心配・・・・」
次々とブリッジから出て行く。
ユリカ「よ〜し、全弾発射。発射後、急速全開後退!!」
ルリ「全弾発射」
――シュパパパパパパパパパパ
ミナト「全速全開後退!!」
豪快なミサイル発射音と共にナデシコがゆっくりと後退していく。
――チュドドドドドドドドドド
どっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん
ミサイルは見事全弾ヒットして爆発する。
ルリ「全ミサイル直撃」
ハーリー「・・・・・レーダーから機影が無くなりました」
エリナ「や、やったの・・・・・」
シュン「こんな簡単にやられるのか?」
舞歌「とりあえず後退しながら状況を見ましょう」
着弾があった場所は未だに土煙で何も見えないが、しばらくすると晴れてきた。
一同『あっ』
土煙が無くなり先ほどまでいた『悪魔』はバラバラに吹っ飛んでいた。
エリナ「意外とあっけなかったわね・・・・・・」
ユリカ「やったぁ〜ユリカ天才っ!! ブイッ!!」
誰に向けたのだろうか正面にVサインをする。
シュン「いや、油断は禁物だ。うちの―――ナデシコのパイロットは兎も角、北斗までやられたんだぞ」
ジュン「そうだよユリカ。はしゃいでいる場合じゃないよ」
ユリカ「ふみぃ〜分かりましたよぉ〜」
舞歌「ぶりっ子している暇があるの?」
かわいっこぶって泣き真似をしているユリカに冷たい一言だった。
ユリカ「こほん・・・・・・・ミナトさん、そのまま全速全開!!」
ミナト「りょ〜かい」
ナデシコが早いとは言い切れないがヨロヨロと後退していく。
――ビービー
その時、何かの警告音が鳴り叫ぶ。
エリナ「何なの?」
ルリ「敵の破片より未確認のエネルギーを検知!!」
ラピス「該当するエネルギーを照合しても近い物さえないよ!!オモイカネのライブラリにも乗っていないんだよ」
ジュン「ねぇユリカ・・・・・・」
ユリカ「言わないでジュン君。分かっているから・・・・・・急いで下さいミナトさん!!」
嫌な予感がしてミナトに急がせるが・・・・・・
トロトロ走る(?)ナデシコにミナトは・・・・・・
ミナト「分かっているわぁ!! ボケェ!!」
キレていた(笑)
ユリカ「ごめんなさい・・・・・・」
シュン「焦る気持ちは解るが・・・・・・( J J J) ミサイルはもう無いのか?」
ルリ「残量ゼロです」
ラピス「見て!! 破片か!!」
ハーリー「そんな・・・・・・馬鹿な・・・・・・」
モニターでは、まるでビデオの逆再生―――巻き戻しの感じで細かな破片が次々と戻っていく。
そして、黒き悪魔が再臨したのだった。
エリナ「まるでSFXを見ている感じね」
舞歌「リアル度100%のSFXね」
ラピス「嫌な表現だね」
そんなこんなしている間にモニターに異変が起こり始めている。
サレナ『ヴォォ・・・・・・コレガ・・・ニンゲンドモノモットモツヨシモノノチカラカ・・・・・・』
一同『―――!!』
一同が驚く。その驚きに呆然する者がかなり多い。
ジュン「喋った・・・・・・」
そう、喋ったのだ。
エヴァのような口が開閉して喋っているのだ。
エリナ「んじゃ、アレはなんなの!?」
ルリ「一種の生命体でしょうか?」
ラピス「外宇宙からの侵略者かも♪」
目を輝かせながらウキウキしているラピス。
つーか、あんたらに外宇宙の侵略者に対抗する策はあるのか!?
メグミ「まさか・・・・・・侵略者だなんて・・・・・・」
ハーリー「洒落になりませんね」
シュン「あながちラピス君の考えは否定しきれないな」
一同『え?』
シュン「この太陽系でもこれだけ文化、科学が発展しているんだ。となれば他の銀河系でも同じように文明があってもおかしくない。それに・・・・・・」
舞歌「『遺跡』でしょ?」
シュンの言葉に舞歌が割り込む。
シュン「ああ。これは悪魔で俺の推測だが聞いてくれ。
火星にあった『遺跡』は今の俺達にはブラックテクノロジーの塊だ。
現にアキト達が精神のみだが過去に戻されたり、その原理も検討がつかない。
では、『遺跡』は誰が何のために造ったのだろうか?そこは俺も解らない。
でも、このように俺達でも解らない『ブラックテクノロジー』があるのなら『宇宙人』や『外宇宙の文明』があっても可笑しくない訳だ」
珍しく真面目に討論するシュン。
舞歌「まぁあの『悪魔』が侵略者だろうがなんだろうが『敵』には違いないわ」
その話を聞きユリカが立ち上がり叫ぶ。
ユリカ「あなたは何者ですか!!」
メインモニターに向かって叫ぶ。
エリナ「艦長、答えるはずがないでしょうが」
サレナ『ワレハ、カミナリ・・・・・・』
突然、返答が返ってきた。
エリナ「答えた・・・・・・」
ユリカ「ほらね♪」
またまたVサイン。
シュン「神だと?」
サレナ『ニンゲンドモノモットモツヨキモノノチカラガコレダケトハ・・・・・・ワレガオソレルニタリン』
ジュン「何言ってんだ?」
サレナ『ダガ・・・・・・ヒトヲアマクミテハイケナイ イマノウチニキケンブッシツハケスベキダロウ』
言い終わった後に口をガバッと開けるサレナ。
ルリ「敵の口部より高エネルギー反応を検知!!」
ルリの言うとおりに口の中に黄色い玉状にエネルギーの塊が少しずつ大きくなっていく。
ユリカ「ミナトさん!!今すぐに後退しながら上昇して下さい!!」
シュン「艦長!!上昇などしたら敵の的になるぞ!!」
エリナ「何か考えでもあるの?」
ユリカ「はい。とりあえず全員何かにつかまってて下さい。メグちゃん、艦内に対ショック体勢をとらせるように警告して!!」
メグミ「解りました」
ユリカ「サラさん。増援部隊の再度要請をお願いします」
サラ「解りました。・・・・・・・やっと、出番が」
メグミ「私もですよ」
サラ「目立たないのかな(泣)」
作者が忘れていただけです。
ユリカ「ルリちゃん、ラピスちゃん、敵の攻撃を予測して発射時間を割り出して、大体でいいから」
ルリ・ラピス「「了解」」
ユリカ「ハーリー君、ルリちゃん達の代わりにナデシコのシステム管理とミナトさんのバックアップをヨロシク!!」
ハーリー「は・・・・はいっ!!」
目を輝かせながら作業に移るハーリー。まぁ出番が無かったしね。
ユリカ「レイナさん、ナデシコの状況は?」
レイナ『依然、さっきと状況は変わってないわ。ただサブエンジンが限界に近づいていると言う事だけ』
ジュン「そんな・・・・・・」
ユリカ「武器らしいものは?」
レイナ『ない』
そこまですっぱり言われると清々しいものだな。
ユリカ「はっきり言わないでくださいよ・・・・・・」
レイナ『こっちだって一生懸命やってんの!!』
整備員A『こういう日に限って班長がいないし・・・・・・』
整備員B『レイナさーん。こっち手伝って下さーい』
レイナ『解ったわ!! とりあえずコッチはコッチで頑張るから、そっちも頑張って!!』
そのまま一方的に通信を切ってしまった。
エリナ「向こうも修羅場ね・・・・・・」
ルリ「算定結果がでました」
ルリが椅子ごと振り返り報告を始める。
ルリ「あの集まっているエネルギーの正体は重力波でした」
ジュン「グラビティブラストって訳か?」
ルリ「それよりも一段酷いです。咆竜斬以上のエネルギー砲と言っても過言じゃありません」
ラピス「しかも、発射まで1分も無いよ」
一同『なにぃぃぃぃぃぃ』
ラピスの爆弾発言に一同が『シェー』のポーズ。
ユリカ「と、とにかく落ち着いてください。ルリちゃん、大体のカウントダウンをお願い。総員、対ショック体勢!!」
ユリカの号令により椅子に座っているメグミ・サラ・ルリ・ラピス・ハーリー・ミナトらはシートベルトをギッチリと締める。
他の立っている人たちは近くの物に捕まる。
ルリ「発射まで30秒・・・・・・25秒・・・・・・」
一同が物に掴みながら祈っている。
ルリ「発射10秒前・・・・・・5・4・3・2・1・・・敵弾発射確認」
ルリの言葉が終わらないうちにユリカが叫ぶ。
ユリカ「エンジン停止!!推進システム、オールカット!!」
ルリ・ミナト「「了解!!」」
すぐさまに行動に移す。
いくらエンジンを停止しても推進システムがあるかぎりすぐに降下はしない。
だが推進力を失いエンジンを停止したナデシコは・・・・・・落下する。
――バシュュュュュュュゥ
物凄い勢いで落下するナデシコの上空スレスレを高エネルギー砲が通過していく。
その衝撃でブリッジの屋根がふっとんだ。まさにオープンカー。
――ズシィィィィィィン
無事(?)落下したナデシコが地面に激突する。
無論、乗組員は無事じゃないと思うが。
ジュン「無茶苦茶だよユリカ・・・・・・」
ユリカ「いえ〜い。回避成功♪」
Vサインするユリカだが何も知らなかったクルーはそんな気分じゃなかった。
シュン「みんな〜無事かぁ〜」
ヨロヨロしながら立ち上がるシュン。
舞歌「ええ。何とか・・・・・・艦内の状況を確認してちょうだい」
ルリ「はい・・・・・・異常無し」
ラピス「軽傷者は少しいるけど重傷者と死亡者はいないよ」
エリナ「まったく、無茶考えるわね」
ユリカ「でも、助かりましたよ」
エリナ「結果オーライみたいな事をいわないで!! 第一、まだ終わってないのよ」
ルリ「敵、再充電を開始しました」
その言葉に一同にまたもや緊張が走る。
ユリカ「ミナトさん、ナデシコは動きますか?」
ミナト「無理ね。一度エンジン停止した上に推進システムまでカットしたから再始動するのに通常は1分・・・・・・
現在のナデシコの状況からみて5分以上かかるわ」
エリナ「もし、ナデシコの再始動に5分かかった場合のシュミレーションは?」
ルリ「さきほど敵の攻撃から充電時間が約4分弱とみて・・・・・・無理ですね」
ラピス「もし再始動の時間をカットすると言うなら・・・・・・手動しかないね」
ジュン「手動ってまさか・・・・・・」
ラピス「直接ナデシコを持ち上げるの これなら1分もしない内にエンジンに火がつくよ」
ジュン「まるで車のエンストでエンジンを掛けるみたいだな」
エリナ「でも、持ち上がるの?ナデシコが」
まず、無理だろう。
一同『どうすんの?(lllll J)』
あたふたパニック状態のクルー達。
ルリ「敵弾発射まで2分」
この人だけは何故か冷静にカウントしているし。
ユリカ「ああ〜神様、仏様、女神様〜」
もう宗教関係無く祈りまくっているし・・・・・・
ラピス「そうだ♪」
何やら思いついたラピス。
ラピス「ユリカ! コレをもって『万象大乱』って言って!!」
もちろん、ラピスの手には『扇子』がある。(もちろん知ってるよね)
――ずるっ
その場にいた一同がずっこける。(ユリカとメグミ除く)
ユリカ「それでどうなるの?」
ラピス「うん♪敵を小さくしちゃ『――ポカッ』―――はうっ」
ラピスが言い終わらない内に頭に『ぴこぴこはんまぁ』が打ち込まれた。
『ぴこぴこはんまぁ』のもっているのは、もちろんルリだった。
ルリ「CVネタはやめなさい」
ラピス「黙ってよ、『メガネくん』(にやそ)」
ルリ「うっ、そこまで調べたんですか?ラピス・・・・・・」
ラピス「常識だよ(にやそ)」
ルリ「くっ。私の隠していた過去を・・・・・・」
どっちかと言えば『月天』の方が後だと思うのだが・・・・・・
事実、『大地の精霊』はOVAにしか出演してないし。
TVの方で出演するのを期待していた作者でした。
まぁ『メガネくん』は影薄いしね、隠したがるのも無理ないと思う。
ルリ「いずれ貴方とは決着を付けたいと思ってたんですよ。いい機会です、どっちが上か思い知らせてやります」
と言いつつ席を立ち構える。
ラピス「上等じゃない。やってやるぜ!!」
と言いながらピョンっと席から跳んで立ちルリの前で構える。
ふゅるるるるるるるるる
2人の間に小さな木枯しが吹く。
ハーリー「―――って、なごやかに遊んでいる場合じゃありませんよ」
ルリ・ラピス「「あ゛あっ!?」」
もの凄い勢いでハーリーを睨みつける2人。
ハーリー「ごめんなさい・・・・・・でも残り30秒ですよ」
一同『え?』
メインモニターにはサレナの開いた口にエネルギーの大きな球が写ってる。
ジュン「ど・・・・・・どうするの?」
シュン「しるか!?神様にでも祈ってろ」
エリナ「こういう時に限ってアキト君がいないんだから・・・・・・」
舞歌「でも北斗もやられたのよ?アキト君が勝てるかどうかは・・・・・・」
サラ「おじいさまー(泣)」
叫びながら胸前で十字を切っているサラ。
ユリカ「主殿ー」
まだ、続いてたのかCVネタ。
ハーリー「発射まで5秒前・・・・・・」
メグミ「4・・・・・・」
ジュン「3・・・・・・」
サラ「2・・・・・・」
ルリ「1・・・・・・」
一同『もうだめだぁぁぁぁぁぁ』
ちゅどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・
・
−完−
ここで終わったら怒られたので、もう少し続けます。
ユリカ「みんな、死んだ?」
死んだら意識はありません。
しかも何気に酷い事を言っているような・・・・・・
ルリ「死んでません(怒)」
ハーリー「でも爆発音が・・・・・・」
シュン「―――!? あれを見ろ!!」
モニターに写ってたのは顔部が吹っ飛んでるサレナが写ってた。
舞歌「何が起こったんだ・・・・・・」
ルリ「オモイカネ、何があったの?」
オモイカネ『敵の口部のエネルギー集合体に攻撃があった模様』
ルリ「誰がやったの?」
オモイカネ『戦闘区域に接近する熱源』
シュン「そうか、増援部隊か」
ルリ「距離は?」
オモイカネ『距離2000』
一同『に・・・・・・2000!?』
ちなみに『エンジェルハート』の香瑩や冴羽リョウ(文字が出なかった)等の推定射程距離がおよそ1000以上。
ゴルゴ13が推定射程距離2000ぐらいだそうです。
シュン「つまり攻撃したのはゴルゴって訳か?」
ラピス「違うよ。デューク西郷だよ♪」
一緒やん。
ユリカ「モニターにゴルゴさんを写してください」
勝手にゴルゴと決め付けないでください。
ルリ「モニターに出ます」
――ピッ
ジュン「機動兵器・・・・・・」
モニターに写ったのは人型ロボット3機にトレーラー1台がナデシコの方に向かっているとこだった。
シュン・舞歌((あ、あれは・・・・・・アキト(君)か!!))
ユリカ「見たことの無い形ですね。新型ですか?エリナさん」
エリナ「私も知らないわ」
ユリカ「んじゃ、イネスさん」
イネス『残念ながら私も知らないわ』
ユリカ「レイナさん?」
レイナ『私も知らないわよ』
ユリカ「んじゃ、あれは何?」
エリナ「MT(モビルトルーパー)じゃないかしら?」
ユリカ「MT?」
ジュン「エステバリスの後継機として開発された機体だよ」
シュン「MTはその状況によって能力の違うMTがいるんだ」
ユリカ「エステバリスと何が違うんですか?」
シュン「MTはアサルドピットみたいにコックピットは独立していないしエネルギー共有型でもない。
そのかわり場所によっては活動が良くなるMTもいる。たとえば暗闇専門とか海中専門の機体とか・・・・・・」
ユリカ「なるほど〜」
ルリ「しかし、現在登録されているMTシリーズの中にはありませんよ」
???『それもそうですよ』
突然、一同の前に通信が入る。その人物とは・・・・・・
ユリカ「プロスさん?」
プロス『だいぶ苦戦したみたいですね。お待たせしました最も頼れる増援を連れてきましたよ』
ほっほっほっと髭を弄りながら自慢げに語るプロス。
今回はページも少なくなったのでこの話はまた次回。
プロスが連れてきた助っ人とは誰か!?とうご期待あれ!!
つーか、バレバレだろ。(第7章参考)
to be continued
この作品はフィクションです。実在の原作・人物・団体・事件なとには、一切関係ありません。
−脅威!!作者お気に入りキャラによる座談会−
ワーワー パフパフ グチュブチュ ビチャ
作者(以下:作)「お久しぶりです。作者です」
アキト(以下:ア)「アキトです」
北斗(以下:北)「北斗だ」
零夜(以下:零)「零夜でーす」
犬(以下:犬)「犬です」
ア「犬?」
犬「はい。犬です。 ぷはぁ〜」
葉巻を吸いながら偉そうに喋るクソ犬。
ア「何でここにいるんだ?」
作「訳がわからんのでボッシュート♪」
くいっ♪
天井からぶら下がってる紐も引っ張ったとたん
――がちょん
犬「わぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん・・・・・・」
――ひゅゅゅゅゅゅゅゅゅゅゅゅゅゅぅ
――ぐさっ
「ぎゃいん♪」
作「さて、更新に―――」
ア「ちょっと待て!!」
作「んだよ、アキト。折角真面目に進行しようと思ってたのに」
ア「今のが真面目か?」
零「どうみても真面目じゃなかったですね」
北「まぁどっちみち俺が始末するつもりだったんだかな」
零「何気にむかついたけどね」
作「だから問題ないだろ」
ア「うーん。そうだな♪ モウマンタイ(無問題)」
一同『あはははははははは』
――ギイッ ばたん♪
どさぐさにまぎれて『穴』が閉じていく。
作「さて、更新に結構時間がかかりました〜」
ア「『逮捕』は1ヵ月ぐらいぶりかな〜」
作「まあ、そのつなぎに『めんどくせーから、まとめた後書き集』をぱぱっと書いたんだけどね」
北「あれはほとんどスタッフの故意のハプニングだらけだとアキトから聞いたが」
ア「そうだそうだ〜」
作「また、あの姿になりたいのかな〜(にっこり)」
ア「う・・・・・・ゴメンナサイ」
零「あの姿って?」
作「『めんどくせーから、まとめた後書き集』を見れば解る。一応、アレって『後書き』じゃくて『外伝』として書いたんだが・・・・・・」
北「これか、アキトの恥ずかしい姿って」
無論「黒いドテラに黒い全身タイツに止めのフクベさん直伝の白いサンタヒゲ」の事だ。
作「誰かCGか何かで描いてくれないかな〜♪」
零「自分で描かないんですか?」
作「描きたいのは山々だが問題が2つある」
北「問題?」
作「1つは『パソコンにソフトが無い』」
ア「根本的な問題だな」
作「だって、使わないんだもん。もう1つは『絵のセンスが無いこと』」
ア「めっちゃ根本的な事じゃん」
作「美術なんて最終成績が1だもん。しかも10段階評価」
零「うわっ」
ア「北斗並かよっ!!」
北「どういう意味だ?」
ア「別に〜」
北「喧嘩売ってるのか?お前のなら喜んで買うぞ」
ア「すまんな、今は sail out
しているんだ」
作「という訳で誰か暇なら描いて下さい。お願いします」
零「少し見てみたいかも・・・・・・」
−今回の話について−
ア「前回に続けてナデシコクルーの話だったな」
作「本当は1話で片付けるつもりがズルズルと引きずってしまったから」
零「小ネタが多いんですよ」
作「そうなのかな?」
ア「今回のCVネタだって知っている人は少ないと思うぞ。ましてや『乎一郎』の事だって・・・・・・」
作「『乎一郎』の事はまだ未確認だからな。噂で聞いただけだから・・・・・・」
一同『なら使うなよ』
作「うぐぅ」
ア「さて次回は・・・・・・」
零「いよいよアキトさん達の初戦闘ですね」
北「相手はあの化け物か、大丈夫なのか?」
ア「ロケでさんざん演技したから結構な出来前だと俺は思うよ」
作「なんせ特注でブラックサレナを造ったぐらい制作費が掛かってるからな。はっはっはっ」
零「制作費ってどこからでるんですか?」
作「『ネルガル』と『木連』に『ACTION』(嘘です)」
ア「制作費の横流しとかするなよ?」
作「しねぇよ」
−前回のお願いの結果、そして再び・・・・−
ア「なんだ、このテーマは?」
作「7月の下旬に掲示板で募集した『SEED』と『逮捕』で出てくる機体の案が固まったことをお知らせします」
零「全部を採用したんですか?」
作「いや。全部は流石に無理っていうか、固まる以前に溢れてしまったから残りは保存している」
硫黄さん、わっき〜さん、カプリッチオさん、ゼクロスさん、Shingoさん、一郎さん、有難うございました。
その他の確認のできなかった方々とか応援している方々(いるのか解らんが)これからもヨロシクお願いします。
今回、上手くネタが固まったのがわっき〜さんの『アシュラガンダム』
理由は印象深かった。だから、アキトのライバル(?)の最初の機体に決定しました。(マジで)
ア「俺のライバル?」
作「地上編のえ〜っとニコル戦死の時に登場(決定)だな」
これはマジけっていです。『SEED PLUS製作委員会』(?人)の決定です。
と言うことで『アシュラ』を使わせていただきます。
ア「つーか、それまで間が結構開くとおもうぞ」
さてアキトは無視して。
後、ゼクロスさんの『KY・TA撲滅委員会』と『KY・TA保護組織』はもちろん採用となりました。
つーか、この組織を作る自体思いつかなかった。『逮捕』でも造りましょう。
他にもいろいろあったのですが、マジでネタが合わないというか・・・・・・はっきり言って強すぎ。
スペックが強すぎてこれじゃあ後半の機体ですから・・・・・・はい。
と言うことで今回もまた募集したいと思います。
募集内容はもちろん
『SEED』は敵機名、アキト・北斗(予定)のガンダム。その他アイデア。
ただし、今回は少し制限という事で、アキトの第1の機体は地球までの機体でDFS及び相転移エンジン無し、
ほとんど従来の『ガンダム』(話的に前半)と同じぐらいの強さで弱点付きでお願いします。
同じく『Steel
Soldier』と『逮捕』からも
機体名、アイデア、リクエスト、戦闘シーンの説明等を募集させて下さい。
調子に乗って『パラレル』のリクエスト作品も募集。
しかし、『AI止ま』の次とその次は決定しているのでその後である。
募集期間は2003年12月13日まで
感想の掲示板(TAKUMA宛)に書いてて下さいませ。
すいません・・・・皆様のアイデアでこの馬鹿な迷える子羊救ってください。(泣)(T_T)
ごめんなさい、俺が博識でないばかりに・・・・m(_
_)mペコリ
またもや書き逃げしました。管理人さんゴメンナサイ。m(_
_)m御ペコリ
2003年11月21日
敬具
管理人の感想
TAKUMAさんからの投稿です。
ま、掲示板の存在は書き込まれてなんぼ、ですけどねぇ(苦笑)
他の人にアイデアを出してもらうのが悪いとは言いませんが、自分で考えていないぶん愛着が湧かないじゃないですかね?
作品の感想としては・・・ギャグとシリアスの転換がネックになっていますね。
どうも要所要所で入れるギャグが、間が悪いとしか言えません。
せっかく盛り上げたシーンを、長々とギャグをして雰囲気を壊すのは戴けませんね。
クルーの混乱具合を顕すのが目的ならば、キレのいい短めのギャグに素早い突っ込み、これだけ十分だと思いますよ?