コッ、コッ、コッ……
プシューッ
「決心はついたか?」
【一つだけ聞きたい事があります】
「何だ?」
【あなたは何を望むのですか?】
「贖罪、そして―――。それが俺の為すべき事……」
【――わかりました、条件付きで協力しましょう】
「済まない」
【いえ、その代わり条件はしっかり守って貰います】
「わかった」
それは、木星の向こう側からやって来た――
「敵はまっすぐに火星に向かっています! 大気圏突入後、予想到達地点は同南極!!」
現在、火星には漆黒の物体――チューリップと名付けられたものが、真っ直ぐに向かって来ていた。
「敵の目的が侵略であることは明白である。
奴を火星に降ろしてはならん。
各艦、射程に入ったら撃ちまくれ!」
「敵、なおも前進! 有効射程到達まであと20秒」
その瞬間、チューリップに突然変化が見られた。
急に全身に光の帯が入ったかと思うと、次の瞬間前方を大きく開き、艦隊を吐き出したのだ。
しかも、チューリップの体積を明らかに上回る量の戦艦がどんどん吐き出されていた。
敵の数は急激に増大していった。
そうして有効射程に入る頃には、敵は第1艦隊とほぼ同規模の艦隊を成していた。
「有効射程到達まで、5、4、3、2、1、0!!」
「て――!!」
バシュ―――!!
幾つもの光の束が、二つの艦隊を交錯する。
……………
しかし結果は………敵艦隊は無傷であり、第1艦隊だけが甚大な被害を受けていた。
「我が方のビーム、全てねじ曲げられました!!」
「むう………重力波か!?」
そして、チューリップから多数の虫型戦闘機が吐き出された。
「敵、チューリップから多数の機動兵器、射出!」
「レーザー、一斉発射!!」
第1艦隊は迫り来る虫型戦闘機に対してレーザーを撃ち込むが、それらは全て接触前にバリアのようなものによって弾かれてしまった。
「……効かない!?」
「やむをえん、クローバーを出撃させて迎撃に当たらせろ! 少なくとも艦砲よりは効果的だろう」
フクベが即座に指示を出す。
クローバーとは宇宙軍で採用していた全長8mのIFS対応人型機動兵器である。
人型ロボットは元々作業用ロボットとして使われていたのだが、宇宙空間では空気抵抗を無視できる事から人型のほうが操作における自由度が高いとわかり、開拓地の多い火星で配備されるようになった。
機動力はエステ程ではないが宇宙では良い方、装甲はエステよりも厚いのが特徴。そして武装面では種類が豊富なのでそれほど悪い機種ではなかった。
もっとも、大艦巨砲主義が主流だったその時代の戦闘では、戦闘機並の価値しか見いだされていなかった。
出撃したクローバー部隊は、バッタ達へ果敢に応戦した。
主武装がマシンガンやガトリング砲、ミサイルなどの実弾だった事もあり、この頃の薄いディストーション・フィールドを容易に突破してバッタ達を撃破していった。
しかしながら数の差はどうしようもなく、開戦から十数分後には第1艦隊が圧倒的に不利な状況に陥っていた。
もはや軍の敗北は確定したと言っても過言ではなかった。
やがて、敵母艦――チューリップは、第1艦隊の妨害を受けずに火星の衛星軌道へと進入した。
「チューリップ、衛星軌道に進入! あと60秒で火星南極点に到達!!」
その時、第1艦隊提督フクベ・ジンは決断した。
「総員退避! 本艦をぶつける!!」
しかしその瞬間。
グゥォォォォォオン!!
地上から放たれた漆黒の閃光により、チューリップは大破、さらに大気圏突入時の摩擦熱が加わって消滅した。
「なっ! 今のは一体!?」
「分析結果………!
先程のはマイクロブラックホール弾のようです!!
場所はユートピアコロニー付近から放たれた模様!!」
「何だと!!」
「フクベ提督! 地上部隊のマイヤー少将から連絡です!!」
「マイヤーから? 繋げてくれ」
ピッ
「フクベ提督、お久しぶりです」
「久しぶりだな、マイヤー。それで用件は?」
「こちらで住民の避難準備を行っています。全ての住民が従ってくれるのか分かりませんが、こちらの準備が完了するまでどうにか持ち堪えて頂きたいのです」
「分かった。こちらも最善を尽くす」
「ありがとうございます。
あと、フォボス基地の方から連絡で、『グロリオサの新型機動兵器を運用中の部隊が派遣可能である』との事です」
「そうか、すまない。先程は謎の砲撃で助かったが、こちらもどの程度持つのか分からない。出来るだけ早く派遣してくれるよう頼む」
「了解しました。しかし、謎の砲撃ですか?」
「ああ……その件については追って報告する」
「分かりました。では、御武運を」
「そちらもな」
元々ここ――フォボスは火星のテラフォーミングの為に利用されるなど色々と利用されてきたのだが、近年は少々設備が古くなった事もあり寂れてきていた。
しかし3年前、グロリオサ・エレクトロニクスが全面改修をした事により、改めて火星駐留軍の拠点としての地位を取り戻した。
そしてここ数日は、新型機動兵器の運用テストが行われていた。
「緊急発令!
第1艦隊が謎の敵によってかなり押されている!
その為、第3小隊から第18小隊は第1艦隊の援護に向かえ!! 以上だ!」
フォボスの司令官が放送で叫んだ。
それに合わせ、各部署で様々な作業が行われていく。
「ガイラルディアはエンジン搭載型フレームに換装しろ! もたもたするんじゃねえ!!」
「サルビア級の調整完了! ガイラルディアの搬入が済み次第、いつでも発進可能です!!」
「こちら格納庫、まもなくガイラルディアの積み込みが完了します!」
「サルビア級各艦は準備が全て済み次第、すぐに発進しろ!
もたついてると第1艦隊がやられてしまうぞ!
各小隊は第1艦隊の援護をしながら、火星から民間人が脱出するための時間を稼げ!!」
「「「「「「「了解!!」」」」」」」
そして、フォボスから十数隻の艦隊が発進していった。
「フォボスも動き出したようですね」
「マイヤー司令からは?」
「避難の準備は始まっているようです。もっとも、間に合わない人や火星に残るという人もいるでしょうが」
「ここは火星に住まう多くの人達の故郷だからな、だからこそ火星を守る必要があるのだ」
「まぁ、そうなんですけどね………ん?
――緊急連絡!! 火星の第4次警戒網が敵を感知したそうです!
チューリップの第2波が火星に向かって来ている模様!!
数は最低でも8つ以上と思われます!」
「今の第1艦隊には荷が重いな。我々も出るぞ! 第1艦隊と接触する前に叩く!」
「了解! キョウスケさん、エクセレンさん、オペレートをお願いします!」
「了解した。すぐに向かう」
「は〜い、今行くわね〜」
「俺は先に出撃準備をしておく」
「お願いします、ゼンガーさん」
「はいは〜い、こっちはOKよ〜」
「こちらも準備完了した」
「では、発進と同時にジャンプシークエンスを開始します!」
キュイィィィィン
持ち主しかいない書斎に、急に光が立ちこめた。
「なっ、これはまさか!!」
「木連軍総司令、草壁春樹ですね」
「……何奴!?」
光が収まった後、そこには一人の女性が立っていた。
「私は火星からの使者、と言っておきましょう」
「火星、だと?」
「ええ、そうです」
「用件は何だ?」
「火星は地球とは別に、独自に木連と停戦したいと思います」
「何を勝手な―――」
「まぁ、確かに勝手な言い分でしょうね。
それに私がここに来たのも唐突な事だったでしょうし。
それでも私達は争いを望んでいないという事だけは確かです。
……企業の傀儡となっている地球連合首脳部とは違って。
もし木連が火星の民を虐殺するつもりなら、こちらも停戦するまでは容赦しません。
そちらが停戦する意志を明確にするまで、こちらも己のために戦い続けるでしょう」
「ふん、出来るものならやってみればいい」
「なら、見せてあげますよ。火星の底力、そして地球との違いを。
そしてそちらが停戦を望むようになるまで、こちらも応戦しましょう」
そして、女性は去ろうとしたが、その前に草壁へ言葉を投げ掛けた。
「因みに、火星側が提示する『停戦による基本的な見返りと条件』はここに書いておきました。
こちらとしてはこれ以上、一切妥協する気はありません。
私が次回訪れるまでに少しは考えておいて下さいね」
そう言って、草壁の手元に一枚の書類を飛ばした。
「一つだけ聞きたい事がある」
草壁が去ろうとした彼女を呼び止めた。
「何でしょうか?」
「地球側は生体跳躍を――」
「生体跳躍でしたら、私達以外は今のところ実用化させてませんからご安心を。それではまたお会いしましょう」
質問に対して一方的に返答した後、彼女は再びボソンの光を纏い、消えていった。
草壁はその紙に目を通したが、すぐに引き出しにしまった。
「停戦か……そんな事などしなくとも、火星などすぐに制圧してみせるわ。
何より、地球人の言う事など今更信じられるか」
しかし、この言葉通りになる事はなかった。
この数日後に終結した第一次火星会戦において、木連の無人攻撃部隊は全滅という結果を残した。
この時から、運命という名の歯車は今までよりも一段とズレて回り始めた。
そして木連と火星との戦争は、木連対地球という構図の裏側で次第に激化してゆく事となる。
「火星からのシャトルを複数確認!!」
「提督、フォボスと地上部隊司令部から通信です!」
「繋いでくれ」
『こちらマイヤー、取り敢えず避難するつもりのある民間人は全てシャトルで送り出しました。
以後、第1艦隊はシャトルの護衛を兼ねて地球圏へ帰還を頼みます。補給物資はシャトルに同伴している補給艦に搭載しておきました。
後は我々が食い止めます』
『フォボスの方でようやく試作型新型艦の準備が整いましたので、これより出撃させます!
第1艦隊は補給艦から物資の補給を行いながら、地球圏へシャトルを無事に送り届けて下さい!』
「マイヤー、おまえ達は……」
『敵の進撃が弱まっている今しか、火星圏を脱出するチャンスはありません!
第1艦隊はシャトルの護衛と地球圏への報告をお願いします』
「……分かった。おまえ達の意志を無駄にはせん!
全艦に連絡!!
これより第1艦隊はシャトル群と合流し、地球圏へと進路を取る!!」
「「「「「「「了解!」」」」」」」
通信が切られた直後、フクベを始めとして通信を聞いていた皆が火星の方向へ敬礼をした。
その後フクベは隣にいるムネタケに囁いた。
「これで火星圏は無事――出来るな」
「しかしこれからが大変ですわね」
「だが、マイヤーやブライアンなら上手くやってくれる事だろう。
我々に出来るのは――」
「ええ、確かに」
「頼むぞ、マイヤー。そして―――」
1時間後、木星蜥蜴の第一波への対処を他の火星駐留部隊へと任せた第1艦隊は、火星を脱出してきたシャトル群と合流した後、補給を受けてすぐに地球へ向けて発進した。
火星を脱出したのは全人口の約半分であり、残りの人々は火星へ留まる道を選んだ。
脱出する事と残る事、どちらが正しいのかは分からない。
しかし、この時代の神はどちらも見捨てなかったとだけ言っておこう。
「チェストォォォォ!!」
ドガァァァァン!!
「ほらほら、よそ見してちゃ駄目よ〜」
ヴォォォォォォォォン!
ドゴォォォォォン!!
「ただ、撃ち貫くのみ!!」
ドガァァァァン!!
火星へと向かっていたチューリップの第2波は、それらが吐き出した無人部隊もろとも、1隻の戦艦と20m程の機動兵器3機によってくい止められていた。
3機の機体は凄まじい破壊力で敵無人兵器を圧倒していた。
その戦果は既にチューリップから吐き出された無人兵器の数さえも上回っていた。
「ゼンガーさん、キョウスケさんがそれぞれチューリップを1つ撃破! 残り3つです!」
「よし、一気に押すぞ!! うぅおぉぉぉぉぉ!!」
斬!!
黒の機体が日本刀のような大剣を持ってチューリップへと突撃、大剣に紅き光を纏わせて振り下ろした。
ドガァァァァン!!
真っ二つに切り裂かれるチューリップ。
そしてその爆発に多くの無人兵器が巻き込まれた。
「後2つ!」
「わお、ボスも張り切ってるわね〜」
戦況は彼等の圧倒的優位な状況であった。
そこに突如、新たな機影が出現した。
「ちょっと遅れました〜」
「あ、ケイトさん!!」
「地上の方はどうだ?」
「全く問題なしです。今はラゴウが後始末をしています」
虹色の光と共に出現した青き機体のパイロットは、そう言うと機体の右手に持った紅き剣を1km程の長さまで伸ばし、周囲の無人兵器に向けて振り払った。
戦艦・虫型戦闘機を問わず、紅き剣に触れて壊れゆく無人兵器。
「ではそろそろ終わりにさせてもらおう。
いくぞ! 斬艦刀ッ、大!車!りぃぃぃぃん!!」
漆黒の機体――ケルベロス二式が大剣を両手に持ち、巨大な真紅の刃を敵艦隊へ向けて振り放った。
その巨大な刃は大きく回転しながら、チューリップ共々それに触れた敵機を次々と沈黙させていった。
「では、こちらもグラビティ・ブラストで敵艦隊を一掃します!!」
続けざまに彼らの戦艦からも3条の黒き閃光が放たれ、敵艦隊を呑み込んだ。
既に敵の数は戦闘開始時の10分の1以下まで減少していた。
「なら私は最後のチューリップを仕留めちゃいますね。
全機、斜線上から退避………してるわね。
では、グラビティ・ランチャー発射!!」
そして先程現れたばかりの青い機体――ケルベロスも、左に持つ大砲から強力な重力波を撃ち出して最後のチューリップを破壊した。
「それじゃあ私もいくわよ。
オクスタン・ランチャー2、Gモードっと、いざ!」
味方の戦艦に近付こうとした虫型戦闘機を壊しながら戦場を駆けていた白い機体――ヴァイスリッター・ツヴァイも、ここぞとばかりに重力波を放ち、敵を蹴散らした。
「こちらもやるか。俺のとっておきだ、くらえ!」
敵艦を破壊してまわっていた紅い機体――アルトアイゼン・リーゼは、周囲にいた虫型戦闘機に向けてアヴァランチクレイモアを解き放ち、密集していた敵を一気に破壊した。
その後さらに、後部に装備していたキャノン砲を左手に持ち、そこから重力波を放って敵を一掃した。
こうして第一次火星会戦における木連の無人兵器部隊の第2波は、彼らによって壊滅させられた。
『対象の耐熱装甲による封印完了』
『底部における装甲板の接着を確認』
『作業の第2段階が終了しました』
「分かった。これより第3段階に移る。
作業員が撤収次第、硬化ベークライトを注入開始しろ」
『了解。
これより第3段階に移る。
作業員は全員速やかに退避せよ』
「………これで封印はほぼ完了か。
後は此処をどのようにして隠すか、だな」
「ラ〜ゴ〜ウ〜ッ!!」
いきなり白髪の女性が同じような顔付きの男性に抱きついてきた。
「ん、ケイトか。そう言えば、跳躍門……チューリップの方はどうだった?」
「火星に来た奴は全てハッキングして、さらに物理的にプロテクトをかけてから地球のほうへ送ったわ。
だからしばらくは時間を稼げるはずよ」
「ならしばらくは大丈夫だな。今の内にゼンガー殿達の特訓を行っておいてくれ。こっちは俺がやっておく」
「了〜解!」
そう言って、ラゴウは目の前の端末に視線を移した。
「あとは木連の出方次第か……。
草壁は武力での完全制圧を考えているはずだから、一切油断は出来ない。
しばらくは早期警戒システムの増強と、防衛軍の練度を上げる必要があるな」
早期警戒システム……これはゼンガー達がチューリップの第2波を発見した装置の事である。
火星の周囲を広く、特に木星方面を重視して配置されているが、それでもまだ全域をカバーしきれていないので、さらに数を増やす必要があった。
「で、私達は――――すればいいの?」
「ああ、恐らく木連の相手は俺達だけでもどうにかなる。
むしろ『帰還者』の有無と動向を見極める事の方が重要だ」
「それだけ?」
「……場合によっては歴史の流れから排除させてもらわなければならないだろう」
「本当にそれでいいの?」
ケイトが確認の意味をこめて問いかける。
気遣うかのように……
「……ああ」
「……ま、今はそれで良いでしょうけど。
そのうちまた聞くからね。
それと、少しは自分に正直になったら?」
「別に……。それよりアイツが逆行してきた場合、状況次第では木連以上に危険な存在となるかもしれない。だからいざという時の保険が必要だ。……頼めるか?」
「わかったわ」
「ならそっちは任せた。
こっちは俺達でどうにかしておく」
「あんまり気を張りすぎないようにね」
「それはお互い様だ」
こうして歴史という名の歯車はゆっくりと回り始めた。
いくつもの歪みを抱えながら。
そして、火星会戦から半年以上経った頃。
この世界に5つの希望が――多少の時間差はあったものの――ボソンの輝きと共に舞い降りた。
後書き
タングラムです。
ようやくこの話が書き上がりました。
この話は、最終話・エピローグなどと並んで一番書きたかった話の一つだったからです。
火星のキャラは……0Gから取ってきてます(殴打)
結構考えたのですが、やはり彼等が丁度良い気がしたので……
0Gのメンバーに関しては、分からない人にも分かりやすく書くようにしたいです。
この先火星がどうなっていくのか……お楽しみに(苦笑)
でも、出番は少ないんですよね(汗)<あくまでナデシコ中心のため
そして今回でプロローグ編は終了という事にしました。
理由は最後の話なら第1話としても違和感が無さそうだったからです。
なので、次回から本編開始&ようやく主人公’Sが登場(マテ)
……ここまで来るのに時間がかかりすぎました。m(_
_)m
それとリアルで忙しくなりつつあるため、投稿速度が非常に遅くなると思われます。
あとは、書きためてた分も改正をしなければとうてい見せられる状況ではないという理由も……
作中に出て来たクローバーという兵器ですが、この作品のオリジナルです。
原作を見ていると、少なくとも人型機動兵器が第一次火星会戦頃に存在していたのは確かなようなので(こちらの都合から)登場させてみました。
第一話でのゴート登場の場面で破壊された人型兵器らしき物が存在していたので。
それではまた次回に……
※ところで代理人様に質問なのですが……プロローグ編のタイトルは「プロローグ2」とかじゃなくて「序章2話」などのほうが良かったのでしょうか?(汗)
(本当に今更気が付いたのですが……)
代理人の感想
五人?
プロローグに出てきてたのはアキト、ユリカ、ルリハリサブにラピスで六人ですよね。
誰かジャンプし損ねたか?
あ、ラピスは先にジャンプしてたっけ。
>プロローグとか序章とか
ンなもんどっちゃでもよろしい(爆)。
まぁ、どっちのほうが適切か(あるいは格好良く見えるか)は人それぞれでしょうが。