義妹は義姉と決別した・・・
義姉は再び立ち上がった・・・
一人の男に“想い”を伝え・・・そして共に生きるために、彼女達は動き始めた。
・・・だが、時間は万人に等しく流れる。
・・・動き始めたのは、彼女達だけではなかった。
・・・再び彼女達は戦場に立たされた。
彼女達は負けるワケにはいかなかった・・・まだ男に“想い”を伝えてはいなかったのだから。
・・・・・・そして、実際、彼女達は勝った。
AD2202年
第二次“火星の後継者の乱”・・・通称“南雲の乱”勃発。
連合宇宙軍所属艦“ナデシコC”、之を鎮圧。
・・・かつてと同じ展開。
・・・だが、残された結果までが全く同じなわけではなかった。
<機動戦艦ナデシコ 〜あの戦場にもう一度〜>
第1章『再起』
第6話『再会への序曲』
「テンカワ大佐、ホシノ少佐、まずは先日の南雲一派鎮圧の件、御苦労だった、と言っておこう。」
厳しい顔つきの大男・・・コウイチロウはそう切り出した。
「「ありがとうございます、総司令。」」
黒髪の美女と銀髪の美少女・・・ユリカとルリは緊張した面持ちで、そう謝辞を述べた。
功を立てた部下を、上司が賞賛する・・・普通それなりに厳粛な雰囲気にはなるだろう。
しかし、三人の間に流れる雰囲気は、そういったものとは全くの別物だった。
・・・理由は至って単純・・・コウイチロウが自分達を呼んだのは、別に自分達を褒めるためでは無い事ぐらい、彼女達は理解していたからである。
当たり前だ・・・一度正式に賞されたのだから、家族としてならともかく、上司としてもう一度ということなど在る筈が無いし、
なにより、“南雲の乱”鎮圧の最大の功労者・・・当時のナデシコCの艦長が呼ばれていなかったのだから。
「二人とも分かっているとは思うが、今日改めてここに来てもらったのは、君等の功績を称えるためではない。」
「・・・新しい任務ですか?」
自分達を二人とも投入するなど、並みの任務ではない・・・それこそ“南雲の乱”の様な大規模クーデター鎮圧ぐらいの・・・そう思い、ユリカはコウイチロウに若干不安げに尋ねた。
「少し違うな・・・新しい任務にするかどうかを決めるために、君等を呼んだのだ。」
コウイチロウのその言葉に、ルリが反応した。
「まさかもう、アキトさんを狙って統合軍が動き始めたんですか?」
「さすがに鋭いな・・・半分は正解だ。」
「半分、ですか?」
「ああ、狙われているのは、アキト君だけではないし、狙っているのも、統合軍だけではないのだよ。」
「・・・・・・そういうことですか。
・・・事前に抑える事はできないんですか?」
「正直難しい・・・なにせ統合軍にも連中にも後が無いからな。
だが、打つ手が無いと言う訳では「あの〜。」」
二人で話を進めるコウイチロウとルリに、ユリカが心底困った顔で割り込んできた。
「ゴメンナサイ、二人が何話してるのかサッパリ分からないんですけど〜。
・・・ひょっとして、ワタシのこと忘れてません?」
そう言うユリカに、バツが悪そうにルリとコウイチロウは謝った。
「あっ、スイマセン、ユリカさん。」
「スマン、ユリカ。お前は、今の世間に疎いんだったな・・・。」
「・・・まぁ、別にいいですけど。
最初から、ワタシにも分かるように説明してくれませんか?
・・・特に、アキトがどうして今狙われるのか、とか。」
表情を引き締めてそう頼むユリカに応じて、コウイチロウが話し始めた。
「ウム・・・と言っても、ややこしい話だから、本当に最初から説明する事になるがな。
そもそもの事の発端は、先の“南雲の乱”だ。」
―――南雲の乱―――
それは、火星の後継者において“草壁 春樹”“新庄 有朋(シンジョウ・アリトモ)”に次ぐ地位にいた男・・・
元統合軍中佐“南雲 義政(ナグモ・ヨシマサ)”が起こしたクーデターである。
彼の人となりは“冷静沈着かつ清廉で、確固たる信念を持つ熱血漢”という絵に描いたような好人物なのだが、
その“信念”自体は木連の軍事体制下で行われていた思想統制の産物であり・・・はっきり言えば、彼は完全な木連至上主義者であり、熱狂的な草壁シンパであった。
第一次火星の後継者の乱(通称“草壁の乱”)終結後、彼は草壁 春樹の掲げた理想を成就するため、火星の後継者の残党を纏め上げ、再蜂起の準備を秘密裏にすすめた。
一度蜂起に失敗した身であるから、普通なら、再起には相当な時間が必要になるのだが・・・
統合軍が、己の失態が明るみになるのを恐れて“意図的に”草壁の乱に関する捜査の手を抜いた(あまりに多くの高級統合軍人が火星の後継者事と内通していたので、
彼らを大っぴらに吊るし上げると自分たちの管理責任が問われる)ため、実際には火星の後継者は相変わらず組織的に機能しており、
又、統合軍が弱体化して折角のシェア独占を無為にされるのを恐れたクリムゾングループ(特に、グループ乗っ取りを企んでいた現会長の孫“シャロン・ウィードリン”)が、
“遺跡”とボソンジャンプ研究の権威“Dr.イネス・フレサンジュ”の身柄確保を条件に積極的に活動を支援したことも相まって、
短期間の内にその勢力を取り戻した。(無論、以前と比べれば、かなり弱体化してはいたが。)
そして彼らは、ヒサゴプランの掌握により地球連合側の行動をコントロールし、挙句の果てには、自軍の生命線である旧木連プラントを囮にまでして、火星極冠遺跡の占拠を目論んだ。
・・・が、艦長候補生の訓練航海中であったナデシコの手によって、その計画は又も阻まれることになった。
その際、たった一隻の戦艦によるクーデター鎮圧を可能にしたのは、その稀有な才能を訓練航海中に開花させた艦長候補生“キリシマ・ユウイチ”の手腕と、
“電子の妖精”ホシノ・ルリのシステム掌握、そして“大戦の英雄”テンカワ・ユリカの戦術指揮補佐であった。
「草壁の乱において、統合軍は大失態を演じたわけだが・・・それでも、宇宙軍に対する優位は揺らがなかった。
元々、統合軍は、極めて高度な政治的判断の元に設立されたものだからな・・・そう簡単に潰せないし、潰して良いものでもない。
だが、さすがに今回の南雲の乱は不味かった。
同じ過ちを・・・それもこれ程短期間の内に、二度も犯してしまった以上、政界の御偉方も、彼らに責任を取らさざるを得なかった。
世論が許さんかったし、このままでは三度目が起こりかねなかったしな。」
「・・・単に、御偉方が、彼らを『ヤギさん』にしたかっただけでは?」
ユリカの呟きに、コウイチロウの額に汗が一滴浮かんだ。
「・・・ま、まぁ、確かにそれもあるだろうが・・・。
とにかく、南雲の乱終結後、統合軍は急速に縮小されつつある。
復帰して間もないお前はあまり知らんだろうが、今現在においてさえ、宇宙軍と統合軍のパワーバランスは、明らかに我々の方に傾いているのだ。
そして、この動きは今後もまず止まらんだろう。
・・・で、統合軍は何とかして復権しようと、必死に我々宇宙軍のあら捜しをしているのだよ。」
「なるほど、それでアキトを、というワケですか・・・。」
得心がいった顔のユリカに、コウイチロウが続けた。
「そうだ・・・彼は、“大戦の英雄”テンカワ・ユリカの夫であり、“電子の妖精”ホシノ・ルリの義父 であり、宇宙軍総司令ミスマル・コウイチロウの義息だ。
その彼を“史上最悪のテロリスト”として吊るし上げてしまえば、宇宙軍に対する格好のネガティブ・キャンペーンになるだろう。
・・・本当の事情が公表されたところで、報道など幾らでも歪められるし、ターミナルコロニーを破壊したのが火星の後継者である証拠も少なすぎるからな。」
「結局、民衆が欲しているのは、怒りの矛先を向けるためのハッキリと目に見える対象ですからね。
『悪いのはアイツだ。』と一言言われれば、本当にアキトさんが悪いかどうかなんて気にせず、喜んで非難するでしょうね。」
そう悲しげにルリは言った。
「だったら、一刻も早くアキトを追いかけないと!
いくら隠密行動を取っていたって、補給の事とか考えたら、その内、統合軍に捕まっちゃいます。
要は、アキトを統合軍の目から隠すなり、こっちからアキトを前面に出して、アキトが好意的に見られるような情報をメディアに流せばいいんですよね?
・・・その場合、統合軍に対してネガティブ・キャンペーン張って、世間の怒りがアッチに向かうようにしないといけませんけど。」
勢い込んで言うユリカを、コウイチロウが制止した。
「まぁ待てユリカ。
先程ワシはルリ君に言っただろう・・・狙われているのは、アキト君だけではないし、狙っているのも、統合軍だけではない、とな。
・・・お前とルリ君も狙われているのだ・・・宇宙軍の一部、要はワシと敵対している派閥の連中にな。」
その言葉を聞いて、ユリカの顔に驚愕の色が浮かんだ。
「これまた復帰したばかりのお前には分からんだろうが、現在の宇宙軍の実権は、ワシの派閥がほぼ完全に掌握している。
・・・別に権力を独占したかったわけではないのだが、考え方が合わず行動を共にできない連中はどうしても生じたし、そういった者達に比べて、ウチの連中の方が遥かに使えたんでな。
その上、この二度の火星の後継者の反乱で、ワシらは功を挙げすぎた・・・実力に実績が加わっては、どうしてもそれに相応しい役職を与えざるを得ん。」
そう言って、コウイチロウは嘆息した。
『派閥』と言うと『権力争いのために利害が一致する者同士が手を結んでいると』いう悪いイメージが付き纏うが、必ずしもそういうわけではない。
派閥というものも、もともとは、志を同じくする者や考え方の似通っている者が、ごく普通の人間関係の延長として協力し合っているに過ぎない。
何か事が起こったとき、そういった者達が協力して対処した結果、その功・責を分かち合うことになる・・・あくまで、結果論として、派閥単位の権力移動が起こるのである。
もちろん派閥が巨大化していくと、往々にして、単に権力を得るために近づいてくる者達が出てくるのは確かだが・・・
初めからそういう理由だけで人が集まるという事は、ハッキリ言って、稀なのである。
・・・大半の人間は、派閥の創立などに関わる事は無く、巨大化した派閥のみを相手にするため、誤解され易いが。
「結局このままでは、非ミスマル派閥の自分達が、返り咲く事はない・・・そう連中は考えているのだ・・・実際のところ難しいとはワシも思うがな。
そういった連中が考えているのが、アキト君とユリカ、ルリ君・・・あとアキト君と行動を共にしているラピス・ラズリという少女を一緒に消してしまうことだ。
ユリカ・・・お前も、そしてルリ君も、強力過ぎるのだ・・・ミスマル派閥における立場も、自身の能力も。
すでに、統合軍に対する優位性を確保した今、君らの力は連中にとって、危険なだけなのだよ・・・自分達の復権への政治的阻害因子としても、いざと言うときの制御不能因子としても。
南雲の乱以前は、連中にとっても、統合軍への対抗力として、必要だったのだが・・・。
それでも、未だに連中が表立ってお前達を狙わないのは、アキト君とラピス君がいるからだ。
連中も、A級ジャンパーとマシンチャイルドに対抗するカードを手放す気は無かったからな。」
「・・・逆に言えば、アキトとラピスちゃんさえどうにかして始末すれば、ワタシ達に生きていてもらう必要はナイってことですね、その人達からすれば。
そうなると・・・。」
ユリカの言葉にルリが続けた。
「ええ、ワタシ達がアキトさん達と接触するのは、彼らにとっての最高の好機ってことになります。
統合軍相手なら、こっちの動きを隠す事もできますが、一応とはいえ身内である彼らに悟られないようにするのは難しいでしょう。
情報をリークすれば統合軍は確実に動くでしょうから、その機に乗じてワタシ達を消して・・・ついでに英雄殺しの汚名は“プリンス・オブ・ダークネス”か統合軍に被って貰う。
彼らにとっては、少ない手勢で実行可能な上、後腐れもないイイ方法でしょう。
・・・もともと後がないって考えてるワケですから、失敗した時のことなんて気にしてないでしょうし。」
「そういった諸々の事情を考慮すれば、我々の選択肢は二つだ。
一つは、このままアキト君達が統合軍と宇宙軍の馬鹿共の手から逃れ続ける事を期待して、こちらからは何もしない事。
だが、ユリカの言うとおり、補給なども考えれば、アキト君達が逃げ続ける事は難しいだろう。
“正体不明のテロリスト”だった以前と違って、連中も、プリンス・オブ・ダークネスに関する情報を揃えているからな。
そう簡単に捕まえられるとは思わんが、予測を元に罠を張られれば、さすがに何時までも切り抜けられんだろう。
二つ目は、リスクを承知で、アキト君達と接触・・・何とかして説得し、“悲劇のヒーロー”として表舞台に立ってもらう事だ。
宇宙軍の中に敵がいる以上、やはり、さっきユリカが言った“ワシらで匿って存在を隠し通す”という案は無理だろう・・・その内、バレる。
この方法の問題点は、先程言っていたようなリスクがあることと・・・こっちの方が問題だが、肝心のアキト君が了承するかどうか分からない事だ。
彼の性格からいって、まず拒否するだろうが・・・お前達二人ならば、説得できる可能性も無い事はない。
ワシにはどちらが良いとも言えん・・・宇宙軍総司令としても、父親としても・・・そして今のお前達ならば、己の意志で選択し、その結果を受け入れる事ができるだろう。
二人の意思に従う・・・どうするか選んで欲しい。」
コウイチロウは、そう言って、二人を真っ直ぐに見つめた。
・・・どうするべきだろう?
以前のワタシなら、『夫婦は一緒にいるべき』って言って、迷わず追いかける方を選んだろうけど・・・。
アキトにとっては迷惑になるんじゃないかな?
実際、今まではうまく逃げ切ってきたわけだし、このまま何もしない方が・・・。
・・・でも・・・
「・・・ユリカさん、『ワタシらしく』ですよ。」
ルリちゃん・・・そうだよね、納得できないのに自分の気持ちを犠牲にする事もないんだよね。
それに、アキトはきっと今でも苦しんでるよね。
なら、一緒に幸せになりに行かなくっちゃ!
やっぱりワタシは・・・
「ワタシは、アキトと一緒に居たい・・・だから、追いかけます、御父様。」
「・・・そうか。」
なんか、御父様すごくうれしそう・・・てっきり反対されると思ったのに。
「・・・大きくなったな、ユリカ・・・本当に。」
「そりゃあ、もう26歳ですから。」
「いや、そういうことじゃなくてだな・・・人間的に、だ。」
・・・そんなこと御父様に言われたの初めて。
少しは、ワタシも成長したんだろうか?
もし、そうだとしたら、それはきっと・・・
「ルリちゃんのおかげですよ、御父様。
って、ルリちゃんはどうするの?
・・・聞くまでもないか?」
すごく魅力的な微笑み・・・ずっと昔どこかで見た事があるような・・・を浮かべたルリちゃんを見れば、答えなんて聞かなくても分かる。
「もちろん、ワタシも追いかけます。
アノ人は大切な人ですから・・・今度は負けませんよ、ユリカさん?」
「ワタシだって負けないよ!」
だって、ワタシはアキトが好きなんだから!
「・・・分かった、必要な手はこちらで打っておく!
二人にはダミーの任務を回しておくから、その間に準備はしておきなさい。
・・・さすがにあまり人員は割けんが、ナデシコCなら問題なかろう。」
コウイチロウのその言葉に、ルリが驚いて尋ねた。
「どういうことですか、御父様?
ナデシコCは、南雲の乱で負った損傷が大きくて、まだ整備中の筈ではなかったんですか?」
コウイチロウは、イタズラの成功を喜んでいるような顔で答えた。
「ナニ、こんな事になるんじゃないかと思ってな・・・アカツキ君の方に頼んで“少々”被害を多めに見積もって貰っておいたのだ。
修理自体は“何時でも終わる”予定だ。
・・・敵さん方も、ナデシコBの方にばかり目が行っているだろうな。」
「じゃあ最初から手を打ってたんですか?
・・・策士ですね、御父様は。」
ユリカが若干呆れたように言う。
「大昔から『備えあれば憂いなし』と言うだろう?
と言っても、ワシにできるのはここまでだ・・・あとはお前達二人しだい。
・・・頑張れよ、娘達よ。」
コウイチロウが優しげに微笑みながら言った。
「「行ってきます、御父様。」」
〜あとがきっぽいもの〜
皆さん、御機嫌いかがですか? 黄昏のあーもんどです。
私は、久々に作中で『説明』ができて、大満足です。(笑)
さて、前回の話から、一気に時間が跳んで、『NADESICO THE MISSION』の話をあっさりと流しました。
・・・これで、今後の展開がかなり限られましたね。
ま、次回で第一章完結の予定ですし、その段階で、ハッキリ明かします。
『NADESICO THE MISSION』の話の間に、どういう経過を経てユリカとルリの仲があれほど良いものになったのかは、御想像にお任せします。
・・・ちょっとは次回で触れますけど。
では、御約束になりつつある今話の補足を・・・。
えらくアッサリと跳ばした『NADESICO THE MISSION』のエピソードですが、この作品ではちゃんとゲーム通りの展開で起こってます。
あれは、やったことが無い方も多いみたいなんで、それなりに詳しく語りましたが・・・半分は私的裏設定に準拠してます。
あんまりゲーム版の公式設定を詳しく話すと、これからやるって人の楽しみを奪っちゃいますからね・・・そこは、割とサラッと流しました。
ただ、私の作品の展開を理解するのには十分だと思います・・・多分。
で、『NADESICO THE MISSION』の中で、あーもんどが不思議に思ったのが、何故にあんなにすぐ火星の後継者が再起できたのかと言う事と、
取扱い説明書中の南雲 義政のプロフィールが『現在は統合軍の中佐』(“元”ではない!)となっている理由です。
結局、作中で述べたような設定にしましたが・・・自分で言うのもなんですが、“組織のNo.3を見逃す”ってのはどう考えても無理っぽい。(爆)
余程、草壁・シンジョウに比べて、実権を持ってなかったか、あるいは、統合軍が自身の保身にすら満足に頭が回らない程の無能ぞろいで無い限りは。
・・・未だに、謎です。
ちなみに、シンジョウ・アリトモの漢字表記『新庄 有朋』と、『NADESICO THE MISSION』の艦長候補生の名前『キリシマ・ユウイチ』は、私が勝手に決めたものです。
公式設定と違うかもしれませんが・・・気にしないでください、御願いですから。(涙)
そうそう、言うまでも無いとは思いますが・・・ユリカの言う『ヤギさん』とは『生贄の山羊』いわゆる『スケープ・ゴート』のことです、念のため。
さて、先程も言いましたが、一応次回で第一章は完結する予定です・・・予定はあくまで未定ですが。
第一章完結後の執筆予定なんかは、次回あとがきで言います。
こんな“趣味の文章”でも「楽しみにしている」と言ってくださる方が居ますので、何年かけても完結はさせるつもりです。
・・・何気に感想をねだってるような?
管理人の感想
黄昏のあーもんどさんからの投稿です。
うわ、何だか嬉々として『説明』されてますね(笑)
それにしても、何気にユリカが黒に染まってる(苦笑)
ルリのほうは既に真っ黒かもしんないけど(汗)
次で第一章は終わりですか、どんな結末を迎えるんでしょうね?