――貴方のお名前を聞かせてください。
天使 香織です、「テンシ」ではなく「アマツカ」と読んでください
――また変わった苗字ですねー、すみませんがお歳のほうは……。
幾つだと思います?
――15歳前後かと
ふふ、これでも18歳よ、実年齢183歳だけど、神族だからね、神界名「カオリ・ヴァルキュリア」こと「異世界の平和を護る女神」よ
――えぇ?!、かの「戦乙女」の名前を引き継いだのですか、これはため口的なことを失礼しました
と、その話は置いといて、貴方が漆黒の戦神に出会った経歴を教えてください
そうね、ある日、暇だったから神格の方で空を飛んでいたの
そしたら、木星の無人兵器、確かバッタ三百機くらいかな?に見つけたというか、見つかったというか……。
漆黒の戦神アナザー
天使 香織の場合
――そしてどうしました?
もちろん戦いましたよ、今思ったけどとんだ無茶をやらかしたような気がします……。
もちろん、防具はつけてましたし、武器もある程度持ってました
――ほー、その武具とは?(某同盟のアキトのお仕置きが楽しみだ)
私の姿を見かけた人たちは、「戦乙女」と呼んでいました
防具は蒼色のアーマーで、羽飾りのついた兜、そして神剣です
神剣はレナスお姉さんの創造の剣…えっと…神剣グランスリヴァイヴァーを装備していたような…。
ともかく、その単純な装備でバッタを倒していました、多分神技四・五発発動していたかも知れないですが
やはり、疲れを知らないのと、数で押してくるバッタに、体力を奪われていたその時でした
――彼が、来たのですか、起動兵器で?
いえ、生身でした、彼の回りに昂気をまとっていました
そして、昂気の剣でバッタを5分ほどで全て倒してしまったんです
私にもそのくらいの力があるのですが、発動に時間がかかるので、集団で戦わないとできないのです
――(良くそこまで昂気で飛んだな、地上がダメなら今度は空…ね、すごい考え方だ)
彼が、きてくれたおかげで生き残ることと、その後の伝説のあの笑顔を見てしまったのです////
神と人は交じれない関係なのに、惚れてしまったのです////
レナスお姉さん…私は一体どうすれば言いのでしょうか…////
――(まったく、あの鈍感は……(-_-メ)ムカ)その時の台詞は?
「大丈夫だったかい?怪我とかは無いかい?(にっこり)」
さらに、私の事を知ってか知らずかこう言ったんです/////
「危ないから、大量の無人兵器に手を出しちゃいけないよ」
と、羽飾りの付いた兜を取って、子供みたいに頭をなでてくれたのです(///∇//)
彼は戦闘後終始あの笑顔でいました/////
――(さてさて、どんなお仕置きになるのかなぁ)
あ、その彼に一言…ではないようですね
思いっきり言っちゃってください(すごく楽しみだ、アキトのお仕置きが)←お主も外道のよう by北辰
あの時は助けていただいてありがとうこざいました♪
私はあれ以来、貴方の所在を探しています!
あのときの笑顔もう一度見せてください!
私こう見えても、行動派なんですからね!!!(「異世界の平和を護る女神」第1話参照)
そして、空の散歩…いえ!デートに行きましょう!!
もし会っても逃げた真似をすれば、エインフェリア(魂の勇者)にしますからね!
もう私の心は貴方の笑顔でいっぱいです
――ありがとうございました、いや、しかしすごいですね……。
外見はルリちゃんとほとんどいっしょなのにルリちゃん以上の行動力とは……。
さてさて、彼のお仕置きがどのようになるのかすごく楽しみです
え?外道だって?北辰さんほどじゃあありませんよ
民明書房刊「漆黒の戦神その軌跡」より
今回は空なので、ナデシコエステバリス隊にとっ捕まえられるアキト君
更に今回は軍も動いて、アキトの行動範囲をレーザーなどで束縛しつつエステバリス隊で捕獲ということになった
その時アキト君の叫び声
「お仕置きは嫌だぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!」
そして例のお仕置き部屋へ連れて行かれるアキト、しかも今回の同盟の服装は……。
「「「「「「「アキトさん、この服装どっかで見たこと無い(ありません)(ねぇか)」」」」」」」
「そ、そ、そ、そ、そ…」
言葉になって無いアキト君
「お仕置き決定ですね、この本の物的証拠も有ることですし、更に、私の体系とほぼ一緒なので、完璧なお仕置きがいりますね
しっかりと浮気してますし、何より私よりもいいなんて…許せませんね」
いつも以上に暴走状態のルリ、今回は歯止めが利かなさそうだ
今回のお仕置きはやっぱり楽しいことになりそうだ by作者
やっぱりお主は我以上に外道だな by北辰
だまれ!この外道ロリコン親バカ北辰が! by作者
(以上、例のお仕置き部屋部屋の角にゴキブリのように居る作者と北辰の外道的会話でした)
「では、お仕置き開始!!!」
そして数秒後………。
「ウギャアアアアァァァァァ!!!!」
アキト君の悲鳴が地球上に響いたとさ。
そしていつものごとく、ヤガミ・ナオが廃れたアキトを取りにくるのだ
「ちわ〜っす、廃れたアキトを取りに来ました〜」
さりげなく惨いことを言っているナオ
「ぅわっ、こりゃあ、いつもの比じゃないな……。服はぼろぼろ、剣か何かで殴られた&切られた跡が大量にある、致命傷ぎりぎりだな……。」
そう、アキトの体中に打ち身の跡と、切り裂かれたような跡がある、急所ははずしているらしく、出血量はある程度は少ない
アキトはぼろぼろの精神で、何とか自我を保たせ、そこらに置いてあった剣をおもむろに取ると、手首に当てた
そこを止めるのがナオの仕事、だが……。今回ばかりは止められなかった
「あの時会ったあの子…天使だっな…ここで死んだら会えるかな……。」
「お、お、おい!!やめろ!!」
ヤバイ、とナオが思ったとき、その剣はアキトの手から離れ、床に突き刺さった
「はぁっはぁっ……自分の命を粗末にしないで!!」
神剣を片手に、あのときの女性が居た、しかもあの時会った姿のままで
更に、手から離れたのは彼女が手首を切ろうとしたその剣を弾いたのだ
「あ……君は…あの時の…名前は……。」
「カオリ・ヴァルキュリア……天使・香織よ」
そして、アキトを抱えると、そのまま浮いて、空気の波紋を残して消えた……。
「アキト君がどこかに消えた?!」
「オモイカネでも見つけられないなんて……。」
その後、アキト君は行方不明、ただ、そのような人を見たといっていたが
背中に二対四枚の天使の翼を持っていたことと、さらに「戦乙女」と呼ばれる女性と一緒に居たことだけ明記しておこう
後書きと言う名の言い訳
「異世界の平和を護る女神」まだプロローグを書いただけという作者こと、天使邦明ですが
今日、定時の試験がありました、とりあえずうまくいっていることを願っているだけです
さて、本文短いくせに、その後が長い、注意ありがとうございます
何せ、受験終わったばかりというのに、2時間で書き上げた駄作ですから
これは「異世界の平和を護る女神」のパラレルストーリーだと思っていただければ幸いです
感想・誤字・脱字等
メールで待っていますのでkaori110@hotmail.comまで
よろしくお願いします
管理人の感想
天使邦明さんからの投稿です。
・・・いや、さすがに生身で空は飛べないんじゃないかぁなぁ・・・と(汗)
ま、今更人の道とか、一般人の感覚を教えても手遅れっぽいですけど。
最後はとうとう天界に召されるし(爆)