2195年 第一次火星会戦
テンカワ・アキト イネス・フレサンジュ両名人類初のボソンジャンプに成功
2196年 ナデシコ就役 テンカワ・アキト ミスマル・ユリカ ホシノ・ルリ搭乗
2197年 ナデシコ火星に到達 イネス・フレサンジュ博士ナデシコに搭乗
人類初の有人ボソンジャンプに成功
2198年 木連将校 白鳥九十九少佐ナデシコと接触
同年２月 白鳥少佐暗殺
同年３月 ナデシコ「遺跡」演算ユニットを破棄
同年５〜６月 熱血クーデター
同年９月 地球・木連間で休戦条約締結
2199年 テンカワ・アキト ミスマル・ユリカ結婚
テンカワ夫妻 ホシノ・ルリ シャトル事故で死亡
イネス・フレサンジュ飛行機事故で死亡
同年１２月 試験戦艦ナデシコB就役 艦長ラピス・ラズリ少佐
2200年 「2201年 ヒサゴプラン」2202年 稼動
2203年 「2204年 火星の後継者」2205年 武力蜂起
ナデシコＣ就役
そして・・・・・・・・
絶望とは何なのだろう
平穏を奪われ
幸福を奪われ
五感を奪われ
夢を奪われ
娘を奪われ
妻を奪われた
親友に助け出され復讐を誓い力を求め
力を得ても心の弱さは隠せなくて
酒におぼれ
薬におぼれ
娘の、友の身体に溺れていった
励まされ 叱咤され 支えられて
人外の力を手に入れ
戦って
奪って
殺した
全てが終わった時
手に入れたのは
目覚める事の無い眠り姫
最愛の妻の冷たい骸
もうどうなっても良かった
死にたかった
壊れてしまいたかった
全てを壊してしまいたかった
そんな自分を支え
現世に繋ぎとめたのは
自分が女にしてしまった銀髪の娘
自分のせいで業を背負った金髪の女性
壊れた身体と心を引きずって
緩慢なだけれども確実に終わりのときは近づいて
ただ怠惰に無気力に日々を過ごし
滅びの時を待ちわびて
そんな自分を救ってくれたのも彼女たちで
愛していると
誰よりも大切だといってくれて
嬉しくて
愛しくて
彼女たちのために
残りの時を使おうと思って
だけれどもどうすれば良いのかわからない
そんなとき
彼女達が囁いた
お兄ちゃん、全てをやり直す気はある？
やり直す？
そうですよアキト、ボソンジャンプは時間移動、正確なイメージさえ出来れば未来にそして過去に行く事も出来る
自分をアキトと呼ぶ娘
アキト君さえ望めば全てが始まりに戻る
変わることなく自分を君付けで呼ぶ女性
戻る、やり直せる・・・・
私達はあなたの意思に従う
重なり合う二つの声
いいのか？ 何が起こるのか解らないんだぞ
愚問ね
あなたのいる所が私のいる所です
躊躇い無く返される声が心地良い
そうか
なら地獄の底までついて来い
ｔｏｈｏｏさんからの投稿です！！
う〜ん、意味深なプロローグですね。
この先、一体どうなるのでしょうか？
イナエスとルリを伴って過去にジャンプ・・・
実に先が楽しみです！！
ではｔｏｈｏｏさん、投稿有り難う御座いました！！
次の投稿を楽しみに待ってますね！！
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