各種設定

テンカワ・アキト

未来からの帰還者
火星の後継者戦役後、ホシノ・ルリ イネス・フレサンジュと共に過去へとボソンジャンプを行う、その過程で遺跡より制御用ナノマシンを手に入れ五感を取り戻す、ネルガル会長アカツキ・ナガレとの会見によりナデシコ副提督兼パイロットとなる。
現在の目的は歴史の書き換え。
ホシノ・ルリ、イネス・フレサンジュとは男女の関係である、またミスマル・ユリカに対して複雑な感情を持っているが恋愛感情とは微妙に違うようだ。
地球圏最高のパイロット、また火星の後継者に投与されたナノマシンが制御されたことによってＡクラスのオペレーション能力を持ちまたＳ級ジャンパーとなる。
かつては天性の優しさで人を惹きつけていてアキトだが、今ではその圧倒的な存在感と幾多の困難を乗り越えてきた人間性で人を惹きつける。
かつてのアキトが温かいカリスマであったのに対して今のアキトは、支配者のカリスマである。
木連式柔、木連式抜刀術免許皆伝　単艦戦闘のエキスパート


イネス・フレサンジュ

未来からの帰還者
過去、未来そして現在においてテンカワ・アキトに大きな影響を与えた女性、未来ではアキトの主治医を勤め彼の延命に力を尽くす。
過去へのボソンジャンプにおいて遺跡から制御用ナノマシンを得てアキトの五感を取り戻すことに成功する、現在は火星にてナデシコの到着を待っている。
ホシノ・ルリと共にアキトとは男女の関係にある、またルリとの関係は極めて良好である。
未来においてはテンカワ夫人ユリカの良き理解者であったが過去のユリカに対しては否定的な感情を持ちテンカワ・アキトの横に立つ資格は無いと思っている。
Ａ級ジャンパー


ホシノ・ルリ

未来からの帰還者
テンカワ・アキトの義理の娘であったがアキトを一人の男性として愛するようになる。
未来でテンカワ夫妻の新婚旅行に同伴したため火星の後継者に拉致される、そこでモルモット兼人質として扱われテンカワ夫妻が実験体として扱われるのを見せられる、また本人も実験により疑似Ａ級ジャンパーとなりそれと同時にＳクラスオペレーション能力を得る、その後五感を失ったアキトとリンクし彼の復讐を助ける。
その過程でアキトと男女の関係になる、イネスとの関係は極めて良好、ユリカ亡き今アキトのそばに居ることを認めることのできる数少ない相手である。
テンカワ夫人のユリカに対しては尊敬と憧れを持っていたが過去のユリカに対しては複雑な感情を持つ。
木連式抜刀術免許皆伝また各種暗器特に鋼糸の扱いに優れる。


アカツキ・ナガレ

ネルガルグループ会長　自称「愛の伝道師」・「元大関スケコマシ」
未来ではアキトの良き友人でありアキトが復讐に取りつかれた時も変わらず友人でありつづけた。
過去においてもアキトの本質を見ぬき和平への道を模索するようになる。
テンカワ・アキトを本音で話し合える唯一友人と認識している。
アカツキ・ナガレ秘蔵ファイルを押さえられているのでルリに頭が上がらない。
クールに見えて実は熱血である。


エリナ・キンジョウ・ウォン

ネルガルグループ会長秘書　
未来においてホシノ・ルリ、イネス・フレサンジュと共にテンカワ・アキトを支え彼を案じ続けた女性。
ジャンパーでは無いため過去へのボソンジャンプに参加する事は出来なかった。
テンカワ・アキトの器を知り彼に惹かれる、またルリからアキトの苦悩と決意を聞き、またアキト本人の優しさと強さ、そして悲しみに触れる事で真剣に和平への道を探るようになる。
未来ではルリとイネスが自分達以外で唯一テンカワ・アキトの隣に立つ事を認めた女性、また過去において二人が認めた数少ない女性でもある。


カール・グスタフ・ユング

地球連合政府最高評議会議長
現在の地球における最高権力者であり民衆から支持される指導者でもある。
木連の事を知り和平への道を探していたが、政財界そして社会全体の混乱が予想されるため手段を講じる事が出来ず苦悩していた、そんな時アカツキの計らいでテンカワ・アキトと非公式に会見、そこでアキトの器を知り共に和平への道を歩む事になる。
テンカワ・アキトには個人としても共感と友情を感じている。
またアキトの本質を正しく見抜き新たな時代を担う指導者として自分の後継者にと考えている。
政治家としても優れた手腕を持ち自分が何を成すべきかを正確に認識している。


フクベ・ジン

地球連合軍退役元帥　　ナデシコ提督
火星会戦においてチューリップを落とした事により軍大将に昇進、軍の情報操作により偽りの英雄となる。
その後ナデシコ提督に就任するさい軍を退役、退役にさいして軍より元帥号を授与される。
自らの罪を清算するためにナデシコに乗る。
普段は無口で温和だがその存在はクルーの安定剤のような役割をしている。


アオイ・ジュン

ナデシコ副長
士官学校を次席で卒業した秀才、ミスマル・ユリカを心配するあまり軍を捨ててナデシコに乗り込む。
派手さは無いが堅実な用兵をする、また攻勢より守勢に高い能力を発揮する。
ユリカのことでアキトには複雑な感情を抱いているがその能力を正確に認めており参謀として力を尽くすようになる。
ホウメイと友にナデシコ最後の良心と呼ばれる。


ミスマル・ユリカ

ナデシコ艦長
士官学校を主席で卒業した才媛。
戦術・戦略に高い能力を持つがこの物語では良い所が無い。
指揮官としての見せ場はアキトとジュンに盗られ、ヒロインとしての見せ場はルリとイネスに盗られる。
この世界でのユリカは「テンカワ・アキトの妻」であったユリカとは若干異なる。
アキトの強大な存在感と高い能力を過信し何事もアキトなら大丈夫だと思うようになる、またアキトが自分の事を好きだと疑わず彼の心の闇を知ろうとしない（気づかない）、そしてこの世界のユリカは「愛されることは当たり前で愛することを知らない」女性。









補足

テンカワ・アキト、ホシノ・ルリの二人は未来からそのままの状態で過去に訪れたが、イネス・フレサンジュは意識のフィードバックのみにとどまった、この時イネスは遺跡にアクセスしてアキトの身体を癒すと共にもう一つある措置をアキト意外に施した。