第5話 「航海日誌」って誰のです?

 

 

 

 

 

「ねえ、ルリちゃん・・・アキトとどう言う関係なの?」

 

 ユリカさん・・・気になるんですか?

 アキトさん、今はカイトとトレーニングルームですね。

 

 ・・・ここは、先制攻撃をしましょう。

 

「アキトさんは・・・」

 

「アキトは?」

 

「アキトさんは、私の初めての人なんです。」(ポッ)

 

ズデ〜〜ン、ズガガガァァァァン!!!!

 

 ブリッジにいる私以外の人が全員床にやたらと派手に倒れました。

 あっアキラまで・・・

 ・・・皆さんオーバーリアクションですね。

 

ちょ、ちょっとルリルリ!! それ本当?」

 

 

「ア、アキトさんって変態だったの!!」

 

「むう・・・そんな事実があったとは。」

 

 ミナトさん、メグミさん、プロスさんからコメントを頂きました。

 ・・・そう言えば、近頃フクベ提督の姿をあまり見かけませんね?

 昔も今も目立たない人です。

 アキラはまだ床で寝ていますね・・・

 そんなところで寝ていたら風邪を引きますよ。

 そう言えば、一番大きなリアクションを返す事を予想していた、ユリカさんはどうしたのでしょうか?

 

「あれ、艦長は・・・・居ませんね?」

 

 ユリカさんの定位置でもある、ブリッジの上部にその姿はありません。

 先程、私に質問をしたはずですよね?

 

「ル、ルリルリ・・・多分冗談だったと思うけど。

 あの艦長にそんな事を言ったら駄目よ。

 一目散でアキト君を探しに、ブリッジから出て行ったわ。」

 

・・・ちょうどいいですねアキトさんには良い薬です。

 

 

ピッ!! 

 

 程なくアキトさんから通信が着ました。

 

『いまユリカが訳の解らないこと叫びながら俺に襲い掛かってきたんだが・・・

 何か心当たりは無いか?』

 

「アキト君、その艦長は?」

 

 確かにユリカさんの姿が見えません・・・

 後ろで何か唸り声のような物が聞こえますが・・・

 

『ああ、訓練中にいきなり襲い掛かってきたから・・・

 とりあえず・・・捕縛しておいた。』

 

 と言って画面の後ろ指しましたそこには・・・

 

 鎖で身体をす巻きされた上に猿轡までされた艦長が不満の声をあげていました・・・

 

「・・・」

 

「・・・」

 

「・・・」

 

 ブリッジの皆さんは無言ですね

 追撃をかけておきましょう。

 

「相変わらず縛るのがお上手なんですね、アキトさん。」

 

『ルリ!そんな誤解をまねく・・・』

 

「ルリルリ・・・相変わらずって?」

 

 ミナトさんがアキトさんの言葉をさえぎって聞いてきました。

 

「言葉どうりですよ、ミナトさん。」

 

 間髪いれず答えておく。

 

(ル、ルリ、何でそんなこと!!俺が何かしたのか?)

(はい、しました、これはお仕置きです。)

(ちょ。ちょっと待て、俺が何をしたって言うんだ。)

(・・・貴方は先日食堂で、

 この戦争が終わって自分が消えれば皆幸せになれる。

 なんて考えていましたね。)

(な、何のことかな?)

(とぼけるんですね・・・いいでしょう。)

「初めてのときも鎖で・・・荒々しく・・・」(ポポッ)

 

ピキッ!!

 

 完全に固まるブリッジのメンバー。

 

(ああああ、なんてことを!!)

(これでもまだとぼけますか?)

(た、確かにそう考えているが・・・)

(認めましたね、

 どうしてそんな事を考えるんですか!!)

(俺が居たからお前達を不幸にしただろ。)

(それは違います!!あれは貴方のせいではありません!!)

(俺が居なくなれば、お前達は幸せになれるよ。)

(私達には貴方が必要なんです!!

 最早、貴方なしの幸せなどありえないんです!!)

(そうだぞアキト、俺にはお前が必要だ。)

(私アキトが居なくなったら嫌だよ。)

 

 カイトとラピスも参加する。

 

 (でも・・・)


(アキラにもこの事を教えましょうか?

 あの子の事です、今度は殺してでも貴方を止めようとしますよ。)


(しかし・・・)


(まだ言いますか!!)


 しかたありませんね。


「今夜も可愛がってくださいね、ご主人様。」


パキィィィン


「「アキト君(さん)」」


 ミナトさんとメグミさんがどアップでアキトさんに迫ります。

 後ろではユリカさんも何やら暴れています。


(なんだかブリッジが燃えているな。)


(俺も萌えてる・・・)(ボソッ)

 

(さあ次はどんな爆弾発言をしましょうか。)

(わ、解った、でも俺は自分が許せないんだ。

 もし自分を許すことが出来たら・・・)


(・・・まあ良いでしょう、

 その代わりちゃんと探してくださいよ、

 自分を許せる方法を。)

 

(・・・ああ、努力する。)


 さて、この状況はどうしましょうか・・・


「ね、姉さん、冗談だよね?」


 何時の間にか復活したアキラがかなり不安げに聞いてきました。

 ちょうど良いタイミングです。


「勿論です。」(キッパリ)


「「へ?」」


 ミナトさんとメグミさんがこちらを見て間の抜けた声を出します。


「だから全部冗談ですよ。」


「本当?ルリルリ。」


「当たり前です、アキトさんがそんな変態なわけないじゃないですか。」


「そ、そうですよね、びっくりしました。」


「もう、冗談にしてはやりすぎよ、ルリルリ」


「すみませんでした。」


 ここは素直に謝っておきましょう。


(アキト、早く自分を許せるようになってね。)


(俺も出来るだけ力になろう。)


(ありがとう、ラピス、カイト、それにルリ。)


(いえ、ちゃんと皆で幸せになりましょうね。)


(ああ、解った。)


(じゃあアキト、またね。)


(そっちもがんばれよ。)


(うん。)


 そう言えば宇宙に上がってからラピスとのリンク精度が悪いですね、

 今度調べておきましょう。


「ねえアキト君、その鎖は何のために持ってるの?」


『ああこれか?これは・・・』


 ミナトさんの質問を受けたアキトさんが「ルリルリ特製ムネタケ人形」の方を向きます。


 因みにこの人形は外見はあのキノコで人形といっても逃げたり攻撃したりしてくる、

 訓練専用の人形です。


 アキトさんは鎖を構え・・・


ヒュッ


ゴトッ


 鎖がしなり一瞬にしてムネタケ人形の首が落ちます。


『こうしたり・・・』


シュッ 


ドスッ


今度は心臓部分に鎖が刺さります。


『こうしたりする物なんだよ。』


「・・・す、すごいんだね、アキト君」


「すごいです、アキトさん。」


 ミナトさんとメグミさんはアキトさんの実力を見て驚いています。

 また見せ付けているんですね(怒)・・・

 これについてもお話が必要のようですね、アキトさん。



 それからアキトさんとカイトは食堂に向かいました。


 
「ねえ、姉さん、さっきのは何処までが冗談だったんですか?」


 アキラが真剣な顔で聞いてきました、他の人には聞こえないように。


「秘密です。」


「姉さん!」


 どうも本気のようですね。


「鎖でって所からです。」


「・・・」


 今のアキラは「判ってはいたけど・・・」

 と言う表情をしていますね。

 そう、研究所から救出され、アキトさんが復讐を誓ったあの日・・・





『アキトさん、お願いがあります。』

 
『なんだ?』


 振り向こうともせず答えるアキトさん。


『私を・・・犯してください。』

『!!何を言っている。』


 今度は振り向いてこちらを睨む。


『私はあの研究所で何もされていません、

 アキトさん達が苦しんでいるのをただ見ているだけでした、

 だから・・・』


『そんなもの理由にならん!!馬鹿なことを言うんじゃない!!

 お前は無事だったんだ、俺なんかに付き合うよりアキラの所に・・・』


『今更帰れと言うのですか?

 帰れるわけ無いじゃないですか・・・

 もういいです、アカツキさんに頼みますから。』


 私が部屋を出ようとしたとき。


『待て!

 解った・・・いいんだな?』


『はい、お願いします。』


 そして私はアキトさんに身を委ねました・・・






 あの時、アキトさんにああ言ったけど、私は・・・


「ところで艦長は?」


 ミナトさんの声で私の意識は現実に戻されました。

 そう言えば戻ってきていませんね・・・

 まさか・・・


「アキトさん、ユリカさんはどうしました?」


 私は慌ててアキトさんに通信を繋ぎます。


『えっ?ユリカか?

 ・・・ああああ、まだトレーニングルームだ!!』


「あのまま放って置いたんですか?!」


 私が急いでトレーニングルームに向かい

 ユリカさんを解放したところ・・・


「う〜〜んアキトなら・・・

 でもでも、初めては普通が・・・」


 などと悶えていたので

 とりあえず、特製ハリセンで叩き伏せておきました。

 その時なぜか手に力が入ってしまい、ユリカさんが気絶したのは失敗でした。






 お腹が空いたので食堂に行ってみると・・・


「で、テンカワそこで素早くダシを取る!!」
 

「はい、ホウメイさん。」

 
 アキトさんが、ホウメイさんに指示を仰ぎながら料理をされていました。

 アキトさんはあの戦闘服もかっこいいですけど、エプロンも似合います。


「しかし、エースパイロットのコックとはね〜

 あんたも珍しい奴と言うか、不思議な奴と言うか・・・」


 そんな事無いですよ、ホウメイさん。

 もともとアキトさんは、コックになりたかったのですから・・・

 あの、忌まわしい事件が無ければ・・・

 
「そうですね・・・まあ異色のパイロット、っていうのは認めますけど。」

 
 アキトさんが照れながら、ホウメイさんに返事をします。

 でも、料理をするその顔は本当に楽しそうです。

 やっぱりアキトさんには、笑顔が一番似合いますね。

 
「でも、アキトさんは料理もお上手ですよね!!」
 

「そうそう、強いし料理も出来るし頼れる人よね。」


「そうよね、アキトさんだったら私・・・」
 

「何を言ってるのかな、この子は!!」

 
「大胆発言よね!!」
 

「ははは、光栄だなそんな事言って貰えると。」

 
 ・・・あら、敵がこんな所にも。

 
(アキトさん、後でゆっくりお話しましょう?)


(あ、ああ良いけど。)
 

(アキト、ルリが怖い。)


(ああ、何を怒ってるんだろう・・・)


 これだから天然は困ります、

 アキラと一緒に対策を練らなくては・・・







「我々は〜、断固ネルガルに抗議する〜!!」


 暫くすると艦内で叛乱が起こりました。

 解っていた事なので私は事前にブリッジを脱出しました。


 暫く廊下を歩いていると訓練を終えたカイトと逢いました。


「あら、カイト、訓練は終わったの?

何処に行くんですか?」


「ああ、これから部屋に戻ってシャワーでも浴びようと思う。」


「じゃあ、久しぶりに一緒にお風呂に入りましょうか。」


「そうだな、こっちに来てからは初めてだな。

 前まではずっと4人一緒に入ってたのに。」


「それはしかたありませんよ、

 じゃあ行きましょう。」








作者注:アキラ視点へ




 はぁ、なんであんな事のために一致団結するんでしょう?


 騒がしいので逃げてきてしまいました。

 
 あ、でも今は人事じゃありませんね。

 私も兄さんと・・・


 とりあえず今は義兄妹である事を上手く使っていかなくては。

 ただでさえ姉さんには敵わないし。

 部屋に忍びこもうにも、兄さんはカイトさんと相部屋ですし。

 なんとかカイトさんを一日どうにかできないものでしょうか・・・
 
 
 なんて、考え事をしているうちに大浴場の前に来ていました。

 そうですね、敵が来る時間はわかってますから。

 少し汗を流していきましょう。

 今から出来うる限り女を磨かなければなりませんし。


 プシュッ!


 脱衣所には入るとすでに先客が二人いました。

 こんな時間に?二人?一人は姉さんだとしても・・・


「・・・やっぱり綺麗な髪ですね・・・」


「・・・ルリの髪の方が綺麗だろ・・・」


 えっ!この声、姉さんとカイトさん?

 そんなアキト至上主義者の一人である姉さんが兄さん以外の人とお風呂に?


「・・・また髪が伸びましたね、

 早ですね、これも異常自己治癒能力の影響でしょうか・・・」


「・・・そうかもな、アキトも綺麗だと言ってくれたからあまり切りたくないな・・・」


 そんな信じられない、姉さんが、あの姉さんが・・・


「・・・体のほうも・・・本当に羨ましいですよ・・・」


「・・・それも、元のサイズならルリの方が良かっただろ・・・」


「・・・そんな事ありませんよ、

 でも早くもとのサイズに戻らないと。

 これではアキトさんを悦ばせる事が出来ませんし・・・」


 姉さんが浮気・・・これはチャンスです。


「・・・」


「・・・」


 今のうちに私は兄さんと・・・


「何時までそこに立っているつもりですか?」


「え?きゃっ、姉さん何時の間に・・・え?」


 私が背後から声をかけられて振り向くと。

 そこには姉さんと綺麗な紅い髪の15.6歳くらいの女性が立っていた。


 む、元の私よりちょっとだけスタイルが良いです・・・ちょっとだけ・・・うう、負けた・・・


 ってそんな事より。


「姉さん、カイトさんと入っていたんじゃあ?」


「何言っているんですカイトなら居るじゃないですか。」


「え?どこに・・・もしかして・・・」


「ああ、知らなかったんですね、この子がカイトですよ。」


「で、でも男物の制服を着てましたし・・・」


「ああ、それはスカートだと動きづらいからプロスに変えてもらったんだ。」


 カイトさんが女性?それじゃあ・・・


 私は兄さんにコミュニケを繋ぎました。

「兄さん、お聞きしたい事があります。」


『ん、アキラ今何処に・・・』


『困りますよ、アキラさん、仕事中に抜け出されては。』


 兄さんとの間にプロスさんが割り込んできました。


「そんなの今は些細な事です。」


 私には珍しい大声を出しました。

 皆さん驚いていますが今はそんな事どうでもいい事です。


「兄さん、カイトさんって女性だったんですか?」


 私はウィンドウで兄さんに詰め寄ります。


『ああ、そうだが・・・

 今まで気付かなかったのか?』


『へぇ、綺麗な子だとは思っていたけど、 
   
 女の子だったんだ、でもなんで男の制服なの?』


 ミナトさんはあまり驚いていませんね。


「それは「カイト!!そんな格好でコミュニケを開いてはいけません!!」


シュッズバババババババン


 制服の説明をしようと全裸でコミュニケを開いたカイトさんの大事な部分を

 姉さんが手で押さえて隠している。姉さんも半裸です。


 ・・・つまり全裸の美少女の胸を半裸の姉さんが後ろから鷲掴みにしているのだ・・・

 かなりヤバイ光景だ・・・

 
 そういえば今の音は?

 私がウィンドウを見ると、ブリッジいた男性クルーが目を押さえて悶えている。


『ぐわぁぁぁぁ目がぁぁぁぁ』


 どうやら兄さんが常に装備している鎖で男性クルーの目を打った様です。

 その中でプロスさんだけは目隠しされているだけでしたが・・・

 後にこの事を兄さんに聞いてみたら・・・


「プロスさんだけは後が怖いんだ!!」


 と言っていました。


『そろそろよろしいですか?』


 目隠しされているプロスさんが聞いてきました。


「はい、もうよろしいですよ。」


 二人とももう着替え終わったようです。

 そこに・・・

『なにいぃぃぃぃ、紅い髪の美少女の裸がぁぁぁぁぁ』

 

『妖精の半裸がぁぁぁぁぁ』

 

『くっそぉぉぉぉ見損ねたぁぁぁぁ』

 

・・・・・

 

「「『『『『アキト(テンカワ)(さん)(君)(兄さん)、やっちゃって(下さい)。』』』』」」

 

『了解・・・

テンカワ流操鎖術 奥義

ジャッジメント・チェーン(裁きの鎖)

                                                』

 

 

 唸る鎖が男性クルー(プロス以外)に嵐のように襲い掛かる。

ゴゥゥゥズガガガガガガガガガガァァァアァァァアアァァアン

 

27HIT

 

『愚かな・・・』

 

 きめ台詞をいって鎖を戻す兄さん

 ・・・はぁ何時見てもカッコイイですぅ・・・

 

 はっ!こんな事してる場合ではなかった!

 

「で、兄さんカイトさんは女性ですね。」

 

『ああ、そうだよ。

 それがどうかしたか?』

 

「どうかしたかって・・・

 兄さんとカイトさんは相部屋じゃないですか!!」

 

『なんですってぇぇぇ。

 アキトどういう事?』

 

 ユリカさんは兄さんに詰めより・・・

 

『おいプロス!!これはどういう事だ。

 完全に契約違反だろうが!!』

 

 ウリバタケさんはプロスさんに抗議しています。

 

『アキトさんとカイトさんはご兄妹ですし。

 契約の方はサインされる前に訂正を願い出ましたから。

 問題はありませんよ。』

 

「兄弟ならいいんですか?

 だったら、私も兄さんと同じ部屋が良いです。」

 

『寝る所はどうなさるんです?』

 

「兄さんと同じベッドで寝れば大丈夫です。」

 

『アキトさんと同じと言われましても。

 アキトさんが今使っている部屋は改築されまして。

 ベットはダブルベッドが一つあるだけですよ。』

 

「『『『『なにぃぃぃぃ!!』』』』」

 

『テンカワてめ〜〜!!』

 

『アキトさんどう言う事ですか!!』

 

『アキト!艦長命令よ説明しなさい!!』

 

『アキト君、ちゃんと説明しなさ。』

 

『テンカワ〜〜〜お前は俺達の敵だぁぁぁ』

 

 等々・・・兄さんに苦情の声が挙がります。

 兄さんも対応に困っているみたいです。

 でも・・・

 

「それで・・・兄さん、どうしてなんです?」

 

「それは俺が頼んだんだ。」

 

 今まで黙って成り行きを見ていたカイトさんが口を挟んだ。

 

「どうしてですか?」

 

「俺はアキトと一緒でないと眠れないんだ。」

 

ピキ!!

 

 さらっと、とんでもないことを言ってくれました。  

 私も含めて殆どの人が固まっています。

 

『べ、別に変な意味じゃないぞ!!

 カイトは生まれと育ちが、かなり特殊だたんだよ!!』

 

 兄さんは必死で弁明しています。

 

(カイトをそんな身体にしたのは誰ですか!!)

 

(何ルリ?それより助けてくれよ。)

 

(私少女ですから。)

 

『う〜〜〜。

 それじゃあ、私もアキトと一緒に寝る〜。』

 

「「『『それは絶対にダメ!!』』」」

 

「ふみぃぃぃぃぃ。」

 

 私と姉さんとリョーコさん、メグミさんの口撃に小さくなるユリカさん。

 

 そう言えば何でリョーコさんとメグミさんまで必死に否定したんでしょう・・・

 ・・・そうですか二人とも敵なんですね、フフフフフ・・・

 

ピッ!!

『敵、接近』

 

 その時、思兼が警告を出しました。

 

『ありがとう、思兼。

 テンカワ アキト出撃します。』


タタタタタタ


 逃げましたね兄さん、でももう逃がしませんよ、フフフフフフ・・・・


『ルリ、アキラが怖い。』


「そうですね思兼、アキトさんも良い妹を持ったものです。」


 フフフフフフフ・・・・

 

 

 

 

 

あとがき

ドカーン

ナニナゼナデシコ〜

ルリ:良い子の皆さんこんにちは、説明少女ルリです・・・ってまたこれですか!!

作:早く慣れろ。

ルリ:こんなのに慣れたくありません!!それになんですかこのまとまりに欠ける終わり方は?

作:・・・俺ではこれが限界・・・

ルリ:まあそうでしょうね・・・で今回は何ですか?

アキト:今回のお題はこれ「オリキャラの人間関係補足」。

作:まずアキラ、ハーリー、サブロウタは劇場版のルリ、ハーリー、サブロウタのルリをアキラに変えただけ。

 だからハーリーはアキラにぞっこん・・・まあ結ばれる事は無いけど。

ハーリー:ど。どしてですか!!

作:ダメだよ勝手に出てきたら。

ハーリー:だからどうして結ばれないんですか!!

作:それは君が不幸になる為だけにこの世界にいるからだよ。

ハーリー:どうして僕が?

作:それは俺はお前が嫌いだから。

ルリ:どうしてハーリー君が嫌いなんですか?

作:それは劇場版でハリがルリと寝たからだ。

ハーリー:なっ、それは僕じゃないし、それにただの添い寝じゃないですか!!

作:殺す理由としては十分過ぎる。

  だが殺さない、死など一瞬の苦しみ、一生生き地獄にしてくれる

ハーリー:う、うわぁぁぁぁぁぁ

 ハーリーはハーリーダッシュを使った・・・

ダダダダダダダダダダ・・・・・・

 

アキト:この世界でもハーリーダッシュは早いんだなあ。

 

作:あんなのほっとこう。

  それでサブロウタとアキラはちょっとだけ結びつきが強くなっています。

  ルリ、カイト、ラピスは本当に仲が良くカイトとラピスにとってアキトとルリは

  私(俺)はアキトとルリの手、足、耳・・・・・だと主張しています。

アキト:こんなものか?

作:そうだな。

ルリ:それではまた次の話でお会いしましょう。(読んでいる人がいたら)

作:でわでわ〜〜〜。

 

 

 

 

 

 

管理人の感想

 

 

T-SAKAさんからの投稿です!!

か、過激ですね、ここのルリルリ(汗)

しかし、カイトは女の子だったのか。

・・・一度、契約書を詳しく見てみたいな(笑)

それにしても、アキトはますます誤解を深めていくな〜

何処まで誤解なのか知らないけど(爆)

 

それでは、T-SAKAさん投稿有難うございました!!

 

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